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No.1486へ返信

all 2人の真中淳平 - れいじ - 2009/01/28(Wed) 21:49:17 [No.1485]
2人の真中淳平 第−1話 side B - れいじ - 2009/04/01(Wed) 14:58:40 [No.1490]
2人の真中淳平 第−1話 side A - れいじ - 2009/02/01(Sun) 23:46:30 [No.1489]
2人の真中淳平 捕捉2 - れいじ - 2009/01/30(Fri) 14:52:52 [No.1488]
2人の真中淳平 捕捉1 - れいじ - 2009/01/30(Fri) 14:29:49 [No.1487]
2人の真中淳平〜プロローグ - れいじ - 2009/01/28(Wed) 22:22:39 [No.1486]


2人の真中淳平〜プロローグ (No.1485 への返信) - れいじ

真夏の日差しが1人の少年を照らしていた。

「やっべーこのままじゃ遅刻する!!」
そう1人叫ぶと同時に彼は通学路を全力で走り始めた。
この走る少年の名は真中淳平。
彼は普段起きる時間より大幅に遅れて起床したため学校に遅刻しそうなのである。

「一限は黒川先生の授業だから遅刻したらどうなるかわからない…急がないと。」


そしてもう1人の淳平も全く同じ状況にいた。

「やばい!!やばいよ!!!早くしないと…西野は俺の事置いて先学校行ってるしさーまぁ寝坊した俺が悪いんだけど…」

そんな2人はある曲がり角にたどり着いた。その瞬間、

「「いてっ」」
何かにぶつかった事を理解した2人は目の前を見た。

「「…あれ?なんもない?」」
まるで空気の壁にぶつかったかのような感覚。不思議に思った2人だがそんな事を気にしている余裕はなかった…

「「なんだ今の?ってそれよりも早く行かないと…」」

2人にはお互いが見えなかった。それもそのはず。2人は別世界の人間同士なのだから…
なぜその2人がこうしてぶつかったのかはわからない。ただもし神族がいるならこれは神様のいたずらであろう。そのいたずらにより、この2人はこれをきっかけに大きく人生を変えることとなるだろう。そしてそれと同時に周囲に大きな影響を与える事にもなるのだろう。なぜなら2人は自分ともう1人の世界がお互いに入れ替わってしまったからだ。


[No.1486] 2009/01/28(Wed) 22:22:39
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