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R「喪失」 10 (No.797 への返信) - お〜ちゃん

10











チュッ・・・・・

小さな音と共に、ゆっくりと二人の体温が離れていく
そっと眼を開けると、目の前に瞳を潤ませたつかさがいる


「西野・・・・」

「・・・・淳平くん・・・」


か、かわいいよ・・・西野・・・


再び唇を重ねあう


「ん・・・・むぅ・・・・」


しっかりと繋がれた手に力が入る


淳平の体温が一気に急上昇していく


西野って・・・こんなに細くて・・・小さくて・・・


「んぅ〜・・・」

つかさの眉がやや苦しそうに弓を描いた


「あ、ごめん!つ、つい力が・・・・」


慌てて力を抜いて手をほどいた


「ううん・・・平気。それに・・・」


一度離れたその身体に、もう一度確かめ合うように強くしがみつく


「こうしてると・・・すごく安心する・・・」


ドクッ・・・


「に・・・に・・・西野!!!」


「えっ・・・キャッ!?・・・ん・・・んんぅぅ〜〜〜」


淳平はつかさの唇に強く押し付けた


「ん・・・・んぅ〜〜・・・・・」


「はぁ・・・はぁ・・・・西野・・・」


「ん・・・淳平く・・・ん・・・」


チュ・・・・・チュッ・・・・・


一度入ったスイッチはなかなか止まらない


時折漏れるつかさの声が、更に淳平の行為を加速していく


「う・・・・・うぅ・・ん・・・・・・・・・・・・」


淳平の舌がつかさの口の中へと滑り込んだ


あ・・・淳平くんの・・・・


つかさの口の中で、舌が激しく動き回る


な・・・なんか・・・嬉しい・・・


求めてくる淳平の舌に応えるようにつかさもその柔らかい舌を絡ませた


クチュ・・・ペチャ・・・

  チュ・・・  レロ・・・


絡み合う音とともに、お互いに唇からは交じり合った唾液が零れ落ちる

だが、それを気にすることもなく、ただ今を感じあうのに精一杯な2人はぎこちない動きでお互いを精一杯確かめ合うようにキスをくりかえす


西野・・・西野・・・


柔らかいつかさの舌が淳平の舌に触れるとどちらからともなく舌を絡ませあう


「ん・・・はぁ・・・・・・あ・・・・」


つかさの口から時折漏れる声


その度に刺激され、もっと、もっとその声を聞きたいと淳平は更に奥へと求め続ける


つかさの手が淳平の頬を撫で回す

それはまるでとても大切なものを丁寧に扱うかのごとく優しくもあり、容を確かめるがごとく強くもあった


冷たい小さな手のひらに頬を撫でられ、淳平の中でつかさに対する愛おしさが増していく



西野・・・・



気付くと自らもつかさの髪を、頬を、首を掻き毟るように撫でまわしていた


交差する2人の腕


やがて、淳平の手がつかさの背中へと回る


ピクン!


一瞬つかさの身体が硬直するが、すぐに大丈夫と言わんばかりに淳平の身体にしがみついた


「西野・・・・  柔らかいよ・・・」


大きな手の平が、優しく背中を撫でまわす


つかさはその暖かさにただ身を任せた


時折離れては見つめあい、そしてまた重なり合う唇


2人だけの優しい、そして静かな時間はやがて終焉を迎える


「あ・・・や・・・ん・・・」


つかさの小さな丘の上に淳平は手を回した


す、すげぇ・・・柔らかい・・・

そして・・・  この西野の表情・・・・


か・・・かわいい・・・


訪れたその感覚に、つかさは顎をあげ、眼を瞑る

弓なりになるその綺麗な眉

熱くなる頬に恥じらいを感じつつも、淳平に包まれたこの暖かさに今は全てを忘れていた


じゅ・・・淳平くん・・・


いつの間にか解けた手が、つかさの双丘を撫でまわす


「あ・・・・はぁ・・・・・くぅ・・・ん・・・・」


かわいい声が淳平の脳を刺激し、手に力が入っていく


あ・・・少し・・・

痛い・・・・


力の加減をしらない淳平は、つかさの身体に夢中になっていた


でも・・・


つかさは淳平の髪を両手でつかみ自分から強く唇を押し付けた


でも・・・もっとしていいよ・・・

淳平くん・・・  もっとして・・・


つかさのかわいい舌が淳平の舌を探し求める


突然のつかさからの行為に一瞬眼を丸くするも、もたらされるその快楽を受け流すことは出来ない


応えるように三度絡ませる


風呂上りのつかさの身体からは石鹸とシャンプーの匂いがしていた

が、それ以上にバイトで染み付いたのであろうか。ほのかな香りが漂い、それがつかさ自身の香りと混ざって例えようもない甘い匂いとなっていた


西野・・・こんなにかわいいなんて・・・

西野・・・西野・・・・・


動く手の平が、小さな突起に触れた


「ん!?・・・・ん・・・あぁ・・・」


つかさは突然の刺激に声が漏れた


やだ・・・は・・・恥ずかしい・・・


ドクン  ドクン


淳平の鼓動が早まっていく


い、いまのって・・・あれだよな・・・・

え?・・・・ってことは西野・・・


眼を瞑るつかさを見つめながら、今一度同じように小さな突起に触れるように揉んでみる


「あぁ・・・・は・・・・はぁ・・・・ん・・・・」


小さく開いた口から漏れるその声は

明らかに淳平のその行為からもたらされた感覚によって出たものであった


西野・・・

気持ちいいんだ・・・



何もかもが初めてであった

それはつかさにとっても同じである

あのような事があったとはいえ、初めてお互いに愛し合い求め合う行為


眼を開ければ愛しい人がいる

今はそれだけでも十分なはずであった

だが、若い二人は止まることなく、愛に夢中になっていた


「に・・・西野・・・はぁ・・・・ん・・・」


何度唇を重ねたことであろう

眼を合わせれば求め合い、離れてもすぐに吸い寄せられていく


西野・・・西野・・・


甘い刺激は、淳平の理性を溶かしていく


「ん・・・あ・・・・・・や・・・・やだ・・・・・」


淳平は両手でつかさの寝巻きを首まで捲くり上げた


容の良いお椀形の双丘が姿を現した


ゴクン・・・


綺麗な白い肌

小振りではあるが、上を向いたかわいい胸

そして、その先端の小さな乳首


こ・・・これが西野の・・・

す・・・すげぇ・・・・

夢にまで見た西野の・・・胸・・・


大きく見開いた眼

淳平は両手をつかさの胸に伸ばした


「あ・・・・あぁ・・・・はっ・・・・ん・・・・んぅう・・・・」


直に触れると更に柔らかい

顎を上にあげ、ため息とともに漏れるその声は先ほどとは違い何処か甘い息と化していた


や・・・あたし・・・淳平くんに・・・

で・・・でも・・・


つかさは淳平の顔を見た

自分の胸へと顔を近づけていく淳平の姿が見える


でも・・・・・

嬉しい・・・・


「あぁぁ・・・・・あん・・・・・・はっ・・・・く・・・・・んぁ・・・」


淳平は目の前にあるつかさの頂きを口に含んだ


「ん・・・・・じゅ・・・・んぺい・・・・・くぅ・・・あん・・・・」


西野の胸・・・

西野の乳首・・・

西野・・・

西野・・・


淳平はつかさの胸にしゃぶりついた

小さく尖ったその先端を舌で転がすと、その度につかさの口から甘い声が漏れる

その声をもっと聞きたいがために、更につかさの胸全体に舌を這わし、手で揉みながら先端へと絞るようにして更に舌先で嘗め回す


「あぁぁぁぁ・・・・・・は・・・・はぁ・・・はぁ・・・・や・・・ん・・・・・」


つかさの両手が淳平の髪を掻き毟る

だが、その行為は決して嫌がるものではなく、むしろ自らの胸に淳平を押し付ける行為になっていた


チュパッ・・・チュ・・・・

レロ・・・・・チュ・・・・・ピチャ・・・


下から持ち上げるようにもまれた胸

ツンと尖った先端はすぐに淳平に捕らえられ、その度に痺れるような感覚がつかさの首筋へと流れていく


「はぁ・・あぁ・・ん・・・・じゅ・・・・淳平く・・・・・ん・・・・」


つかさの胸に夢中になっていた淳平だが、その言葉に視線をつかさに向けた


「に・・・西野・・・・・」


「き・・・・・」


「ん?どうしたの・・・・西野・・・・」


つかさの言葉に淳平は自分が何か間違ったことをしてしまったのか、痛くしてしまったのかと不安になった


「あのね・・・・」


「あ・・・・う・・・うん・・・」


つかさは頬を染め、淳平の顔をまともに見ることができずやや斜め下を向いた状態でつぶやいた


「き・・・気持ちいい・・・・」


「に・・・西野・・・」


まさかつかさからこのような言葉が出るとは思っていなかった


「西野・・・俺もすごい興奮してるんだ・・・」


「淳平くん・・・」


小さくキスをする


「ねえ・・・」


つかさが甘えた声で淳平にお願いをした


「この格好、結構辛いんだ・・・・脱がしてくれる?」


両手を胸の前で組み、もじもじと恥らいながら淳平にねだる


「西野・・・・・」


か、かわいいよ・・・西野・・・・・・


中途半端に捲くれた寝巻きに手をかけた


つかさは両手を挙げると、淳平はゆっくりとつかさの寝巻きを脱がし始めた


う・・・・西野の胸が・・・

モロに・・・・・

首のところでつっかかった状態のまま、淳平はつかさの反った胸を凝視した


す・・・すげぇ綺麗だ・・・

西野最高だよ・・・やっぱ西野凄いかわいいよ・・・


「ね・・・ねぇ・・・淳平くん?」


目の前が真っ暗な状態のつかさが不安になって淳平に話しかけた


「あ・・・あぁごめん!今・・・・」


「ぷはぁっ!」


淳平はつかさの寝巻きを脱がしてあげた


「え・・えへへ・・・なんか・・・・照れちゃうね」


両手を足の間に挟み、ちょこんと座り込むかわいい仕草


「西野・・・その・・・・・」


「ん?何??・・・」


淳平は鼻のアタマをかきながら


「西野の身体・・・すごい綺麗だよ・・・」


「や・・・やだ・・・・・・」


つかさは咄嗟に胸を両手で隠した


「あ・・・ごめん!別に変な意味とかじゃなくって・・・その・・・」


淳平は慌てて取り繕ったがつかさはすぐに切り替えした


「わかってるよ!淳平くんのこと、あたしよくわかってる」


「西野・・・」


つかさは笑顔を向けた


「でもね・・・淳平くん・・・」


つかさは突然真剣な表情をした


「な・・・何・・・・??」


つかさが両手を下ろすと、ふたたび綺麗な胸が露わになる

両手を布団につき、つかさは淳平に近づいていった


「淳平くん・・・・・・」


淳平のすぐ目の前につかさの顔が近づいた

淳平は突然のつかさの変化にとまどいを隠せない


お互いの息がかかる

少し動かせば唇が触れ合う距離


淳平の頬に冷たい汗が流れる


ニコッ


つかさは突然イタヅラっぽい笑みを浮かべると淳平の浴衣を脱がしにかかった


「ぬぁっ!に、西野!何すんだよ〜いきなり!!」


淳平は脱がされそうになる浴衣を押さえながら声をあげた


「だってズルイじゃん!あたしだけ裸なんて!淳平くんも上を脱げ〜」


つかさは笑いながら淳平の浴衣を両手で引っ張った


「だ・・ダメだって・・・浴衣は・・・あぁ・・・・西野〜〜」


「とりゃっ!」


つかさの勢いに負け、ただでさえ脱げ安い淳平の浴衣が見事に脱がされてしまった


「西野〜〜〜〜」


困惑する淳平だが、当のつかさは


「えへへ〜〜♪これでお互いさまだね!」


淳平の浴衣を口元にもっていき、舌をペロっと出して笑った


だが、淳平にとって上半身が裸になることには抵抗がなかった

問題は



下半身がもうどうしうようもなく反応をしてるため、上下一体の浴衣を取られてしまうと、どうしてもその様子をつかさに見せてしまうことになる


淳平は両手を股間に挟んでバレないようにするが、その仕草はあからさまに不自然であった


「・・・何?なんかへんだよ?どうしたの?」


つかさが不安そうに淳平に近づいていく


「あ・・・・あはは・・・」


汗を流しながらやや身体を引く淳平


「どうしたの・・・手? もしかして今ので怪我しちゃったの??」


つかさは半ば強引に浴衣を脱がしたことで淳平が手をくじいたのではないかと心配になった


「い、いや!ホントなんでもない!大丈夫!怪我なんてしてないから・・・」


「ウソ!淳平くん、ウソついてる!」


つかさは悲しそうな顔で淳平を見た


そっとつかさの手が淳平の手に触れる


「わっ!そ・・・西野・・・」


「ゴメンね・・・淳平くん・・・痛くない?・・・」


つかさの手が優しく淳平の手を撫でる


「いや・・・はは・・・その・・・痛いというか・・・」


つかさの心配とは逆に変な反応を示す淳平


「その・・・・」


つかさは怪我ではなく何か別なことを隠してると踏み、淳平の両手を掴んで持ち上げた


「何!どうしたの!!何隠してる〜〜!言え〜〜〜!!」


「う・・・・うわっ・・・!!」


二人の動きが止まった


両手を捕まれ、上を向いて眼を瞑る淳平

淳平の両手を掴んで上半身裸のつかさ

そして

布の上からでもわかるその大きくなった淳平の・・・・


「ははは・・・・」


「・・・・・・・・・」




そっとつかさが淳平の手を離した




下を向くつかさ




「その・・・ご、ごめん・・・・」




淳平はつかさに謝った

何故謝る必要があったのかはわからないが、今までの謝り癖のせいであろう


「西野・・・すごくかわいかったから・・・それに・・・・俺・・・・」


淳平は照れながらも素直な気持ちを言った




「・・・・・淳平くん・・・」


「・・・・西野・・・?」




つかさが口を開きながらゆっくりと顔を上げ、淳平のことを見つめる

頬にかかるその綺麗な髪が、つかさのかわいさを惹き立てる




「アハッ!良かった・・・怪我とかじゃなかったんだね!」




微笑むつかさの眼がやや潤んだ




「西野・・・・」




淳平は胸が締め付けられた




「キャッ・・・・ちょっ・・・・」




つかさは淳平に強く抱き寄せられた




「じゅ・・・んぺい・・・・・」




つかさの言葉は唇で遮られる




「ん・・・・・ううぅん・・・・・ん・・・」




チュ・・・チュッ・・・チュ・・・


ペチャ・・・クチュ・・・チュル・・・・




「西野・・・・・・」


「淳平くん・・・」




唇を離してはお互いの名を呼び合い、そしてまた触れ合う


二人の身体が直に触れ合う





淳平くんの身体・・・



大きくて 暖かい・・・





つかさは胸を淳平の身体に押し付けた

身体全体で淳平の体温を感じていたかった





「・・・・・・・・・」




「・・・・・・・・・」




上気した身体が重なり合う




淳平の声が小さく、そして優しく耳元で囁く








「西野・・・・・・いい?・・・」













コクン















小さな頷きを確認すると、二人の身体はゆっくりと布団の上に重なりあった


[No.838] 2005/02/05(Sat) 02:47:10
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