「もしあたしも泉坂通ってたらこーゆーことよくあるのかな 誰が来てもおかしくない教室で二人コソコソして...淳平くんと同じ高校通わなきゃできないこと今してるみたいで うれしい」
(なんで西野って俺のツボにはまってくるんだろう...学校だしこんなことするつもりじゃないのに...ヤバイ...)
窓の外を見ているつかさ。淳平は後ろにそっと立ち、窓についた右手で彼女の逃げ場を『奪って』いく。
窓が鏡になって今つかさがどんな表情をしてるのかがわかる...
淳平はつかさの首元に自分の顔を埋めた
(西野...)
つかさは両手を窓につけ、後ろに立ちはだかってる淳平を首筋で感じていた
「...あ......っ」
(俺の大好きな西野のにおい...髪の毛もサラサラですごくいいにおいだ...もう学校なんかどうだっていい...また外村や誰かが来てももうどうでもいい...)
淳平は窓につけていた手でつかさを抱きしめた
「...あ......っ」
(すごい...腰とかもものすごく細い...そしてやわらかい...もうダメだ...理性が効かない...)
チュッ...
淳平はつかさの首筋にキスをした
「...あんっ....」
チュッ...チュッ...
淳平は繰り返しつかさの首筋にキスをしていた
「あっ...あんっ...」
つかさは驚きや不安もあったが、何より大好きな淳平が夢中になってくれてるのがうれしかった
そしてつかさは窓に当てていた左手を淳平の頭に回し、右手で腰に回してある淳平の手を握った
「......淳平くん...」
(ハッ!!!)
つかさの声で淳平は我に返った
「ごっ、ごめん西野!!!つい...」
(ヤバイ...もしかして西野嫌だった...西野に嫌われたかも...)
淳平の頭の中では悪い想像が走馬灯のように駆け巡っていた
だが...
「淳平くん......おねがいだから......もっと...キスして...」
ドクン...
淳平はつかさの一言で完全にスイッチが入った
[No.1085] 2005/04/18(Mon) 16:45:52 c-67-168-241-38.hsd1.or.comcast.net |