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R宴1 (親記事) - お〜ちゃん



「おいっ!早く持ってこいよ、このグズが!!」

「ホント、こいつ何をやらせてもとろいなっ!!」

大きな声が僕に浴びせられていた。いつものことだ。

「すみません・・・買ってきました」

「おせぇよ!このタコ!!」

両手に抱えたジュースを強引に奪い取ると、もう彼らにとって僕の存在意義はない。

「おい、いつまで突っ立ってんだよ!気が散るからどっか行けよ!!」

視線を合わせるわけでもなく、まして顔を向けることもなく。

ただ、僕は背中と会話をしているだけだ。いや、会話とは言えない。一方的に言われ、そして僕はそれに従う。ただそれだけだ。

「すみません・・・」

少しアタマを下げ、僕は居場所のないそこをあとにした。これから何処に行こう。どこに行っても同じなのはわかってる。限られた時間と空間の中で、毎日同じように過ごす。

誰もがそうなのだろうと答えるかもしれない。でも、僕にはそうは思えない。この空間にも居場所はない。学校という空間の中に、僕という『人間』は誰にも認められていない。





学校が終わると、僕は週に3日だけバイトをしていた。本当ならしたくはなかった。でも、今のおこづかいだけではどうしても足りないから已む無く始めた。アイツらがいる限り、僕はアイツらの財布なんだ。学校を辞めたいと何度も思った。でも、アイツらに負けるようでどうしても辞められなかった。いや、そうじゃない。ただ、僕には『学校を辞める』という勇気すらないだけのことなんだ。



「お、おはようございます」

「あ、コータくん!おはよっ!!」

優しい音色のするベルが着いたドアを開けると、そこには今の僕にとってとても居心地のよう空間があった。

「あ、お、おはようご・・・ございます・・・」

「コラッ!下を向いて話さない!話すときはちゃんと目を見て!!」

「は・・はい・・・お・・・おはようございます」

「うん、良くできました!!」

微笑みかけたその表情に、僕は毎日赤面していた。サラサラのショートヘアに綺麗な白い肌。スラっとしたスタイル。そして何よりそこら辺のアイドルなんか目じゃないくらいのかわいさ。

最初、僕は大学生くらいかと思ったのだが、もう20代半ばだと聞いてびっくりした。しかも結婚までしてるなんて。こんな素敵な奥さんを持つ人ってどんな人なんだろうと日々想像した。

色んな意味で。


今日はかなり忙しかった。最近できたお店だったので、どうせ客も少ないだろうし、バイトの人数も少ないだろうからという軽い気持ちで入ったのだが、実際オープンして3ヶ月。店頭に並べられるケーキのおいしさが口コミとなって広まり始めたのだろうか。徐々に客足は増え、今日は全て完売というオープン時以来の快挙を成し遂げた。たまに会社員風の人たちが自宅用にと大量に買って行く事もあったが、それはケーキ目当てではないことは明らかで、チラチラと視線を厨房の方へ向けてはニンマリとしていた。


「さ〜〜って、お疲れ様!!」

「そうですね、今日は夕方からあっという間って感じでしたね!」

みんなが挨拶をする中、僕は店の人たち数人と一緒に最期に店を出た。

「今日はみんなありがとう!まさか全部売り切れちゃうなんてね♪」

「いえいえ、だってつかささんのケーキとってもおいしいですもの!当然ですよ!」

「おやおや?久美ったらホントは余ったケーキが貰えなくて残念なんじゃないの?」

「な、何ーーー!?そ、そういうアンタだってそうでしょ!!こないだだって帰り道で3個も食べたくせに!」

「ど、どうしてそういうことを言うのよ!こ、こんなところで!!」

「フフフ いいのよ、じゃあ今度は売り切れそうな時はみんなの分を別に作っておかないとね♪」

「ヤッターーー!!」

「ヤッタじゃないわよ、このバカ!!」

「何よ〜〜!!」

女の人というのはどうしてこうも賑やかなんだろう。バイトをしている時は掃除をしたり、洗いものをしたりしてるので会話がないから楽なんだが、この帰宅時の一瞬だけ。この一瞬だけが嫌が応にも会話に巻き込まれてしまうことがあり、苦手だ。

「コータくん、それじゃアタシ達はこっちだから。気をつけて帰ってね」

「あ・・・・は、はい」

つかささんの笑顔に僕はまた赤面しながら、小さく呟くことが精一杯だった。





「ねぇ、つかささん。何でコータを雇ったんですか?」

「あ、そうそう!それ、アタシも聞きたかった!だって男の人を雇うなんて初じゃないですか??」

「クスッ 実はね、今まで男の人が面接に来たことってなかったの」

「え?そうなんですか?!」

「うん、だからね、コータくんは記念すべき第一号ってわけ」

「ま、まさかそれだけが理由・・・・」

「え?ダメなの??」

「い、いえ・・・そういうわけじゃ・・・」


[No.1329] 2006/10/27(Fri) 01:16:17
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R宴2 (No.1329への返信 / 1階層) - お〜ちゃん




はぁ・・・つかささん・・・・かわいいな・・・

バイトの帰り、僕はいつもつかささんのことばかり考えていた。バイト中の仕草、笑顔、話し方。全てを出来る限り思い出し、そして幸せな気分に浸っていた。

家に帰っても同じことで。時にはつかささんのことを思いながら布団の上で一人興じることもあった。

「よう、コータじゃねぇか」

「えっ!?」

一瞬にして背中が寒くなり、僕は今までの幸せな時間が全て消えてしまった。

「おい、コータじゃねぇかって言ったんだよ、お前はコータじゃねぇのかよっ!!」

ドカッ

「グッ・・・」

手加減のない拳が、僕のお腹にめり込んだ。

「コ・・・コータです・・・」

僕はお腹を押さえながらかがみこんだ。

「おい、誰が座れって言ったんだよ、立てよ」

「・・・す・・・すみません・・」

ズキズキという感覚に耐えながら、僕は震えながら立ち上がった。

「お前、こんな所で何やってるんだ」

「あ・・・い、いえ・・・その・・・」

コイツらにバイトのことは知られたくなかった。ましてやバイト先については絶対に知られたくなかった。

「まぁいいや。それよりよ、さっきまでお前と一緒にいた人、あれ誰なんだよ?」

見られた!?

「え?・・・・だ・・・誰って・・・」

「とぼけてんじゃねぇよ!お前、さっき女3人と歩いてただろうがよ!!そん時にいたあのメチャクチャかわいい女は誰だって聞いてんだよ!!」

胸倉を掴まれ、僕はアタマの中が徐々に真っ白になっていった。

「バ、バイトの・・・」

「あぁ?」

「バ、バイトの人です・・・・」

「・・・・ほぉ・・・」

強い力から開放され、僕は咳き込んだ。

「明日、昼休み必ずいつもの所に来いよ」

もっと色々と聞かれ、ヒドイ目に合わされるかと思ったが、意外にも僕はそこに一人取り残された。










昼休み、僕はいつものようにいつもと同じ場所にいた。

「そ、そんなこと・・・」

「うるせぇっ!いいから言うとおりにすればいいんだよ!!」

「無、無理だって。そんな僕には・・・」

「無理無理言ってんじゃねぇよ!やるのかやらないのか。俺が聞いてんのはそれだけだ!どっちなんだよ!!」

一斉に向けられた視線。鋭い眼光が僕を睨みんで離さない。背中ではない。真っ向から見られるというのはこうも威圧的なんだろうか。

「・・・・・・・」

沈黙というのが、こうも怖いと感じたのはたぶんこれが初めてだったと思う。

「・・・・・・・」


「わ・・・わかりました・・・」


「よし、じゃああとは俺たちが連絡するまで誰にも言うんじゃねぇぞ、わかったな」

「・・・・はい」

穏やかな口調が、僕にはとても恐ろしく感じた。















「お疲れさま♪それじゃコータくん、また明日もよろしくね!」

「あ・・・はい、お疲れさまでした」

僕はいつものようにバイトを終え、そしていつもの場所でつかささんと別れた。今日は他のバイトの子はいない。テスト期間中になったので試験前勉強で休みだった。

その中、僕は敢えて今日バイトを入れていた。

そう、今日しかないと思ったからだ。







「あ、あの・・・・すいません!!」

息を切らした少年が今まさに家に着きそうだったつかさに声をかけてきた。

「ん?何??」

「あ、そ・・・その・・・」



「コ、コータが・・・・」

「え?コータくんが!?」

「は、はい。バイト先の、確か・・・つかささん?ですよね?」

「うん、そうだけど、コータくんがどうしたの??」

「じ、実はさっき俺らとバッタリ会ってついついふざけあってバイクに乗ってたら転倒しちゃって・・・」

「えっ!?ケガは!?大丈夫なの!?」

「はい、たぶん大丈夫だと思うんですが何せあいつ、無免許なんで・・・」

つかさはその言葉で何となく意図を掴んだ。

「バレるとマズイってこと?」

「は、はい」

下を向いたまま少年は両手で拳を振るわせた。

「それで、どうしようかって言ってたらアイツ、さっきあなたと別れたばかりだから追いかけて相談してみてくれって」

「わかった、ちょっと待ってて!救急箱持って来るから!!」

「あ、ありがとうございます!!」

つかさは少年を残すと、急いで路地を曲がり自宅から救急箱を持って来た。

「場所は何処なの?」

「こ、こっちです!!」

つかさと少年は暗い道を必死になって走っていった。










「ここです!とりあえずこの中で休ませてます!!」

公園の片隅にある『地区公民館』。

入り口の前に一台のバイクが停められていた。

「誰かいないか叩いたんですが、誰もいなくて。そしたらドアが開いてたんで」

「いいから、とにかく急ごうよ」

「はい」

明かりの着いた廊下を通るとすぐに「救護室」と書かれた部屋から明かりがもれていた。

「コータくん!!」

つかさは勢いよく部屋に入った。

「えっ!?コ、コータ・・・・く・・・ん・・・」

つかさは眼を丸くした。

イスに後ろ手で縛られた姿。殴られたのであろう、唇から流れる血と青くなった顔。そしてボロボロになった衣服。

それがバイクの転倒によるものではないことは一目瞭然だった。

「き、キミ達、一体何をしてるの!!」

つかさは救急箱を開けながらコータの方へと走りよった。

「おっと、動かないでくださいよ」

つかさは足を止めると、その少年を睨み付けた。

「これ、何だかわかりますよね?これでプスっと刺したら痛いだろうなぁ」

少年はコータの頬に鈍く光る先端を突きつけた

「知ってます?一気に突き刺すよりも、この皮膚の表面を薄く切りつけていく方が痛みがひどいらしいですよ」

「や、やめなさい!キミ達、これがどういうことがわかってるの!!」

「えぇ、わかってます。でもね、僕たちはまだ未成年ですし、それにこいつは何があっても絶対にしゃべらない。」

「そういうこと。あとはあなたが、つかささんが黙っててくれればいいだけなんですよ」

ニヤニヤと笑いながら前と後ろから少年たちがゆっくりと言葉を発していた。

「何を言ってるの!?コータくん、早く帰ろう!!さぁ、早く!!!」

「ダメですよ」

「はい、そうですかと返すわけにはいきません。」

「そういうこと、何となくわかってるんじゃいの〜〜??」

ジリジリと近寄ってくる少年たち。少年とはいえ、高校生ともなれば身体も大きく、体力的にはもう大人だ。運動神経のいいつかさでもこの3人をかわして逃げることは容易ではない。ましてやコータを残してはどんなヒドイ目にあわされるかわからない。


「どうしろというの・・・」

つかさは二人を警戒しながら、今の現状を冷静に把握した。

この少年たちの目的。金銭的なものなのだろうか。だが、それならばまだいい。お金で解決できるのであれば。ただ、最悪の場合。そう、その最悪の場合を想像すると・・・

「もうわかってるんじゃないの?つかさちゃん」

廊下から低い声が届いた。

「誰・・・!?」

つかさが振り向くと、そこには一人の大人の男性が立っていた。浅黒い顔にやや茶髪なその男は、壁に肘をかけながらつかさに話しかけた。

「あれ?誰って、ひどいなぁ。俺のこと忘れちゃったのかな」

「あんたなんか知らないわ!それより、これはどういうことなのよ!!」

「あらら〜知らないときましたか。そうですか。ま、しょうがないか。俺なんかつかさちゃんから見たらその他大勢の中の一人だったからな」

「その他大勢・・・?」

「そう、まだわからない。そうだね、あの頃俺たちはこう呼ばれてたなぁ・・・」

男は不適な笑みを浮かべながら部屋の天井へ視線を移し、そしてつかさに鋭い視線を向けた

「親衛隊ってね」

「!?!?」

つかさの身体に戦慄が走った。身体中に寒気が沸き起こる。

想像していた、いや、それ以上に最悪の事態が今まさに目の前の現象となっていた。

「俺達さ、あれだけつかさちゃんの為に一生懸命だったのにさ」

男は一歩、また一歩と足を踏み出した。

「それなのに、それなのに真中なんてやつと一緒になっちまいやがって」

男はつかさの正面に立つと、ゆっくりと手をつかさの頬へと持っていった。

「ちょ、やめてよっ!」

大きく弾かれた手を押さえながら、男は顎でつかさの後ろを指した。

「彼がどうなってもいいの?」

「・・・・クッ・・・」

下唇を噛み締め、つかさは男を睨み付けた。

「くぅ〜、たまらないね。やっぱかわいいよ、つかさちゃんは。こんな顔、真中も見たことないんだろうな。」

「・・・・・用件は何なの」

「いや、別にね。たださ」

男の手がつかさの首筋を撫でながら、徐々に徐々にと豊かな膨らみへと移動していく。

「ただ、俺たちの相手をちょっとしてくれればいいだけ。それだけさ」

「さ、最低ね・・・」

「最低・・・か。ま、どうとても言っていいよ。どうせもうすぐそんな言葉も出ないくらい素敵な気分にさせてあげるからさ。」

シャツの上からの感触を楽しみながら、男は不適な笑みを浮かべ続けた。

「さて、どうする?別にこのまま帰ってもいいよ。俺たちはつかさちゃんには何もしない。ただ、わかるよね、その場合は・・・」

男は少年に合図を送ると、少年はコータの頬を思い切り引っ叩いた。

「グッ・・・・・ゲ、ゲホッ・・・・」

「やめてよっ!」

「えぇ、やめますとも。つかさちゃんの返答次第でね。」

「・・・・・・」



あ・・・つ、つかささん・・・ごめんなさい・・・

ぼくが、ぼくが悪いんだ・・・・こんな僕にいつも優しくしてくれてるのに・・・僕が・・・・・




「つ、つかささん!!」

コータは染みる唇の痛みに耐えながら大声を出した。

「逃げてください!!僕は、僕は平気です!!」

「コータくん!」

「うるせぇ!!誰が声出していいって言ったんだよ!!」

ドカッ

太い膝がわき腹にめり込んだが、コータは最期の力を振り絞って声を上げた。

「逃げてください!こいつらの目的はつかささんなんです!!僕はこういうの慣れてますから!慣れてるんです!!だから、逃げて・・・・」

「黙らせろ」

「はい」

少年たちはコータの口にタオルを巻き、その周りをガムテープできつくとめた。

「やめてよ、もうこれ以上コータくんを傷つけないで!!」

「えぇ、わかってますよ。ただ、今のは彼が悪い。俺とつかさちゃんの会話を邪魔した彼がね。」

男は腕組みをしながら長いすに腰を下ろした。

「さて、どうします?」

静かな室内の中、時計の秒針が刻む音と、苦しみに耐える声が入り混じっていた。

「どうすればいいの・・・」

「おぉ、やっぱりつかさちゃんだ。物分りがいいね。」

「そうだね、まずは・・・」

男は立ち上がり、ベッドの方を指差すと

「そこの前でとりあえずそのシャツだけ脱いでもらおうか」

少年たちの視線が一斉につかさに向けられた。

「・・・・わかった。シャツを脱げばいいのね。」

「そういうこと。まずはボタンだけでいいよ。」

つかさは顔を伏せながら、一つ、また一つと胸のボタンをはずしていった。

「くぅ〜〜たまんねぇ!!先輩、俺これだけでもたまんないっすよ!!」

「クックック・・・お前らはまだ子供だからな。おい、それより準備は出来てるんだろ?早く始めろよ。」

「あ、はい」


準備?何?何かを始めようというの・・・・


つかさは男たちの会話に不安を抱きながら、シャツのボタンを全部はずした。

「おぉ〜たまらないね、その姿。下は下着なんだね。少しだけ見えるってのがそそるねぇ」

男は立ち上がるとつかさに近づき、触れることもなく、ただギリギリの距離でつかさの白い肌を楽しんだ。

「先輩、用意できました。」

「おう、よこせ」

少年が男に渡したもの。それは一台のビデオカメラだった。

「や、ちょっとどういうことなの!!」

つかさは思わず身体を隠した。

「おっと、ダメだよ、そんなことしちゃ。」

男はカメラを覗き込みながら言った。

「言うこと聞くって言ったでしょ?俺が望むもの、それはコレ!」

カメラのレンズが足元からゆっくりと上に上がっていく。腰より上の辺りでチラチラと覗く白い肌をジックリと嘗め回しながら、胸から顔へと続いていった。

「そんな・・・・そんなの」

「いいですよ、止めても。そのかわり・・・」

男はあえて言葉を濁した。何も言わない。その事が逆につかさへこれからのコータへ起こりうる出来事を想像させることになるのだ。

「・・・・・・」

「どうします?」




止めてください!つかささん、だめです!!まだ間に合います!!逃げてください!!!

必死に叫ぶコータの声は届くことがなく、うめき声として部屋に響き渡った。



「次は、シャツを脱げばいいのね」

「そう、その通り。」

男はニコっと笑うと、カメラをつかさに向けてまわし続けた。




こ、こんなヤツらに・・・でも、コータくんを助けなくちゃ

白いシャツを脱ぎ、ベッドの上へゆっくりと置くと、少年たちは一斉に口笛を吹き始めた。

「あぁ、つかさちゃんの下着姿。何度想像したことだろう。かわいいね、この下着。」

男はカメラを手に持ちながら右手でブラジャーをそっとさすった。


ゾワゾワ

つかさは身震いをした。好きでもない男に触られることがここまで不快なものだとは知らなかった。


「さて、俺は監督だからね。つかさちゃん。監督の言うことはきちんと聞くように、わかったね。」

逆らうことはできない。

「わかったわ」

「あぁ、それと最初に言っておくけどね。あいつらはつかさちゃんには何もしないからね。」

男はコータの左右に立ちふさがってる少年たちを指差した。

「あいつらには代わりに金を握らせてあるから心配いらない。ここでのことも口外したらどうなるかという事もよく知ってるしね」

ニヤっと笑った男の表情に、少年たちは一瞬ビクッと身体を硬直させた。


「さて、はじめようか。つかさちゃん」


少し距離を取ってから男はビデオの録画ボタンを再び押すと、ゆっくり、ゆっくりとつかさの方へと近づいていった。


[No.1330] 2006/10/27(Fri) 01:17:24
iz237.opt2.point.ne.jp
R宴3 (No.1330への返信 / 2階層) - お〜ちゃん

「さて、つかさちゃん。今度は俺のYシャツのボタンをはずしてくれないかな?」

「な・・・・」

「その鋭い視線も素敵だね。さぁ、早く」

つかさは言われるがままに男のシャツのボタンを上からはずしていった。段々と見えてくる男の肉体。浅黒く焼けた身体はとても筋肉質であった。


「どうだい?真中と違っていい身体してるだろ?」

「・・・・・・」

「おや?そうでもないってことか?まぁいい。こっちへ来いよ」

男はベッドへ横になるとつかさを手招きした。

「さぁ、俺の上に跨って」

つかさは言われるままに男の腹を跨いだ。

「そうじゃないよ、ココ。ココの上に座るんだ」

「そ、そんなとこに・・・」

「早くしな」

男の声が一瞬低くなったと同時に、少年たちが動き出した。

「・・・・こうでいいの?」

つかさは男の股間の上に腰を降ろした。

「そうそう。次はこっち。もっと顔を俺の方へ近づけて」

頭をやらしく撫でながら、男はつかさを自分の顔へと招いていった。

「やっぱりすごいかわいいね。つかさちゃん。高校生の頃とかわらない若さがたまらなくいいね」

男はつかさの顔を撫でながらそっと唇へ指を這わせた。

「この唇。何度キスしたいと思ったことか・・・」

ゴツゴツした堅い指が唇に触れる度に、なんとも言えない嫌悪感が沸く。

「でも、今は俺の思いのままだ」

男はつぶやくと、つかさの唇に自分の唇を重ね合わせた。

「?!んーーーっっ!?!?」

それなりに予想していたこととはいえ、つかさは突然のことに男の顔を突き放した。

「おいおい、何するんだよ。まだキスしただけじゃないか」

「イヤ・・・・・」

つかさは口元を手で拭いながら男を睨み付けた

「イヤ・・・・・か。それが答え?」

男の冷静な口調は、つかさに「拒否」という言葉を絶対的に与えはいなかった。

「・・・・・・い、いきなりだから・・・・」

つかさは堪えながら下唇を噛み締めた。

「あぁ、そうかゴメンゴメン。じゃあ、もう一度しよう。さぁ、こっちへおいで。つかさちゃん」

男は再びつかさを招くと、ゆっくりと唇を近づけ、再び重ね合わせた。


あぁ、こ、こんな男とキスをするなんて・・・


つかさは身体を震わせながら、唇の隙間から入ってきた舌の感触に抵抗したくてもできないもどかしさに耐えていた。


「つかさちゃんの唇。おいしいねぇ。」

男は舌なめずりをすると、ニヤニヤと笑いながら己の欲望を現実にしようと次の段階へと進めていった。

「さぁ、つぎはそのかわいい唇で俺の身体にキスしてもらおうかな」

「・・・!?」

つかさは言葉もなく、その身体へと視線を落した。

「さぁ、まずはキスから。そして首や胸へとキスしていくんだ。」


何を・・・これじゃまるで私からしてるみたいじゃない・・・・・


「どうしたの?さぁ、早く」


つかさは意を決してゆっくりと男の唇へ自ら唇を近づけていった。


「そうそう、その表情もいいね。ちゃんと舌も使うんだよ。俺を満足させてもらわないとね」






ピチャ・・・ング・・・・・チュッ・・・・チュッ・・・



小さな部屋に、先程から唾液の音が響き渡っていた。

「そうそう、すごいうまいよ。はぁ、はぁ・・・・すげぇ気持ちいい」

男の股間に顔を埋め、つかさは小さな舌先を男の固くなった先端へ這わせていた。

「つかさちゃん、こっち見ながらやって」

男はつかさのアタマを撫でた。

「ング・・・・・ン・・・・チュ・・・はぁ・・・あ・・・くっ・・・・ング・・・」

つかさは男の方へと視線を送った。いや、男というよりはカメラの方へといった方が正しい。

男の要求はエスカレートしていき、つかさはシャツ一枚とブラジャーだけの姿にされ、ひたすら男のために愛撫を繰り返していた。

「あぁ、その顔・・・たまらない・・・あ、またイキそうだ・・・」

男の背筋にゾクゾクとしたものが走り出す。

「イクよ・・・・・いい?つかさちゃん・・・」

つかさは男のペニスを口に含み、激しく上下を繰り返しながらコクリと小さく頷いた。

「あぁ・・・・イク・・・あ、クッ・・・・・」

男の腰が一瞬大きく跳ねたあと、つかさの口の中は熱い液体で一気に満たされていった。

「はぁ・・・はぁ・・・・・すごい巧いね」

つかさはペニスを吸い上げるようにして離すと、口の中にある液体をゴクリと飲み干した。

「そうそう、ちゃんと飲むんだよ。おいしいだろう?」

男は既につかさの口で2回目の射精を行っていた。

「さて、つかさちゃんもそろそろご褒美が欲しくなってきたんじゃない?」

男は息を整えながら、ブラジャーをまくしあげられたつかさの胸をゆっくりと揉み始めた。

「あっ・・・・・・・んん・・・く・・・・・」

つかさは小さな吐息をもらした。

「クックック・・・いい反応だね。最初の頃とは大違いだ。どうだぃ?俺のが欲しいだろ?」


つかさは男に言われるがままに行動していく際、秘部に大量の媚薬を塗りこまれていた。

最初は身体が熱いくらいだったのが、異変に気づいた時には既に遅かった。

内から溢れる衝動は止まることがなく、そこに触れられなくてもただ男の身体に触れているだけで次から次へと溢れ出てきていた。


「どうだい?そろそろ素直になったらどう?」


男の声が、耳の奥で響き渡る。


じょ、じょうだんじゃない。誰がこんな男に・・・


微かな理性がつかさを引き止めていた。


「クックック・・・・じゃあつかさちゃんの口から聞くまで、ちょっとお仕置きしちゃおうかな」

男はそういうとつかさの胸を揉みながらその尖った先端へそっと舌を這わせた。


「あぁぁぁ、だ、だめぇぇぇ」


艶のある声が部屋中に響いた。


「何がだめなんだよ?こんなに乳首を尖らせちゃってさ」

男の舌が、つかさの乳首を転がすように弄ぶ。

「ほら、感じてるんだろ?素直になれって」

「あぁ・・・だ、誰が・・・・感じてなんか・・・」


あぁ、だめ・・・・アタマがボーっとしてくる。何?どうして・・・・


媚薬の効果だということを知らぬつかさは、自分の身体の変化に戸惑いを隠せなかった


どうして・・・こんな男に触られてどうして・・・

なんで、こんなに身体が・・・

あぁ・・・・だ・・・だめ・・・・


「なかなか強情だなぁ。さっきは言うことを聞いたのに。じゃあ、こっちに聞いてみようかな」

男に手が胸から離れ、つかさの太ももからその付け根へとゆっくり移動していく。

「あ・・・・や・・・・はぁぁあ・・・・だめ・・・・」

身体中をかけぬけるそのゾクゾクとした感覚は、つかさの思考を一瞬とはいえマヒさせた。


だめ・・・このままじゃ・・・このままじゃ・・・・


つかさは顔を左右に振らせ、本能に溺れそうになるのを必死に堪えていた。


「どうだい?さぁ、ここを触って欲しいんだろ?触ってあげるよ・・・」


クチュ


「あぁぁぁぁぁぁぁーーーーーっ!!!」


顎を仰け反らせ、つかさは大きく声をあげた。


[No.1331] 2006/10/27(Fri) 01:18:15
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R宴4 (No.1331への返信 / 3階層) - お〜ちゃん



「あら〜こんなにビショビショじゃん。つかさちゃん、感じてるじゃない」

ヌメリと光るその指先を目の前に突きつけられ、つかさは眼を伏せて背いた。

「ほら、素直になりなよ。まだ触れただけだよ。これからもっと凄いことをして気持ちよくしてあげるからさ」


衝撃的だった。

たった一瞬触れられただけで走り抜けたその感覚は、かゆみに手が届くとかいうレベルではなく、身体全体が待ち構えていたかのように悦びを感じていた。

そう、しかもまだ触れただけなのだ。これから先の事・・・・・撫でられ、クリトリスを刺激され、そして中へ・・・・

想像するだけでも、今以上の悦びを求める自分が何処かにいることを、つかさは気づいていながらも認めることができなかった。


「ぜ・・・・全然・・・・気持ちよくないわ・・・くすぐったいだけよ・・・」

つかさは言葉絶え絶えに口を開いた。

「あ、そう。じゃあこうしちゃおうかな」

男はつかさの反応を楽しむように一気につかさの中へ指を差し込んだ。

「んぁぁぁぁぁぁーーーーー!!」

再び大きく仰け反ると、つかさは息を乱して男の肩に手をかけた。

「おや?どうしたの?くすぐったかった?」

「そ・・・そうね・・・・」

だが、つかさの表情は既に牝のそれになっていることは男だけでなく、まだ経験の浅い少年や、何も知らぬコータの眼にも明らかだった。

「じゃあ、今度はこうだ」

人差し指と中指を同時に入れられ、膣の壁をこすられるように動かされるとつかさは髪を振り乱して声を上げた。

「ほら、どう?もっと気持ちいいところあるよね?そこも同時にしてあげるよ」


あ・・・だめ・・・・そこは・・・・・・・・・・これ以上はもう・・・・だ・・・・


「ほ〜ら、ここだ」

二本の指で突き上げられ、親指でクリトリスを刺激されるとつかさは身体を硬直させた。


あぁ・・・あ・・・・だめ・・・・・

もう・・・・・・我慢・・・・・・できない・・・・


「あ・・・あぁ・・・はっ・・・はぁ・・・・あっ・・・はっ・・・・」

息が途切れる様子に、絶頂が近いことを察した男は膣の中の奥深くへと指を押し込んだ。

「イっちゃいなよ、つかさちゃん」


「あぁぁぁぁーーーーっ!!!!!!」


男の声が引き金になったのか。つかさは全身を震わせると粒上の汗を滲ませながら、淳平以外の男によって絶頂へと導かれた。



も・・・もうだめ・・・・・

つかさは意識を朦朧とさせながらベッドの上に横たわっていた。

先程の指責めの際にも塗られた媚薬は、つかさの身体を休ませることはなく絶頂を迎えたことにより一層高みへと導きだしていた。


「さぁ、つかさちゃん。俺の上に跨って」

男は全裸になった状態でつかさの横に仰向けになっていた。

「わかるよね?司ちゃんがどうすればいいのかは」

つかさはゆっくりと起き上がると男の上に跨がり、その小さな手で収まることのない男の怒張を濡れほそる分け目へとあてがうと、泉の音をたてながらゆっくり
と腰を落として行った。

はぁぁ

抑えることのない高らかな甘美の声がつかさの口から漏れた


あぁ、す、凄い
中がいっぱいになるくらいに埋もれてく


男はつかさの胸に手を伸ばすと、腰をゆっくりとした動作で動かし出した


クチュ

つかさの膣から出入りする己の欲望を眺めながら、男は快楽に任せたいのを堪えて更につかさへの戒めを行おうとしていた

今までとは違い、静寂の中

つかさと男の交わる箇所から厭らしい音のみが聞こえる

ゆっくりとしたその動きは浅くまで抜かれては奥まで付かれることはなく、つか
さの熱くなりすぎた身体には拷問にも近いものがあった


かわいい声をあげるつかさの身体の感度を、じわりじわりと高ぶらせていく


あぁ、何、何なの、これは

つかさは身体が男の欲望を更に奥へと欲しているのを感じていた


あぁ・・・やだ


だめ・・・



意識してでのことではないだろう

つかさは光悦とした表情で男の顔をチラリと見た



さて、そろそろ頃合だな

男はつかさのその一瞬を待ち構えていた

焦らされた身体
無理やりではなく、自ら欲してでこそこの計画は成功となる



「西野つかさを自分のものにする」



男はつかさの両手を自分の腹部へとあてがうと、沈黙を破った


動くぜ

男はいきなり高く腰を突上げるとつかさの一番奥までペニスを押し込んだ


あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!


だ、だめぇ〜〜〜!!!


その言葉は、抵抗しているわけではないことは、誰の目にも明らかだった

男は容赦なく腰を動かした

今までとは違う激しい動きに焦らされ飢えた身体は全身で悦びをあげていた




あぁ・・・つかささん



コータの目はつかさから離せなくなっていた
コータだけではない
他の少年たちもみな、目の前の西野つかさという女性に全てを奪われていた


す、すげぇな、おい
あ、あぁ
あんな女性(ひと)とヤってみてぇ


少年たちは口々に言った
それはコータも同様だった
幾度となくつかさの身体を想像して自慰を繰り返していた
自分のせいとはいえ、つかさの今をもっとみたいという欲望が強いのは確かだった



気付けば、男は腰を動かすのをやめていた

今、声を上げているのは



す、すげぇ腰の動き

俺、見てるだけで出ちゃいそうだ

少年たちはのどをうならせた


その熱い視線の先で、つかさは男の上で激しく腰を振っていた

男に言われたわけではない

少しずつ腰を落としはじめた男を追い求めるようにつかさはみずから腰を落としていったのだ



つかさちゃん、凄いよ。凄い気持ちいい


男は実感した


『落とした』と


つかさは声をあげながら腰を振り続けた



あぁ 凄い 気持ちいい

奥まで当たる

やだ
もう止まらない

あぁ・・・こんな
は、初めて・・・す、すごい・・・・



純平以外の男を知らないつかさは、容の違う、そして堅く大きな男のペニスに未知の快楽を与えられ、更に求め始めていた



激しく動かす身体から、汗が男の身体へと滴る
上向きだった身体が、男の胸に手をついて前倒れになり、つかさの呼吸が再び乱れ始めた


つかさちゃん、いいよ
イっちゃいな


あぁ・・・イ・・・イク・・・・・・・はぁ・・・

はぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!


つかさは大きく吸った息を止めると、男のペニスをギュッと締め上げて、自らの動きで絶頂を迎えた


男はつかさを仰向けにすると固定していたカメラを手にし、つかさの中へ侵入する様子をを修めながら激しく腰を振りおろした


くはぁ
イッたあどだけに中の具合が最高だな


つかさの膣の中はとろけるように熱くなり、また、つかさの表情が更に興奮を高めていた



あぁイクぞ

男はつかさにキスをすると耳元で囁いた


中で出すよ


いいわけがなかった

だが、最早つかさの思考は乱れ始めていたため、ただ頷くことしかできなかった


あぁイクよ


んあぁ


男の動きが激しくなるにつれ、つかさの口も大きく開いていく



あぁ・・・はぁ・・・・ん・・・んぁ・・ぁ・・・


男は奥まで押し込むと、全てをつかさの中へ吐き出した



はぁはぁ

あぁ・・・中で出されてる

嘘・・・

あ、でも

・・・気持ちいい・・・



ゆっくりと抜こうとするペニスをつかさの膣が惜しむようにきつく締め上げて絞り出す



「最高だぜ」

男はつかさを見下ろしながらつぶやいた

「おぃ、お前ら」

男のドスのきいた声に少年たちは一斉に背筋を伸ばした

「そのガキをこっちへ連れて来い」

「あ、はい」

「おら、立てよ」

ふらふらになりながら立ち上がったコータを、少年たちは男の前に連れていった

「いいもん見れたかぃ?ん?」

コータは怖くて視線を合わせることができなかった

「ズボン脱ぎなよ」

「ん!?」

男の言葉にコータは驚いた

「脱ぎな」

コータは言われるがままにズボンを脱いだ

「おいおい、キミの為に身体を投げ出してくれたつかさちゃんを見て興奮しちゃったのかい?」

コータは恥ずかしさと情けなさに涙を流した

「まぁキミの年頃じゃしょうがないか。
そうだ、キミにもいい思いをさせてやろう」


男は向きを変えるとつかさの横に座りこんだ

「キミのおかげで俺は最高の女とヤることができた」

「さ、こっちにおいで」

丁寧な口調とは裏腹に、心臓を握りしめるような眼がコータを捉えて離さない



コータは男とつかさの前に立った

男はニヤリと笑うとグッタリと倒れてるつかさに言葉をかけた

「つかさちゃん。この子を見てごらん」

つかさは虚ろな眼でコータを見た

「彼、つかさちゃんの事を見てたらこんなになっちゃったんだって」

男は笑いながらコータの膨らんだ箇所を指ではじいた

「どうしてあげたらいいかな?わかるよね、つかさちゃん」

男は再び媚薬をつかさの股間に軽く塗りかけた


[No.1332] 2006/10/27(Fri) 01:19:49
iz237.opt2.point.ne.jp
R宴5 (No.1332への返信 / 4階層) - お〜ちゃん


あぁ・・・
コータくん
あたしを見て興奮したの・・・
ごめんね、巻き込んじゃって


つかさは少しずつコータに近付いていった。

つかさの白い肌が目の前に来る。

大きく形のよい胸は四つん這いになっても張りがよく垂れることがなかった。


つ、つかささん・・・
つかささんの胸が・・・・
す、凄いきれいだ

つかさとの距離が縮まる度に、コータの誇張は膨みを増していった。

「さぁ、つかさちゃん
彼を楽にさせてあげるんだ」


逆らえないことはわかってる
純平以外の人のモノに触れるなんて思いもしなかった

だが、もう道はない

それが理性の中での行動なのか、性欲による行動なのか

もうどうでもよかった。
つかさはコータのトランクスをゆっくり脱がした。

勢いよく飛び出したコータのペニスが、高らかに天を向いていた。



あぁコータくんの

大きくて

とてもきれい



つかさはコータの根元を手でさすりながら、袋をもう片方の手で優しくさすった

あ、つ、つかささん
だ、だめです!
つかささん!!


コータは声にならない叫びをあげながらも、つかさの次への行為を待ちわびてい



コータくんの・・・・

凄く大きくて堅くなってる・・・


つかさは根元に小さな舌を這わすと、チロチロと舐めながら尖端へと動かした


あ、ダメです・・・
もうこれ以上は・・・


コータは初めての口淫に既に限界まできていた


チュパ


つかさは大きく口を開いてコータのペニスをタップリと含んだ。

んぐ

その瞬間、コータはつかさの口の中へ射精した。

大量の精液がつかさの口に広がっていく。

つかさはそれでも顔を動かし、コータの全てを吸いこんだ。



つかささん・・・

僕・・・つかささんにフェラチオしてもらったんだ・・・


コータは今なお股間に顔を埋めるつかさをじっと見つめた

きれいなセミロングの柔らかい髪が足に触れる

長い睫毛を伏せた姿

つかさはコータの視線に気付くと、堅さを失わないペニスから口を離し、大きく喉を動かした



「もうイッちゃったのかい」

男はコータの頭を撫でた

「最高に気持ちいいだろう」


男は満足気だった

「でもまだ平気そうだな。よし、もう一度だ。いいね」



んぐ
チュプ
あむ、ん、んぅ


つかさの口の中でコータのペニスが更に大きさを増していた

「さて、俺ももい一度イかせてもらうか」


男はつかさの背後に周ると、大きく口を開いて秘部にゆっくりと腰を密着させた


「はぁぁぁぁ」


つかさは激しくのけ反った

男は容赦なくペニスをつかさに打ちつけ、その度に結合部からは雫が飛び散った

「ほら、つかさちゃん。お口がお留守だよ」

つかさは目の前にあるコータのペニスに舌を這わしながら甘い声を出し続けた

「おい、お前ら。こいつの手と口を自由にしてやれ」

男に言われるがまま、少年たちはコータの手をほどき、口のテープを剥がした


「くはっ」

コータは激しく口で息を吸った

「どうだい?感想は」

男はつかさの胸に両手を伸ばし、激しく揉みながら質問した


う、うわぁ

コータは言葉が出なかった


「気持ちいいんだろ
もっとして欲しいんだろ?」


コータはつかさを見た
自分の唾液まみれのペニスを頬張りながら舐め続けるつかさを


そして男の問いに涙を流しながら黙ってコクリと頷いた


「そうかそうか、素直だな」


「さぁ、キミの手は自由だ
何をしたい?」

男はコータの心を見透かしてるように問い掛けた

「あ、あ、僕は」

コータはつかさの身体を見た

後ろから付かれる度に出される甘い吐息。揺れる豊かな胸

「好きにしていいよ」


「つ、つかささん」

コータは恐る恐る揺れるつかさの胸に手を伸ばした

「んぅ、はぁ」

コータの手に反応して、つかさの口から艶やかな声がもれた。

つかさはコータへ視線を向けた


コ、コータくん
あたしの胸を・・・
あ、いや
そんな、彼にまで・・・

だがつかさの身体は征服されているこの状態に感覚を狂わされ、コータを見る眼
も、機からは求めてるようにも受けとれた


「つ、つかささん」


コータは我慢ができなかった
若い男の子にとっては当然だろう。まして目の前につかさのような極上の女性が
いれば理性を保つことなど不可能だ

「つかささん」

コータはつかさの胸を揉みながら、つかさの口の中で堅く今にもはち切れそうな
ペニスを前後に動かしはじめた

「んぐ、んんあ、ぐ、むぅ」

つかさの苦しそうな声が聞こえるがもう止まらない

コータは乳首を摘んだり胸を揉みしだきながら、その一瞬に向けて腰の動きを早
めていった

「おいおい、凄い勢いだね。どうだい、つかさちゃん。前と後ろからヤる気分は」



あぁ・・・さっきからこの人
一番気持ちいいところばかり
ついて・・・くる


「はっ・・・あぁ」


コータくんも

もう、出そうになってる

「あぁ つ、つかささん!」


コータはつかさの頭を両手で抑えるとつかさの喉奥まで押し込んで熱い白液を爆発させた。

「はぁはぁ」

コータのペニスがつかさの口からヌルリと抜き出された


はぁはぁ

ぼ、僕はつかささんに

つかささんに何てことを


「う、う、うわぁぁぁーーーーー!!!!!!」

コータは叫び出すと脱いだ衣服を拾いあげ、勢いよく部屋を逃げ出していった


あぁコータくん

つかさはコータの姿を追ったあと
ゆっくりと瞳を閉じた

もう、これで全て終わり


つかさはコータが開放されたことで束縛の理由もなくなったのだが、それでも男から逃げ出すことはしなかった


「彼、逃げちゃったなぁ
ま、いいか」


男はつかさの敏感な所を指で触れながら更に激しく腰を動かした


「んあ・・・だ、だめ!もう、これ以上はやめて!」


つかさは今まで以上の絶頂が近いことを感じていた

「ダメだね。おい、お前らもこっちへ来い」

少年たちは待ってましたと言わんばかりに股間を露にしてつかさに近付いてきた

「つかさちゃん、こいつらもかなり溜まってるんだよ。だからそのかわいい口でイ
カしてやってよ」

少年たちのまだ使用感のない肌色の尖端がつかさの前に出される


あぁ
こ、これで・・・・


つかさは瞳を閉じるとその柔らかい小さな唇で少年たちのモノを含んだ


純平くん・・・



「くはっ
すげぇ!や、やべぇもう出る!!」


少年の大量の精液がつかさの口から溢れ落ちた

「つ、次は俺!」

「う、マジで気持ちいい!」

「どうだ?お前ら高校生なんかじゃ味わえないだろ」

「あぁ、は、はい」
「比べ物にならないっす」
「第一こんなかわいい人、何処を探してもいないっス」

「そうだろうな。クッ、俺もそろそろだな。イカせてもらうぜ。」


肌と肌のぶつかる音が次第に激しさをましていく


いや、だ、だめ!また・・・・

ごめんね、ごめんね・・・・淳平くん


「おら、思いっきり中出しだ!」

つかさの中で男のこだいなペニスがドクドクと脈を打ちつかさの中へたっぷりと
残った欲望を吐き出した

「んあぁ・・・イ、イクーーーーーーっっ!!」

身体の芯に広がる熱い快楽に、つかさは四肢を震わせてそのまま意識を失った













あれから僕はバイトには行ってない

学校も休んだままずっと家に引きこもったままだ


つかささん



あの日のことを思い出しては、取り返しのつかない罪悪感と、信じられないよう
なあの快楽とにさいなまされていた

「コーちゃん、いい加減学校に行ったらどうなの」

母親が部屋のドア越しに声をかけた

「うるさいな!ほっといてくれよ!!」

「もう好きにしなさい!
あと何か郵便が来てたからここに置いておくわね」

郵便?

母親が階段を降りて行く音を確認し、コータは郵便を手にとった

軽いけど

コータは封筒を破いた

DVD?

コータはDVDをパソコンに入れた

「こ、これって・・・」

そこにはコータがあの日以来毎日創造を繰り返していた光景があった


「つ、つかささん・・・・・」

コータのモノを口に含みながら甘い声を出すつかさの美しい裸体がそこにはあった

「あ、あいつらか・・・・チ、チキショウ・・・・」


悔しさがこみあげる。

自分にもっと力があれば。

自分にもっと勇気があれば。

だが、もう遅い。

全ては終わったことだ。

コータはDVDをじっくりと眺めたあと、汚れてしまった手を朦朧としながらティッシュで拭いた。








あれから何日経ったのだろうか。

僕は毎日あのDVDを見てはオナニーを繰り返している。

つかささんがあの男に犯られて感じてる姿に。

イカされてる姿に毎日何度も欲望を吐き出している。


「コーちゃん、郵便・・・ここに置いておくからね」

母親がドアの前に郵便を置いて降りていった

「郵便!?」

コータはドアを開けて郵便を手にすると、急いで封を開けた。

「ま、まだDVDだ・・・」

ゴクリと喉を鳴らすと、急いでパソコンにDVDを入れた

「そ・・・・そんな・・・・」

そこにはつかさが写っていた。

だが、それはいつしかの光景ではなかった。

全く別の日。しかもつかさと身体を重ねてるのはあの現場にいたコータの同級生達だった。

乱れよがるその姿は、もう女としての悦びに満ち溢れていた。


「そ、そんな・・・・・・つ、つかささん・・・」


高らかに喘ぐ声がスピーカーから響き渡る

「クソッ!!あいつら!ふざけやがって!!!」


コータは拳を握りしめてDVDの入っていたケースを投げ飛ばした


「・・・・何だ?これ」

ケースから一枚のカードが弾き出された

コータはそれを手に取ると目を丸くした。


「そうか・・・・そういうことかよ・・・あいつら・・・・」


コータはカバンに荷物を詰め込むと、携帯を取り出して電話をした。



「あ・・・・お久しぶりです・・・

  今日、閉店後でいいんですが店でお会いできませんか?」



携帯を切ったコータはニヤリと笑うと、手に持ったカードを握りつぶした




『こないだのDVDは見たかよ。新作を送ってやるよ。あのDVDを利用した新作をな。』



高まる興奮を鎮めきれずにパソコンのモニターを見つめながらコータは息を荒げた。


「俺だって・・・・俺だって・・・・

 つかささんと・・・・  はぁ・・はぁ・・・・・つ、つかささん・・・・・」


長い夜が始まろうとしていた。


[No.1333] 2006/10/27(Fri) 01:20:21
iz237.opt2.point.ne.jp
R宴あとがき (No.1333への返信 / 5階層) - お〜ちゃん

とりあえず久々です。
過去作品が全て中途半端だったので、一つくらい完結させとこうと思いまして書きました。
過去作品はデータ消えたので思い起こしながらゆっくり書きます。
たゆさん、これでもよろしいですかね?
ノシ


[No.1334] 2006/10/27(Fri) 01:23:48
iz237.opt2.point.ne.jp
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