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R「喪失 1 (親記事) - お〜ちゃん


「あはは、そうなの?淳平くん、そんな事してたんだ〜」

「そうなんですよ〜、それでその頃の淳平ったら本当に泣き虫で・・・」


学校の帰り道。駅まで続く商店街をつかさは唯と二人で歩いていた。
淳平とケーキ屋を訪れて以来、唯はすっかりつかさに夢中になっている。
今日も、わざわざつかさの教室まで出向いて一緒に帰る約束を取り付けたくらいだ。


「でも、唯ちゃんと淳平くんって本当に兄妹みたいだね♪」

「え?ちょ、ちょっと待ってくださいよ〜唯、淳平と兄妹なんて嫌だ〜」

「ふふふ・・」

「もう、笑わないで下さいよ〜〜つかさ先輩!」


ピロピロピロ〜〜♪


仲の良い会話を遮るように、つかさの携帯が鳴った

「あ、ママからだ。ごめんね、唯ちゃん!」

『もしもし?つかさちゃん??』

「うん、どうしたの?」

『ちょっと夕ご飯の材料で足りないものがあったの。お願い、買ってきてくれない?』

「うん、わかった!で、何を買って帰ればいいの?」

『えっとね・・・』


つかさは母親の言った材料を手帳に書き記した


ピッ!!


「唯ちゃん、ごめんね!ちょっと夕飯の買い物頼まれちゃって・・・」

「あ、いいですよ!じゃ、じゃあ唯はここで失礼します!!」

「本当にごめんね!あ、そうだ!今度またうちの店に来てよ。唯ちゃんだけ、特別にサービスしちゃうから♪」

「ほ、本当ですか〜!!やったーーーー!!」


大はしゃぎをする唯に、つかさは優しい微笑を向けた。

「じゃあね、唯ちゃん!!」

「はい、つかさ先輩!」


唯が駅のほうへ歩き出すのを確認すると、つかさは通り過ぎた大きなスーパーへと足を向けた。






「はあ・・・やっぱつかさ先輩、素敵・・・」

ぽぉ〜っとした表情のまま、ゆっくりとマンションのオートロックの前に立つ。



ピピピ


自動ドアがゆっくりと開き、唯が足を進めたその時。


「んぐっ!!??」
不意に背後から口元に何か手ぬぐいのようなものをあてがわれた

「んーーーー!!んーーーーー!!!!???」

「おっと、暴れるんじゃないぞ!そのまま部屋に向かうんだ。大人しくしないと、コイツでブスッと突き刺すぞ!!!」

頬に冷たいナイフを当てられ、一気に今の状況が危険であることを知らされる

「いいか!泣いたり喚いたりしたら顔にキズをつけるからな!大人しくすれば、何もしない!!」

「そうそう、いい子だからね。君は大事なゲストなんだから」

手に持っていた部屋のカギが音を立てて地面に落ちる

「お?これがカギか。さて、それじゃあ部屋まで歩いてもらおうかな」

「ほら、さっさと行けって!!」


男二人に囲まれ、恐怖のあまり声を失いかけていた唯は、涙を流しながら震える足を一歩、また一歩と自分の部屋に向かって歩き出した











「ただいまーーー!」

「あ、お帰りなさい!ありがとうね、つかさちゃん!」

「もう、お母さんしっかりしてよ〜!片栗粉とミリンがないなんて、主婦失格だよ〜!」

「そ、そんなこと言ったって〜。といいつつもしっかりつかさちゃんに手伝ってもらう気満々なんだけどね」

「・・・・はいはい。で、どこからやればいいの?」

「・・・・・・最初から?」

「・・・・・・・・・・」



夕食の準備も終わり、つかさと母親はテーブルに並んだ料理に手を伸ばしていた


ピンポ〜〜〜〜〜〜ン♪


「あら?誰かしら??」

母親が玄関に向かった

「あれ?誰もいないわ・・・ん?これ、何かしら?」

玄関のドアの前に、一枚の封筒が置いてあった

「西野・・・つかさ様・・・つかさちゃん宛だわ」


「ん?ママ、どうしたの?」

「これ、つかさちゃん宛みたい。ラブレターかしらね?」

「ちょっと、こんな茶封筒に入ったラブレター?勘弁してよ〜」

つかさは笑いながら封筒をテーブルの横に置き、夕飯を済ませてから部屋に戻った


「ふ〜、おいしかった♪さて、さっきの封筒の中身は何かな?淳平くんからだったりして♪」

フフフと微笑みながら封筒の中を覗くと、一枚の便箋と、更に一通の小さな封筒が入っていた

「なんだろ?これ・・・」

便箋に書かれた文章を読んでいくにつれ、つかさの表情が徐々に険しくなっていく。

「ま、まさか!!」

急いでもう一通の小さな封筒の中身を確認する

「?!・・・・そ、そんな・・・・・・」

全身から一気に血の気が引く


クシャッ


手に持った封筒を強く握り締めた


ダダダダダダ!!


「あら、ちょっとつかさちゃん!こんな時間に何処へ行くの?」

「あ、ちょっと、友達の所!トモ子の家!大丈夫、先に寝てて!!」

「またトモ子ちゃん?あんまりご迷惑かけないようにね」

「うん、わかってる!行って来ます!!」


母親の声はほとんど耳に届いてない

もう何も考えられなくなっていた


慌ててるためか、なかなかクツが履けない

「もう、何?何でよ!!もう!!!」

焦りと不安が一気に押し寄せる

バンッ!

ドアを思いっきり開け、仄暗い道路を一気に走りだす

「急がなきゃ・・・あたしが行けば・・・」

封筒を握った手に力が篭る


「あたしが行けば・・・・・・」


小さな唇をキュっとかみ締める


周りの人など見えていない


行き交う人々の視線など気にしない



「大丈夫だよ・・・待っててね・・・」




先程まで、目の前にあったあのかわいらしい笑顔が脳裏をよぎる












「唯ちゃん・・・・・」













[No.347] 2004/08/03(Tue) 22:29:05
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R「喪失」 2 (No.347への返信 / 1階層) - お〜ちゃん


 

『こんにちは、西野つかさ様。いや、つかさちゃん。
 
 僕たちはいつも君のことをずっと見ているんだよ。すっごくかわいいつかさちゃんをね。
 
 でも、つかさちゃんは僕たちのこと何て全く見てもくれないんだね。
 
 どうしてなのかな?僕たちが一番つかさちゃんのことを思ってるのに。
 
 つかさちゃんの大事な友達を預かってる。
 
 今日、一緒にいたかわいい女の子って言えばわかるかな?
 
 彼女には何もしていない。
 
 まだね。
 
 この意味がわかるよね?
 
 つかさちゃんの返答次第だよ。
 
 誰にも言わずに、黙って下の住所の場所に来て欲しい。そうすれば、彼女には何もしない。
 
 警察や他の誰かに知らせたとわかった時点で、この子に対して、ちょっと大人な行動を取らさせてもらうよ。
 
 着いたら部屋の番号を押せば、オートロックを開ける。
 
 黙って部屋まで来ていただきたい。
 
 あぁ、そうそう。この手紙がイタヅラだと思ってるかもしれないね
 
 証拠の写真を同封したから確認してよ
 
 それで、俺たちの行動を判断して欲しい
 
 つかさちゃんの良心に期待しているよ 』
 
 
 
 
 
 
 




手紙の内容が何度もアタマの中で繰り返される
 

そして、何よりも封筒に入っていたあの写真だ
 

背景は明らかに唯の部屋だった。女の子らしい部屋であることと、以前一緒に買い物したクマのぬいぐるみが見えたことで確信できる
 
そのかわいらしい部屋の中で、眼から大粒の涙を流し、口にタオルを巻きつけられ、両手と両足を縛られ顔に足を押し付けられてる唯の姿
 
制服は乱れ、スカートは捲し上がりかわいらしい下着が見える。シャツのボタンがはじかれていた。胸元から覗いた白いものが、唯の今の危険な状況を知らしめるに充分であった。
 
 
 
 
 
 
 




大通りから少し離れた閑静な住宅街。

綺麗な茶色の今風な外壁と、オレンジ色の照明が建物の高級感をかもしだしている。 
 



「ここね・・・・唯ちゃん、待っててね・・・」
 



恐る恐る部屋番号を押す
 

『やぁ、つかさちゃん。待ってたよ。どうぞ。』
 

低い男の声が聞こえ、同時に玄関のドアが開いた
 

エレベーターの前には小さなソファがあり、壁際には観葉植物が置かれている。
 
オレンジを主体とした灯りは、本来なら高級な雰囲気を出すのであろうが、今はなぜか不気味に感じる

 


やっぱり・・・淳平くんに知らせたほうがいいかな・・・


 

携帯を握り締める。

まだ見ぬ相手と、唯への思いが不安となって込み上げて来る
 


・・・ダメ・・・

 
もし相手にバレたら、きっと唯ちゃんが・・・

 

 チン

 

エレベーターの扉が開いた。
行き先階のボタンを押し、ゆっくりとエレベーターが動き出す
 

階数を知らせる数字の進み具合がとてもゆっくりに感じられた
 

 チン
 

扉が開くと、目の前に真っ直ぐに伸びる薄暗い廊下
 
その廊下の一番奥、407号が唯のいる部屋だ
 

[407号   南戸 唯]
 

表札にしっかりと書かれている唯の名前。
扉にはかわいらしいクマのリースがかかっている。
 

唯ちゃん・・・
 

握り締めた手に更に力を込める。
 
手に持った写真の光景が甦る
 
ためらってる場合ではない
 
今は早く、唯を助けなくては・・・
 

一つ深呼吸をすると、小さく震えた指をインターホンに伸ばす
 



プーーー






 

返事があるまでの時間がとても長く感じる
 











『やぁ、つかさちゃん。どうぞ、カギは開いてるよ』
 





汗ばむ手をドアノブにかけ、ツバを飲み込むと同時につかさはゆっくりとドアを開けた・・・
 


[No.369] 2004/08/10(Tue) 23:43:40
ppp39.airedge.sannet.ne.jp
R「喪失」 3 (No.369への返信 / 2階層) - お〜ちゃん

3


恐る恐る部屋の中を覗き込む
 
電気が消されているせいか、部屋の中は真っ暗な状態だ。
 

「あぁ、こっちだよ。そのまま真っ直ぐ奥の部屋だ」
 

インターホンと同じ声が聞こえてくる
 

クツを脱ぎ、壁に手を置きながら一歩一歩慎重に足を進めた
 

ギシッ ギシッ
 

廊下を歩くたびに、静かな部屋の中に足音が響き渡る
 
奥の部屋へと近づくにつれ、恐怖と緊張が身体を襲う
 
スモークガラスのドアの前に立ち、つかさは相手に話しかけた
 

「来たわよ。唯ちゃんは無事なんでしょうね」
 

弱い態度を見せれば相手はつけあがるに違いない。
 
震える手を押さえるように握り締めながら、まだ見えぬ相手に向かって強い口調で言い放つ
 

「あぁ、無事だよ。さぁ、中にどうぞ」
 

落ち着いた口調の声が、却って不安を増幅させる
 

 カチャッ・・・
 

扉を開けると、中は8畳程の広さの部屋になっており、暗闇で顔はよく見えないが、窓際のベッドに1人男が座り込んでいる
 

「唯ちゃんは何処なの!こんなことしていいと思ってるの!!」
 

唯の姿が見えないので焦りが生まれる
 

「まぁまぁ、そんなに大声出さないでよ。女の子ならホラ、そこにいるだろ?」
 

男が指差す方に目をやる。
 
ベッドに座った男に目をとらわれたせいか気付かなかったが、暗闇の中、壁際のイスに両手、両足を縛られ、口にタオルを巻かれ目隠しをされた唯がグッタリと座り込んでいる
 

「唯ちゃん!?!?」
 

急いで唯の元へと駆け寄ろうとした
 

「動くな!!」
 

唯のすぐ横にいた男が凄みを利かせた声で叫ぶ
 

「ちょっと、唯ちゃんに何をしたのよ!!!」
 

キッと男を睨み付ける
 

「ハハハ・・・騒がれると面倒なんでね。ちょっと眠ってもらってるだけだよ」
 

「ック・・・・・」
 

「さて、これからどうしようかね・・・」
 

「!?何でよ!あたしは言われたとおりにここに来た。もういいでしょ?早く出てってよ!!」
 

「あぁ、そうだね。確かに来てくれた。でも、それはこれからのつかさちゃん次第だよ」
 

「えっ・・・」
 

「言ってる意味がわからないかな?」
 

男は不適な笑みを浮かべ、舐め回すようにつかさの身体を上から下へと視線を這わす
 

「!?じょ、冗談じゃないわ!大体こんなことしていいと思ってるの!?」
 

「冗談じゃないさ。こっちは真剣なんだよ。西野つかさちゃん」
 

落ち着いた口調で自分の名前をゆっくりと言われ、一瞬寒気が身体を襲う
 

「それに、もし言う事を聞いてくれなければ、このキーを使ってまたココにお邪魔させてもらうよ。」
 

そう言って男は指に唯が持ってた部屋のキーをクルクルと回す
 

「ひ、卑怯よ!!」
 

「何とでも言ってくれ。まぁ、それもつかさちゃん次第だけどね」
 

「クッ・・・」
 

失敗した・・・
 
これならば淳平たちに知らせてから来ても大丈夫だったかもしれない。
 
唯一の希望は淳平が唯の家に遊びに来てくれることだが、おそらくは無理だろう

 

「・・・・・・それで・・・・どうすればいいのよ」

 

グッタリとしている唯の方に目をやる
 

「ククク・・・いいねぇ、その態度。でも、その態度がいつまで続くかね〜」
 

男は立ち上がるとゆっくりと壁際に向かって歩き出した
 

 パチッ・・・
 

部屋の明かりが付き、目の前が一瞬白くなった
 

「・・・!?お、お前たちは・・・」
 

「やぁ、覚えていてくれたかい?こないだナンパしてボコボコにされた男だよ」
 

先日、つかさにナンパをしかけてきて日暮に叩きのめされた男の1人だ
 
唯の横にいる男も、その時一緒にいた男だった
 

「・・・・・仕返しってこと・・・?」
 

ツバを飲み込み、下唇をかみ締める


「ふふふ・・・そんなんじゃないよ」
 

男はゆっくりとつかさの方へと足をすすめた
 

「ただね、つかさちゃんのことをもっと知りたくってね・・・ただそれだけだよ・・・それだけ・・・」
 

そう言いながら伸ばされた手がつかさのアタマを軽く撫でる
 

ビクッ!!
 

耐えようもない嫌悪感が襲う
 

「さぁ、大人しく言う事を聞いてもらおうかな。この子がどうなってもいいというなら別だけどね」
 

「・・・卑怯者・・・・・・」
 

鋭い視線を向けながらも、つかさは相手の出方を伺うことにした。
 
もし、隙を突いて逃げ出せるなら、外へ飛び出してすぐに助けを呼ぶ。そんなに時間はかからないであろうから、それなら唯も無事なはず。
 


「さぁ、つかさちゃん・・・とりあえずココに座ってもらおうかな」
 

男はベッドに座り込むと、自らの横を手で叩いて呼び寄せる
 

「・・・・・・」
 

黙って横に座ると、男の手が肩にかかった
 

「!?・・・・」
 

「そんなに力を入れないでよ、さぁ、もっと力を抜いてくれなくちゃね」
 

「何言ってるの・・・それより、早く用件を言ってよ!そして早く唯ちゃんを解放して!そしてココから出ていってよ!!!」
 

「くくく・・怒った顔もすごいかわいいね〜」
 

男の手がつかさの頬を軽くなぞる
 

「いや!ちょっと何するのよ!!!」
 

勢いよく手を弾き飛ばした
 

「おいおい、そんな態度をとっていいのかな・・・」
 

男の視線が唯の方に向く。
 
唯の横に立つもう1人の男が、小さなナイフを唯の頬にあてがう
 

「この子、かわいそうになぁ・・・つかさちゃんのせいで一生顔に傷をつけて生活することになるんだからな・・」
 

ニヤニヤと笑いながら話す男に、つかさは怒りで我を忘れそうになった
 

「あんた達!いい加減にしろよ!!さもないと、とんでもないことになるぞ!!!」
 

「あぁ〜いいよ、別にね!それにとんでもないことになるのはむしろつかさちゃんの方だよ」
 

男の両手がつかさの背後から一気に胸を揉みしだく
 

「ちょ、ちょっと何するんだ!!」
 

「動くな!!動くと傷つけるぞ!!」
 

「クッ・・・・」
 

気持ちの悪い男の動きが服の上からつかさの胸に絡みつく
 

「そうそう、いい子だね。くはぁ・・・いいね〜すっげぇ柔らかいよ・・・」
 

「・・・・」
 

唯に刃物を向けられては、つかさも身動きが取れない。
 
あのかわいらしい笑顔を思い出す。あの笑顔を消してはならない。
 
自分があの時、一緒に帰っていればこんなことにはならなかったかもしれない。
 
後悔の念がこみ上げるが、それも既に過去のこと。
 
今はこの現状をどう打破するか。どうやって唯を救出するかだ。
 
それには、まず耐えなければならない。
 
この男たちの隙が生まれるまで、耐えなければならない。
 

「く〜〜最高だぜ、つかさちゃんの胸。すげぇ気持ちいい」
 
「く・・・・こ・・この・・・・」

「ふふふ・・・いいんだぜ、抵抗してもさ、別に。つかさちゃんが嫌ならいいよ。」

「だ、だったらやめてよ!!」

「あぁ、やめてあげる。その代わりあの子にちょいとキズをつけさせてもらう。それだけして俺たちは帰らせてもらうよ。当然、もう二度とつかさちゃんたちの前には現れない」

「唯ちゃんは関係ないでしょ!!」

「そうだね。関係ないね。関係ないのにキズをつけられるなんてかわいそうだよね・・・」

「・・・・・・・・・・・・」



完全にやられた



言い返す言葉も出ない

自分が抵抗すれば、この男たちは間違いなく唯をキズつけるだろう。

そしてそれは、自分が唯を売ったと同じ行動と言われても言い訳できない

このまま自分が男たちの言うことを聞くのなんて以ての外だ。

だが、自分のこと以上に唯を助けあければという自責にかられる。




「ククク・・・・大人しくなったね。じゃあ言うとおりにしてもらおうかな」


男の手が、つかさの膨らみから離れていく


「・・・・・・・・・・・・・」

「おいおい、そんな睨み付けないでくれよ。さぁ、こっちを向いてもらおうか」




言われるがまま、つかさは男の方へ向いた



「ク〜〜やっぱかわいいねぇ。最高だよ、つかさちゃん」

ゴツゴツとした手のひらが、白くて柔らかいつかさの頬を覆いこむ

男の人差し指がゆっくりとつかさの頬、瞼をなぞり、口の周りをクルリと一周した後に、軽く唇に触れる

「どうだぃ?気分は」

「い、いいわけないだろ・・・・」

「ふふふ・・・そうかい?まぁそれもいつまでもつかな」


つかさの唇を押し広げるように男の指がつかさの口の中へと侵入を試みる


「ん!?・・・な何するんだよ!!」

男の腕を弾き飛ばし、鋭い視線を向けた


「何って、指を口の中に入れるだけだよ。それとも抵抗するかい?」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


抵抗という言葉を使われるともはや何も言えない


つかさの唇の感触を味わうように、男の指先が弧を描く


「ククク・・・これがつかさちゃんの唇の味か」


チュパッ


男は指を嘗め回すと、再びつかさの唇をなぞり始めた


「そうそう、さぁ大人しく俺の指を咥えるんだ」

厭らしい笑みを浮かべ、男は再びつかさの柔らかい唇を押し広げていく

「ん・・・・・・・・」

男の指が口の中に入ってくる。


唇を固くし、ささやかな抵抗をするも濡れた指先はぬるぬると中へ入っていく


硬く大きな男の指がつかさの口の中をゆっくりと出たり入ったりを繰り返す


い、いや・・・何なの、こんな・・・
こんなヤツが舐めた指を・・・口の中に・・・


眼を瞑り、頬に力が入る


「く〜〜気持ちいいねぇ。つかさちゃん、さぁ、俺の指を今度は舐めるんだ」

「!?・・・・」

指を咥えたまま、男の方へ大きく眼を見開く

「聞こえなかったかな?俺の指を舌を使って優しく舐めるんだよ」

「・・・・・・・・・・・・・」

「わかってるよね、言うとおりにするんだよ。わかったら頷くんだ」


男の落ち着き払った口調が、唯に対して本気であると知らしめる


チュッ・・・・レロ・・・・


「そうそう、もっと舌を使って、それと指を口から出し入れするんだ。つかさちゃん自らね」




気持ち悪い



淳平の指ならいざ知らず、こんな汚らしい男の指を自ら舐めている

しかもその様子をこの男たちはジッと見つめて楽しんでいるのだ

つかさにとっては悔しさもこみ上げる



「いいねぇ、つかさちゃん。舌使いがうまいね。じゃあ今度は舌を出して指全体を舐めてくれるかな」


「・・・・・・わかった・・・」


男の手のひらを掴み、かわいらしい舌先が人差し指の先端に触れる

ゆっくりと舌先を滑らせ、指の根元のほうへと移動させる


「たまらないねぇ。つかさちゃんのこんな表情を見ることができるなんて」


根元からまた指先のほうへ。そして関節の辺りと舐め回す


「うん、いいね。ゾクゾクするよ。そしたら今度はそのまま奥まで咥えるんだ」


「ングッ・・・・・・ンッ・・・・ン・・・・・」


言われるがまま、つかさは男の指を咥え込んだ。

そして口から出しては舌先で舐め、そしてまた咥え込む。

このような行為がしばらく続いた




つかさは言われるがまま男の指を舐めまわした

これが何を意味しているかなど、微塵も考えずに。






「さて、もういいよ、つかさちゃん」


つかさの口から指が引き抜かれた


「舌使いがうまいねぇ。素質あるよ」

「・・・・・もういいんでしょ。だったらとっとと出てってよ!!」


口を拭い、吐き出したいツバを押さえ込みながらつかさは怒鳴った



「あぁ、今のはもういい。」

「今の?ちょ、ちょっとどういうこと?!」

「これから最後の選択をつかさちゃんに選んでもらう」

「選択・・・・だって、言うこと聞いただろ?!」

「何を言ってるんだい?アレだけなわけないだろ?」

「ひ、卑怯者・・・」


つかさの中で一瞬広がった安堵感が再び、恐怖感へと変わっていく


「まぁまぁ、そんな怒らないでよ。ま、これもつかさちゃんが選んでいいからね。好きなのを選ぶんだ」



男はそういうと、つかさの目の前に指を突き出した


「一つ。このままつかさちゃんは家に帰る。その代わり、その子は俺たちの好きにさせてもらう」

「な・・・・・・・・・!?」

「まぁ、俺は興味ないんだが、そいつがモロにタイプみたいなんでね。幼い系もたまにはいいかなってね」

「おい、いいかげんに・・」

「二つ。その子にはもう何もしない。その代わり、つかさちゃんには俺たちの女になってもらう」

「何を言って・・・・・」

「三つ!!」

つかさの言葉をさえぎるように男が強い口調で続ける

「三つ。その子には何もしない。その代わりつかさちゃんには今ここで・・・・」


男の口元がニヤリと笑う


「ここで、俺たちを口でイカせてもらう」


「!!??・・・・・」





男たちのギラついた眼差しと、うっすらと浮かべる笑みが、選択の内容を更に重くのしかける


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「さぁ、どうするんだぃ?」


すぐに答えられるわけがない。

まず一は却下だ。唯をこの男たちの好きにさせては決してならない。

それではなんの為にここに来たのかもわからなくなる


二か三だ。だがどちらもつかさにとっては辛い選択だ。

こいつらの女になることなんてとんでもない。

ただでさえ嫌な男たちの相手をこれからもしないとならないなんて。

しかも女になるということは、行き着くところ、つまりそういうことなのだから。


そうなると三・・・・


だが、口で男たちをイカせるというのもとんでもない。

淳平のですら、見たことも触ったこともないのに、なぜこのような見ず知らずの汚らしい男たちのモノを口でしなければならないのか。

男たちの術中にはまってしまったことに怒りと悔しさがこみ上げる



しばらくの沈黙が続く



「嫌だと・・・言ったら・・・・?」



つかさは本音をチラつかせ、男たちの出方を伺ってみた



「そうだね。まぁ、嫌だと言ったら・・・・・・・」


唯の近くにいた男が、口を開いた


「その時は、つかさちゃんとこの子を無理やり犯す。それでもいいかぃ?」



「・・・・・・・・・・・・・・・・」



わかっていたことだ。だが、選択肢は多ければそれに越したことはなかった。



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


眼を閉じ、今の状況、そしてこれからの事をじっくりと考える



「さぁ・・・・・どうする?」





一つ一つを考えるたびに、淳平の顔が浮かんでは消えていく



この男・・・さっき指を口に入れたのはそういうことなのね・・・

先程の行為の意味が、この選択肢で理解できた

自分のふがいなさ、無鉄砲な所に嫌気が差す

こんなことならば、もっと淳平に積極的になっておけばよかった・・・

涙が溢れそうになるが、つかさは必死でこらえ続ける







置時計の音と、男たちの荒い息が聴こえてくる







時間はゆっくりと進む。






エアコンが効いてるはずなのだが、額にはうっすらと汗が浮かぶ















「わかった・・・・・・・」





「ほう、で、どれを選ぶんだい?」




男たちの厭らしい顔がつかさを覗き込む


俯き、頬を覆う綺麗な髪の隙間から見える小さな唇が、ゆっくりと開く











「・・・・・で・・・・・・・・・・・」












「ん?何だって?よく聞こえなかったよ??」






男たちは、してやったりといった表情でつかさを見下ろす














ごめんね・・・・淳平くん・・・・・・・・











優しい、無邪気な淳平の笑顔がゆっくりと消えていく






















「口で・・・・・する・・・・・」


[No.370] 2004/08/11(Wed) 02:44:56
ppp39.airedge.sannet.ne.jp
R「喪失」 4 (No.370への返信 / 3階層) - お〜ちゃん





「さぁ、つかさちゃん。もっとこっちへおいでよ」

欲望を抑えるような笑みを浮かべる男がつかさの腕を掴み、身体を引き寄せる

ベッドの上につかさを座らせると、男は仁王立ちになり、股間をつかさの目の前に突き出した

「じゃあそのかわいいお口でしてもらおうかな・・・・」


上から見下ろされながら男の低い声が耳に入る

目の前にある、男の中心。ジーンズの上からでも、初めて目の当たりにする光景に圧迫感を感じる


「何をしてるんだい?さぁ、こうやって手で触れるんだよ」

「やっ!ちょっ・・・・」


男はつかさの手を自らの股間に押し付けた


グニュッ


初めて触る男性のモノ。ジーンズの上からとはいえ、それが形として成している様はしっかりと感触で伝わってくる




い、いや・・・・・こ・・・こんな・・・

こんな・・・こんなヤツのを触るなんて・・・いや・・・・




「ククク・・・あのつかさちゃんが俺のを触ってるよ・・・」


押し付けられるように手の上から強制的に動かされる

気持ちが悪いという思いと悔しい気持ちでつかさは眼を強く瞑って下を向いた



「おいおい、ちゃんと見ないとダメだよ。ホラ、こっちを向くんだ」


アゴを持ち上げられ、綺麗な髪を頬にかけながら白い頬を男に見せた



「かわいいな・・・西野つかさ・・・」



男の手が強くなる。
当然、つかさの手のひらに伝わる感触も大きくなる。



「さぁ・・・今度は脱がしてもらおうかな」


「え?!」


「聞こえなかったかな?俺のズボンを脱がしてくれといったんだよ」


「・・・・・・・・」


「おいおい、とっとと自分で脱いじまえばいいじゃね〜か!あとがつかえてるんだからよ!」


「わかってね〜な、お前は!こういうのが興奮するんだよ」


男はつかさの両手を自らのベルトまで導く


「さ・・・あとはわかるよね、つかさちゃん」


「ク・・・・・」



カチャッ カチャカチャ・・・


シュッ・・・



言われるがまま男のベルトをはずす。


「ほら、それじゃまだだろ?つかさちゃんのかわいいお口に舐めてほしくって俺のがこの中で待ちわびてるんだよ」


ジーンズの股間の部分が先程よりもやや大きくなってきている。
つかさの眼にも、それがどういう状態にあるのかは把握できた


「さ、早くしないと・・・あいつ、あの子みたいなのがタイプだからどうなるか知らないよ」


「そうそう、これでも俺は我慢してるんだぜ!あまり時間かかるようなら、俺、この子をいただくことにするか」


唯の隣にいる男の手が、唯の小さな胸を軽く撫で回す


「ま、待って!!」


「待って欲しかったら・・・わかるよな?」


「お願い!唯ちゃんだけは・・・・絶対に手を出さないで!」


「あぁ、出さないよ。それには早く俺をイかせることだな」


つかさの行動にためらいが出るたびに、この男たちは楽しむかのように唯に手を出してくる
そして、どんどんつかさを自分たちの思うように動かそうと仕向けた


ジーンズのボタンをはずし、両脇に手をかけ、ゆっくりと下へおろす

足首へとおろす間に見える男の太い足

そして、目の前に現れる男性ものの下着とその中にあるモノ


最初に触らされた時とは明らかに固さがあることはハッキリとしていた


「さ、何をしてるんだい?その手で触ってくれよ」


男は両手を腰に当てたまま、つかさの顔をニヤリとした顔で眺める


「・・・・・・・」


小さな手がギュっと力小振りを作る


「さ、そのかわいい手で触って優しく擦ってくれるかな」



どうして・・・どうして・・・

こんな・・・淳平くん・・・ 


力を入れた手を震えながらゆっくりと開き、つかさは男の下着の上から撫で始めた


「ク・・・いいね・・・  やっぱつかさちゃんにしてもらってることがたまらないな」


「・・・・・・・・・・・」


トランクスの上からでもしっかりとした形をなしている。

初めて触る男性器。それも、今はしっかりと形まで成している。

下唇をかみ締め、悔しさをこらえながらつかさは男のソレを撫で続けた


「フフフ・・・どうだい?俺のはかなりいいだろ?」


「な、何を言ってるの!そんなの・・・・」


「まぁ、そのうちわかるだろうな。ホラ、今度は直接触ってもらおうか」


「ちょ、ちょっと・・・・?!」


つかさの手を掴むと、強引に横からトランクスの中にしのばせる


「かぁ〜たまらねぇ・・・・つかさちゃんの手、冷たくてすげぇ気持ちいいよ」



触らされた


ついに到達してしまった男の象徴に、つかさは驚きを隠せない

汚い

いますぐにでも突き飛ばして逃げ出したい

しかし、男たちの罠により、動きは封じられた状態だ。


大きく膨らみあがった男の象徴。

堅さと熱さが伝わってくる



や、やだ・・・・・  こ・・・・こんなに・・・・



「つかさちゃん。驚いてるね。でもまだまだだよ。それを握って優しく上下に動かすんだ。」


ギュッ


言われるがまま握り締め、トランクスの中で上下に動かす

小指の辺りに男毛が触れ、上に動かすと、突起に親指と人差し指が触れる


「つかさちゃん、そうだよ。すごいうまいねぇ」


男の息が荒くなる


力の加減がわからないが、元来の優しさがこんなところでも出てしまってるのであろう

知らないうちに、男にとっては最高の快楽を与えてくれる力加減となっていた



や・・・何・・・・どんどん大きくなってる・・・



早く終わって欲しい

その思いもありながらも、初めての男性の変化に、興味がないといったら嘘になる



「はぁっ、はぁっ  そうだよ・・・もっと早く擦ってくれる?」


手のひらに伝わる、徐々に熱を帯びてくる男の誇張。動きを早める度に男の息が荒くなる


「さて、じゃあいよいよお願いしようかな」


「あ・・・・・・・」


つかさの手を引き抜き、トランクスの端に手をかけさせる


「つかさちゃん、どう?早く見たいだろ?」


「そんなわけないでしょ!」


「ホントかな?でも、早く俺のをしゃぶりたくてしょうがないんじゃないの?」


「だ、誰があんたなんかの・・」


「ククク・・・威勢がいいねぇ・・・・まぁ、すぐに俺のがおいしくて仕方なくなるさ」


「おい、いいから早くしろって!俺も待ってるんだからよ!」


もう一人の男が痺れを切らし始めた


「つかさちゃん、さぁ・・・俺のを綺麗にしゃぶってくれよ・・・」


男がつかさの手越しにトランクスを脱ぎはじめる


勢い良く飛び出す男の怒張。

つかさの手淫によって大きくなったソレは、黒くグロテスクにつかさを睨みつかた


「ひっ・・!!」


「おいおい、何を驚いてるんだい?つかさちゃんのおかげで、こんなに大きくなったんだよ」


目の前に現れた初めて見る男性の象徴に、思わず目が釘付けになる


「そんなに見つめて・・・よっぽど欲しいんだね。さ、早くそのかわいいお口の中に入れてくれよ」


う、うそでしょ・・・こ、こんなの・・・・

できない・・・や・・・いや・・・・


弓なりに天を向いた男の怒張。脈を打ち、浅黒く光る様に恐怖を感じる


「ほら、早くしなよ。つかさちゃんからしてくれないと、もっと酷いことしちゃうかもしれないよ」


ニヤニヤと笑いながら見下す視線。

ふと髪を撫でられ、つかさは思わ顎を引いた


「仕方ないなぁ〜、じゃあ楽しませてもらおうかな。おい、そっちも好きにしていいぞ」


!?


「ちょ、ちょっと待って!!」


振り向いたつかさの眼には、唯のまだ膨らみきらない胸に手を這わせる男の姿が入る


「ほら、つかさちゃんが言うこと聞かないから。かわいそうになぁ・・・きっとあの子、何も知らずにヤられちまうんだなぁ・・・」


とどめの一言だった



「わかった!今・・・今からするからもうやめて!!」


「やっとかい・・・じゃあ今回だけ許してあげようかな」

「おいおい、俺はこの子の方がいいんだって!」

「我慢しろって。」


つかさの顔の前に再び突き出された男の欲望


眼を瞑り、決意したかのようにつかさは手をかざす


「そうそう・・・いいねぇ・・・触られただけで気持ちいいよ」


ゆっくりと眼を開け、目の前に迫る恐怖と視線を合わせる

淳平くん・・・ごめんね・・・


ごめんね・・・


ごめんね・・・


微かに震える小さな唇

小さく開いたその唇が、瞳から流れる雫とともに、ゆっくりとペニスの先端を包み込んでいった


[No.423] 2004/08/25(Wed) 15:38:13
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R「喪失」 5 (No.423への返信 / 4階層) - お〜ちゃん






「んっ・・・んっ・・・うう・・・・く・・・・」


「そうそう、その調子でもっと舌を絡ませるんだよ。さっきやったとおりにね」


むんとした鼻を突くような匂いと共に、口の中は汚らしい男の欲望でいっぱいに膨れ上がっていた


「チュッ・・・んんん・・・・ あ・・・んん・・・うぅ・・・・」


目の前の美少女の奉仕に、男は言い知れない快楽に満たされていた

小さな唇いっぱいにふくまれた自らのペニスに、舌先をチロチロと這わせるつかさの姿は、見ているだけでも充分なほどだ。


うう・・・こんなの・・・気持ち悪い・・


だが、つかさの思いとは裏腹に、男の欲望はさらに増幅されていく


「はぁ・・はぁ・・・堪らないねぇ・・・いいよ・・・手をもっと使うんだ・・そう、その調子・・・」


言われるがままに、手と唇を使っての奉仕が続く


口の中奥深くまで埋め込まれた怒張が、ゆっくりと引き抜かれる時に見せる醜い輝き

不意に眼を開けた時に飛び込んだその光景に、再び強く眼を閉じる


やだ・・・あたし・・

あんな醜いのを口の中に・・・


男の荒い息遣いが聞こえる


「どうだい?つかさちゃん・・・俺のチンポの味は。」

「あ・・・味なんて・・・・気持ち悪いだけよ!」

「へぇ〜そう?ほら、もっと一生懸命咥えてくれなくちゃ。俺はイカないよ」


そうだった

この男たちを口でイカせること。

それが条件だったのだ

イカせたからといって、この男たちが自由にしてくれるかはわからない。

だが、今はこの条件に従うしか術はないのだ


「ん・・・うううん・・・ん・・・チュパッ・・・ん・・・・レロ・・・ん・・・」


小さな唇から時折見せるかわいい舌先。

その舌先で先端をチロチロとされる度に、男は大きな息を吐いた


「あぁ・・・・・いいね・・・・うまいよ、つかさちゃん・・・」


男の感じてる様子

う・・・気持ち悪い・・・けど・・・ここが気持ちいいのなら・・・


つかさは執拗に同じ箇所を責め始める


ここが気持ちいのならすぐにイってくれるはず・・・


つかさは早く終わらせるために、したくもない奉仕を懸命に行う


「あぁ・・・つ、つかさちゃん・・・いいよ・・・・も、もう・・・」


男の欲望が堅さを増し、やや誇張しはじめる


もう少し・・・・・・もう少し・・・・


手と口の動きを早める

つかさは本能で男がイキそうなのを感じていた


と、その時だ


「?!?!?!?」


「くはぁ〜柔らけぇ〜〜」


「うぅぅん!ぷはぁ・・・・や、何するの!!!」


もう1人の男が、背後からつかさの胸を鷲づかみにする


「こいつばかり楽しんじゃかわいそうだからよ。俺がつかさちゃんを気持ちよくさせてやるよ」


「い、いや!やめてよ!!触らないで!!」


「こらこら、つかさちゃん。お口が御留守になってるよ。君のするべきことはコレでしょ」


柔らかい髪を掴まれ、今度は半ば強引に男の欲望に口をあてがわされる


「んんーーーーー!!」


「ほら、早くイカせてくれよ。そうすればこいつの番になるからさ」


「そうそう、つかさちゃんがイカせるまでの間、俺がつかさちゃんを気持ちよくさせてあげるよ」


「や、やめて!そんな・・・・ちゃんと口でしてるじゃない!!」


男の股間から上を見上げ、つかさは叫んだ


「あぁ、そうだね。凄く気持ちいいよ。でも、口でしてとは言ったけど、その間、俺たちがつかさちゃんに手を出さないとは言ってないだろ?」


「じょ、冗談言わないで!!」


「ほらほら、そんなこと言ってもダメダメ。つかさちゃんの胸、柔らかくって気持ちいいよ〜」


男の手が、シャツの間から中に入り、ブラ越しに指を這わせる


「ん!!や、・・・・・いや・・・」


「ほら、つかさちゃん、こっちだよ。俺をまずイカせることが先決でしょ?」


「んぐ・・・ん・・・・んんーーーー!!」


悲痛な声を上げるつかさ。眉を寄せ、時折見せる涙が男たちの征服欲を掻き立てる


「ふふふ・・・つかさちゃん、苦しそうだね。じゃあ今楽にしてあげるからね」


プチッ


男の手が背後に回り、シャツを捲し上げられた上にブラのホックをはずされる


「おぉ〜これがつかさちゃんのオッパイか〜」


ぷるんと現れた形の良いお椀形の胸に、男たちは思わず声をあげる


汗ばんだ男たちの手が、つかさのかわいらしい胸を弄る


「ん・・・・い、いや・・・・あ・・・いやぁ・・・・」


つかさは身体を捩じらせて抵抗をするも、男二人にかかっては身動きもロクにできない


「はぁはあ・・つかさちゃん・・・・すごいかわいい胸だね・・・すげぇ・・・乳首もピンク色してるじゃん」


やぁ・・・見ないで・・・触らないで・・・お願い・・・・


口いっぱいに咥えながら、つかさは撫で回す男の動きに身体を堅くする


「おや、つかさちゃん・・・ほら・・・こういうのはどうなのかな・・・」


背後に回った男が、胸の外から内へゆっくりと手を撫で回す


「ん・・・んぁ・・・・・あぁ・・・・」


「ふふふ・・・さぁ・・・到着〜〜」


ビクッ!!


「んんーーーー!!」


男の指がつかさの先端を摘む


つかさは大きく身体をのけ反らし、口に含んだペニスをはきだした


「い、いや!やめて!!もう、触らないで!!」


「おやおや、気持ちよかったかな?」


「そんなわけないでしょ!もうやめて!!」


「ククク・・・そんなこと言っても無駄だよ。だってほら、ここはしっかりと固くなってるぜ」


男の指が両方の胸の先端を刺激する


「んーーー!!!!あぁ・・・・クッ・・・・」


漏れそうになる声をこらえる


「気持ちいいんだろ?素直になりなって」


「ち、違う!何・・・ん・・・・」


再び、顔を元に戻され、今度は強引に口での奉仕をさせられる


「ほら、もうすぐイキそうだからさ。早くつかさちゃんのかわいいお口でもっと気持ちよくしてくれよ!」


ん・・・・・んぐ・・・んんんんーーーーー


頭を鷲づかみにされ、根元まで強引に押し込まれたあと、ゆっくりと引き抜かれる

ヌラヌラと湿ったペニスが出入りするたびにつかさの舌が裏スジを自然と刺激していた


「くはぁ・・・やっぱつかさちゃんの口は最高だよ・・・気持ちいい」


ペチョ・・・・チュパ・・・・プチュ・・・ペチャ・・・

「うう・・・・ん・・あぁ・・・・あっ・・・・・ん・・・んぐ・・・・むん・・・」


胸の刺激が絶え間なく続き、男への奉仕もまだ終わりそうにない

つかさの中である種の絶望感が芽生え始める



あたし・・・

どうなるの・・・


このまま・・・どうなってしまうの・・・・・



やだ・・・・やだよ・・・・



怖いよ・・・・






助けて・・・・






淳平くん・・・・









「んぁ・・・ああぁ!や・・・イヤーーー!!」

胸を刺激し続けていた男が、スカートを下ろし、パンティの上からラインに沿ってつかさの中心を撫で始めた


「や、やめて!お願い!!!それだけはやめて!!!!!」


奉仕を止めると男がまた強引に口に含ませる。つかさは手での刺激を繰り返しながら、背後の男に必死の訴えをする


「ククク・・・そんなこと言ってるけどさ・・・・つかさちゃん・・・俺にはもうわかっちゃったぜ」


い、いや・・・そんなこと・・・


「口ではそんなこと言いながらもさ。ココはほら・・・」


やめて・・・言わないで・・・やめて・・・違うの・・・


「ホラ・・しっとりと濡れてるぜ」


「んんんんーーーーーー!!あぁーーーー・・い、いやぁ・・・」


男の指がズンと下着の上から中心に突き刺さる


「へぇ〜そうかい。俺のを咥えながら感じてくれてるんだ。嬉しいね」


男たちのニヤニヤとした笑い声が部屋中にひびく


ペニスを咥えさせてる男はつかさの尖った胸の先端を執拗に刺激し、背後の男は太ももからゆっくりと汚らしいザラついた舌をつかさの中心に向かって這わす



や・・・やめて・・・そんなところ・・・舐めないで・・・や・・・


「んん・・・んぁ!!」


唾液を垂らしながら、時折漏らす感じた声は、男たちにとっては最高のご馳走だった


「ほら、どうだい?ここなんかこうされるといいだろ?」


「あぁ・・・・・ん・・・・う・・・・・」


口を離すことを許されない状況で、懸命に耐える


だが、男たちの執拗な責めは、徐々につかさの身体に心とは逆の変化をもたらし始めていた


ん・・・チュプ・・・・ン・・・・レロ・・・・チュピ・・・・チュッ・・・


口での奉仕に慣れ始めたつかさは、早く終わらせるべく、男への刺激を強めたり、弱めたりと本能で感じはじめる


「そうそう・・いいよ・・・その顔がまた最高にかわいいよ・・・つかさちゃん・・・」


男の手が、つかさの柔らかい髪を撫でる
そして耳を軽く刺激したあと、頬へ手のひらをあてる


「つかさちゃん、ココ、だいぶ濡れてきてるんじゃないの?どれ、確認してあげるよ」


パンティを横にずらされ、男の目の前にしっとりと湿り気を含んだつかさの秘部が顕になる



見られた

いや、見ないで・・・・


眼を丸くし、腰を逸らして逃げようとする


「つかさちゃん・・・すげぇ・・・綺麗なアソコだね〜・・・」


男は舌を嘗め回し、目の前に現れたつかさの秘部に食い入る


「しかもこんなに濡らしちゃって・・・つかさちゃんも好きなんだね〜悪い子だ」


「ち、違う!これは・・・あなた達が・・・」


「何を言ってるんだい?俺たちはこうしてつかさちゃんに口でしてもらってるだけだよ。
こいつはつかさちゃんの身体をちょいと触れただけ。普通はこんなにはならないよなぁ」

「そうだな。普通はこんなにシットリと濡れたりはしないなぁ」



う、うそ・・・そんなことない・・・違う・・・


あたしは違う・・そんなわけない・・・



男たちの言葉に頭の中に困惑が漂う

自分がしている行為に、自らが感じるわけがない
男たちの愛撫に執拗に迫られて・・・

いや、それすらも認めたくはない


当然、男たちはわかってて言っていた

むしろ、言葉でのつかさへの陵辱を楽しんでいたのだ

だが、何も知らないつかさにとって、男たちの言葉が記憶の片隅にしっかりと残される



あぁ・・・・やめて・・・うそ・・・・こんな・・・



あ・・・だめ・・・・い・・・いや・・・あ・・・・・・




ちゅぷぁ・・・


「つかさちゃんのアソコ、凄いおいしいねぇ」


「ンーーーーーーーーー!!」


身体を今まで体験したことのない刺激が貫く


「どうしたの?そんなに気持ちいいの?じゃあもっとしてあげるよ」


男の舌先がつかさの秘部を下から上へと舐め上げる


「い、いやぁ・・・あぁ・・・・・・ん・・・・ぬ・・・・・むぅ・・・んぁ〜」


身体中を貫くような刺激

一気に身体の力が抜けていく


「つかさちゃん、とてもいい顔してるよ。ほら、ココはどうだい?」



ん・・あぁ・・・・

う・・・うそ・・・・


こ、こんなに・・・・凄い・・・



し・・信じられない・・こんなの・・・や・・・・いや・・・・・・



男の舌先からもたらされる快楽。

足をもじもじさせ、耐える美少女の姿は更に妖艶さを増していく


「どうだい?自分が気持ちよくなってきたから、俺へのフェラもだいぶいい具合になってきたね」


何を・・・そんなんじゃない・・・

あたしはただ・・・早く終わらせたいだけ・・

それだけ・・・


チュプ・・・チュッププ・・・・クチュ・・・・・


つかさの秘部から厭らしい音がひびきはじめる


もはや口に出して抵抗することもない

早く終わらせてしまうことが先決なのだ

だが、男たちによる同時の執拗な責めは、つかさの思考回路を緩やかに狂い始めさせていた


「つかさちゃん、どうだい?もっとして欲しいだろ?」


「んんー・・・・・んぐ・・・んぁぁああ・・・・・・・・・あぁ」


「そうかぃ?じゃあもっと気持ちいいことしてあげるよ」


ち、違うの!そうじゃない・・・


つかさの心と身体の反応はもはや別なものへとなっていた


かわいらしいいちごのパンティがスルリと足元までおろされる


「おや、今つかさちゃん、脱ぎやすいように身体を浮かせなかった?」


「んんーーー」


ペニスを咥えながら顔を左右に振る


「あぁ、そうだな。俺もそう見えた。確かに腰を浮かしてたな」


「やっぱつかさちゃん、俺たちに気持ちよくしてもらいたいんだ。仕方ないなあ」


男の前に曝け出したつかさのヒップ

だが、その中心にはヌラリと湿り気を帯びたつかさの中心が綺麗なピンク色を保ちながらヒクヒクと動いている


「つかさちゃん・・・こうやって見ると凄い綺麗だな〜どれどれ・・・」


男の顔が再びつかさの秘部に埋め込まれる


あぁ・・・あ・・・だめ・・・・・や・・・・・・あぁぁぁ


再び駆け抜ける快楽に、思わず顎を上げてしまう

男はその姿を見逃さなかった


胸の先端への刺激に強弱をつけ、ここぞとばかりにつかさの身体を楽しむことへと目的は変わり始める


「さて、つかさちゃん・・・もっと気持ちいい所を教えてあげようか」


形良く下を向いたつかさの胸を楽しみながら、舌を嘗め回す男に小さく頷いた


「ホ〜ラ、お待ちかねのココだ!!」


舌先が割れ目をなぞりながら腹部へと上昇し、やがて、つかさのとある一点で刺激を軽く与える


「あぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜・・・ん・・・・んぁぁ〜〜!!」


思わず大きな声が出る

更に強い刺激が貫く

口に含んだペニスをはずし、すがるように男の身体にもたれかかる


「おいおい、どうしたんだ?ほら、お口でもっとしてくれよ。それともつかさちゃんの方がもっと気持ちよくなりたいのかな?」


「あぁ〜そうかもな・・つかさちゃん。ココを触れただけですごい溢れて来ちゃったよ」


「んんんんーーー!!あぁぁ・・・・あ・・や・・・・だ・だめぇ〜・・・」


男が再び刺激をし始める


あぁ・・・なに・・・なんなの・・・


すごい・・・・アタマがおかしくなる・・・・



こんなに・・・こんなに・・・



認めたくはない

決して認めてはならない



あぁ・・・・・・い・・・・・・

ん・・・・・・


男たちにレイプされてるこの状況では、決してあってはならなのだ

自らの意思が破壊された時に、負けたと同じことになる



い・・・・・あぁ・・・・う・・・・んあ・・・

はぁ・・・・あん・・・はぁぁ・・・・・・・・ん




男たちの愛撫が続く

もう口での奉仕はできない

ペニスを握り締める手の力が強くなる




う・・・・・・く・・・・・い・・・・

いぃ・・・・・


「ん?どうしたんだぃ?何か言ったかな?」


男の声に再び自我を取り戻す


「な・・・・何でも・・・あ・・・ん・・・な・・・いわよ・・・んんぁ〜」


「ククク・・・ほら・・・もっともっと触ってやるよ。つかさちゃんを先にイカせてやる」


細かい舌の動きが、鋭くつかさの秘部と小さな突起を刺激する


「んううぅぅぅぅぅ!!」


絶え間なく続く快楽の責め


「つかさちゃん、どうだい?やっぱりつかさちゃんも俺たちに気持ちよくしてもらいたいんだねぇ」


・・いやぁ・・・・
もう・・・もうやめてぇ・・・


こ・・これ以上・・・

これ以上・・・触られたら・・・あたし・・・

あたし・・・・・・


徐々に訪れる波に、腰がガクガクと震え始める


「お?つかさちゃん、急にココが固くなり始めたね〜イキそうなんだね」


「い、いやぁあああ!!あ・・・ち・・・違う・・・・違う!!!」


綺麗な髪を左右に揺すり、これから訪れうる大きな波へ必死に抵抗を示す


「ほら・・・イっちゃえよ・・いいからさ!ココだろ?ココなんだろ!!」


男たちの責めが続く。秘部はもうグッショリと愛液で満たされ、もう誰の眼に見てもつかさの状態は明らかだった


いや・・・何これ・・・クル・・・何かクル・・・・・・


身体全体に震えが起きる


「あぁぁ・・いや・・・・・・いや・・・・・・・・・・」


クチュ・・・チュパ・・・・


「もうすぐだな・・・イキな・・・つかさちゃん」


グチュグチュ・・・ジュルリ・・・


もう・・・・・・・


ダメ・・・・ クル・・・・



あぁ・・・・・・ ウソ・・・・




そんな・・・こんな男たちに・・・




違う・・・いや・・・




あぁ・・・もう・・・・・






ダメ・・・・・・・





「違う・・違う!!あたしは・・・・あぁーーーーー!!」





四肢を延ばし、背中を大きくのけ反らしたつかさは、ドサっと男の身体に倒れ掛かった


大きく呼吸を乱し、玉粒状の汗が全身に溢れ出す



「イったみたいだな」

「あぁ・・すげぇ・・・俺、あのつかさちゃんをイカせちゃったよ」

「あぁ・・・。でもまだだな。俺たちはイってない」

「そうだな。お楽しみはまだこれからだったな」

「そういうこと」


男たちは何やら企んだ笑みを浮かべ、息を乱してるつかさの小さな口に再び自らの熱い欲望を押し込み始める


「おぉ・・なんかさっきよりも中が湿ってて最高だ」

「おい、お前早くイケって!」

「わかってるさ。でも気持ちよすぎてもっと楽しみたいんだよな」


ん・・・んんん〜・・・・


チュ・・・レロ・・ペロリ・・・チュパァ・・・



初めてイってしまったつかさは、意識が朦朧としている中、押し込まれた男の欲望に自ら望まない内に舌を絡めだしていた


「さて、もう充分だろうな」


先程から執拗な秘部への責めを続けていた男は、ズボンを脱いで自らの怒張を曝け出すと

ご馳走を前にしたように舌を嘗め回しながら、口で奉仕を続けるつかさの秘部に自らの欲望の先端を押し付けた


[No.432] 2004/08/25(Wed) 20:18:44
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R「喪失」 6 (No.432への返信 / 5階層) - お〜ちゃん






ぷちゅっ・・・

男の先端にしっとりと水気に満ちた部分が触れる

「!?・・・・んーーーー!!」

腰を引き、男の欲望から逃れようとするが、腰をしっかりと抑えられてしまう

「へへへ・・・今、一瞬だったけどすげぇ気持ちよかったぜ・・・
 中はもっと気持ちいいんだろうな・・・」

いや・・・いやーーー!やめてーー!!!

叫ぼうにも股間にしっかりと顔を押し付けられている為に漏れる声に言葉はない

「さて・・・くくく・・・たまらねぇ・・・」

男が再び狙いを定め、一気に欲望を打ちつけようとした

ヌルン・・・

「あぁ!?なんだよ、入らねぇぞ!!」

男を受け入れたことのないつかさの入り口はまだ狭く、男の欲望を拒み続けた

「おい、それはダメだ。やめろって!」

「あ?何言ってる!俺はもう我慢できねぇんだよ!!」

「いいから、我慢しろって・・・あの人に知れたらまずい・・・な?」

少し凄みを利かせた眼で睨みつける

「あ・・・・あぁ・・・・そうだったな・・・」

男は渋々つかさの腰から手を離した

(あ、あの人って?・・・まだ誰かいるの・・・?)

「仕方ねぇ・・・俺はこっちで楽しみながら待つとするか」

背中に舌を這わせながら、秘部にそって指をなぞらせた

んぁっ!!

顎が上を向き、背中がのけぞる

既にイキそうになっていた男は、つかさのアタマを両手で抑えると、既にすぐそこにまで迫っている己の欲望を速度を速めながらつかさの小さな口に打ち付けた


「んっ!んっ!!んん〜〜!!」


喉の奥まで押し込まれた怒張は、更に固さを増す

「はぁっはあっ!・・・うっ・・・マジで気持ちいいぜ・・・」

男の息が荒くなるのと呼応して、つかさ自身、秘部を舐められることによる快楽に呼吸が乱れていた

「・・んっ・・・んんーーー・・・・っっ!!」

眉を弓なりに下げ、眼を瞑る

や、やだ・・・何・・・口の中で・・・動いてる・・・

「くはぁ〜たまらねえ!イクぜ!たっぷし流し込んでやる!!」

ドクン・・ドクン・・・ドクン・・・

大きくな脈打ちと共に、つかさの口の中に熱いものが注ぎ込まれる

「ンンンン〜〜〜!!!!」

いきなりのことに顔を引こうとするが、男が抑える力が強く奥へ奥へと押し込まれる

いや・・・そ・・そんな・・・

こんな汚いことって・・・

熱い欲望が口の中に広がり、舌に触れる

うっ・・・・苦い・・・・・やだ・・・・・・

苦しそうに顔をゆがめるが、その姿もまた男にとっては征服感の賜物となる

「ククク・・・・いいぞ・・・・ホラ、全部飲み干すんだよ!!」

まだ先端からトロリと流れ出る欲望が口の中にたっぷりとたまる

口元から白い液体が零れ落ちる

うぅ・・・・じゅ・・・淳平くん・・・・・・・・

綺麗な睫毛の閉じた内側から、ツーーっと雫が零れ落ちる

「おい、次は俺の番だな・・・」

まだ硬くなったままのつかさの口の中を汚したソレがゆっくりと抜き出されていく

「飲めよ・・・」

今すぐにも吐き出したい。

少し開いた唇を閉じると、つかさの喉がコクンと小さく動いた

大きな男の怒張がまた現れる

いや・・・・またあんなことを・・・・・

だが、つかさに拒否をするという選択はない

先程吐き出した男が、絶妙な舌使いでつかさの秘部をまさぐる

恥毛を時折ついばみながら、すぐには中心を攻めずに焦らすように周りを軽く触れるように舐める

「あ・・・・・あぁ・・・・んぅぅ・・・・む・・・だ・・・だめ・・・」

思考がどんどん薄れていく

小さく開いた唇に、大きな塊がゆっくりと侵入してくる

「くぅ〜〜おい、コレはすげぇな!俺、すぐにイっちまいそうだ!」

つかさの口の中がまた熱いもので満たされていく

「ん〜〜・・・・んぐ・・・・う・・・んふぅ・・・」

吐息が乱れ始める

「ホラ・・・さっきからずっと焦らしちゃってたからそろそろココを触って欲しくて仕方ないだろ」

男の舌が、掠るようにつかさの芯に刺激を与える

「んんんぅぅぅーーーーー!!!」

ビクンと身体をのけぞらすがその勢いで男の顔の上に座り込むような形になってしまった

「ふははは・・何だよ。つかさちゃん自らもっとして欲しいってことか?」

「ん・・・・ち・・違う!!・・あぁ・・・違・・・・・ん・・・・んぅぅ・・・・」

「違うってよ!そりゃそうだろ。この方が俺のをたっぷりとしゃぶれるってことだからな」

つかさの髪の毛をしっかりと掴んだ男は、腰を前後に動かして口の中を犯しまくる

指先で秘穴の周囲と溝を巧みに刺激され、舌先では強すぎるほどの快楽を芯から与えられ続ける

「ん・・・・んはぁ・・・・・あ・・・・い・・いや・・・・んぐ・・・・んぅ・・」

頭では抵抗をしなくてはと理解しても、身体はもう充分に女としての反応を示しだしていた

や・・・やだ・・・・また・・・・そんなことされたら・・・

「つかさちゃんも好きだね〜こんなにタップリと濡らしちゃってさ・・・」

「・・・ち・・・違う・・・・・」

「違うって言われてもさ・・・俺の口の周りなんてもうつかさちゃんのでベチョベチョだよ」

や・・・・い・・言わないで・・

だが、男の言ってることは事実だ

甘く、熱い感覚が身体全体に広がっていく

「おっ・・・くっ・・・・・や、やべぇ俺もう・・イクぞ・・・」

更に大きく、堅さを増していく肉棒

あぁ・・・また・・・・口の中に・・・

「うあぁぁ・・・・ダメだ・・・イクぜ!!!!・・・っん!!」

ドクッドクッ・・・

先程よりもかなり多い量が舌全体に絡みつく

だが、それ以上に秘部より責め続けられる快感の方がつかさを支配していた

「つかさちゃん、ホラ・・これがとどめだ!!」

つかさの中心を軽く唇で挟みながら、舌先で小さく触れまわす

「ん・・・あぁ〜〜〜〜〜!!!!!!!」

身体を硬直させ、天を仰ぐようにつかさは大声を出した

口元からはまだ堅さを残す男の怒張が弾けるように飛び出る

溢れ出す汗が、身体全体に雫となって現れる

だらりと前に倒れこんだつかさの小さな唇から

まだ熱い白い液体がドロリと溢れ出ていた


[No.781] 2005/01/18(Tue) 13:52:46
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R「喪失」 7 (No.781への返信 / 6階層) - お〜ちゃん











キュッ



唯の部屋の洗面台を借りて、つかさは口の中を洗い流した

鏡に映る自分の姿を見つめる

「・・・・・・・・・・ひどい顔・・・・」

濡れた顔を拭くこともせず、ただ黙って立ちすくんだ

綺麗なラインの顎から、雫が一つ、また一つと舞い落ちていく



『ふぅ・・・・気持ちよかったぜ〜』

『あぁ、まさかつかさちゃんにフェラチオしてもらうなんてなぁ』



男たちの言葉が胸を締め付ける



『約束どおり、この子には何もしない』

『あぁ、さっきだって最初に泣いた時はどうしようかと思ったけどな。薬嗅がせたらすぐに寝ちまったしよ』

『そうそう。この子には暴力はしてないぜ。ただ足を載せたりはしたけどな・・・それと警察に言っても別にいいぜ。そうすりゃ今日のことが世間に知られることになるだけだけどな』



身体が小さく震え、洗面台の上に置かれた両手が小さな拳を作る



『また気持ちよくなりたくなったらいつでもいいぜ・・・クックック・・・』








キュッ!

ジャーーーーーー・・・



勢い良く蛇口をひねり、頭から少し温めの水を被り続ける





はぁっ・・・はぁっ・・・・はぁっ・・・・・



何が変わると言うわけでもない

もう既に起きてしまった事だ

自分の中で駆け回るこの例えようのない思いを洗い流してくれれば・・・

だが、口の中に残るあの余韻が

決して忘れさせてくれそうにはなかった





カタン・・・



不意に背後で物音がした

何?・・・

つかさは顔を軽くタオルで拭くと濡れた髪もそのままに、警戒しながら物音のした方へと足をすすめた

「ゆ・・・唯ちゃん!?」

「・・・あ・・・つ・・・つかさ先輩!?」

「良かった・・・眼が覚めたのね」

「ん・・・あれ?どうしてつかさ先輩が唯の部屋にいるんですか?」

と同時に、男たちによってもたらされた仕打ちが一気に蘇る

「あぁ・・・・あわわぁ・・・・うぅぅうぅ・・・」

「ど、どうしたの!?唯ちゃん!!しっかり!!」

いきなりガタガタと震えだした唯を両手でしっかりと抱きしめる

「こ・・・怖い・・・」

「・・えっ・・・」

「し・・・知らない人が唯のことを・・・」

先ほどの男たちだ

唯の身体全体を包み込むように抱きしめる

「大丈夫・・・・唯ちゃん・・もう大丈夫だからね・・・」

「あ・・・・あぅぅぅ・・・・ひ・・ひっく・・・・・・ぐす・・・・」

つかさの暖かい胸の中で、小さな身体が震え続ける

「大丈夫だよ・・・・・もう・・・・大丈夫・・・・・・」

抱きしめる腕に力が篭る

そうだ・・・あたしだけが苦しいんじゃない・・・

唯ちゃんだって・・・あんなに怖い目にあったんだ

それに・・・

唯ちゃんを守れたんだから・・・

あたしは・・・




怯え続け、その震えたか弱い声が泣き止むまで

つかさは優しく小さな少女を包み込んでいた












暗くなった夜の道を、何も考えずにただ家へと歩き続けた

あれから唯が落ち着いた後、つかさが唯の部屋にいた理由と、男たちがいなくなったことをうまく誤魔化して説明した

唯は1人になるのが怖いということで、明日からまた淳平の家にお世話になることになった

先ほど淳平の母親が血相を変えて飛んできて、つかさにお礼を言って唯の荷物を一生懸命まとめていた

きっと淳平も間もなく来るであろう

淳平に送っていかせるという母親の申し出を断って、つかさは唯の部屋をあとにしたのであった






ふと空を見上げると、都会ではもうなかなか見ることが出来ないたくさんの星達が小さく輝いている

「・・・・・・・綺麗・・・・」

チカチカと点滅を繰り返すものもあれば、ただボーっと微かな光を出しているだけのものもいる



輝く星たちが、幾重にも重なりだす

「・・・・・・あたしは・・・・・汚れちゃった・・・」



夜空に浮かぶ星たちと相反する自分の姿

道の真ん中で佇む少女は

誰にも見られることなく

ただ、か細い流れを作り出すと共に

一つの大きな決意を

その小さな胸に刻み込んでいた


[No.795] 2005/01/25(Tue) 18:32:40
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R「喪失」 8 (No.795への返信 / 7階層) - お〜ちゃん








「ほら、淳平くん!こっちこっち!!」

「ちょ、ちょっと待ってくれよ〜」

「アハハ!だらしないぞ〜 ほら、見て!すごい綺麗!!」

「はぁ はぁ はぁ・・・・何もいきなり走り出さなくても・・・」

つかさと淳平はとある海岸へ来ていた

あの事件から1週間ほどたった。

唯も落ち着きを取り戻し、もう普通に学校へと登校するようになった日の夜だった






プルルルルル〜・・・

「ったく、誰だよ!こんな夜中に!!」

相も変わらず淳平の部屋で寝ている唯を恨めしそうに見つめながら、淳平は一向に起きる気配のない母たちへの怒りと共に机の上の電話を取った

「はい、真中ですが!!」

やや怒り気味の口調。

「・・・もしもし・・・?」

受話器の向こうからか細い声が聞こえる

「・・・え!?・・・・に・・・西野!?」

「あ、淳平くん?良かった・・・」

「ど・・・ど・・・どうしたの!?こんな夜中に・・・」

「あ・・・うん・・・・」

時計を見ると夜中の1時を回っていた

「・・・・・・・・・・」

受話器の向こうからはただ、小さな息だけが聞こえてくる

「あ・・・あのさ・・・・」

淳平が口を開いた

「何かあったの?バイトとか・・・最近休んでるだろ?俺、たまに西野いないか覗いたりなんかしちゃったりして・・・あはは・・・」

(お、俺は何を言ってるんだ・・)

「あ・・・あのね・・・淳平くん・・・・」

つかさの声がやや重みを感じる

「あたしね・・・・ずっと頑張ってきたんだよ・・・」

「・・・!?に・・・西野??」

「でもね・・・・・・これ以上は・・・」

つかさが何かを求めてる

つかさが何かを言おうとしている

だが、淳平は自分からそれを聞き出すことがなかなかできない

「お願い・・・淳平くん・・・」

「な・・・何!?・・・」

つかさからの言葉でやや気持ちを楽にしながらも突然の出来事に心臓の鼓動が早まる

「3日間・・・・」

「3日間??」

「うん・・・・3日間だけでいいから・・・・・・あたしだけの淳平くんになって・・・」

「・・・・西野・・・それって・・・?!」

「お願い・・・・・・・・ねぇ・・・・2人だけで何処か行こ・・・・」

「ちょ、ちょっと待って・・・西野!何を突然・・・・・!?」

つかさの発言にアタマがパニック状態になる

つかさの受話器を握る手が汗で濡れる

「今日の朝5時・・・・・駅の改札で待ってるね・・・」

「え!?・・・・に・・・西野!?」

プツッ・・・・

「プーープーーー」

「な・・・西野・・・一体・・・・」

受話器を持ったまま固まる淳平。だが、つかさの言葉、そして口調から何か胸騒ぎがしてならない
今は・・・・1時半か・・・

4時に起きれば間に合うか・・・

淳平はバッグに着替えを詰め込み、財布の中身を確認してから唯にバレないようにそっと眠りについた




『明後日まで、友達の家に泊まります 大丈夫です』






「こらっ!淳平くん!何をぼ〜〜っとしてるのかな?」

不意につかさの顔が淳平の目の前に覗き込むように現れた

「わっわっわわわっ・・・!!」

「な、何だよ!その驚きようは!!」

「い、いや・・・その・・・あの・・・」

(まさか目の前に西野の顔に思わず照れたなんて言えないもんな〜)

「もう、はっきりしないな〜。あ、淳平くん、見て!あっちの砂浜に海の家があるよ!」

「あ、ホントだ・・・そうだ!西野!お腹減らない?焼きそばでも食べようよ!俺、おごってあげる!!」

たかだか焼きそばなのだが、淳平は得意げに胸を叩いて自慢して見せた

「うん!」

つかさはそんな淳平に満面の笑みで応えた

「さっ、行こうか!」

「あっ・・・ちょっと待って・・・よっ・・・とっ・・・」

淳平の後ろを歩くつかさの様子がちょっとおかしい

「どうしたの?西野?」

「あ・・あははは・・・」

つかさは歩くたびに左右にヨロヨロとよろけてしまう。

「ぷっ!西野!そのサンダルのせいじゃね〜の!?」

つかさが履いているサンダルはややヒールがあり、砂浜にヒールが刺さって歩きにくいのだ

「あっ笑うな!この〜〜!!」

「ごめんごめん!サンダル脱いだら?裸足の方が歩きやすいよ?」

淳平の言うことももっともだ

「そうなんだけど・・・ホラ・・・この砂浜、とっても熱くて・・・」

つかさは唇を尖らせながらチョコンと座り込み、手のひらに砂をとって淳平に見せる

「あ・・・そっか・・・・」

ちょっと困った様子の淳平をつかさはしゃがみ込んだままジッと見つめる

「あ・・・あのさ・・・淳平くん・・・・?!」

その言葉よりも早く、つかさの目の前に大きな淳平の手が伸びてくる

「に、西野!・・・よかったらその・・・俺が引っ張っていくよ・・・」

淳平はまともにつかさの顔を見ることはできず、海の方を見つめながら耳まで赤くなっていた

今、つかさがして欲しかったこと。
そう、淳平と一緒に手をつないで歩いて行きたい

それを淳平の方から誘ってくれた
つかさの気持ちがどんどん嬉しくなっていく

「うん!ありがと!!」


ギュッ


小さな手のひらが、これでもかと言わんばかりの強い力を淳平の手のひらに伝えていく

「な・・・なぁ、西野?ちょっと強くないか?」

「そ、そう?だって、このくらいギュって握ってなくちゃよろけちゃうんだもん!」

「アハハ・・・(そうなのか?・・・・)」


サクッ サクッ サクッ・・・・


軽い音を立てながら、二人の軌跡が砂浜へと刻まれていく

海から吹いてくる風が、この太陽と地面からの暑さとは違って冷たくて心地よい


「ふふふ・・・」

突然つかさは笑いだした

「な、何?どうしたの、西野・・?」

「え?ううん、な〜〜んでもない!」

「な、なんだよ、一体・・・」

「いいの!それより、淳平くんの手って大きいんだね!やっぱ男の子なんだな〜」

「い!?い、いきなり何を・・・」

「アハハ!なんか慌ててる〜〜」


はたから見たら、とても仲の良いカップルなのであろう

海の家でも、おばさんに間違われてアタフタした淳平の姿があったくらいだ

一方のつかさはそんな淳平を見て、クスクスと笑っていた


パッと見冴えないが、しっかりと彼女のことを見つめつづけている彼氏

誰が見てもかわいいと思う笑顔で、絶えず彼氏へ微笑み続けている彼女




西野つかさ 真中淳平




2人は恋人同士ではない

だが、そこら辺にいる恋人同士よりはお互いをよく理解しているといえる

どちらかが一歩前に出ればそれで済むことなのであろう

だが今はまだ2人ともその一歩の距離がとても長かった





この日の夜を迎えるまでは


[No.796] 2005/01/25(Tue) 18:34:04
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R「喪失」 9 (No.796への返信 / 8階層) - お〜ちゃん












はぁっはぁっ・・・・

突然の土砂降りに、つかさと淳平は急いで目的の場所へと走り込んできた




「ご、ゴメンね、淳平くん!海で遊び過ぎちゃったね」

「い、いや、そんなことないよ!凄く楽しかったし!!」

「・・・うん!あたしも!」




2人がたどり着いたのは、とある一軒家

見たところ、かなりの年代の家ではあるが、誰も住んでいる気配はない





ガラガラガラ・・・・





いきなりつかさがドアを開けた


「ちょ、西野!?」


「平気 今は誰も住んでないの・・・」


「え!?」


「ここね・・・あたしのおばあちゃんち・・・」


「おばあちゃん・・・?!」


「うん・・・小さい頃、よく来てたんだ・・・あたしも住んでたことあって・・・」




ポツリポツリと下を向いて話す

よほどおばあちゃんのことが好きだったのであろう



「に、西野!早く着替えた方がいいよ!!ほら、風邪引いちゃうぜ!!」


淳平は手を上げて大声で話した


「あっ・・!?」


「あ・・あれ・・・・あ、あははは・・・」


淳平が上げた手は、しっかりとつかさの手を握っていた

先ほどの大雨で走り出す時に、淳平は無意識につかさの手を取って走り出していたのだ

慌ててパッと手を離す二人



「じゅ、淳平くん!そこの部屋が居間になってるからそこで先に着替えてくれる?あたしはお風呂の準備をしてくるから・・・」




「う、うん・・・・」





(って、お風呂―――?!  ってことは、アレか・・・もしかしてもしかするちと・・・)






淳平の妄想モードがONになる


『ねぇ、淳平くん。背中流してあげよっか?』


『な、何を言ってるんだよ、つかさ。服が濡れちゃうからいいよ』


『ううん、濡れないよ。だってホラ、タオルなら濡れても平気でしょ?』


『あ、アハハ〜参ったな〜じゃあ俺もつかさの背中を流しちゃおうかな〜』


『いやん♪淳平くんったら〜』


『ぬははは〜〜〜・・・・・』


(ぬははは〜〜・・・)



「ぬははは〜〜・・・・」






「・・・・・・・どうしたの?淳平くん・・・・」


ヨダレを垂らしてニヘラ笑う淳平の姿を、シャツだけ着替えて風呂の準備を終えたつかさが軽蔑な眼差しで佇んでいた









チャプン・・・・


「ふぃ〜〜〜・・・・」


肩まで浸かると、思わず声が漏れてしまう


チェッ、結局西野だけ先に入っちゃうんだもんな・・・って当たり前か・・・


でも風呂上りの西野、かわいかったなぁ〜


な〜んかこう濡れた髪が色っぽいっていうの?


また妄想がチラホラと動き出す





「しかし大きなうちだな〜」





淳平はこの家の居間や廊下などを思い返す


「だって、この風呂だけで俺の部屋くらいあるぜ・・・」





西野、一体どういうつもりなんだろう


電話の時は凄く思いつめたような感じがしたんだけど・・・


でも、今日会ってみるとそうでもないみたいだし


俺の取り越し苦労なのかな・・・


でも、学校休んでまでってことは・・・やっぱ何かあったんだろうな



普段は鈍感な淳平だが、こういうことになると脳が働き出す



ま、まさか俺と一緒になりたいってことか?!


な〜〜んてな・・・そんなわけないか・・・


でも2人だけだし・・・そんな雰囲気になったら俺、たぶん・・・






「淳平く〜ん、ココに浴衣置いておくからね!」


ビック〜〜〜!!!


ドブン!!


思わず湯船に顔を沈めてしまった


「な、何!?大丈夫!どうしたの?淳平くん!!」


ガラガラ!!


「ぶはぁっ!な、何でもないよ、西野!だいじょ・・・・・ぶ・・・・」


湯船から顔を出した淳平は、勢い余って立ち上がってしまっていた



「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」



扉に手をかけたまま、固まってしまっているつかさ



「ア・・・・・・・・・・・・・・・・」



隠すことも忘れ、同じく固まってしまっている淳平



「キャーーーーーーっ!!」



「ち、違うんだ西野!こ、これはその・・」



「バカっ!変態!!」



「違うんだってーーー!」



「もう知らない!!」




ピシャッ




「西野〜〜〜〜〜・・・」


湯船から上半身だけを前に突き出して、半ケツを湯から浮かべた姿は見るに耐えない姿であった








そ〜〜〜〜〜・・・・


居間のふすまをそろりと開ける


「あ、あの・・・お風呂ありがとうございました・・・」


ガチャン!!


ちゃぶ台の上に並べている茶碗を置く音がやや大きい


(うぁ・・・怒ってるよ・・・・)


そろそろと中に入り、隅の方に置いてある座布団の上にチョコンと座る


「・・・・・・・・・」


(あちゃ〜怒ってる・・・・・)


つかさの横顔だけで、膨れている様子がよくわかる

だが、その膨れている顔とは裏腹に、並べられていく料理はとてもおいしそうだ




ぎゅ・・・ぎゅるるるるるる〜〜〜〜・・・

淳平の腹の虫が鳴った


「なっ、コラっ、何を鳴いてるんだ!この!!」


淳平は慌ててお腹を押さえた


「・・・プッ・・・クスクス・・・・」


「あ・・西野・・・・?」


「もう、ホラ!早くこっちに来てよ!一緒に食べよ!!」


「あ・・・う、うん!!」


淳平は四つんばいで這いながら料理の目の前に移動した


「うっは〜〜うまそう!!これ、ぜ〜んぶ西野が作ったの??」


「うん、さっき売ってた野菜と、あとは残ってた缶詰なんだけどね・・・」


「いやいや、すっげ〜よ、西野!」


「うん、それよりも早く食べてみてくれないかな〜」


「いただきま〜す」




パクッ




淳平は一口運んだ


「どう?」


不安そうに覗き込むつかさの顔


「う、うめぇ!とても缶詰とはおもえねえ!!」


「そう?良かった!」


次々と口に運ぶ淳平

その姿を嬉しそうに見つめるつかさ





毎日、こうして過ごしたいな・・・





「ん?にしふぉ(西野)、ふぁみかいっふぁ?(何か言った?)」


「え?ううん、何も!明日はちゃんとしたの作ってあげるからね!」


「なんか悪いな!でも、マジうまいよ!」


「ありがとう!」



ニコっと笑うつかさ




やがて食事も終わり、静寂の時間が訪れる



「ふぁ〜〜・・・・」


淳平は大きく手を伸ばしてあくびをした


「あ、淳平くん。疲れた?もう今日は寝る?」


「え?いや、あははは・・・ちょっと早起きだったから・・・」


「ふふ・・そうだね!実は・・・あたしも」


ペロっと舌を出して笑うつかさの姿に一瞬ドキっとする


「じゃあ、寝ようか!・・・・ってところで布団とか・・・・は?」


「え?・・・・あ・・・・えっとね・・・」


つかさはそう言うとそそくさと部屋を出て行った




(な、何なんだよ今の間は!?も、もしかして・・・・・)




またまた妄想のスイッチが入る


『ねぇ、淳平くん』


『なんだい?つかさ』


『お願い、一緒に寝てくれなきゃ嫌!』


『ったく、しょうがないな〜つかさは』


『だって、だって!ずっと淳平くんと一緒にいたいんだもん♪』


『ぬぁっはっはっはっ!つかさは子供だな〜』


(つかさは子供だな〜)


「つかさは子供だな〜」





「誰が子供ですって?」



両手に布団を抱えたつかさが、淳平のすぐ目の前で軽蔑の眼差しを向けていた


「いぃ!?西野!?い、いつからそこに??」


「いつからじゃないわよ!何であたしが子供なのよ!!」



バフッ!!



つかさは淳平に布団を投げつけた


「だ〜〜ち、違うんだよ!西野、これには深〜〜い訳が・・・」




ピシャッ!!




力強く閉まったふすまに、つかさの怒りを感じた淳平はしょぼしょぼと大人しく布団を敷いて寝床に着いた
















リ〜ン・・・・・リ〜〜〜ン・・・・・・




静かな部屋の中に、外から虫の声が鳴り入ってくる


持ってきた腕時計の音が、微かにカバンの中から聞こえてくる



少しシミがついた天井を見つめる

西野・・・大丈夫なのかな・・・

結局、今日は西野何も言ってこなかったし・・・

逆に、俺、なんか怒らせてばっかだし

でも、凄く喜んでくれたりもしたし・・・・

う〜〜ん・・・・・

難しい・・・








明日はどうするんだろ・・・

また何処かに行くのかな?

それとも、ここら辺を案内とかしてくれるとか・・・

しかし・・・

この広い居間に俺1人って・・・・

しかも、なんかこの布団、大きくね〜か?


でも、まぁいいや・・・




今日は・・・・寝よう・・・














す〜っ・・・・






ゆっくりと、そして静かにふすまが開く


「・・・ん?あれ?西野!?」



寝巻き姿のつかさがやや真剣な表情で立っている



「どうしたの?」



淳平は、つかさがきっと話をしに来たのだと思い、起き上がって明かりをつけようとした





「明かりはつけないで・・・」





「・・え!?」



「お願い・・・・このままで・・・・」



つかさがゆっくりと近づいてくる



「西野?ちょ、ちょっとどうしたの??」



「淳平くん・・・」



上半身だけ起こした淳平のやや斜め前に座り込む

その表情に先ほどの怒った様子もなければ、あのかわいらしい笑顔もない




「・・・・・にし・・・・の・・・」




「・・・・・・・・・・・・・・」




視線を落とさず、ただ淳平の眼だけを見つめる








り〜〜ん・・・・リリリ・・・・





虫の音が鳴り響く






ど、どうしたんだろ・・・もしかしてやっぱ・・・その・・・・



「あのさ・・・一緒に寝てもいい?」



「え・・・えぇぇぇぇーーーーー!!!!」



つかさの発言に驚き焦る



「・・・・・・・」



「だ、だってほら、その・・・に、西野と俺って・・・その・・・」


自分でも何を言っているのかわからない

妄想で望んでいたこととはいえ、実際に目の前にすると何も出来ないいつもの自分がいる

淳平のその様子にやや眼を丸くして・・・そして顔を伏せ




「・・・・・ご・・・ごめんなさい・・・・」




つかさはゆっくりと立ち上がろうとした




「ま、待ってよ、西野!!」


思わず伸ばした左手がつかさんの腕を掴む


ビクッ!


「・・・!?」


左腕をつかまれ、顔を上に上げて驚き固まるつかさ



「あ・・・そのさ・・・・」



淳平も言葉につまる



「その・・・・この布団、俺も大きいかな〜なんて思ってたんだ・・・端っこ同士なら・・・大丈夫だよ・・・」



その言葉に眼を瞑るつかさ



「ありがと・・・」



そっと右手を淳平の左手に沿え、ゆっくりと布団の中に入る

淳平の左手は、もうつかさに左腕を離してはいたが、つかさの右手はまだ淳平の手の上の乗ったまま





ドク ドク ドク ドク



心臓の音だけが耳に響く



(に、西野・・・どうしたんだろ・・・・・ってか、俺、だいじょうぶなのかな・・・)



天井を見つめたまま、自分の中の理性と戦い始めていた




(い、いいじゃないか・・・そうだよ。だって西野の方から言ってきたんだし・・・)




チラっとつかさの方へ顔を向ける



「!?」



横を向いた状態で、つかさが淳平のことを見つめている


(西野・・・!?さっきからずっと見てた?!)




「やっと・・・こっち向いてくれた・・・」


「あ・・・・」


「淳平くん・・・・」


「・・・・・あ・・・・うん・・・」



つかさの小さなくちびるが微かに動く



「あのね・・・あたし・・・」




淳平の手に重なったつかさの冷たい手に力が篭る




「あたし・・・・・」



「西野!!」



つかさの言葉を遮るように淳平が口を開く



「?!・・・」


眼を丸くするつかさ


「あ・・・あのさ・・・その・・・・・・西野・・・俺さ・・・」


淳平の手がつかさの手と重なり、そして指がしっかりと絡みあう


ピクン・・・


「・・・・・・・」



「俺・・・・」



淳平の手が、半ば強引につかさを引き寄せる




「あ・・・」



ギュッ




しっかりと淳平に抱きしめられるつかさ



「じゅ・・・淳平くん・・・・」



「西野・・」



(はぁ・・はぁ・・・・・やっちまった・・・・西野の身体、柔らかくていい匂いがして気持ちいい〜〜)



淳平の右手に力が入る



「ん・・・」



つかさの顔が淳平の首の辺りに埋まり込む



髪の毛からの甘い匂いが淳平の煩悩を溶かし始める



「に・・・西野・・・そのさ・・・・」



「うん・・・・」



抱きしめた少女から小さな声が胸に響く



「ま、前保健室でもさ・・・こんなことあったけどさ・・・・」



「・・・・・・あったね・・・」



「お、俺、あの時・・・・電話がなかったらって・・・・」



「・・・・・・・バカ・・・」



淳平の浴衣をつかさの小さな手がギュっと掴む



「西野・・・あの時もし、鳴らなかったら・・・俺と・・・」



「・・・・・・・・・・」



淳平はつかさの顔を見た

つかさは照れた様子で淳平の胸に顔を埋めている



「その・・・・・一緒に・・・・・」



つかさは眼をゆっくりと開き、目の前に愛しい淳平の瞳を見つめる



「あ・・・・」



間近で見るとますますかわいい

あの西野つかさという美少女を今、抱きしめているのだ

淳平の中の男も、自然と目覚め始める



「・・・・・・・うん・・・・」



眼を潤ませながら、やや紅潮した頬のまま、つかさは頷いた



「西野・・・」



淳平の手が優しくつかさの頭をなで、そして頬へとゆっくり移動する



「あ・・・淳平くん・・・・」



そっと親指で頬をなぞられると、自然と瞳を閉じてしまった



「西野・・・・・・・・」



小さく頷く少女の唇に、淳平の唇がゆっくりと重なり合った


[No.797] 2005/01/25(Tue) 18:46:51
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R「喪失」 10 (No.797への返信 / 9階層) - お〜ちゃん

10











チュッ・・・・・

小さな音と共に、ゆっくりと二人の体温が離れていく
そっと眼を開けると、目の前に瞳を潤ませたつかさがいる


「西野・・・・」

「・・・・淳平くん・・・」


か、かわいいよ・・・西野・・・


再び唇を重ねあう


「ん・・・・むぅ・・・・」


しっかりと繋がれた手に力が入る


淳平の体温が一気に急上昇していく


西野って・・・こんなに細くて・・・小さくて・・・


「んぅ〜・・・」

つかさの眉がやや苦しそうに弓を描いた


「あ、ごめん!つ、つい力が・・・・」


慌てて力を抜いて手をほどいた


「ううん・・・平気。それに・・・」


一度離れたその身体に、もう一度確かめ合うように強くしがみつく


「こうしてると・・・すごく安心する・・・」


ドクッ・・・


「に・・・に・・・西野!!!」


「えっ・・・キャッ!?・・・ん・・・んんぅぅ〜〜〜」


淳平はつかさの唇に強く押し付けた


「ん・・・・んぅ〜〜・・・・・」


「はぁ・・・はぁ・・・・西野・・・」


「ん・・・淳平く・・・ん・・・」


チュ・・・・・チュッ・・・・・


一度入ったスイッチはなかなか止まらない


時折漏れるつかさの声が、更に淳平の行為を加速していく


「う・・・・・うぅ・・ん・・・・・・・・・・・・」


淳平の舌がつかさの口の中へと滑り込んだ


あ・・・淳平くんの・・・・


つかさの口の中で、舌が激しく動き回る


な・・・なんか・・・嬉しい・・・


求めてくる淳平の舌に応えるようにつかさもその柔らかい舌を絡ませた


クチュ・・・ペチャ・・・

  チュ・・・  レロ・・・


絡み合う音とともに、お互いに唇からは交じり合った唾液が零れ落ちる

だが、それを気にすることもなく、ただ今を感じあうのに精一杯な2人はぎこちない動きでお互いを精一杯確かめ合うようにキスをくりかえす


西野・・・西野・・・


柔らかいつかさの舌が淳平の舌に触れるとどちらからともなく舌を絡ませあう


「ん・・・はぁ・・・・・・あ・・・・」


つかさの口から時折漏れる声


その度に刺激され、もっと、もっとその声を聞きたいと淳平は更に奥へと求め続ける


つかさの手が淳平の頬を撫で回す

それはまるでとても大切なものを丁寧に扱うかのごとく優しくもあり、容を確かめるがごとく強くもあった


冷たい小さな手のひらに頬を撫でられ、淳平の中でつかさに対する愛おしさが増していく



西野・・・・



気付くと自らもつかさの髪を、頬を、首を掻き毟るように撫でまわしていた


交差する2人の腕


やがて、淳平の手がつかさの背中へと回る


ピクン!


一瞬つかさの身体が硬直するが、すぐに大丈夫と言わんばかりに淳平の身体にしがみついた


「西野・・・・  柔らかいよ・・・」


大きな手の平が、優しく背中を撫でまわす


つかさはその暖かさにただ身を任せた


時折離れては見つめあい、そしてまた重なり合う唇


2人だけの優しい、そして静かな時間はやがて終焉を迎える


「あ・・・や・・・ん・・・」


つかさの小さな丘の上に淳平は手を回した


す、すげぇ・・・柔らかい・・・

そして・・・  この西野の表情・・・・


か・・・かわいい・・・


訪れたその感覚に、つかさは顎をあげ、眼を瞑る

弓なりになるその綺麗な眉

熱くなる頬に恥じらいを感じつつも、淳平に包まれたこの暖かさに今は全てを忘れていた


じゅ・・・淳平くん・・・


いつの間にか解けた手が、つかさの双丘を撫でまわす


「あ・・・・はぁ・・・・・くぅ・・・ん・・・・」


かわいい声が淳平の脳を刺激し、手に力が入っていく


あ・・・少し・・・

痛い・・・・


力の加減をしらない淳平は、つかさの身体に夢中になっていた


でも・・・


つかさは淳平の髪を両手でつかみ自分から強く唇を押し付けた


でも・・・もっとしていいよ・・・

淳平くん・・・  もっとして・・・


つかさのかわいい舌が淳平の舌を探し求める


突然のつかさからの行為に一瞬眼を丸くするも、もたらされるその快楽を受け流すことは出来ない


応えるように三度絡ませる


風呂上りのつかさの身体からは石鹸とシャンプーの匂いがしていた

が、それ以上にバイトで染み付いたのであろうか。ほのかな香りが漂い、それがつかさ自身の香りと混ざって例えようもない甘い匂いとなっていた


西野・・・こんなにかわいいなんて・・・

西野・・・西野・・・・・


動く手の平が、小さな突起に触れた


「ん!?・・・・ん・・・あぁ・・・」


つかさは突然の刺激に声が漏れた


やだ・・・は・・・恥ずかしい・・・


ドクン  ドクン


淳平の鼓動が早まっていく


い、いまのって・・・あれだよな・・・・

え?・・・・ってことは西野・・・


眼を瞑るつかさを見つめながら、今一度同じように小さな突起に触れるように揉んでみる


「あぁ・・・・は・・・・はぁ・・・・ん・・・・」


小さく開いた口から漏れるその声は

明らかに淳平のその行為からもたらされた感覚によって出たものであった


西野・・・

気持ちいいんだ・・・



何もかもが初めてであった

それはつかさにとっても同じである

あのような事があったとはいえ、初めてお互いに愛し合い求め合う行為


眼を開ければ愛しい人がいる

今はそれだけでも十分なはずであった

だが、若い二人は止まることなく、愛に夢中になっていた


「に・・・西野・・・はぁ・・・・ん・・・」


何度唇を重ねたことであろう

眼を合わせれば求め合い、離れてもすぐに吸い寄せられていく


西野・・・西野・・・


甘い刺激は、淳平の理性を溶かしていく


「ん・・・あ・・・・・・や・・・・やだ・・・・・」


淳平は両手でつかさの寝巻きを首まで捲くり上げた


容の良いお椀形の双丘が姿を現した


ゴクン・・・


綺麗な白い肌

小振りではあるが、上を向いたかわいい胸

そして、その先端の小さな乳首


こ・・・これが西野の・・・

す・・・すげぇ・・・・

夢にまで見た西野の・・・胸・・・


大きく見開いた眼

淳平は両手をつかさの胸に伸ばした


「あ・・・・あぁ・・・・はっ・・・・ん・・・・んぅう・・・・」


直に触れると更に柔らかい

顎を上にあげ、ため息とともに漏れるその声は先ほどとは違い何処か甘い息と化していた


や・・・あたし・・・淳平くんに・・・

で・・・でも・・・


つかさは淳平の顔を見た

自分の胸へと顔を近づけていく淳平の姿が見える


でも・・・・・

嬉しい・・・・


「あぁぁ・・・・・あん・・・・・・はっ・・・・く・・・・・んぁ・・・」


淳平は目の前にあるつかさの頂きを口に含んだ


「ん・・・・・じゅ・・・・んぺい・・・・・くぅ・・・あん・・・・」


西野の胸・・・

西野の乳首・・・

西野・・・

西野・・・


淳平はつかさの胸にしゃぶりついた

小さく尖ったその先端を舌で転がすと、その度につかさの口から甘い声が漏れる

その声をもっと聞きたいがために、更につかさの胸全体に舌を這わし、手で揉みながら先端へと絞るようにして更に舌先で嘗め回す


「あぁぁぁぁ・・・・・・は・・・・はぁ・・・はぁ・・・・や・・・ん・・・・・」


つかさの両手が淳平の髪を掻き毟る

だが、その行為は決して嫌がるものではなく、むしろ自らの胸に淳平を押し付ける行為になっていた


チュパッ・・・チュ・・・・

レロ・・・・・チュ・・・・・ピチャ・・・


下から持ち上げるようにもまれた胸

ツンと尖った先端はすぐに淳平に捕らえられ、その度に痺れるような感覚がつかさの首筋へと流れていく


「はぁ・・あぁ・・ん・・・・じゅ・・・・淳平く・・・・・ん・・・・」


つかさの胸に夢中になっていた淳平だが、その言葉に視線をつかさに向けた


「に・・・西野・・・・・」


「き・・・・・」


「ん?どうしたの・・・・西野・・・・」


つかさの言葉に淳平は自分が何か間違ったことをしてしまったのか、痛くしてしまったのかと不安になった


「あのね・・・・」


「あ・・・・う・・・うん・・・」


つかさは頬を染め、淳平の顔をまともに見ることができずやや斜め下を向いた状態でつぶやいた


「き・・・気持ちいい・・・・」


「に・・・西野・・・」


まさかつかさからこのような言葉が出るとは思っていなかった


「西野・・・俺もすごい興奮してるんだ・・・」


「淳平くん・・・」


小さくキスをする


「ねえ・・・」


つかさが甘えた声で淳平にお願いをした


「この格好、結構辛いんだ・・・・脱がしてくれる?」


両手を胸の前で組み、もじもじと恥らいながら淳平にねだる


「西野・・・・・」


か、かわいいよ・・・西野・・・・・・


中途半端に捲くれた寝巻きに手をかけた


つかさは両手を挙げると、淳平はゆっくりとつかさの寝巻きを脱がし始めた


う・・・・西野の胸が・・・

モロに・・・・・

首のところでつっかかった状態のまま、淳平はつかさの反った胸を凝視した


す・・・すげぇ綺麗だ・・・

西野最高だよ・・・やっぱ西野凄いかわいいよ・・・


「ね・・・ねぇ・・・淳平くん?」


目の前が真っ暗な状態のつかさが不安になって淳平に話しかけた


「あ・・・あぁごめん!今・・・・」


「ぷはぁっ!」


淳平はつかさの寝巻きを脱がしてあげた


「え・・えへへ・・・なんか・・・・照れちゃうね」


両手を足の間に挟み、ちょこんと座り込むかわいい仕草


「西野・・・その・・・・・」


「ん?何??・・・」


淳平は鼻のアタマをかきながら


「西野の身体・・・すごい綺麗だよ・・・」


「や・・・やだ・・・・・・」


つかさは咄嗟に胸を両手で隠した


「あ・・・ごめん!別に変な意味とかじゃなくって・・・その・・・」


淳平は慌てて取り繕ったがつかさはすぐに切り替えした


「わかってるよ!淳平くんのこと、あたしよくわかってる」


「西野・・・」


つかさは笑顔を向けた


「でもね・・・淳平くん・・・」


つかさは突然真剣な表情をした


「な・・・何・・・・??」


つかさが両手を下ろすと、ふたたび綺麗な胸が露わになる

両手を布団につき、つかさは淳平に近づいていった


「淳平くん・・・・・・」


淳平のすぐ目の前につかさの顔が近づいた

淳平は突然のつかさの変化にとまどいを隠せない


お互いの息がかかる

少し動かせば唇が触れ合う距離


淳平の頬に冷たい汗が流れる


ニコッ


つかさは突然イタヅラっぽい笑みを浮かべると淳平の浴衣を脱がしにかかった


「ぬぁっ!に、西野!何すんだよ〜いきなり!!」


淳平は脱がされそうになる浴衣を押さえながら声をあげた


「だってズルイじゃん!あたしだけ裸なんて!淳平くんも上を脱げ〜」


つかさは笑いながら淳平の浴衣を両手で引っ張った


「だ・・ダメだって・・・浴衣は・・・あぁ・・・・西野〜〜」


「とりゃっ!」


つかさの勢いに負け、ただでさえ脱げ安い淳平の浴衣が見事に脱がされてしまった


「西野〜〜〜〜」


困惑する淳平だが、当のつかさは


「えへへ〜〜♪これでお互いさまだね!」


淳平の浴衣を口元にもっていき、舌をペロっと出して笑った


だが、淳平にとって上半身が裸になることには抵抗がなかった

問題は



下半身がもうどうしうようもなく反応をしてるため、上下一体の浴衣を取られてしまうと、どうしてもその様子をつかさに見せてしまうことになる


淳平は両手を股間に挟んでバレないようにするが、その仕草はあからさまに不自然であった


「・・・何?なんかへんだよ?どうしたの?」


つかさが不安そうに淳平に近づいていく


「あ・・・・あはは・・・」


汗を流しながらやや身体を引く淳平


「どうしたの・・・手? もしかして今ので怪我しちゃったの??」


つかさは半ば強引に浴衣を脱がしたことで淳平が手をくじいたのではないかと心配になった


「い、いや!ホントなんでもない!大丈夫!怪我なんてしてないから・・・」


「ウソ!淳平くん、ウソついてる!」


つかさは悲しそうな顔で淳平を見た


そっとつかさの手が淳平の手に触れる


「わっ!そ・・・西野・・・」


「ゴメンね・・・淳平くん・・・痛くない?・・・」


つかさの手が優しく淳平の手を撫でる


「いや・・・はは・・・その・・・痛いというか・・・」


つかさの心配とは逆に変な反応を示す淳平


「その・・・・」


つかさは怪我ではなく何か別なことを隠してると踏み、淳平の両手を掴んで持ち上げた


「何!どうしたの!!何隠してる〜〜!言え〜〜〜!!」


「う・・・・うわっ・・・!!」


二人の動きが止まった


両手を捕まれ、上を向いて眼を瞑る淳平

淳平の両手を掴んで上半身裸のつかさ

そして

布の上からでもわかるその大きくなった淳平の・・・・


「ははは・・・・」


「・・・・・・・・・」




そっとつかさが淳平の手を離した




下を向くつかさ




「その・・・ご、ごめん・・・・」




淳平はつかさに謝った

何故謝る必要があったのかはわからないが、今までの謝り癖のせいであろう


「西野・・・すごくかわいかったから・・・それに・・・・俺・・・・」


淳平は照れながらも素直な気持ちを言った




「・・・・・淳平くん・・・」


「・・・・西野・・・?」




つかさが口を開きながらゆっくりと顔を上げ、淳平のことを見つめる

頬にかかるその綺麗な髪が、つかさのかわいさを惹き立てる




「アハッ!良かった・・・怪我とかじゃなかったんだね!」




微笑むつかさの眼がやや潤んだ




「西野・・・・」




淳平は胸が締め付けられた




「キャッ・・・・ちょっ・・・・」




つかさは淳平に強く抱き寄せられた




「じゅ・・・んぺい・・・・・」




つかさの言葉は唇で遮られる




「ん・・・・・ううぅん・・・・・ん・・・」




チュ・・・チュッ・・・チュ・・・


ペチャ・・・クチュ・・・チュル・・・・




「西野・・・・・・」


「淳平くん・・・」




唇を離してはお互いの名を呼び合い、そしてまた触れ合う


二人の身体が直に触れ合う





淳平くんの身体・・・



大きくて 暖かい・・・





つかさは胸を淳平の身体に押し付けた

身体全体で淳平の体温を感じていたかった





「・・・・・・・・・」




「・・・・・・・・・」




上気した身体が重なり合う




淳平の声が小さく、そして優しく耳元で囁く








「西野・・・・・・いい?・・・」













コクン















小さな頷きを確認すると、二人の身体はゆっくりと布団の上に重なりあった


[No.838] 2005/02/05(Sat) 02:47:10
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R「喪失」 11 (No.838への返信 / 10階層) - お〜ちゃん

11









つかさの背中が、柔らかい布団に触れる

肌に感じるその冷たさが今は心地よい

仰向けになっても形を崩さないその綺麗な胸の先端はツンと上を向いていた



「・・・・・・・・・」



言葉をなくし、ただその姿を見つめる

まだ17歳の少女の未成熟な身体は、18歳になったばかりの少年には有り余るほどに魅力的であった



「や・・・やだ・・・・そんなに見ないでよ・・・」



熱い視線に恥ずかしさを隠せず、つかさは顔を横にそむけた



「ご、ごめん・・・・・・・・」



つかさはゆっくりと淳平の方へ振り返る

柔らかい髪が揺れる



「・・・・変だよね  だって・・・あたしたち・・・」



照れ笑いを浮かべるその顔は、これから二人が行うことへの不安と期待が交じり合った表情だった



「・・・・・・そ そうだよな・・・」



右手でつかさの頬を触れると、綺麗な瞳が細くなる



「ん・・・・・う・・・・・」



もうキスをすることに恥じらいはない


クチュ・・・・レロ・・・・・ン・・・・・チュ・・・・


激しく絡み合う舌が厭らしい音を立てる



あ・・・・・・気持ちいい・・・・



大きな手に胸を揉まれると、痺れる感覚がつかさを襲う



「西野・・・すげぇ気持ちいい・・・」



唇が離れるととても寂しい気持ちになるが、すぐに訪れるその快楽を自然と期待してしまう



「あ・・・・はぁぁぁ・・・・・ん・・・・」



淳平は先端を口の中に含んだ

少し堅い指先から柔らかく濡れたその変化につかさの身体が大きくのけぞる


チュパッ・・・・・・チュ・・・・ツ・・



白い胸の先端で綺麗に色づいたつかさの乳首を淳平は無我夢中で嘗め回した



あぁ・・・・淳平くん・・・・・・気持ちいい・・・


愛おしい淳平の姿を見つめ、両手で淳平の顔を撫でまわす


クスッ


つかさは優しい笑みを浮かべた



「ん?何・・・西野・・・?」



淳平は舌を這わしながらつかさの顔を見た



「ん?えっとね・・・・なんかさ・・・・・」



つかさは嬉しそうな顔をしながら言葉を続けた



「淳平くん・・・・なんか赤ちゃんみたい・・・」



「え?!赤ちゃん??」



驚きながらもその行動は止まらない



「あっ・・・・はぁん・・・・・ん・・・・ん・・・・・」



チュ・・・・レロ・・



「あ・・・赤ちゃんがこんなことする?」



淳平はつかさをわざと困らせる質問をした



「も・・・・もう・・・あっ・・・・・ん・・・・い・・・・いじわ・・・・・・・あぁぁ・・・・」





滑らかな肌に手を這わすと、何処までも滑っていってしまいそうだった



柔らかく、そして甘い匂いの身体に触れると、かわいい声が返ってくる


全てが淳平の煩悩を刺激する



「あっ・・・・・んく・・・・」



つかさの身体が一瞬緊張した



「西野・・・・・俺・・・・」



息の荒くなったその声でつかさに懇願するように話しかける



「うん・・・・・・いいよ・・・・」



淳平の手がつかさの寝巻きにかかり、ぎこちなく下へとおろしていく



あ・・・・ちょっと恥ずかしい・・・



綺麗な足が露になる


だが、経験のない淳平にとっては視線は一点に集中していた



西野の下着・・・・・・・・・・・・い、いちごパンツ!?


かわいいいちごの柄の下着


以前、淳平がつかさにプレゼントしたものだ



「に、西野・・・その・・・」



淳平の視線の先を感じ、つかさは慌てて両手で隠した



「やだ・・・もう、淳平くんのえっち・・・」



だが、その顔は決して嫌がってはいない



「あっ・・・ちょ・・・ちょっと・・・」



淳平の指がつかさの下着の上から秘部にむかって触れる



く・・・・ここが西野の・・・・・・



「ちょ・・ちょっと淳平くん・・・・あ・・・・や・・・・・・・・・・・」



淳平の勢いは止まらない

余裕のある男なら違うのだろう

だが、女性の身体に初めて触れるその感触に、淳平は全てを忘れて没頭していた



あ・・・・・も・・もう・・・・・淳平くん・・・・・



やや強い動きがつかさの秘部の辺りを動き回る

かすった快楽が、つかさの性感を刺激する



「はぁ・・・あぁん・・・・・ん・・やぁ・・・・」



はぁはぁ


西野・・・・すげぇここ柔らかい・・・・


西野のアソコ・・・・


この先に・・・・


西野の・・・・



淳平の息が荒くなる



「ね・・・ねえ・・・淳平・・・く・・・・ん・・・」



つかさの小さな声に淳平はふと我に返った



「あっ・・・な 何・・・?」



しまった


欲望に身を任せ、一番大切なものを見失っていたことに気付く


俺・・・今西野のこと何も・・・・・



つかさの瞳がやや潤んでいるのがわかる



俺は・・・・・一体何を・・・・


バカだ・・・



表情が曇り、つかさの眼を真っ直ぐには見れない



「ねぇ・・・・淳平くん・・・・」



つかさの両手で頬を包まれた



「あ・・・・その・・・・俺・・・・ごめ・・・・」



淳平が謝ろうとしたその言葉をつかさが遮るように言葉を発した



「お願い・・・・・こっちに・・・・」



「え・・・・」



「もっと・・・もっとこっちに来て・・・・・」



つかさの両手に導かれ、淳平の顔がつかさの胸へと導かれる



「はぁ・・・・・・淳平くん・・・・」



淳平を胸に抱きしめると、つかさは安らいだ声を漏らした



ガバッ



「西野・・・・俺・・・・」



淳平は身体を起こし、つかさに再び謝ろうとした



ニコッ



つかさはそんな淳平に微笑をかけると、そっと髪を、おでこを、頬を、胸をなでた



「ねぇ・・・いっぱいさ・・・・」



「・・・・・・!?」



吸い込まれるようだった

まるで磁力に惹かれるかのように、淳平の顔が惹かれていく



「いっぱい・・・・キスしよ・・・・・」









チュ・・・ チュ・・・



触れるキスから始まり、絡み合い、激しくお互いの存在を確認しあう



「あぁ・・・・淳平くん・・・・ん・・・・はぁ・・・・ふぅ・・・・ん・・」



キスを繰り返しながら、淳平は優しくつかさの身体全体に触れていく



あ・・・・淳平くんの手が・・・・暖かくて


気持ち・・・いい・・・・



ジュン・・・



つかさの身体の奥が熱くなっていく


それは動きによる熱ではないことは明らかであった



つかさのことを包み込みながら、ゆっくりと、今度はゆっくりと下着に指を這わした



「んぁ・・・・!  はぁぁぁぁぁ・・・・・ん・・・・・や・・・」



重ねた唇を離してつかさの声が大きく響いた



西野のここ・・・・・濡れてる・・・・!?



「はぁ・・・あ・・・ん・・・いや・・・・あ・・・・・ん・・・・・んふぅ・・・」



もはや確認はいらなかった

つかさのその声が、表情が全てだった



つかさの足が疼きを押さえるように淳平の足に絡みつく



「淳平くぅ〜〜ん・・・・」



甘い声とともに、媚びるようなその視線は全てを虜にする



やべぇ・・・西野の足に俺の・・・・当たっちまってる・・・



大きく膨らんだその誇張が、トランクス越しにつかさの足に触れる

時折動くその足に、淳平自身が跳ねては疼く



西野・・・・気付いてないのかな・・・



はぁ  はぁ・・   はぁ・・・・・・・



息が乱れるそのリズムに合わせて、綺麗な胸が上下する



そうだよ


俺がもっと西野のことをリードしないと



小さなつかさの身体を強く抱きしめる




ん・・あ・・・・・淳平く・・・凄く気持ちいい




秘部だけを触れることだけが愛ではない

淳平は当然そんなことは知る由もないが、ただ、つかさのことを愛しいがために強く、強く抱きしめた




お互い向き合って、唇を重ね、強く抱きしめあう



西野・・・・西野・・・・・・・・・



淳平の想いがつかさへ伝わっているのであろうか

返すつかさの行為も激しくなりつつあった


力の加減を知らない二人

経験のない二人がこれから行う未知の体験



いつもは元気に、そして前を行くつかさも、この時だけは全てを淳平に任せていた


いや


淳平の好きなようにしてあげようと思ったのだ



熱く疼く股間が、つかさの足に触れるたびに小さく反応を示す



や・・・・淳平くんのが・・・・



あの出来事があったのだ。今の淳平がどういう状態なのかつかさは瞬時に理解した



淳平くんの・・・・



脳裏をよぎるのはあの日のおぞましい出来事


目の前に出された汚いモノを口に含んだあの悪夢



気持ちが苦しくなる


全てを淳平に捧げるつもりであるのに、アノ行為だけは既に淳平のものではない



でも・・・



つかさはそっと手を伸ばして淳平の胸に手を当てた


ドク ドク ドク


早い鼓動が伝わってくる



「淳平くん・・・・・・・」



つかさはそっと手を下ろしていく



淳平の腹部を通り、そして下着のゴムの部分に差し掛かる



「西野!? え・・・!?」



淳平はとまどいながらも、ゾクゾクと走り抜けるその快感に酔いしれる



「淳平くんの・・・・・・触ってもいい?」



淳平の返事を待つ必要はなかった



淳平は自らの手をつかさに重ね、そして強く導いた




「うっ・・・・はあ〜〜・・・・」



ビクン



淳平の誇張が大きく跳ね上がる



つかさの小さな手が、優しく触れるように撫で続ける



「はぁ   はぁ    くっ・・・・  はぁ」



眼を瞑って息を吐く淳平の気持ちよさそうな姿に、つかさは嬉しさがこみ上げる



淳平くん・・・・気持ちいいんだ・・・


良かった・・・



先端から根元へ向かって、根元から先端へ向かって指の平を使いながら優しく撫でていく

まるで大切なものを扱うかのように触れるその微妙な感覚は、淳平に計り知れない程の快楽を与え続ける



「西野・・・俺も・・・・・・西野の・・・・・・」



興奮して途切れる言葉。つかさは淳平が何を言っているのかわかっていた



つかさは恥じらいを見せながらも、淳平にキスをすると甘い吐息とともにそっと囁いた



「いいよ・・・・・・・触って・・・・」



スルリと滑り込むように下着の中へと指が入っていく




「んっっ!!!・・・・・」




つかさの茂みの中をゆっくりと淳平の指が這っていく



西野の   や、柔らかい・・・・



熱くなった手が徐々につかさの中心へと近づいていく



あぁ・・・・淳平くんの手が・・・



彷徨い続けた指が、やがて目的の場所へと到達する



はぁぁぁぁ・・・・



つかさの胸が大きく弓を反る



クチュ・・・・



「んんあぁぁぁぁぁーーーーーー!!!!!」



つかさの秘部の入り口に指が触れる



これが・・・・西野の・・・・



到達したその潤みの心地よい冷たさに、淳平の指が更なる泉を求めて動き回る



「あぁ・・・・はぁぁぁ・・・・・・ううぅぅん・・・・はぁ  はぁ」



つかさの頬がますます上気していき、熱くなっていく



「淳平くぅ・・・・・・・ん・・・・・・・あぁん・・・・あはぁ・・・・」



触れるたびに漏れる声。

先ほどとは違う声に、淳平の息は弾み出す



気付けばつかさの行為も強くなっていた

最初は撫でるだけの行為も、今は止まることができないのだろう

容を確かめるように指でつまみながら撫で、時折握り締めてはまた優しく触り続ける




「はぁ・・・・・はぁ・・・・・・西野・・・・・・俺のも・・・・・」




淳平に言われるがままに、つかさの冷たい手がそっと下着の中へと入っていく



「うっ・・・はぁ・・・・き・・・気持ちいい・・・」



つかさの手が誇張の先端に触れる



優しく撫でながら、ゆっくりと茎の部分へと手を這わしていく



じゅ・・・淳平くんのが・・・・


熱い・・・・  それに・・・



軽くキュっと握り締める




それに・・・・・凄く硬くなってる・・・



お互いの下着の中へと手を忍ばせ、漏れる吐息を塞ぐように唇を重ねあう



「西野・・・・そのまま握って動かしてくれる?」



「あ・・・・・・うん・・・・」



つかさは言われたとおりに大きくなった淳平自身へと奉仕をする




これって・・・・・・あの時と一緒・・・



考えたくもない

今だけはこのことは考えたくもない



だが、嫌が応にも思い出してしまう



結局は男の性感というものは似たようなものであり、セックス経験のない淳平にとってはこれだけでも充分な刺激であった



じゃ・・・・じゃあ淳平くんのを・・・・・



身体を突き抜ける快感の中で、つかさは淳平のことを思う



淳平くんのを口でしてあげたら喜んでくれるかな・・・・



「あぁ・・・ん・・・・・んくぅ〜〜・・・・はああああああ」



淳平の指が、偶然つかさの真珠に触れた



一気に駆け抜ける強い刺激


泉から溢れる液体は、淳平の指にまとわりつく




淳平くんも・・・



気持ちよくしてあげたい・・・・・




つかさの想いは快楽の中で翻弄する。




そして、淳平の手がゆっくりとつかさの下着をおろし始めた


[No.858] 2005/02/09(Wed) 00:24:57
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R「喪失」 12 (No.858への返信 / 11階層) - お〜ちゃん

12










細い糸がおろした下着とつかさとを結ぶ





「はぁぁぁぁぁ・・・・・」




秘部が外気に触れると、湿ったその箇所がゾクゾクっとした感覚に襲われる




目の前に現れたつかさの綺麗な一糸纏わぬ姿



ゴクン



大きくノドが動く



アイドルのようなかわいい顔立ち


綺麗な顔に小振りな胸


見てるだけでも刺激は強すぎた



だが、淳平は全てが欲しかった


つかさの全てを今、手に入れたかった




「西野・・・・足、広げて・・・」




「あ・・・う・・・うん・・・・」




恥ずかしさで顔が熱くなる



大好きな淳平に、今全てを見られている




「西野の・・・・・これが・・・・・」



初めて見る女性の秘部


茂みの中にあるその小さな割れ目


まだ誰も訪れてないその奥底から溢れ出る液体が、つかさの秘部を光らせる



あぁ・・・・・見られてる・・・・・は・・・恥ずかしい・・・



羞恥心は、相反するかのようにつかさの身体を敏感にさせていく



クチュ・・・・




「んぁぁぁぁあああああ!!!!!」




淳平の指が、しっかりとつかさの割れ目にそって動き出す




「はっ・・・・はぁ・・んくぅ〜〜・・・・・あ・・・・い・・・」




うっすらと見えるつかさの中心に沿って指を這わした




かわいい・・・・・・・西野・・・・かわいいよ・・・




淳平はつかさの秘部へと顔を近づけた




「や・・・・淳平くん・・・・やだ・・・・・だめ・・・」




慌てて額に手をあて抵抗するが、淳平はその手をしっかりと掴んだ



ペチョ・・・


ビクン!!



「ああああああああ・・・・・・んんん・・・」



激しい快感が駆け抜ける



淳平のザラついた舌がつかさの秘部をゆっくりとなぞる



「ぁあ・・・・・やだ・・・・そこ、汚いから・・・ダメ・・・・」



大切な所を全て淳平に見られてる恥ずかしさと、もたらされるその快楽



小さく開いた口から漏れる吐息は、その行為を決して嫌がってるわけではなかった



「西野・・・汚くなんてないよ。すごく・・・・綺麗だよ」



「・・・・ホント?・・・・」



「・・・・・・・」



淳平は無言で再びつかさの秘部に顔を埋めこんだ



「ひぃやっ!・・・・はっ・・・・・はぁ・・・」



淳平の髪を掻き毟りながら、つかさの口は徐々に大きく開いていく



淳平くん・・・・・

気持ちいい・・・・気持ちいいよ・・・・・



女性の身体を知らないということが幸いしたのか。

淳平はつかさを傷つけまいと、嫌われまいとまるで宝物に触れるように優しく、そして軽く愛撫を続けた



「ね・・・ねぇ・・・・淳平く・・・・」



クチュ・・・・クチュル・・・・



いやらしい音が響く中、つかさは甘い声で淳平に言葉をかけた



「は・・・・はぁ・・・・・はっ・・・・あ・・・・あたしばかりじゃなくって・・・・」



「・・・・・え?」



淳平は身体を起こし、つかさの顔を見下ろした


少し乱れた髪が艶やかなその姿。顔をよこにそむけがら、つかさもゆっくりと身体を起こした



「・・・・・・・」



無言で対峙した二人。つかさは俯いたまま小さく何かをつぶやいた



「え?西野・・・今、何て言ったの?」



つかさは答えるよりも先に、そっと唇を重ねた


そして、淳平の頬を、首を優しく触れるようにキスを繰り返す



「あ・・・・に・・・西野・・?・・・くっ・・」



つかさの柔らかい唇が、そして潤れた舌が淳平の身体を這いまわる



「・・・淳平くんも・・・・」


耳元でつかさが息を乱しながら囁いた


「淳平くんも・・・気持ちよくなってほしいな・・・」



つかさの手が、再び淳平の股間に触れる



勢いが衰えることのない淳平の誇張は、小さくビクンと動いた



「あはっ・・・淳平くんの、なんかかわいい・・・」



つかさは淳平の胸にキスをした。

掌を胸に這わせ、そして乳首を嘗め回す。



「クッ・・・ク・・に、西野・・・・・」


つかさの舌が小さな突起に触れる度に、淳平の背中に、股間に大きな衝撃が走った



淳平くん・・・気持ちいい?


うっすらと開いた瞳には、淳平の眼を閉じた姿が映っていた



もっと・・・もっと気持ちよくなって・・・



チュッ チュッ



小さな音を立てながら、つかさはキスを繰り返した。

そして、その音が徐々に下の方へと移動していく



下着からもしっかりとわかるその形

大きく膨らんだ淳平の男の象徴に触れながら、つかさの唇もまた、そこに触れようとしていた



ま、まさか・・・西野・・・



つかさの行動に驚きながらも、どうしても期待してしまう

今まで以上の体験に

西野つかさという美少女に奉仕されるというその行為に



淳平の下着の上につかさは唇を這わせた



「う・・うぁ・・・・・」



何ともいえぬ感覚が淳平を襲った

やや固く、それでいて優しく触れるその動き

ふと自分の股間に目をやれば、眼を閉じて、小さな手で硬くなったソレを撫でながら柔らかい唇からかわいらしい舌を覗かせている



淳平くん・・・気持ちいい?・・・

アレをすれば・・・・もっと気持ちいいんだよね・・・



つかさはトランクスに手を伸ばし、そしてゆっくりと下ろし始めた



「わっ・・・ちょ、西野!タンマ!!」



「・・・・・・ダメだよ」



慌ててトランクスを押さえようとする淳平の手を軽く払いのけると、つかさは一気にトランクスを下ろした



「キャッ!?」



「うっ・・・・西野・・・!?」



大きくのけぞった淳平のモノがつかさの目の前で激しく跳ね上がった



「・・・・・・・・」


「・・・西野・・・そ・・・・・そんなに見るなよ・・」



これが・・・淳平くんの・・・・



目の前にある愛おしい人の形をじっくりと見つめる



あの時は・・・・

また嫌な時間がよぎった



・・・・・



でも・・・今は・・・・



つかさは両手で優しく包み込むと、淳平へ軽く微笑み、そしてゆっくりとそのかわいい小さな唇を開いて口の中へと含み始めた


[No.1204] 2005/10/11(Tue) 16:21:35
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