Re: スズメバチに注意! (No.878 への返信) - シンちゃん/所沢 |
ひぇ〜!!50cm目の前でホバリング・・・それは恐ろしい。
スズメバチは5月の始め頃に女王バチがまず最初の巣を作り、働きバチの第一世代が育つまでは一匹で世話をします。 この時点は巣も小さくて刺すハチ(働きバチ)はいなくて安全です。 働きバチが羽化して成虫になると、女王バチはもっぱら卵を産むことだけに専念するようになります。 幼虫の世話と巣の拡大の工事は働きバチがやるのですが、働きバチの数が増えるに従い巣が加速度的に大きくなるのです。 丁度今頃の6月の時期は相当ハチの数も増え活動が活発になる頃です。
巣を作る場所は色々ですが、木の茂みの中に作る場合はあの独特の丸い形の巣になります。 雨に濡れるのを嫌うので木のウロの中などに巣を作ることもあります。そんな場合は中の巣の形は丸くはありません。 また家の屋根裏や雨戸の戸袋の中、又は置いてあったバケツの中にに巣を作ることもあってそんな時は住んでいる人のそばにいつもハチがうろついて刺される危険性が高くなります。 テトラに直接巣を作るとは考えにくいですが、たまたまその場所にハチが気に入ったところがあるのでしょう。
実は日本の陸上にいる生物の中で人が襲われて死ぬ人数が一番多いのはハチです。 今では毒蛇にかまれて死ぬ人はほとんどいませんし、たまーに熊に襲われて死んだと言うニュースを聞きますがそれも年に一人いるかどうかです。 一方ハチに刺されて死ぬ人の人数は年間20人を超えます。 そういった意味で、一番危険な生き物と言えると思います。
[No.879] 2009/07/01(Wed) 14:48:11 |