![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
2012年4月1日(日) 鈴 木 宗 男 今日の朝刊各紙の社説は3月30日、大阪地裁における大阪地検元特捜部長、元副部長の判決について取り上げている。 日本経済新聞は3面で「検察改革問う『特捜部の犯罪』、31面では歪んだ正義『虚偽報告書』逆風やまず検察捜査の改革正念場」。 朝日新聞は「特捜部長有罪検察の体質も裁かれた」。 毎日新聞は「元特捜幹部有罪検察全体に反省迫った」。 産経新聞は「正しく強い検察の再生を」。 北海道新聞は「特捜幹部有罪検察の体質が裁かれた」と厳しく検察に迫っている。こうした社説を検察幹部はどう受け止めるのであろうか。 私の事務所にも多くの人から声が寄せられた。「執行猶予付き判決はおかしい。部下の前田恒彦主任検事は懲役1年6カ月の実刑判決を受けている。その上司はもっと厳しい判決が出て当然でないか」という主旨の話が多かった。 私もなるほどと思いながら裁判官の頭づくりは懲役3年以下の求刑には執行猶予を付け、3年以上には実刑という流れがこれまでの通例であり「裁判官も悪しき慣例に沿って正しい判断が出来なくなっている。司法の危機ではないか」といった声も多数寄せられた。国民もそれなりに認識していると感じながら人を裁く裁判官にはより公正、公平な判断をして欲しいものだと願ってやまない。 法廷では3人の裁判官がいるが弁護士に聞くと、右陪席の裁判官が判決文を書く事になっているそうである。裁判長が自ら筆をとる事がないのも不思議な事である。それなりの経験を持った人が、裁判長になる訳だから、その立場の重みをしっかり踏まえないのは素人目には何か違和感を覚える。 検察官と判事(裁判官)の人事交流である判検交流も、両者の名誉の為にもあらぬ疑いを掛けられない為にも辞めた方がよい。 この判検交流を司法ジャーナリストの魚住昭さんは「警察官と泥棒が交流しているようなものだ」と例えたがとってもわかりやすい表現だ。 検察官の不祥事が公になったことを期に検察、裁判官改革を国民から選ばれた国会議員は責任を持って実践すべきである。 村木事件の当事者村木厚子元厚生労働省局長は30日の判決後、談話を出し「何とも良く解らない裁判でしたが、検察が大変な問題を抱えているということは再認識させられました」と述べている。遠慮がちな発言だが、検察幹部はこの村木さんの言葉をかみしめる事である。村木さんだけでなく、この日本で検察権力によって人生狂わされたり、挫折した人が沢山いる事を指摘したい。 「検察は正義ではない。一部出世や自己保身、組織防衛の為に動いている悪い検察官がいる事を国民に知らせて下さい」と沢山の激励を戴いた。私はこうした声に応えて参りたい。正直者が馬鹿をみない社会にする為にも声なき声を受け止めて活かしていく事を誓うものである。 帯広から車で北見市に向かう。網走管内津別町で後援会会合をし、14時半網走管内女性部の集いに出席。熱心な女性支援者に囲まれ、パワーを戴く。鈴木宗男後援会の絆は特別なものである。巡り合わせ、ご縁にただただ感謝の気持ちで一杯だ。 [No.4455] 2012/04/01(Sun) 18:17:06 |