韓米FTAでISD提訴第一号か - nicol - 2012/06/13(Wed) 12:56:49 [No.4798] |
└ Re: 韓米FTAでISD提訴第一号か - hiro - 2012/06/13(Wed) 21:53:37 [No.4800] |
└ ブラジルでは農民とモンサントとの闘い@ - ローリエ - 2012/06/16(Sat) 10:00:41 [No.4809] |
└ ブラジルでは農民とモンサントとの闘いA - ローリエ - 2012/06/16(Sat) 10:37:11 [No.4810] |
皆さん、ブラジルの農民とモンサントとの闘いの報告です。 N Watanabe@peacebuilder_nw ブラジルはバイオディーゼル燃料混合率をB5(5%)からB10に上げる計画。しかも原料は全て大豆、もちろんGMO。種子の問題もあるが大豆の絞りカスが家畜の餌となる、これがメイン。肉は人が RT@tokaiama モンサント対ブラジル農民の争いhttp://p.tl/DWVK 詳しくはURLをご覧になってください。 (引用はじめ) 「農家とモンサントとの法廷闘争、遺伝子組み換え大豆の特許使用料でブラジル・・・ (2012年6月4日 AFP) 1998年隣国アルゼンチンから密輸された遺伝子組み換え大豆が、2000年までは国内使用が禁じられていたが現在ではその規制も解かれ、生産されるブラジルの大豆の約85%(2500万ha分)は遺伝子組み換え大豆となっている。 4年前、ブラジルの大小農家500万戸が、モンサントが売り上げの2%を不当に徴収しているとして、同社を相手取る訴訟を起こした。 モンサントは、遺伝子組み換え大豆を使用する農家に2003〜2004年以降特許使用料として売り上げの2%を支払うよう要求している。これに対して農家側の弁護士らは、農家がモンサントに使用料を2度支払っていることになると反論。 「種子を購入する際に代金を支払っているし、農家が自家採取する権利は法が保障している。(再度)支払いが必要だなんて世界中どこにもない。農家は民間会社に税金を徴収されているようなものだ」と弁護士は語った。 4月にブラジル南部リオグランデドスル(Rio Grande do Sul)州の裁判所は、農家側の主張を認め、モンサントに2004年以降の特許使用料、最低20億ドルの返金を命じた。これに対しモンサント側は上訴、裁判所の判断は2014年までに下される予定、最終判断が出るまでは特許使用料を要求し続けるとモンサントは述べている。」 (引用おわり) 文中に農家が「種子を自家採取する」とありますが、そもそも次世代の種子を生み出さない作物が出回っているとか(先日の京野公子さんとの座談会でY家さんが説明されていました)。 現在も進行しているのでしょうが、農家がモンサントなどの種子会社に支配されてしまう状況はTPP参加により決定的なるのではないでしょうか。 日本の場合、ブラジルのようにモンサントを相手取って訴訟が起こせるかどうか、また裁判所が農民の側に立つ裁定をするかどうか、はなはだ疑問で心もとないですね。 [No.4810] 2012/06/16(Sat) 10:37:11 |