『追い詰められているのは誰か』 - hasebe - 2012/06/28(Thu) 22:28:44 [No.4864] |
└ Re: 『追い詰められているのは誰か』 - hasebe - 2012/06/29(Fri) 14:03:10 [No.4868] |
昨夜は、ジャーナルーに寄稿している田中良紹氏の 勉強会に行ってきました。 日頃、何故?と疑問に思っていた事の幾つかが 納得出来た気がします。 ”決められない政治” ”毎年総理の首と引き替えに赤字国債の発行を担保” 野田首相は、ここをどうにかしたいと決心していた。 日本の2院制議会制度は、参議院に異常に強い権限を 与えている。 国民に選ばれた衆議員議員などに政治を任せられないと いう貴族、大企業、官僚の意向を強く反映したシステム だという。 その為、自民党時代から”ねじれ”のために毎年、総理が 首を差し出し赤字国債の発行を可能にしてきた。 しかし今、消費税増税に、自民、公明を三党合意に巻き込む ことが出来た。 これは、小沢グループとの分裂含みという条件下ではじめて 可能だった。 この間、9月8日まで国会の延長、公明が泣いて喜ぶ”選挙制度 の連用制の取り入れ”まで自民に飲ませることにも成功した。 選挙は、最高裁の判決で定数是正をしないかぎり選挙が出来ない。 (この連用制を導入すれば、公明党は自民との選挙協力をする 意味がなくなる。公明党の3万票が自民党から失われる。) 消費税増税法案は成立したが、実行までに”2度の選挙”という 大きなハードルがひかえている。 衆議院で成立した途端、マスコミは、国民の生活にどれ程影響を 及ぼすかを報道し出している。 国民は消費税の負担に気が付く−>2重3重行政のムダの削減、社会保障 にたいする国民の要望が激しくなる。 官僚に対し、その上にあるアメリカからの圧力というものに対しても 国民の目が向けられていくかもしれない。 小沢さんは、自分の役割は、明治以来続いた官僚による統治機構の変革、 日本の国の自立のため、どう動けばいいのか、その目線で今、動いて いる。 田中氏の”小沢氏は、革命家だ”という言葉は、強固なシステムを壊す ためには、捨て石になる覚悟を持っている、と言う意味。 今、小沢さん、輿石さん、野田さんは、それぞれ目いっぱい知恵を 働かせているのでは? ここで、田中氏の『追い詰められているのは誰か』という 記事になるわけです。 http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2012/06/post_304.html [No.4864] 2012/06/28(Thu) 22:28:44 |