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No.4898へ返信

all 小沢氏、民主党と決別の辞 - hasebe - 2012/07/03(Tue) 20:29:59 [No.4892]
永田町異聞氏 『小沢グループ離党の意義』 - hasebe - 2012/07/03(Tue) 20:53:44 [No.4893]
日本国民の63%がマスコミ批判 - hasebe - 2012/07/03(Tue) 21:04:10 [No.4894]
与党から離脱するということ。 - hasebe - 2012/07/03(Tue) 23:31:55 [No.4896]
ヤフージャパン”みんなの政治”小沢氏の離党支持73% - hasebe - 2012/07/03(Tue) 23:41:28 [No.4897]
小沢氏 『民主党離党にあたって』 - hasebe - 2012/07/04(Wed) 07:17:18 [No.4898]


小沢氏 『民主党離党にあたって』 (No.4897 への返信) - hasebe

小沢一郎元代表が,民主党を離党するにあたり2日発表した
文書の全文は以下の通りです。


 『民主党離党にあたって』

   平成24年7月2日

 先月26日に衆議院本会議で消費税の増税だけを先行する社会保障と
税の一体改革関連法案の採決に際して反対票を投じた者のうち38名に加えて、
同じく今回の消費税増税法案に反対している参議院議員12名の計50名の
離党届を、本日、午後12時半に衆議院議員分は山岡衆議院議員が、
参議院議員分は広野参議院議員が輿石幹事長に提出いたしました。

 私たちは衆議院での採決に際して、国民との約束にない消費税増税を
先行して強行採決することは許されない、更に消費税増税以外の私たちが
政権交代で訴えた社会保障政策などは棚上げして実質的に国民との約束を
消し去るという民主、自民、公明との三党合意は国民への背信行為であると
主張してきました。

こうしたことから我々は採決において『行財政改革、デフレ脱却政策、社会保障政策
など増税の前にやるべきことがある』と主張し反対票を投じました。

 そしてこれまで、輿石幹事長には三党合意による増税先行の今回の法案の撤回を
求めて、何よりも民主党が国民との約束を守り努力するという政権交代の原点に
立ち返ることが最善の策であると訴えてまいりました。

 週が明けて本日になるまで、三党合意を考え直し党内結束するという趣旨の話は
ありませんでした。

出てくるのは反対した者に対する処分の話ばかりでした。

国民との約束を守ろうとする者たちを国民との約束を棚上げにする者たちが
処分するとは、本末転倒な話であります。

 もはや野田総理の下での民主党は、政権交代を成し遂げた民主党ではありません。

民主、自民、公明という三大政党が官僚の言うがままに消費税増税の先行を三党合意
で押し通すことは、国民から政策を選ぶ権利を奪うことであります。

 三党合意とは政策の違いを国民に示し国民に政党を選んでもらうという二大政党政治、
いわんや我々が目指してきた民主主義を根底から否定するものです。

 私たちは事ここに至って、国民の生活が第一の政策を国民に示し、国民が政治を
選択する権利を何としても確保することこそ、混迷にあるこの国を救い東日本大震災で
被災された方々をはじめ国民を守る政治家としての使命であるとの決意を新たにしました。

 私たちは今後、新党の立ち上げも視野に入れて、政権交代の原点に立ち返り国民が
選択できる政治を構築するために、本日、民主党を離党いたしました。

  衆議院議員 小沢一郎


[No.4898] 2012/07/04(Wed) 07:17:18

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