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2012年11月8日(木) ネパール国籍のゴビンダ・プラサド・マイナリさんの無罪が確定した。東京電力女性社員殺害事件で東京高裁は、マイナリさんの無実を認めた。 15年間、尊い時間を失ったマイナリさんに裁判所・検察官はどう償うのか。裁判長はマイナリさんに対して謝罪はなかったと報道されている。傍聴席から閉廷後「裁判官は謝れ」と言う声が上がったそうだが、その声こそ真実の叫びである。 「検察側『起訴は適正』と言う見出しで、当時の証拠関係に基づいて起訴しており、間違ったとは考えていない」判決後、東京高裁の青沼隆之次席検事は、起訴は適正だったとの考えを示しつつも「今回のような鑑定結果が出ていれば起訴はしなかっただろう」と続けた(産経新聞22面) 何と言う検察側の態度だろう。反省のかけらもなければ、詫びもない、こんな人達が権力を持っている事に問題がある。 当時、誤った判決を下した裁判官、間違って起訴した検察官は同罪である。こうした間違った判断をした検察官・裁判官は処分されて当然ではないか。潔くない姿勢に腹立たしさと憤りを禁じ得ない。検察官・裁判官でも間違いが明らかになった以上、断罪すべく国民は立ち上がるべきだ。国会議員は今回の事実をもって検察官・警察官・裁判官にしっかり責任を取らせるべきである。真に公平・公正な社会にするための第一歩とすべきである。 マイナリさんの「今日、私はさいしんで無罪になりました。私にとってにどめの無罪はんけつです。さいしょの無罪はんけつが、ただしかったことがやっとあきらかになりました。もちろんうれしいけれど、くやしいきもちもあります。どうして私が15年かんもくるしまなければならなかったのか、日本のけいさつ、けんさつ、さんばんしょはよくかんがえてわるいところをなおして下さい。無実のものがけいむしょにいれられるのは私でさいごにして下さい」と言う手書きのコメントを重くかつ真摯に、更に心から神妙に受け止めるべきである。15年の時間は戻ってこない。この厳粛な事実を忘れてはいけない。警察・検察・裁判所は今回だけではない。沢山の多くの冤罪を作って来た事も深く反省すべきである。 私も二度と国策捜査が起きないよう、新たな闘いを進めて参りたい。 7時55分羽田発で小松に飛び、金沢市で中日新聞北陸本社事業部の「中日サロン11月例会」で講演。今後の政局について私の認識を述べらせて戴く。 金沢市での講演は7月7日以来2回目だが、今回も気持ち良く話すことが出来、関係者に心から感謝したい。 中日新聞北陸本社代表、武田安弘さんからの声がかかりだったが、17年前の担当記者さんでその後、東京新聞政治部長等なされたが、人間関係は有難い事だとつくづく感じた次第である。 鈴木宗男 [No.5142] 2012/11/08(Thu) 20:17:34 |