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2012年12月23日(日) 朝日新聞1.2面に「動く極東、北方領土とクリル」という記事に目が止まる。択捉島の水産建設会社、ギドロストロイ社の島における活動、影響力を詳しく書いている。 私も今年、一昨年とビザなし交流で択捉島を訪れたが、記事と同じ認識である。「整うインフラ、もう日本は必要ない」という2面見出し記事の中に「地元紙『赤い灯台』のクンチエンコ編集長は『1990年代に物資を送ってくれ、診療所なども建ててくれた日本に感謝している。でも島は開発され、我々は自力で発展できる。もう支援は必要ない』と言い切った」とあるが、島の雰囲気を率直に表している。 20日、プーチン大統領は記者会見で「政権に復帰した政党の主導者から重要なシグナルを聞いている。建設的な対話を期待する」と述べているが、安倍次期総理がどんなカードを切るか、プーチン大統領は待っている。 極東における日ロの共同経済活動をダイナミックに進め、その信頼関係の上で北方領土問題を現実的解決に向けた流れの中で進めて行く事が、重要である。 野田政権で森喜朗元首相の総理特使の話があり、2月訪露で調整が付いていたが、これは今でも活きている話である。森元首相を一日も早くモスクワに送り、安倍首相のロシアにかける考えを伝える事である。それによって歴史の一ページが作られる事を切に期待したい。 朝の便で帯広に飛び、大変お世話になった方の告別式に参列する。大事な人がまた旅立たれてしまった。世の習いとは言え、悲しい事である。 昼過ぎの便で帰京。18時から湾岸戦争終結後、ペルシャ湾で機雷除去にあたった「ペルシャ湾掃海派遣の会」に出席。昨年は20周年の節目の年で、私は感謝状も戴くことが出来た。 当時、外務政務次官として激励に行ったことを懐かしく想い出しながら、自衛官の絆、人情、男気、何よりも国家国民を考える姿に教えられること大である。巡り合せ、出会いに感謝する次第である。 鈴木宗男 [No.5244] 2012/12/24(Mon) 12:36:39 |