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all 2012.12.14『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/15(Sat) 11:37:15 [No.5219]
2012.12.15『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/16(Sun) 09:47:59 [No.5222]
2012.12.16『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/17(Mon) 20:57:34 [No.5228]
2012.12.17『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/17(Mon) 21:04:16 [No.5229]
Re: 2012.12.17『ムネオの日記』 - 団塊世代A - 2012/12/17(Mon) 22:40:50 [No.5230]
2012.12.18『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/18(Tue) 20:01:49 [No.5233]
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2012.12.20『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/20(Thu) 18:49:46 [No.5236]
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2012.12.22『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/22(Sat) 20:58:39 [No.5242]
2012.12.23『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/24(Mon) 12:36:39 [No.5244]
2012.12.24『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/25(Tue) 10:37:09 [No.5253]
「つぶやき」by 松木けんこうさん - 米ちゃん - 2012/12/19(Wed) 21:56:11 [No.5235]


2012.12.24『ムネオの日記』 (No.5244 への返信) - 米ちゃん

2012年12月24日(月)
 北海道新聞1面トップに「二島返還92年に提案 元ロシア外務次官証言 日本拒否立ち消え」という記事がある。元次官というのは当時のゲオルギー・クナーゼ氏である。この話は何も新しい事ではない。私が平成18年9月佐藤優氏と出版した『北方領土「特命交渉」』(出版社講談社)でもこの事はふれている。

最大のチャンスだった「クナッゼ提案」 (文庫本P97〜P99抜粋)

佐藤: 鈴木さんが北方領土に関する「特命交渉」に取り組まれているとき、領土返還のチャンスはあったのでしょうか。

鈴木: いまになって思うと、1992年の宮沢内閣のとき、コズィレフ・ロシア外相が渡辺美智雄外相に打診した「クナッゼ提案」が最大のチャンスでした。ただし、このクナッゼ提案は極秘事項だったので、具体的な内容は明らかにされていません。また、この内容を知っている人間も非常に限られています。
 私はこの件に関して外務省に質問主意書を出しましたが、外務省は「文書の存否も含めて、交渉中なので答えられない」などと、終始一貫とぼけています。「なかったこと」にしようとしているのでしょう。しかし、その後、渡辺外相があるセミナーでうっかりしゃべってしまい『フォーサイト』誌(1993年1月号)にアンドレイ・クリフツォフ、ロシア外務省日本部長が寄稿して大騒ぎになったので、事実であることは間違いありません。

佐藤: 鈴木さんは「クナッゼ提案」の内容を聞いていたのではありませんか。

鈴木: じつはそうなんです。詳しいことはいえませんが、ロシア側が相当譲歩した内容になっていました。また、56年共同宣言がカギになっていたのは間違いありません。なぜなら、「平和条約締結後には歯舞、色丹の2島を引き渡す」ということについて、ロシアは日本に約束したことを重く受け止めていたからです。
 しかし、だからといって2島が返ってくればいいという話ではありません。「2島先行」と「2島返還」はまったく別の話です。2島先行返還でも、4島に足が掛っていれば、すなわち国後島、択捉島に対する日本の主権確認ができればいいわけです。
 原理原則をいえば、4島問題が解決してから平和条約締結です。2島だけで平和条約を結ぶことはありません。あるとすれば、中間条約とか第1基本条約といったように、何らかの歯止め、担保が必要になる。あるいは、第2共同宣言という形になるかもしれません。


 ソ連が崩壊し、自由と民主のロシアになり経済状態が著しく、その頃の日本外務省は「ロシアは弱っている。強く出ればもっと譲歩を引き出せる。強硬に出た方が良い」と渡辺美智雄外相に進言したと私は聞いている。
 今日の記事について一部正確でない点があると私は受け止めているが、いずれ関係者が明らかにすることだろう。
 いずれにせよ、北方領土問題解決への一つの提案であった事は事実だ。「たら」「れば」はないが十分検討に値するシグナルであった事は事実でなかったか。この時期にこうした記事が出ることじたい大きな情報開示である。昨日、今日の朝日新聞の北方領土南クリル特集といい、北方領土が話題になることは良い事である。安倍次期首相の一手に期待したい。
 朝の便で帯広に飛び、帯広、十勝鈴木宗男後援会・新党大地支部の拡大役員会。先の衆議院選挙の御礼を申し上げ、石川ともひろ氏が議員継続出来た事を喜び合った。比例復活でも見事な当選である。あとはしっかり職責を全うすれば良いのである。
 平成17年の郵政選挙、平成21年の政権交代選挙、そして今回の野田計算外解散と大きな振り子現象が起きたが、小泉チルドレンは何処に行ってしまったのか。小沢チルドレンはどうなったか。今回の橋下ベイビーズは、次は生き残れるのか等々考えると、継続は力なり、25年の永年議員表彰を受け「生涯政治家」と言って活動出来る私は幸せ者だとつくづく後援会の皆さん、有権者の皆さんに感謝する次第である。
 人間関係と感謝の気持ちを持ってこれからも鈴木宗男の道を歩んで参りたい。

鈴木宗男


[No.5253] 2012/12/25(Tue) 10:37:09

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