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生活の党の機関紙の、Opinion欄に堀教授のお話があります。 堀教授のツイートは、鋭いです。文章を拝見するとまたちがった重みがあります。 (生活の党 機関誌 第8号 2013.11) 『政権交代を狙わない野党は野党ではない。-責任野党とは何か-』 慶應義塾大学総合政策学部教授 堀 茂樹 直近の全国選挙で自民党(+公明党)に議席の大半を奪われて以来、野党の存在感が薄い。 議席が少ないという事実で説明のつく程度の話ではない。 主要野党は戦意を喪失しているのではないか。 戦後民主主義が平和と共にやってきたせいか、あるいは融和第一の国民性のせいか、 とかく日本人は、民主主義をみんなで仲良く輪になって踊ることのようにイメージしがちだ。 しかし民主主義は、社会に紛争が存在しないかのように装うのではなく、むしろ進んで 対立・紛争を受けいれ、ルールに則りながらも、熾烈に多数派形成を競うゲームなのである。 そのゲームの中で、野党の役割はけっして小さくない。 「与党」とは、行政に与{あずか}る党という意味で、英語の「ガバメント・パーティ」という。 仏語でも「ロポジシオン」という。いずれも、「対立党」という意味だ。 つまり、民主主義の先進国たる英仏で、野党とは、その名称からして、政権党に真っ向対立する 政党なのである。因みに、かつて日本では、与党が「官吏党」と呼ばれ、 野党はすなわち「民党」であったという。政権交代がほとんど想定外だったのだろう。 (続) [No.5720] 2013/11/24(Sun) 17:21:05 |