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「政界の生き字引」日刊ゲンダイは、「歴史の生き証人」と称している 平野貞夫氏のインタビュー記事が、日刊ゲンダイ(6/2)に載ってました。 平野貞夫氏は、安倍政権は、絶対多数の与党となったことで”何でも有り” の国会運営を押し進め、今では、日本の日本の憲法を、議会制民主主義を、 国会をことごとく封殺していく様を心底怒っています。 6月2日の日刊ゲンダイの記事を下記に一部転載させていただきます。 【集団的自衛権議論は見るに堪えない】 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150627/3 国会では集団的自衛権行使を巡る集中審議や与党協議が行われ、連日、 侃々諤々(かんかんがくがく)やっているが、忘れ去られていることがある。 憲法9条の問題は、憲法制定直後から国際情勢の変化もあって、さまざまな 議論が積み重ねられてきたという歴史的経緯だ。 先人たちは、その議論の中で、9条の趣旨、精神、枠を守るために知恵を絞り、 苦労してきた。 それをなぜ、安倍は「私が最高責任者だ」とひっくり返せるのか? 「歴史の生き証人」の怒ること。 ■安倍首相がやっているのは爺さんの仇討 ――集団的自衛権の議論をどう見ていますか? 安倍首相もメディアも、あまりにも歴史を知らずにワーワーやっている。 だから、歴史を踏まえた体系的な議論になっていないんです。 こんなことじゃいかんですよ。 ――国会での議論は、朝鮮有事の際、日本人を米艦船で救い出す事例などを話し合っていますね。 北朝鮮の金日成総書記が亡くなった後、1997年ごろですか、本当の危機があって、 話し合っています。 日本人をどうやって助け出すか、という議論です。米軍の船に乗せるなんていうのは あり得ないこと。 米軍にそんな余裕があるわけないし、日本がやらなきゃいかんのです。 ああいう事例を出すのは、バカな学者のイタズラですよ。 ――憲法の枠内で有事の際にどうするか。これはずっと議論されてきたことなんですよね。 そうです。小泉内閣の時、私は自由党の国対委員長でしたが、有事立法の議論で、 こう国会質問したんです。 「国連主義と憲法9条の枠をがっちり入れて、日本の安全をどう守るかということを きっちりやりましょう。 特別立法でバクテリアを増やすようなことではなく、安全保障基本法のようなものを作る。 これ以上おかしくしちゃダメだ」とね。 そうしたら福田官房長官がエレベーターの中で肩を叩いてきて、 「平野さん、ぜひやりましょう」って ――その福田さんは第1次安倍政権がつくった安保法制懇を棚上げして、 事実上潰しましたね。 解釈改憲なんかじゃなくて、ちゃんとやれということでしょう。 そうしたら、第2次安倍政権が復活させて、こうなっている。 爺さん(岸信介元首相)の仇(あだ)討ちをしたいというのかね。 今までのやり方でできるもの、個別的自衛権でできるものをあえて、 集団的自衛権と言いたいのでしょう [No.5888] 2014/06/03(Tue) 10:25:48 |