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私の14年前に亡くなった兄は、新エネルギーの開発に ”日本発の第三次産業革命になる”と子供のように目を輝かせて いたものです。 それからの失われた10年? 目前と言われた新エネルギーの開発が、なぜか耳にすることが 殆どなくなりました。 先の総選挙の際、生活の党(未来の党)が、脱原発を公約に掲げ 原発廃炉にするまでのプロセスとして【石炭のガス化複合発電】 を挙げていました。 今や、この日本発の技術は着々と成果をあげています。 ネットに下記の記事がありました。 《石炭をガス化して高効率化を実現》 「石炭ガス化複合発電(IGCC)」 http://www.nedo.go.jp/hyoukabu/articles/201306igcc/index.html しかもすでにポーランドでは大きな成果をあげています。 先日、【知られざる親日国、ポーランド】TV東京「未来世紀ジパング4」 との番組で紹介されていました。 ウクライナ情勢が混沌とし、ロシアからのヨーロッパへのガス輸出に 暗雲がある今、益々石炭を排ガス無害化し発電する日本の技術は、 EU諸国にとっても、大きな意味を持ってきています。 すでにポーランドへは、現在281の日本企業進出し、突出した親日国 となっているそうです。 とても嬉しい記事です。 「石炭ガス化複合発電」に関して付け加えると、石油と違い、石炭は、 世界の幅広い場所での埋蔵となっています。 日本でも、過疎が心配される北海道の夕張とか九州とか・・。 ましてクズ石炭はその捨て場所に苦慮。 その役にもたたなかった石炭を黒いダイヤに変え、しかもCO2を大幅に カットし、残された”ゴミ”までリサイクルとなれば夢のような話です。 ただ現在の所、かなりの設備費が必要なのでしょうが。 ポーランドでは、すでに日本企業の支援で、ガスの輸出も視野にとの 事でした。 ただ、石炭は限りある化石燃料です。 新エネルギーの本流は、燃料電池。 水素なのかアルコールなのか私には分かりませんが、ここに研究開発は 進んで行くのだと思います。 ある意味、現在の石油の価格高騰も、新エネルギーへの移行のための 生みの苦しみかもしれません。 近年の戦争は、資源の略奪戦争? ここから解放されるには、新エネルギーの技術革新しかありません。 兄の夢見た”日本発の産業革命”は、必ずしも技術の日本独占でなく米国 との共同作業になるのかも知れませんが、この目で見ることが出来たなら と夢見ています。 [No.5900] 2014/06/24(Tue) 14:37:46 |