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Re: http://mainichi.jp/より - hasebe - 2015/10/15(Thu) 21:40:30 [No.6144]


対米従属しようがない症候群≠治さないことには日本の再建はない」 - hasebe

8月26日、憲政会館で行われた緊急集会『ぶっ壊せ!アベ安保法制』は、
台風の余波の雨の中、515名もの参加を頂き大いに盛り上がりました。

小沢一郎氏、平野貞夫氏、二見伸明氏と貴重な情報を発信して下さい
ました。

下記は、この集会のビデオです。
ぜひご視聴をお願いいたします。




安倍政権の安保法案の変更に対し、何となくおかしい、と危機感を
感じている国民は増えています。

安倍首相の、何が何でも憲法を改正したいとの執念に対し、私達は
「何となく変」ではなく、何が事実なのか、現憲法の誕生の事実、
9条の意味をきちんと学び理解することが大切かと思っています。

敗戦をきに日本人に染みついた「アングロサクソンには刃向かうな」
は、70年を経ても消えそうにもありません。

対米従属しようがない症候群≠治さないことには日本の再建は
ない」

国も国民も、自立してこそ、誇りを持てるのだとつくづく思います。

8月30日の国会包囲網の集会には平野、二見両氏を囲んで参加しま
した。

リヤカーを用意しなくていいのか、と心配するむきもありましたが
お二人ともとてもお元気でした。
きっと政治家として、この時代の変わり目の大きなウネリをご自分
の目で確認しようと思われている?

ウンが良く数分後には身動きがとれなくなった日比谷公園から
国会議事堂近くまで行けました。

実は、私達一行は、車道の封鎖を警官が諦めた直後だったので、
いっきょに車道に空白のスペースが出来たのだとで知りました。

地下鉄から、路地から次々と人々がわき出て来るその光景に胸が
一杯になりました。

同じ危機感、思いで居る人が、こんなにもいたのだ・・・。


日本一新の会のメルマガを下記に転載させていただきます。



日本一新の会 メルマガ配信
━━【日本一新】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                 通巻第281号・2015/9/3
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                     顧問:戸田 邦司
                     発行:平野 貞夫
                     編集:大島 楯臣
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◎「日本一新運動」の原点―281

            日本一新の会・代表 平野 貞夫妙観

〇安全保障法制関連法案を廃案にする死角≠ェありますよ!16
(緊急集会 『ぶっ壊せ!アベ安保法制』報告!)


 8月26日(水)午後4時から開かれた「緊急集会『ぶっ壊せ!
アベ安保法制』」は、久しぶりに憲政記念館の講堂が満席を超え
る515名の参加者を得て大成功に終わった。日本一新の会会員
も多数の参加者で緊急集会を盛り上げていただき、感謝の意を表
したい。

 またこの「緊急集会」は、いろいろな事情があって8月13日
に実行委員会を立ち上げ、2週間目には集会を開くという、慌た
だしい文字通りの「緊急集会」であった。実行委員会に参加して
くれた各団体、ボランティアの方々の熱心な協力にお礼を申し上
げたい。既に幾つかのネットで録画配信されているが概要を報告
しておきたい。

「緊急集会」のモチーフは、「小沢一郎氏を招き、新日米ガイド
ラインや集団的自衛権の違憲性などについて意見を聴き、タウン
ミーティングを行う」というものであった。総合司会はデモクラ
TVで活躍している女性弁護士の升味佐江子さん、歯切れよく開
会を宣言し、二見伸明共同代表(元公明党副委員長)は緊急集会
の趣旨を説明した。

〇 二見共同代表の挨拶要旨

 平日の午後にもかかわらず、私どもの呼び掛けにお応え頂き、
このように大勢の皆さんにご協力いただきました。本当にありが
とうございました。

 さて、アベ安保法制は日本を再び戦争への道に進める亡国の政
策だ。立憲主義を踏みにじり憲法に違反してのことである。廃案
にするための理論と方策を提示するためにこの集会を開いた。冷
戦後のわが国の安全保障政策は小沢一郎さんを抜きにしては語れ
ない。存分に語っていただきたい。

 私は60年安保の経験者だが、いま国会を取り巻いているデモ
は60年安保とは質的に異なる。いわゆる動員によるデモではな
く、参加者それぞれの自らの意志によって集まっているのだ。

30年後、私の墓場の前で「お爺ちゃん、自衛隊を海外に派遣し
なかったよ。日本は平和を守ったよ」と報告を受けるために今日
の集会がある。戦後70年、戦争をしなかったのはギネスブック
ものだ。さらに30年、平和を延長しようではないか・・。

第1部 国会の安保法制審議はこれでよいのか! 小沢:平野
 冒頭私から「二見さんは白内障の手術を暮れに延ばして、この
集会の共同代表として挨拶してくれた。公明党を除名されたが、
創価学会は除名されていない」として、安保法制に反対する創価
学会の人たちの旗頭となっている、と感謝の意を表して始めた。

 【第1点 新日米ガイドラインの違憲性】

 4月27日に日米の2+2で合意された「新ガイドライン」に
ついて、「日本を非常に危険にする憲法の違反するものだ」と、
厳しい談話を発したのは小沢さんだけだった。この警告的談話を
出した理由と心境を質した。

 小沢さんは「新ガイドラインは周辺事態≠フ項目が削除され、
世界中で日米が共同で軍事行動を行うこと、明らかに憲法九条違
反だ。

1999年の自自連立の時、周辺事態法を成立させたが、周辺
事態≠ノ何の制約もなく、私が強引に、『そのまま放置すればわ
が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態など、わが
国周辺の地域におけるわが国の平和及び安全に重要な影響を与え
る事態』をいれた。

どうしても米国と世界中で共同軍事行動をやりたいなら、憲法改
正と法改正が必要だ。

 立憲主義を何と思っているのか。手順が逆だ、政治手法が狂っ
ている。新ガイドラインとは、日米の行政行為にすぎない。これ
を憲法の上位に置くとは主権国家とはいえない」

 小沢さんのこの怒りように対して、私が、日本でこういうやり
方の政治となる原因をどう思うか、と詰めたところ、

「戦前の戦争に至った経緯をみても、国民は『そこまで行っちゃ
たの、仕方がない』と軍部や官僚の独走を黙認して日米戦争にな
った。日本人の『しようがない』なし崩し心情が原因のひとつだ。

 私は日米同盟は最も重要な二国間関係と思っている。同盟なら
対等に意見を交換し、結論を出していくべきだ。『米国がいうの
だからしようがない』といって従属していく対米従属しようが
ない症候群≠治さないことには日本の再建はない」

 これを受けて私は、「対米従属しようがない症候群という小沢
さんの造語を、今年の流行語大賞にノミネートする運動をしよう」
と提案して、満場の賛同を得た。

 【第2点 集団的自衛権問題】

 集団的自衛権といえば、国連憲章の中でもっとも厄介な問題で
ある。「国連憲章理念の例外」としてつくられたものだ。

安倍政権では「国家の権利として国際法が認めたもの」とまるで
正義の味方のような発想をしている。

とんでもないことで憲章発効の当初、多くの国際法学者から「国
家間の戦争を禁止した国連設立の趣旨に反し、将来問題となる」
と警告されていた問題である。

 30年ほど前、小沢さんが自民党幹事長時代に、国連中心主義
を安全保障の基本とするために研究を始めていた。安倍政権が集
団的自衛権を解釈改憲で容認し、安保法制を国会に提出したこと
を切っ掛けに、根本的問題点を調査するよう夏休みの宿題となっ
ていた。

その回答を前号(280)に掲載しておいた。その中で憲法第9
条の立案過程について、私が初めて知った事実があり、その点に
限って説明しておきたい。

 安保法制問題で最大の不祥事は安倍内閣の憲法解釈変更、所謂、
解釈改憲したことである。

憲法第9条2項の解釈から、国連憲章の例外として設けられた集
団的自衛権の行使が可能かどうかということだ。

私が不勉強であったのは、「憲法第9条は国連の理想主義をその
まま反映し、丸腰の日本を占領軍がつくろうとした」と思ってい
た。

しかし、天木直人氏から提供して貰った資料を調べると、9条2
項の原案を示したマッカーサーの構想は、当時、国連5大国の軍
事参謀委員会で協議していた「国連軍」が日本の安全保障を担保
することにあった。

 日本国憲法が立案され、審議されて公布された昭和21年2月
から同11月の公布の間国連軍設置の協議は真剣に行われていた。

しかし翌年3月頃には米ソ冷戦が始まり、5月3日の施行の時期
には国連軍構想は破綻していた。9条2項は「国連軍=国連集団
安全保障」を前提としており、歴史の悲劇として日本の安全保障
を担保する協議は消滅した。

しかし、9条2項をどう解釈しても、集団的自衛権を誘導できる
根拠はない。

明文を規定するため憲法改正の手続きによる国民投票に問うべき
である。

 この問題で思い出すことがある。講和条約調印のとき吉田首相
が「日米安保条約を国連総会で承認すべきだ」との意見を持って
いたことだ。その理由は国連軍をつくるといって九条を規定した。

米軍の駐留を国連軍に準ずるものとするための理屈であったかも
知れない。そういえば、砂川事件の伊達判決を批判する体制側の
論理として、田中耕太郎・横田喜三郎・宮沢俊義といった法学者
たちが「米軍の駐留は事実上の国連軍の代替え」と主張し、憲法
違反でないとの論文を書いていたことを記憶している。

 憲法第9条は、戦後70年の中で国際政治の犠牲となりながら、
真の平和を実現するシンボルであった。それは世界遺産というよ
り、人類の条理として日本人が死守すべきものだ。

〘第2部 タウンミーティング〙

参加者から50件を超える質問要望があり、時間の関係もあっ
て7人が発言した。5件は安保法制廃案への質問であったが、最
後の2件は「倒閣の方針を示すべき」と「年内に野党を再編、新
党を作れ」との政局問題が飛び出した。

 小沢さんは「安倍内閣退陣・倒閣の文言は、より人々を奮い立
たせるだろう。国民の意思表示行動が大事」と返した。また「来
年の参議院選挙に勝利するには、少なくとも今年中に野党の大同
団結のコンセンサスをとらなければならない」等と自信をのぞか
せた。

知ってか知らずか、維新の党の混迷がその日から始まった。

(8・30安保法制反対デモに参加して!)

 国会前を埋め尽くしたデモは12万人を超えた。誰もが、自分
の意志で参加したものだ。わが国に立憲デモクラシーが定着する
スタートの日となろう。私は55年前の60年安保のとき、国会
の中からデモを眺めていた。

 衆議院事務局33年、参議院議員12年の国会生活を振り返り、
漸くにしてここまできたかと、感無量であった。

       (「平成の日本の政治改革の原点」は休みました)
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          次回の定期配信は、9月10日(木)です。
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[No.6137] 2015/09/04(Fri) 12:53:15

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