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二見伸明氏感想文「始まっている未来」宇沢弘文・内橋克人著 (No.6163 への返信) - hasebe eiko

1月17日(日)にオリーブ千葉の読書会があり参加しました。
今回は、先月に引き続き「始まっている未来」宇沢弘文・内橋克人著
を読書いたしました。

宇沢弘文氏は、まぼろしのノーベル賞経済学者と言われ、さぞかし難解
な本かと恐れていましたが、私にも読みやすくわかりやすい言葉で書か
れていて、その内容は、目からうろことの驚きと、過去の事象の記憶
に合点がいくことの連続でした。

読書会には、毎回二見伸明氏が参加して下さっていますが、今回は
フェイスブックにその感想文を投稿してくださいました。

私もそこにコメントいたしましたので、下記に転載いたします。



二見 伸明氏


1月19日 0:07 ·


今日午前、東京は雪、我が家は雨。
スリップの心配がないので安心して車を運転して水中ウォーキングへ。
昨夜のアルコールの残滓をきれいに流していい気持ち。
晩酌の美味しいこと、至福です。

 昨日、オリーブ千葉の読書会がJR船橋駅から徒歩2分のカラオケ屋でありました。
テキストは宇沢弘文・内橋克人対談形式の「始まっている未来」。

 宇沢さんはシカゴ大学で市場原理主義者のフリードマンとながいこと一緒だったそうで、
そのときのエピソードを語っています。
 
「フリードマンの市場原理主義は、経済学とは言えない一種の信念ですね。いまのアメリカ
 の置かれている大惨事(註:リーマンショック)は、そこに原点があると思うのです。

 フリードマンは事ある毎に市場原理主義のゴスペルを広めようとして、経済学部の同僚
 たちの顰蹙を買っていました。
 私がいた頃は、フリードマンの影響を受けた人は決して経済学部には入れないという暗黙
 の了解があったほどです。

 当時は、他の大学でも同じような雰囲気でした。
 シカゴで私のところで最初に博士論文を書いた学生はミゲル・シドラウスキーという国際
 金融を専門とする優れた能力と高い志を持った学生でした。
 就職のとき、MIT(マサチューセッツ工科大学)をつよく希望したので、MITに助教授候補
 として推薦しました。

 ところがサミュエルソンから電話がかかってきて、「シカゴでPh.Dを取った学生はMITでは
 決して助教授として採用しないことになっている。
 フリードマンの影響を受けた学生はFiedmaniteだ。Termite(シロアリ)と同じで、一度
 入れたら建物を壊されてしまう」。

 シドラウスキーは私のところで博士論文を書いた学生で、決してFriedmaniteではないこと
 を強調して、MITで助教授として採用してもらった」。

 どうも安倍首相を取り囲んでいる新自由主義者・市場原理主義者は日本の土台を食いつぶす
 シロアリのようですね。
 庶民の暮らしが良くならない原因が分りました。

 内橋克人さんも「間違った経済学は間違った政策を導く》と言っています。

 ところでこの本の中で社会的共通資本を主張している宇沢さんは、1981年、訪日された
 ローマ法王・ヨハネ・パウロ二世が小石川の後楽園での盛大な野外ミサで、流暢な日本語で
 「平和は人類にとっていちばん大切な共通の財産であり、日本の平和憲法は社会にとって
 の共通の財産である」と語られたことを紹介されています。

 ちなみに宇沢さんはパウロ二世から「新しいレールム・ノヴァルム」の協力を依頼され、
 「社会主義の弊害と資本主義の幻想」を提案し、それを主旋律とする「新しいレールム・
 ノヴァルム」が1991年5月1日に出されています。

 新自由主義、アベノミクスを理論と現実で打ち破る必要があります。
 読書会でも「共通社会資本とは何か」を自然、医療、教育、農業、インフラなど掘り下げた
 勉強をしようという声が上がっています。

 



Eiko Hasebe

17日の読書会では、「社会共通資本の定義」で「人間が生きていく上で本当に必要なものは?」
を話し合いました。
この本の中で福井元日銀総裁が「大切なものはお金に替えなさい。〜」と講演したと、宇沢氏は
非常に怒っています。

私の父は、戦後、紙幣が一夜にしてただの紙っぴらになったのを体験し、「本当に必要なのは
”子供の教育だ”、例え、為政者が変わっても、例え時代が移っても、人が身に付けた教育は
失われることはないと」。

本には、教育・医療が原点、子供の成長と人の命は社会にとって一番大事、次の世代に受け継い
でいくべき聖なる営みと書かれています。
読書会の参加メンバーからは、生きていくのに必要なのは食物、車は食べることが出来ないと。


Eiko Hasebe

イラクでは、爆弾を落とし焼野原とした後、200社あった国営企業が米国占領下ですべて民営化され、外資が株主に。
戦争の利益は、軍需産業が武器を消化、在庫整理できる為と思っていましたが、儲けるための
新しい市場を作り上げるという意味があったのだと。

規制緩和の名の元に、すべて資源、すべての生活要素、水も空気も食べ物、交通機関に新しい
市場を作り上げ、すべてを「市場」に投げ入れ、そして儲ける。
この新自由主義、市場原理主義の考えで、国鉄も郵政、通信、農業という日本の社会的共通資本
は破壊されたわけですね。


Eiko Hasebe
二見先生、デモクラTVのエコノミストの番組で小泉進次郎氏が農林中金の問題を追及、と
取り上げていました。
それを若い記者が喜々として語っているのを見て、デジャブだと。
小泉氏の立ち位置は父親と同じ?
米国の要求通り・・金融再編、郵貯、JA、共済つぶし。
組織は10年も経てば内部から腐ってきます。
それでも内部改革は必要でもつぶしてはいけないものも。
頼母子講の歴史を持つ日本の共済事業。これも社会共通資本の側面もあるのでは。
経済論理だけで判断してもいいのかと。
規制緩和ー>民営化ー>マーケットで公開ー>外資が株主の流れ。
今一度立ち止まって検証しては、と思うのです。


[No.6164] 2016/01/21(Thu) 12:50:49

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