『文殊菩薩(ブログ版)』http://iiyama16.blog.fc2.com/に 載った記事を紹介させていただきます。
高橋敏男のブログ記事が書かれていますが、ぜひご一読ください。
<27才青年 小沢一郎の立候補宣言 高橋敏男のブログ> H.24/09/06 http://3620065.at.webry.info/
27才青年 小沢一郎の立候補宣言
今、聴いてもこのまま通じる立候補宣言ではあるまいか。
あまりにも宣言通りに行動するがゆえに、既得権益層にとっては 恐ろしい存在に違いない。
青年小沢一郎氏が43年前に亡き父の後、支援者に押されて 立候補したときの宣言である。
この新鮮な目標宣言通りに小沢一郎氏は、 今も釈然として政治活動を続けている。
そのように活動している小沢氏の姿に政経フォーラムで、 そして同志を励ます会などで、時々お目にかかる。
スコミ報道とは全く違って、堂々として礼儀正しく凛々しい。
テレビや新聞などのマスコミ報道ばかり見ずに、 実際に、小沢氏の姿を一度拝見してもらうとよくわかる。
一方、あまりにも宣言通りに行動するがゆえに、 既得権益層にとっては恐ろしい存在に違いない。
しかし、その目標宣言は、一般国民にとっては非常に有り難く、 当然、成し遂げてほしい政策であり、 基本中の基本の政策だと思うのである。
それ故に抵抗が多く、確かに実現が目の前に迫ると、 不正な手段を使ってまで小沢氏に襲い掛かる。
そのように既得権益層が正体を現わし牙をむくのだ。
このところの検察審査会を使った強制起訴なる裁判で、 期ズレで裁判が延々と続いている。
このような姑息な手段を使い、無駄な税金を莫大に使って、 裁判を続ける司法当局は、何処の国に属している機関なのか?
先人たちにも、このような機関を作った憶えはあるまい。
先人の国会議員たちでさえ、このような機関を作ったとは思えないのだ。
このように司法に虐められる国民の代表者たる国会議員たちは、 なぜ、もっと攻撃すべき対象に声を大きく上げないのだ!?
そして国の最高議決機関の役割を果たさないのだ。
それは自ら国会を蔑む、能力がないと証明していることではあるまいか。
こうしていることを怠慢と言うのではあるまいか。
官僚と仲良くしていることが仕事だと思ってはいけない!
事務的に処理する仕事なら、国会議員は不要である。
官僚任せで充分だということになる。 政治家には政治家の仕事がある。
国民の声を国会に届ける。
そして実現するように努力することが最低の条件ではあるまいか。
政局だ、何だと保身に走っていることではない。 国民のための政治、国益を守る政治が実現するために、 活動することが本来の仕事である。
そのようなことを政治主導と言うのではあるまいか。
その政治主導を一刻も早く実現させなければならない。
しかし、今、野田首相が遣っている決められる政治とはまったく違う。
9月1日にサンパール荒川で行われた市民大集会で、
27才青年当時の小沢一郎氏の立候補宣言が紹介された。
日本一新の会 メルマガ通信でに載ったので転載する。
(転載)
日本一新の会 メルマガ配信 http://nipponissin1.blog136.fc2.com/
━━【日本一新】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
通巻第125号・2012/9/6 事務局雑話
皆さん、市民大集会へのご参加お疲れ様でした。
蒸し暑く、時折 小雨が降るなかで大変でしたが、
大成功であったと思います。
主催スタッフの皆さん、本当にご苦労様でした。
1日(土)2日(日)は上京して「市民大集会」に、連泊に弱い田舎者だから、 一旦帰って3日(月)は生活の「岩手県総支部連合会結成大会」を見学して、 4日(火)に帰るという慌ただしさで、
事務局作業が停滞したことをお詫びしたい。
市民大集会の意義については平野論説で述べているから繰り返さないが,
それぞれが可能な方法で選挙支援に参加する工夫をしたい。
岩手結成大会の模様は次回に譲るとして、
会場で紹介された小沢代表の初めての衆議院選挙で配布された,
政見公約全文を紹介しておく。
43年前の政見公約だが、玩味するほどに・・・・・・。
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自由民主党公認 小沢 一郎 二十七才
立候補にさいして次の目標を宣言します
政治に若さを
六〇年代は沖縄返還の偉業で幕をおろします。
これから始まる七〇年代は激動の時代です。
国際的にはベトナム戦争の終えんなど,
流動する世界情勢を背景に日中関係の打開や安保体制を軸とする、
日米友好関係の維持をはからなければなりません。
民族主義の台頭を基盤とした
自主防衛力増強の声も起こってくると思われます。
国内的にも曲がり角にきた大学や農業問題など多くの難問を抱えています。
こうした激動の時代は気楽に世界を飛び回れる若い体力と
固定観念にとらわれない柔軟性がなければ乗り切れません。
米国ではすでにジョン・F・ケネディが四十三才の若さで大統領に就任し、
世界をリードしました。
日本でも激動の時代には常に若い指導者が道を切り拓いています。
明治維新回天の偉業は西郷隆盛、坂本龍馬など三十才前後の若者が
主役となって果たしたものです。
激動の七〇年代を乗り切るため二十七才の若さを武器に
政界の新しい旗手を目指して頑張ります。
地方開発に全力を
わが国は六〇年代に世界に類のない高度な経済的発展を遂げま
したが、故郷、岩手県は農業以外に産業らしい産業もないため、
この繁栄から取り残されました。
放置すれば格差は広がるばかりです。
このヒズミを解消するため、まづ農業の高能率、
高収益化をはかることが必要です。
このため政府は基盤が確立するまで、積極的な援助を行うべきです。
単作地帯である私共の県では一律減反政策等は反対しなければなりません。
しかし需要の変化に応じ国有林の積極的な解放、利用を通じて
畜産、果樹園芸に重点を置いた選択的拡大をはかる必要もあります。
しかし農業のみの力では地方開発を成功させることはきわめて困難です。
農村の住民に高い所得の機会と豊かな生活環境をつくるため地方に工業を
分散させ、また三次産業を発展させると共に中小企業対策を
強力におし進め郷土産業の発展を計る必要があります。
そして一方においては食糧基地としての農村の機能を十分発揮させるため、
又、郷土産業の発展のため都市の高い機能と結びつけ、
これ等を最大限に利用しなければなりません。
このため東北新幹線や高速道の建設など効率の高い交通、
通信網等の整備に力を入れ地域開発に全力を挙げて取り組む決意です。
国民と密着した政治を
現代の社会は多種多様化した欲望が生まれ、
政治がこれに応えきれず、国民生活と遊離しています。
このため政治不信が生まれ、無関心層の増大やゲバ学生の発生など
社会的に大きな混乱が起きています。
さらに政治が無力化して官僚に政策形成をまかせているため
生き生きとした政治が行われないことによって、
この傾向は、さらに拍車をかけられています。
このままでは日本の行く末は暗たんたるものです。
こうした弊害をなくするため、先づ官僚政治を打破し、
政策決定を政治家の手に取り戻さなくてはなりません。
そのために重要なことは政治家が国民の皆さんのナマの声を直接吸収して、
普段の勉強をすることです。
そして、それを生かして社会福祉など国民生活に密着した
政治を推進して参りたいと存じます。
[No.5035] 2012/09/08(Sat) 10:22:11 |