[ リストに戻る ]
No.5219に関するツリー


並べ替え: [ ツリー順に表示 | 投稿順に表示 ]
2012.12.14『ムネオの日記』 (親記事) - 米ちゃん

2012年12月14日(金)

 選挙戦も泣いても笑っても後1日となった。北海道のある報道機関の世論調査では、まだ決めていないという声が3割近くあると出ている。

 何回も選挙を経験してきたが、投票日近くになって、これほど決めていないというのは、今回が初めてである。その点からすると、ここ2、3日しっかり頑張った陣営が栄光の座を掴むのではないか、と頭をよぎる。いずれにせよ、時間との闘いである。

 12月9日からの各テレビの党首討論で、自民党の安倍総裁は、消費増税とTPPについて発言を避けてる様に感じた。特に消費増税については、経済成長率がはっきりしない限り上げないといっている。GDP(国内総生産)がマイナス3.5%の今、経済成長は考えられない。自民党、公明党、民主党は、先行きの経済動向も頭に入れず、はじめから10%増税ありきで、官僚のシナリオに乗り動いたとしか思われない。

 「この自民党安倍総裁のブレは少なからず後半の投票に影響します」といってくる識者が何人かいた。私もそう感じたものである。TPPについても、自民党安倍総裁は、北海道遊説では触れなかった。東京では、、TPP交渉参加を言っておきながら使い分けしている。

 また、憲法改正、国防軍についても街頭で語っていない。言っていることと、やっていることが一致していない。この差は何だろうか。国民も気がついていくことだろう。

 このダブルスタンダードと言っても良い言動は、それなりにマイナスに働くことだろう。

 いずれにせよ、選挙は投票箱が閉まるまでである。新党大地が、自信を持って公認した、1区清水ひろやす(札幌市中央区・南区・西区)、3区町川ジュンコ(札幌市豊平区・白石区・清田区)、4区とまべち英人(札幌市手稲区・小樽市・後志管内)、7区鈴木たかこ(釧路市・根室市・釧路根室管内)、10区浅野たかひろ(夕張市・岩見沢市・美唄市・芦別市・赤平市・三笠市・滝川市・砂川市・歌志内市・深川市・留萌市・空知総合振興局・留萌振興局・上川総合振興局管内(幌加内町)・宗谷総合振興局管内(幌延町)、11区石川ともひろ(帯広市・十勝総合振興局)、12区松木けんこう(北見市・網走市・紋別市・稚内市・オホーツク総合振興局・宗谷総合振興局(幌延町除く)各氏は、最後の最後まで、全力で寒風吹きすさぶ中、走り続ける。

 7人の候補者の平均年齢は、42歳である。新党大地候補者は、どこにも負けない若さと、やる気と、バイタリティと、何よりも、誰にも負けない大切な心を持って闘っている。

 必ずや、結果がついてくると確信している。さぁ、後1日、這ってもずってもの決意で乗り切って欲しい。

鈴木宗男


[No.5219] 2012/12/15(Sat) 11:37:15
2012.12.15『ムネオの日記』 (No.5219への返信 / 1階層) - 米ちゃん

2012年12月15日(土)

 選挙運動最終日、お陰様で北海道は天気に恵まれ、新党大地の1区、3区、4区、7区、10区、11区、12区の7人の公認候補は、新党大地の掲げるTPP断固反対、消費増税反対、増税の前に国会議員の大胆な定数削減、ボーナスなどの特権的税金の無駄遣いを無くせ。原発ゼロ、その裏付けとして、ロシア、サハリンから、稚内、苫小牧へのガスパイプラインを引き、原発に変わるエネルギーにする。

 子育て、保育、女性の視点に立ち、女性が働ける環境づくり等をしっかり最後まで訴え、7人ケガも事故もなく、遊説を終えたと聞き、ホッとする。

 いよいよ明日は投票日。投票箱の蓋が閉まるまで、頑張りますとの力強い各選対からの声に、選対本部も負けられないとお互い刺激になって、良い形が得られている。運を天にまかすのではなく、運を掴む努力をもう一日やって初めて良い結果につながるものと考える。

 出馬表明から20日間の超短期間での選挙突入だったが、中身の濃い新党大地ならではの闘いはできたと思っている。後1日、最後のお願いをして戴きたい。

 違憲状態選挙という全国紙一面を使った意見広告に目が止まる。

 最高裁判事に×印を付けることによって、一人一票が実現できると書かれている。最高裁判事の国民審査は重要な投票なのだが、これも官僚主義で、最高裁判事の情報公開、情報開示が足りない。立候補者に政見放送があるのだから、最高裁判事にも国民に訴える機会があっても良いと思うのだが、この点国民無視も甚だしいやり方だ。有権者の多くは判事のことを何もわからないので、印をつけずに済ましてしまう。国会議員が判事のなんたるかをわかっていないのだから話にならない。

 国会議員はもっと現実を直視し、三権分立のひとつ、司法の最高責任者を信任するかいなかの重要性を考えるべきである。

 さぁ明日は投票日。毎日新聞北海道版29面に「どうなる投票率」「各党60%台予想」という見出し記事がある。国民の生活が決まる選挙である。

 自分の考え、意志を示す、絶好の機会である。権利を行使することも民主主義の大事な行為である。「北海道は投票率が良かった」「特に若者の投票率が高かった」「北海道は素晴らしい」と全国から言われる結果を出して欲しいものである。

 新党大地は自信と責任を持って公認した。

 1区、長野金メダリスト、スポーツで日本を変える。
 3区、美容と健康、健康と福祉。
 4区、新自由主義からの脱却、反TPP。
 7区、北方領土返還は私がやります。日露関係の強化。
 10区TPP断固反対、農林水産を体を張って守る。
 11区不撓不屈(ふとうふくつ)の精神で、真っ直ぐ前を見てTPP断固反対。
 12区信念と筋を通して反消費増税。
 等々を各氏は訴えた。必ずや有権者は賢明な判断をしてくれるものと信じてやまない。

鈴木宗男


[No.5222] 2012/12/16(Sun) 09:47:59
2012.12.16『ムネオの日記』 (No.5222への返信 / 2階層) - 米ちゃん


2012年12月16日(日)

 全道的に雪になり、午前中の投票率は、前回に比べて大きく下がっている。

 特に新党大地の中核的地盤である十勝・釧根・網走管内は激しい雪となっており、投票率がどうなるか心配である。

 札幌も午前中降っていたが、午後からはやんできたので、ひとまずホッとする。北海道の冬の選挙は天気との闘いでもある。

 新党大地各陣営、朝から最後のお願いの電話をしている。貴重な尊い一票の重みを噛み締めることは、人生、一つの勉強になることだろう。

鈴木宗男


[No.5228] 2012/12/17(Mon) 20:57:34
2012.12.17『ムネオの日記』 (No.5228への返信 / 3階層) - 米ちゃん

2012年12月17日(月)

 昨日の投開票、新党大地7候補は善戦したが、小選挙区での議席獲得はならなかった。比例区で平成17年、21年と獲得してきた貴重な一議席は、今回もしっかり維持できた。

 日本維新の会、公明党よりも多い得票で従前通りの北海道における第3党の地位は守る事が出来た。

 圧倒的な自民党への風の中で、どんな状況でも地に足のついた新党大地であることは証明出来た。これだけでも大きな収穫である。

 1区清水広保氏は早速選挙区廻りをはじめ、私自身、この清水広保さんの人間性に感激している。

 3区町川ジュンコも自分の立ち位置を考えながら次の目標を目指している。

 4区苫米地英人さんも、小樽、手稲区、後志支庁で再度チャレンジする決意を聞かされた

 10区浅野貴博君も、空知、留萌支庁管内に張りついて、男のロマンを掛けると言っている。

 11区石川知裕さん、12区松木けんこうさんは、経験豊かな人なので、何をすべきかは心得ている。

 7区鈴木たかこは、朝6時からテレビ出演を済ませ、その足で釧路管内、根室管内を挨拶廻りをしているとの事である。

 各人自分の分をわきまえた行動をしている。必ずやいつの日か花が咲くものと期待したい。

 来年は参議院選挙である。新党大地としての明確な姿勢を示して参る決意である。

 心ある北海道の皆さんのお陰で結果を出すことが出来、心からのお礼と感謝の気持ちで一杯である。

 北海道にこだわる新党大地にこれからも変わらざるご支援、ご指導を切にお願い申し上げたい。

 朝6時から、みのさんの「朝ズバ」に出演し、午後から北海道向けテレビに2本出演する。北海道7区の鈴木たかこの選挙中のビデオを見せられ、身振り、手振りを交え、一生懸命頑張っている姿を拝見し、感激した。「この20日間で貴子さんは随分成長しましたよ」と多くの人から声が寄せられ有難い限りである。

 改めて心ある多くの人に心から感謝申し上げたい。

鈴木宗男


[No.5229] 2012/12/17(Mon) 21:04:16
Re: 2012.12.17『ムネオの日記』 (No.5229への返信 / 4階層) - 団塊世代A

鈴木宗雄さん

今回の結果は必ずしも民意を正確に反映したものとは思えません。

小選挙区ゆえの一極集中ということもあり、またマスゴミ一丸となった争点ボカシの影響もあったと
思います。

戦いはこれkらも続きます。

くれぐれもお体 ご自愛いただきまして 北海道のため、日本のために頑張ってください。

たかこさんの演説は良かったですよ!!


[No.5230] 2012/12/17(Mon) 22:40:50
2012.12.18『ムネオの日記』 (No.5230への返信 / 5階層) - 米ちゃん

2012年12月18日(火)

 投開票から2日たち、報道は新政権の話題に移っている。自民党と公明党の連立政権になるわけだが、私は選挙中の各報道機関の党首討論でも、「今の日本は国難とも言うべき状況で選挙で選ばれた国会議員は、与党・野党のかきねを越えて、一致結束して事にあたるべきだ」と強調して来た。

 是非とも国民目線で全国会議員一丸となって政治は弱い人の為にある、政治を必要としている岩手・宮城の被災者に、福島原発で避難を余儀なくされている皆さんに、全国の声なき声を受け止め、勇気や希望を与える政治を実行して戴きたいと願ってやまない。

 北海道から東京に戻ると温度差の違いに身体がびっくりしている事だろう。この大きな差が、政治を必要としている事を国会議員等しく考えてほしいものだ。

鈴木宗男


[No.5233] 2012/12/18(Tue) 20:01:49
2012.12.19『ムネオの日記』 (No.5233への返信 / 6階層) - 米ちゃん

2012年12月19日(水)

 昭和58年の今日、あれは10時半だった。「北海道5区、鈴木宗男、無所属新、当選確実」とテレビのテロップに流れた。何とも言えぬ思いだった。もう足かけ、30年前の事になるが、私にとっては昨日の事のように新鮮な、そして忘れ得ぬ出来事として残っている。

 当時の選挙は、中選挙区制で自民党派閥選挙の全盛期、公認を取れない段階で落選と言われていたものだが、心ある人のお蔭で「奇跡の当選」と言われ、あの時の壮絶な選挙は、今でも語り草になっているほどである。

 厳しい選挙を勝ち上がって行った分、私は公の仕事で評価してもらおうと人より頑張った。「頑張りすぎた結果、国策捜査にあったのでないか」と多くの人から言われたが、私は「公」の事では人一倍働いたと自負しているので悔いはない。

 松山千春さんが「鈴木宗男さん位働く政治家が10人いれば日本は変わった」と良く言ってくれたが、1人でもそう思ってくれる人が居れば有難い限りである。「生涯政治家」として私は私の道を歩いていく。

 「生きていれば良い事がある。生きていれば逆転もある」と人生挫折や失望を味わった人に少しでも勇気や励みを与えて行くのが、鈴木宗男の役割だと言い聞かせている。

 何時の日か「鈴木宗男の後姿を見よう、いや鈴木宗男の生き様を参考にしよう」と言わしめる日を作りたいと心している。

 故松下忠洋郵政改革・金融担当大臣の偲ぶ会が全日空ホテルで行われた。

 野田首相・横路前議長はじめ沢山の人が来られ、御挨拶されていた。国民新党の自見代表・下地幹事長・松下忠洋氏の後継者で当選された野間たけし氏が挨拶の中で、松下忠洋先生がいつも言っていた言葉に「受けた恩は石に刻み、かけた恩は水に流せ」だったとしみじみと話されていた。

 松下忠洋さんらいしと思いながら、私宛の遺書にも「鈴木先生、大変お世話になりました。先生と出会えて嬉しかったです。先生必ず再起して北方領土を解決して下さい」としたためてあった事を想い出した。

 松岡利勝・松下忠洋両氏は男気と情を持った私の盟友であった。二人とも現職大臣として旅立ってしまったが、何とも言えぬ世の無常を恨みながら、心からのご冥福を祈ってやまない。

鈴木宗男


[No.5234] 2012/12/19(Wed) 21:08:24
2012.12.20『ムネオの日記』 (No.5234への返信 / 7階層) - 米ちゃん

2012年12月20日(木)

 韓国では初の女性大統領が誕生した。接戦が予感されていたが、結果は百万票以上の差を付けての勝利である。

 お母さんが流れ弾で亡くなったが、あの時、大統領警護室長だった朴鐘圭氏が(ピストル朴と言われる狙撃の名手)きき手に書類を持っており、ピストルを抜くのにコンマ何秒か遅れ、それで大統領夫人が亡くなった事をとても悔やんでいたことが思い出される。

 その後、朴大統領も側近によって殺されたが、こうした厳しい過酷な経験を朴槿恵新大統領は活かして行く事だろう。大統領候補と言われて久しかったが、やっと夢叶ったこの現実を朴鐘圭大統領はどんな思いでいる事だろうか。

 朴大統領時代の日韓関係は良好だった。今、経済力がついた韓国は、国際的にも発言力を持って来ている。新しい日韓関係構築を願ってやまない。

 6時55分、羽田発で女満別空港に向かい、10時から網走市で大変お世話になった方の奥様の告別式に参列。

 昭和58年からの同志の奥様で、66才あまりにも早すぎる永遠の旅立ちである。10年前からガンとの闘いだったが、ご本人は勿論だが、ご主人、ご家族の辛さもいかばかりかと察する時、ただただ世の無常を恨むのみだった。心からのご冥福をお祈りした次第である。

 女満別空港に降りるとマイナス15度だと言う。故郷陸別の今朝は、マイナス25度とNHKラジオは流していた。

 冬本番に入ってきたと思いながら、この厳しい自然環境が根性や信念、優しさ、思いやり、愛情を育んでくれたと感謝するものである。

 ピリっとした寒さに、子供の頃を想い出し感慨無量である。

鈴木宗男


[No.5236] 2012/12/20(Thu) 18:49:46
2012.12.21『ムネオの日記』 (No.5236への返信 / 8階層) - 米ちゃん

2012年12月21日(金)

 選挙により266人もの入り変わりがあると報道で知ったが、約55%もの衆議院議員が変わるのである。

 平成17年郵政選挙、21年政権交代選挙、そして今回の選挙と、この3回とも半分以上の交代劇である。

 それまでは3分の1変わっても大きな現象だったことを考えると、あまりにも大きな変化に驚くのを通り越し、これで良いのかと思ってしまう。

 それなりの経験を積んだ自民党の議員も、民主党の議員も、本来の議員も今回当選できなかった人がいる。年齢的に次は出れないと思われる人がかなりいるが、やはり政治の世界厳しいものである。この厳しい世界で10年、20年もまれて、やっと一人前である。

 私自身のことで恐縮だが、勤続25年の永年議員として表彰され、これから一仕事と思ったものである。

 今回敗れても、志をしっかりもって年齢的に十分間に合う人達は次期をめざし、今から行動する事である。次も今回と同じ結果にはどう転んでもならないのだから、日頃の積み重ねが大事である事をほんの少し、永田町経験が長い者としてのアドバイスと受け止めてほしい。

 自民党の安倍総裁は21日、2月22日の「竹島の日式典」を、政府主催での開催を来年は行わない意向だと報道されている。

 自民党の衆院選挙の公約では、現在島根県が行っている2月22日の式典を政府主催で開催すると明記していた。

 内閣総理大臣と言う地位に付けば、自ずからバランス感覚を働かせなくてはいけない。日韓関係を考えればこの判断は現実的であると私は考える。外交は強く言うだけが外交ではない。相手があるのだから、折り合いをつけて行くのが一つのやり方である。先ずは無難なカードを切ったことを評価したい。

鈴木宗男


[No.5238] 2012/12/21(Fri) 20:11:52
2012.12.22『ムネオの日記』 (No.5238への返信 / 9階層) - 米ちゃん

2012年12月22日(土)

 来年参議院選挙からインターネットを使ったネット選挙が実施されることになりそうだ。

 安倍次期総理も意欲的と聞くし、自民党・民主党・みんなの党・社民党なども衆議院選挙の公約に入れている。

 現在、法定ハガキ、法定ビラが認められているが、一般の有権者にとっての関心度は低いと思われる。ネット活用は時代の流れだろう。

 そこで考えなければいけないのは、十分な法律が日本にはない。誹謗中傷、又、意図的な情報操作等、候補者にとつて一方的に不利になる可能性は否定できない。こうした点をしっかり踏まえて、ネット選挙解禁を考えるべきである。

 間違った情報が致命的ダメージを受けるのが今日の社会である。真に公正・公平を期す英知を結集して、実施に向けた検討をしてほしいものである。

鈴木宗男


[No.5242] 2012/12/22(Sat) 20:58:39
2012.12.23『ムネオの日記』 (No.5242への返信 / 10階層) - 米ちゃん

2012年12月23日(日)

 朝日新聞1.2面に「動く極東、北方領土とクリル」という記事に目が止まる。択捉島の水産建設会社、ギドロストロイ社の島における活動、影響力を詳しく書いている。

 私も今年、一昨年とビザなし交流で択捉島を訪れたが、記事と同じ認識である。「整うインフラ、もう日本は必要ない」という2面見出し記事の中に「地元紙『赤い灯台』のクンチエンコ編集長は『1990年代に物資を送ってくれ、診療所なども建ててくれた日本に感謝している。でも島は開発され、我々は自力で発展できる。もう支援は必要ない』と言い切った」とあるが、島の雰囲気を率直に表している。

 20日、プーチン大統領は記者会見で「政権に復帰した政党の主導者から重要なシグナルを聞いている。建設的な対話を期待する」と述べているが、安倍次期総理がどんなカードを切るか、プーチン大統領は待っている。
 極東における日ロの共同経済活動をダイナミックに進め、その信頼関係の上で北方領土問題を現実的解決に向けた流れの中で進めて行く事が、重要である。

 野田政権で森喜朗元首相の総理特使の話があり、2月訪露で調整が付いていたが、これは今でも活きている話である。森元首相を一日も早くモスクワに送り、安倍首相のロシアにかける考えを伝える事である。それによって歴史の一ページが作られる事を切に期待したい。

 朝の便で帯広に飛び、大変お世話になった方の告別式に参列する。大事な人がまた旅立たれてしまった。世の習いとは言え、悲しい事である。
 昼過ぎの便で帰京。18時から湾岸戦争終結後、ペルシャ湾で機雷除去にあたった「ペルシャ湾掃海派遣の会」に出席。昨年は20周年の節目の年で、私は感謝状も戴くことが出来た。

 当時、外務政務次官として激励に行ったことを懐かしく想い出しながら、自衛官の絆、人情、男気、何よりも国家国民を考える姿に教えられること大である。巡り合せ、出会いに感謝する次第である。

鈴木宗男


[No.5244] 2012/12/24(Mon) 12:36:39
2012.12.24『ムネオの日記』 (No.5244への返信 / 11階層) - 米ちゃん

2012年12月24日(月)
 北海道新聞1面トップに「二島返還92年に提案 元ロシア外務次官証言 日本拒否立ち消え」という記事がある。元次官というのは当時のゲオルギー・クナーゼ氏である。この話は何も新しい事ではない。私が平成18年9月佐藤優氏と出版した『北方領土「特命交渉」』(出版社講談社)でもこの事はふれている。

最大のチャンスだった「クナッゼ提案」 (文庫本P97〜P99抜粋)

佐藤: 鈴木さんが北方領土に関する「特命交渉」に取り組まれているとき、領土返還のチャンスはあったのでしょうか。

鈴木: いまになって思うと、1992年の宮沢内閣のとき、コズィレフ・ロシア外相が渡辺美智雄外相に打診した「クナッゼ提案」が最大のチャンスでした。ただし、このクナッゼ提案は極秘事項だったので、具体的な内容は明らかにされていません。また、この内容を知っている人間も非常に限られています。
 私はこの件に関して外務省に質問主意書を出しましたが、外務省は「文書の存否も含めて、交渉中なので答えられない」などと、終始一貫とぼけています。「なかったこと」にしようとしているのでしょう。しかし、その後、渡辺外相があるセミナーでうっかりしゃべってしまい『フォーサイト』誌(1993年1月号)にアンドレイ・クリフツォフ、ロシア外務省日本部長が寄稿して大騒ぎになったので、事実であることは間違いありません。

佐藤: 鈴木さんは「クナッゼ提案」の内容を聞いていたのではありませんか。

鈴木: じつはそうなんです。詳しいことはいえませんが、ロシア側が相当譲歩した内容になっていました。また、56年共同宣言がカギになっていたのは間違いありません。なぜなら、「平和条約締結後には歯舞、色丹の2島を引き渡す」ということについて、ロシアは日本に約束したことを重く受け止めていたからです。
 しかし、だからといって2島が返ってくればいいという話ではありません。「2島先行」と「2島返還」はまったく別の話です。2島先行返還でも、4島に足が掛っていれば、すなわち国後島、択捉島に対する日本の主権確認ができればいいわけです。
 原理原則をいえば、4島問題が解決してから平和条約締結です。2島だけで平和条約を結ぶことはありません。あるとすれば、中間条約とか第1基本条約といったように、何らかの歯止め、担保が必要になる。あるいは、第2共同宣言という形になるかもしれません。


 ソ連が崩壊し、自由と民主のロシアになり経済状態が著しく、その頃の日本外務省は「ロシアは弱っている。強く出ればもっと譲歩を引き出せる。強硬に出た方が良い」と渡辺美智雄外相に進言したと私は聞いている。
 今日の記事について一部正確でない点があると私は受け止めているが、いずれ関係者が明らかにすることだろう。
 いずれにせよ、北方領土問題解決への一つの提案であった事は事実だ。「たら」「れば」はないが十分検討に値するシグナルであった事は事実でなかったか。この時期にこうした記事が出ることじたい大きな情報開示である。昨日、今日の朝日新聞の北方領土南クリル特集といい、北方領土が話題になることは良い事である。安倍次期首相の一手に期待したい。
 朝の便で帯広に飛び、帯広、十勝鈴木宗男後援会・新党大地支部の拡大役員会。先の衆議院選挙の御礼を申し上げ、石川ともひろ氏が議員継続出来た事を喜び合った。比例復活でも見事な当選である。あとはしっかり職責を全うすれば良いのである。
 平成17年の郵政選挙、平成21年の政権交代選挙、そして今回の野田計算外解散と大きな振り子現象が起きたが、小泉チルドレンは何処に行ってしまったのか。小沢チルドレンはどうなったか。今回の橋下ベイビーズは、次は生き残れるのか等々考えると、継続は力なり、25年の永年議員表彰を受け「生涯政治家」と言って活動出来る私は幸せ者だとつくづく後援会の皆さん、有権者の皆さんに感謝する次第である。
 人間関係と感謝の気持ちを持ってこれからも鈴木宗男の道を歩んで参りたい。

鈴木宗男


[No.5253] 2012/12/25(Tue) 10:37:09
「つぶやき」by 松木けんこうさん (No.5234への返信 / 7階層) - 米ちゃん

振り返って 2012年12月19日 15:31

「つぶやき」を見ている皆さん、ご支援本当にありがとうございました。残念ながら落選しました。どんな時、何があっても勝つという体制を作れなかった自分の力の無さが一番の敗因です。色々な要因があったのは事実でありますが、それは二の次の問題です。

全体的に見れば民主党のやり方も稚拙そのもの。民主党を離党・除名された候補の立った所に刺客を立てて共倒れ。この構図で勝ち残ったのは、小沢さん・野田さんの所だけ。あとは殆どことごとく自民が漁夫の利。私の所にも刺客を立ててきました。

闘いは終わりました。政権交代です。民主党は「筋肉質の党になった」なんて訳の分からない事を言ってないで2000万票も減らした重みを知るべきでしょう。一方、自民党も票が増えた訳ではない様です。丁寧な政権運営を望みたいと思います。

自分の身の振り方は自分でしっかり考えていこうと思います。これからも時々「つぶやき」を書かせていただきます。松木けんこう


[No.5235] 2012/12/19(Wed) 21:56:11


   2012.12.14『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/15(Sat) 11:37:15 [No.5219]
2012.12.15『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/16(Sun) 09:47:59 [No.5222]
2012.12.16『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/17(Mon) 20:57:34 [No.5228]
2012.12.17『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/17(Mon) 21:04:16 [No.5229]
Re: 2012.12.17『ムネオの日記』 - 団塊世代A - 2012/12/17(Mon) 22:40:50 [No.5230]
2012.12.18『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/18(Tue) 20:01:49 [No.5233]
2012.12.19『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/19(Wed) 21:08:24 [No.5234]
2012.12.20『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/20(Thu) 18:49:46 [No.5236]
2012.12.21『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/21(Fri) 20:11:52 [No.5238]
2012.12.22『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/22(Sat) 20:58:39 [No.5242]
2012.12.23『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/24(Mon) 12:36:39 [No.5244]
2012.12.24『ムネオの日記』 - 米ちゃん - 2012/12/25(Tue) 10:37:09 [No.5253]
「つぶやき」by 松木けんこうさん - 米ちゃん - 2012/12/19(Wed) 21:56:11 [No.5235]




以下のフォームから投稿済みの記事の編集・削除が行えます


- HOME - 新規投稿 - お知らせ(3/8) - 新着記事 - 記事検索 - 携帯用URL - フィード - ヘルプ - 環境設定 -

Rocket Board Type-T (Free) Rocket BBS