皆さん 2020年のオリンピックが東京に決まったようですね。
今回は石原慎太郎氏が言い募った前回の招致活動よりも内場な動きでしたが 水面下では、オリンピック開催という相当な利権に向けて、激しい攻防があったのでしょう。
私は東京に決まるだろうという思いがありました。 円高が収まらないからです。
一儲けするにはスペインでもトルコでもダメだったということでしょう。 麗しいスポーツの祭典も、結局は金ってことです。
第一回の東京オリンピックの時のように一般市民に情報がなく、ただただお祭りが来ると 喜んでいた時代と違い、フクシマ原発の事故を世界中のサイレントマジョリティが知る時代。 どんな反応があるのか、手放しには喜べないと思います。
3度も放射能を浴びた日本人は、フクシマを収束できないでいる。 この事実に恥を知らねばならないと思うのです。
確かにオリンピック開催で経済は浮上するのでしょう。 (その経済効果はどれほどの低所得者層に周るのかは未知数ですが) しかし、その影には発病するかもしれない多くの幼い命が危険にさらされたままである という隠れた真実を突きつけられる8年後に可能性があるということです。
たまに海外に行くと日本は真面目で働き者で美しい文化を持つと褒めてくれる人達がいるが この度の節操ない経済一辺倒なオリンピック招致に、世界中のサイレントマジョリティは 日本人を、日本という国をどう思うでしょうか。
さもしいと思っています。
[No.5570] 2013/09/08(Sun) 07:19:26 |