3年前、(2010.10.8 日刊ゲンダイより)
  【「離党」も「議員辞職」もしない 小沢一郎 ”憲政の神様”の前で堂々と】
  きょう7日、小沢一郎元代表が、検察審査会の強制起訴議決を受けて以来 初めて、公の場で
  自らの考えを表明する。小沢は、正々堂々と裁判に臨み、無実を勝ち取る方針。
   小沢サイドが見解表明の場として、報道機関に伝えた場所は、党本部の会見室でも、
  議員会館の部屋でもない。国会議事堂の衆議院の正面玄関から入った先の、エレベーターホール
  だった。
  わざわざ国会議事堂内を、会見場所に選ぶあたりに、小沢の強い決意が見え隠れする。
  「衆議院の玄関先のエレベーターホールということは、そこにある、尾崎行雄の銅像の前に
  立つのでしょう。尾崎は『憲政の神様』であり、『議会政治の父』。
  小沢さんは、民主主義のあり方に、トコトンこだわってきた。離党せず、議員バッジをはずすこと
  なく、国会議員として 正々堂々、不退転の決意を表明するのに最もふさわしい場所です」
  (小沢に近い関係者)
   菅政権ー岡田党執行部は、小沢への対応に苦慮している。代表質問で、菅は、小沢の
  証人喚問について、「本人が自ら判断され、対応することが望ましい」と答弁。
  小沢の処分についても、「幹事長の方で検討していると聞いている」と、逃げた。
  小沢につきつけられた議決は、「起訴」とはいえ、99%が有罪になる検察の起訴ではない。
  シロウト判断の、検察審査会の決定は、「裁判の場で白黒はっきりさせろ」というもので、
  小沢が無罪になる確率は高いのだ。小沢グループでない、羽田雄一郎参院国対委員長もきのう、
  「検察の調べで2回、不起訴が出ている案件で、無罪になる公算が大きい。
  処分は必要ないと思っている」と強調した。
  「小沢さんが離党するなら、少なくとも20人、ヘタしたら50人が一緒についていく。
  ねじれ国会の不安定な政権運営を強いられている、菅首相にとって、党のゴタゴタは困るから、
  執行部は、離党勧告なんて出せない。
  小沢さんは、逃げない。
  これからも、今まで通り、しっかり自分の主張をしていく。
  裁判では自らの身をもって、司法制度のおかしさを、問題提起するはずです」
  (小沢系の中堅議員)
 
 [No.5652] 2013/10/18(Fri) 07:48:28  |