みなさま おはようございます。
小沢応援板ですから、場違いな投稿かもしれませんが、ちょっと書かせて下さいね。
昨日、生活保護法改正案(改悪案)緊急院内集会が国会の研修室でありました。 私の参加する貧困チームの代表がそれに参加して報告してもらいました。 その内容です。
生活保護法改正案は保護費が削減されるだけではないようです。 おおまかに覚えていることを書いてみます。 (間違いがありましたならご指摘ください。
@現法では親と兄弟くらいだった生保の申請が、三親等まで経済状態の調査が入る。 (叔父叔母、姪、甥まで貧困者を扶養できるか調査される)
A生活保護受給者の就職の強要(職を選ばせない)就労支援という名目で 企業と連携して非正規雇用が強化される。
B現法では、FAXでも申請できた生活保護申請書であったが、 これがとてもつもなく膨大な書類を用意しなければならなくなる。
C生活受給者は通院する場合、薬を認定されていない安価なジェネリック医薬品にする。
このように生活保護法改正案(改悪案)は事細かに、申請を受け付けにくくすることや、 受け付けても極力税金を使わない、締め付けが行われることとなるようです。
生保改革案を検討する緊急院内集会には、多くの議員や学者が集まったそうです。 (山本太郎氏も来ていたそう)
貧困問題は、焦眉のTPP参加問題や、秘密保全法、脱原発に比べると、 地味で緊急性を伴わないと思われがちな活動ですが、
貧困問題はゆっくりと内部から蝕むのです。 貧困は生きる気力をなくし、戦う気持ちを萎えさせます。
なにより怖いのは、弱者を保護するという人間らしい気持ちを凍らせることです。 弱肉強食化が進み、明日の自分かもしれないという負の連鎖がおきて、 ますます、国民に元気がなくなると思うのです。
[No.5653] 2013/10/18(Fri) 09:00:06 |