友人の訃報が届きました。
その友人は、自慢の一人息子を過労で亡くしました。 彼は、悲しくて、口惜しくて、怒り狂いました。
ある時、友人達数人で彼の慰め会をし、カラオケを しました。
そこに流れてきたのが「涙そうそう」の歌でした。
友人が「この歌、妻が何回も何回も一人で聞いて いるんだ」とポツンと言いました。
私は、はじめてその歌詞を画面で見たのです。
その歌詞は一直線で胸に突き刺さりました。
一緒にいた全員が、ただひたすら子供のように泣き ました。
それから間もなく、友人は脳梗塞で倒れ車椅子の生活に・・。 大きな体で夢も大きく、裸一環で会社を興しそれを 誇りにした人でした。
倒れてから口もきけず、体も動かせずどれ程苦しかった ことか・・・、でもその闘いも終わりました。
空を見上げて”がんばりましたね、お疲れ様”と 伝えました。
[No.5865] 2014/05/10(Sat) 19:57:51 |