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先日亡くなられたテレ朝岩路真樹ディレクターの記事 (親記事) - hasebe

下記の記事は、先日自殺されたテレ朝の岩路真樹ディレクター
がブログに残している記事です。

サラリーマンだった彼が、目一杯気を使って”妄想”かも
と書いていますが、実際、この通りのことが行われたのだ
と思います。

民主党からは、この間2度の選挙を経ていながら、殆ど反省
の言葉が聞こえてきません。

未だに、官僚の掌で踊った幹部たちが居座っているから
なのでしょうか?

黙っていれば、あいかわらず”小沢が悪い”と言って
いれば、どうにかなると思っているのか・・。

今は亡き岩路真樹氏のブログ記事を、ぜひご一読を!



【つぶやきいわぢろう】

TVディレクターがメディアでは伝えられないニュースの裏側を
日々レポート。
http://blog.iwajilow.com/?day=20121217


《勝ったのは自民党でなく官僚》
              2012.12.17 Monday


民主党が壊滅し自民党が大躍進しましたが実は僕たちの生活
というのはほとんど変わらないのではないかと思っています。

というのは、本当の民主党政権があったのは、実は最初の10カ月
だけで、その後は自民党時代と同じ官僚政権になってしまったと
考えているからです。

恐らく、民主党の代表選で小沢一郎氏と菅直人氏が戦って
菅直人氏が勝った時が終わりの始まりだったのだと思います。

圧倒的な民意を得て民主党政権が誕生したとき色々な方から
「官僚は本当に危機感を覚えている」と聞きました。

そして以下は僕の妄想です。
こんなことがあったらいやだなぁと想像しながら書きました。

彼らはサボタージュ、密告、アメリカへのご注進、でっち上げ、
情報操作…
さまざまな手を使って、その時の中心人物である鳩山由紀夫氏と
小沢一郎氏を権力の座から引きずり降ろしました。

その状況を間近で見ていた菅直人氏は官僚を敵に回すと自分も
同じ目にあうと感じました。

そこで官僚のご機嫌をとるために「消費税増税」を言いだします。

しかし、参議院選挙で民主党は惨敗。
本当は、民主党はここで気がつくべきでした。
自分たちは「官僚に騙されている」と。

官僚の力でなく、圧倒的な民意で政権を取ったのにその民意を
裏切れば支持率が下がるのは当たり前です。

民主党は民意の後ろ盾がなくなり官僚に支えてもらわなければ
政権運営ができない状態になりました。

本来は優れた政治的能力を持つ小沢氏の力を借りて官僚の影響力
を排除するべきでしたがもはや官僚のいいなりとなっていた面も
あったし、自分の非を認めないという彼自身の性格とプライドの
高さもあったでしょう。

「小沢氏が惨敗の原因ですよ」という官僚の言葉にすがり「小沢さん
にはしばらくおとなしくしていてほしい」などと本来の敵を見誤ります。

そして小沢氏の力をそぐことに全力を注ぎました。

官僚は身内の中で争ってくれれば万々歳です。
批判は官僚ではなく小沢氏の方に向くからです。

これこそ近隣諸国と敵対させて団結させない事で力をそぐ分断統治です。

官僚の言いなりになって総理になった菅氏ですが支持率低迷に苦しみ、
これはやはり官僚に言いなりになっているからではないか?と
気が付きます。

そこで急に官僚の方針とは違う「脱原発」を言いだしました。

しかし時すでに遅し、もはや官僚に対峙できる側近はおらず、
あっという間に総理の座から引きずり降ろされていきます。

「官僚に逆らってはいけない」

このあとは赤子の手をひねるように民主党は官僚のおもちゃとされ
ていきます。

しかしやはり官僚にとって邪魔だったのは手練手管の小沢氏と
軽薄な約束をする鳩山氏でした。

この二人を徹底的に排除しなければならない。

小沢氏の事件では本来非難されるべきは検察ですが、民主党には
「小沢氏を叩けば支持率があがりますよ」

あるいは「きちんとした政策をしているのに支持率が上がらないのは
小沢氏の影響があると思われているからですよ」と洗脳し検察批判を
封じ込めました。

もちろんマスコミにもありとあらゆるネガティブ情報を流しました。

そして民意で信任された議員たちの意見よりも官僚の意見を重要視
するという完全に間違った判断をします。

これが消費税増税でした。

しかも官僚の言いなりになっていると見限られて先の選挙で負けた
自公との合意です。

これでは政権交代した意味がないと多くの有権者は思いました。

しかし野田という「マリオネット首相」は官僚の「小沢さんたちが
いるからゴタゴタして決められない政治と思われているんですよ」
という言葉を真に受けます。

小沢さんたちが出ていったのは官僚にとってこの上もないことでした。

「選挙のプロがいなくなれば、この党は壊滅する」

野田氏という「勘違いマリオネット」あるいは「思い込みマリオネット」
を見出したことは彼らの勝利を決定づけました。

この時期の解散総選挙も官僚の入れ知恵だったのかもしれません。

公務員改革などに手をつける前に消費税増税に道筋をつけた
本人に解散をさせたのです。

もし年を越して公務員改革などに手をつけていればそれこそ順序は
逆になりますが「身を切る改革」「シロアリ退治」もしたという
実績になります。

そんなことをさせてはいけません。

民主党が壊滅しても消費税増税は残ります。
しかし手つかずの公務員改革は何も進みません。
自分たちから権限を奪うようなことを絶対させません。

そして、この選挙で官僚たちは見事に鳩山氏を引退に追い込み
小沢さんを民主党から追い出すことで民主党も小沢さんも潰す
ことに成功しました。

このありさまを野党として見ていた自民党はそもそも官僚傀儡党
ですが彼らは自分たちが甘い汁を吸うにはやはり官僚の言うこと
は聞かなければならないなと気持ちを新たにしました。

そして今回、消費税増税、原発推進を掲げて大躍進。

官僚の言いなりになっているといいことあります。
そんな官僚の皆さまには天下り先をたっぷり提供できる仕組みの一つ
公共工事200兆円をプレゼントしました。

その財源はどうするか?もちろん福祉の切り捨てです。

生活保護費や年金は削減しても私どもを支えてくださる官僚の皆さまの
お手当は決して削減いたしません。

官僚にとって、民主党政権とは官僚に逆らうとどうなるのかを見せしめ
るいい機会でした。

彼らは自分たちに敵対する勢力をせん滅させることに成功したのです。


[No.5954] 2014/09/10(Wed) 15:55:07
Re: 先日亡くなられたテレ朝岩路真樹ディレクターの記事 (No.5954への返信 / 1階層) - hasebe

先に載せたテレ朝岩路真樹ディレクターのブログ記事が
ネットに多く出回っています。

この記事は2012/12/17に書かれました。

衆議院選挙が12月16日でしたから、選挙結果を見た直後
に書かれました。

多くのネットから情報を得ていた人達と同じように、メディア
の現場では、この状況を理解しているマスコミ人がいたわけ
ですね。

でも、これが表に出て来ることはありませんでした。

現在、朝日新聞の誤報が騒がれていますが、シタリ顔で朝日を
批判している評論家を見ているとウンザリしてきます。

誤報、捏造、権力との癒着、政治のフィクサー気取り・・、
マスコミには、満ち満ちています。

今回の朝日の問題が大きくクローズアップされたことが、吉と
出るか凶となるか?

これをチャンスと言論封殺の風となるのか、いい加減な言論への
いましめとなるのか?

岩路真樹氏の分析記事は、ある方が言ってましたが”歴史の事実”
です。

この記事を一人でも多くの方が読んで下さることを願っています。


[No.5955] 2014/09/13(Sat) 10:38:10
なぜ正義はここまで嫌われるのか。 (No.5955への返信 / 2階層) - hasebe

2009年の政権交代の時、「一度、民主党に政権を取らせてみよう」
と3千3百万人の有権者が民主党に投票しました。

民主党政権が出来で1ヶ月も経ったら、はや官僚は、政権の変質に
着手しましたが、それだけでなく、社民党は沖縄問題であっさり
政権離脱、菅さん、野田さんと小沢攻撃がはじまり、あげく野田さんは
自民党にすり寄り,あれほど特高警察に苦しめられた共産党は、
自民党以上に小沢さんを叩き・・。

自民党は、相変わらずですが、少なくとも政権を壊すような仲間同士
の攻撃はしない。
与党であることの重要さは理解している。

野党になりきれない民主党や維新を見ていると、自民党と変わりない
なら自民党に投票するしかない、と考える人が多いのでは・・。

下記は、週刊金曜日に掲載の「多角多面(発行人コラム)」北村肇氏
の記事です。

読んでいてドキっとしました。
皆様は、どんな感想を持たれますか?




◆自民党に勝つためにすべきことは◆
http://www.kinyobi.co.jp/blog/?p=3657

2013 年 7 月 17 日 多角多面(発行人コラム) | by 北村 肇 |


〈北村肇の「多角多面」134〉

 いつの選挙も死票ばかりと嘆く知人が多い。
小選挙区制のもとでは、時の与党候補に投じなければ、かなりの確率で死票になる。
選挙結果をみては「正義がなぜ通じないのか」と愚痴る知人も数知れず。

 そろそろ認めなくてはならない。
「正義」を掲げた途端、多くの、本当に多くの有権者にそっぽを向かれるという現実を。

なぜ正義はここまで嫌われるのか。
最大の理由は偏狭だからだ。この枠から外れたら悪ですと言われているような気がする
――たびたび若い人(20代〜40代初め)から指摘される。
正義は敷居が高すぎるのだ。

 投票権を得てから40年以上、自民党に投票したことはない。
結構な年齢まで、同党に1票を投じる人の神経がわからないと公言していた。
当然、友人には皆無。極論すれば、自民党支持者は“別の世界の人”だった。

 ある程度、自分を客観視できる歳になって、はっとした。
「私は正義の革新派、あなたは本質のわからない保守派」。
こうした発想は、突き詰めれば排除主義そのものだ。
自民党に投票しただけでその人の「人格を疑う」と言い放つ人間にだれがついてくるのか。

 正義に基づいた言説は必ず社会に浸透する。
そう思いたい。でも、そうはならない。そもそも正義は唯一無二ではない。
みんなで「私の正義」を押しつけあうのが人間社会の実相。
私の考える正義が本当にそれに値するかどうかだって、絶対の自信はない。

 自民党の強さは、皮肉にも正義の押し売りをしないことにある。
「正義より利益」が同党の基本的な哲学だ。個人でも企業でも団体でも自治体でも、
利益は具体的でわかりやすい。
その利益を提供し見返りに票を得ることが自民党の“生きる道”だ。

 人間は欲の塊だと断じてしまえばことは簡単。
その場合の「欲」はカネにつながる。
しかし、私は「他者の痛みを感じ他者のために働く。
あらゆる他者の人権を尊重する」という欲も人はもっていると確信する。
この欲こそが私にとっての正義であり、それは押しつけによって発揮される
のではなく、いろいろな体験を通じ自然にわき上がってくるものだ。

 自民党支持者にも例外なく痛みはある。
革新派の一員と任じる私がすべきことは、彼ら/彼女らの痛みに寄り添うこと。
それができない限り、自民党に勝利する日も、私の求める正義が正当な地位を
占める日も訪れないだろう。(2013/7/19)


[No.5959] 2014/09/22(Mon) 21:38:01
Re: なぜ正義はここまで嫌われるのか。 (No.5959への返信 / 3階層) - hasebe

NEVADAブログに、胸がスカッとする記事が載ってました。

青色発光 ダイオードや青紫色半導体レーザーの製造方法を発明・開発した
中村修二教授に関してです。

特許の原告への帰属権確認ないし譲渡対価を巡って係争した(青色LED訴訟)
は、とても有名で、この訴訟は企業と職務発明者との関係に一石を投じました。

日本の研究者の待遇は貧しい状況だと言われているのに、安倍政権は、さらに
追い打ちをかけるような法案を来年の通常国会にも特許法改正案を出す方針です。

社員が仕事として開発した「職務発明」の特許を社員のものとする現行制度を
改め、条件付きで企業が持つように法改正する方針を打ち出しました。

そうでなくても、優秀な研究者が米国へと行ってしまう現状で、大事な人材を
これ以上失ってもいいのでしょうか?

安倍政権は、つくづく大企業寄りの方針を次々出しますね。

下記のブログ記事は、小気味が良かったので転載させていただきました。



《NEVADAブログ》10/8
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/

【痛烈な批判(中村教授:ノーベル賞)】

ノーベル賞を受賞しました中村教授(米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授)は、
受賞の記者会見で日本を痛烈に批判しています。

『怒り以外に何もない』
『日本には自由がない』

そして以下の皮肉も述べていました。

『日本の研究者はサラリーマンで、良い研究をしてもボーナスが増えるだけ』

中村教授はBBCのインタビューにも出ていましたが、受賞が嬉しいという感情は
殆どなく、淡々と応えていましたが、研究者そのものと言えます。

ところで、中村教授は、青色LED製法特許を巡り、日本企業と裁判をしましたが、
あの時、日本のマスコミは中村教授をどのように報じていたのか、まさか日本のマスコミ
は忘れてはいないだろうね、というのが今回の「怒り」発言につながっています。

今回、中村教授がノーベル賞を受賞して安倍総理は「ウキウキ」との発言をして
いますが、どの面下げてこのような発言が言えるのか、と怒っているのです。

日本でバッシングもあり、日本では研究が出来ず追われるようにして米カリフォルニア大
に移っており、今ではアメリカ人という方がピッタリの中村氏ですが、日本(マスコミ)は
そのようなバッシングは忘れたかのような扱いをしており、訓令に違反してビザを発給し
続け、多くのユダヤ人の命を救いましたが、訓令違反として処罰を受けた杉原元領事と
同じような形になっています。

今や、杉原氏は安倍総理も絶賛していましたが、当時の扱いは悲惨なものでした。

ノンキャリの暴走として痛烈に批判した外務省ですが、今や英雄扱いにしており、
では、当時批判し処罰したキャリアはどう処罰されたのでしょうか?

今回の中村教授も同じ思いな筈です。

あれだけマスコミや財界人に攻撃されて日本を脱出した中村氏であり、その彼が今回
ノーベル賞を受賞したのは、ある意味、日本への「皮肉」とも言えます。

その「皮肉」をわかっているのは、中村氏だけかも知れません。


[No.5967] 2014/10/08(Wed) 14:30:48
消費税10%「粛々と実行を」=野田前首相 (No.5967への返信 / 4階層) - hasebe

現在、日本の経済指標がことごとく悪化し、このままでは、
来年の春以降、日本のデフォルトさえ囁かれています。

「消費税は弱い者いじめの税制」と言われているように、
輸出企業への補助金であり、中小零細企業へ直撃の税制で
あり、その証拠に、企業倒産の前触れとも言える企業の
休廃業が急増しています。

消費税の納税の期限、来春以降の企業倒産が心配されて
います。

もう一つの消費税の問題点、は非正規雇用を益々多く
させることです。

社員の非正規雇用が4割を超えましたが、これは平均の値で、
若者の非正規社員は、それよりも多いのではと思われます。

400兆円を超えると言われる特別会計の問題は手つかずにしたまま、
なぜにこれほど弱い者に負担が多い消費税ばかりにこだわるの
でしょうか?

世界では、ようやくこの時代遅れの租税システムの見直しが
始まりました。

《税源浸食と利益移転に関するアクションプラン=OECD》
                      (2013年7/13)

世界の貧困と格差の拡大を防ぐ為、財政赤字に苦しむ各国が
目をさましだしたわけです。

「グローバル企業の世界的スケールでの税逃れ」を防ぐ国家の枠を
超えたシステム作りがスタートしたのです。

こんな時に、またもや下記のような財務省のアナウンスをして
いる政治家がいます。



【消費税10%「粛々と実行を」=野田前首相】時事ドットコム
 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014100800780

 民主党の野田佳彦前首相は8日、BS11の番組収録で、消費税率10%への
 引き上げに関し「基本的には粛々と実行してほしい」と述べ、予定通り来年10月
 に実施すべきだとの考えを示した。

  野田氏は「経済が好転しないのに無理に突っ込むのは確かに危険だ」としながらも、
 「できなければ時の政権の責任だ。アベノミクスが失敗したから延期という政治判断
  をせざるを得ないということだ」と強調した。(2014/10/08)


[No.5972] 2014/10/11(Sat) 11:38:07
Re: 消費税10%「粛々と実行を」=野田前首相 (No.5972への返信 / 5階層) - kana

> 【消費税10%「粛々と実行を」=野田前首相】時事ドットコム
>  http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014100800780
>
>  民主党の野田佳彦前首相は8日、BS11の番組収録で、消費税率10%への
>  引き上げに関し「基本的には粛々と実行してほしい」と述べ、予定通り来年10月
>  に実施すべきだとの考えを示した。
>
>   野田氏は「経済が好転しないのに無理に突っ込むのは確かに危険だ」としながらも、
>  「できなければ時の政権の責任だ。アベノミクスが失敗したから延期という政治判断
>   をせざるを得ないということだ」と強調した。(2014/10/08)


野田さんというのはおかしな人ですね。
経済が好転しないのに無理に上げるのは危険だけど、やれと。
上げなければ安倍内閣の責任。
上げて失敗したら誰の責任?
自分が責任取るつもりかな。
頭が固いんだね。この人。


[No.5974] 2014/10/15(Wed) 20:14:21
Re: 消費税10%「粛々と実行を」=野田前首相 (No.5974への返信 / 6階層) - hasebe

kana さん、今晩は。


野田元首相は、何を考えているのか分かりませんね。

彼の周囲、常識は、官僚様にしか向いていない?

でも、きっと時間はかかるかも知れませんが、いずれ
多くの人が理解する?

お天道様は、見ていて下さると思っていますが。


[No.5977] 2014/10/16(Thu) 23:33:21
ガンバレ!国民の方を向いた【雇用安定化対策】の議員立法 (No.5977への返信 / 7階層) - hasebe

私の周囲でも、若者は、非正規社員が多いです。

若い女性なのに、1か所では生活が成り立たないため
2つの仕事を掛け持ちに働いている人も少なくないです。

正規社員と非正規社員の給与の差は、年収で300万円もあり
企業の40%で、女性の正規社員を1人も雇用していない
現状があります。

この8年間も1000万人以上の労働者が年収200万円以下の
ワーキングプアの状況が続いていましたが、昨年は、
とうとう1119万人にもなりました。

安倍晋三内閣発足1年で30万人も増えました。

15年前の1998年に比べると1・4倍に増加したことになります。

安倍政権は成長戦略に雇用形態の改正を目指しています。

それが、大企業の要望に添ったものなのか、国民の方を
見たものなのか?

雇用の一層の流動化を目指し、それは結局国民の労働環境の
不安定化につながるのではないでしょうか?

小沢さんは、日頃から”日本人は安定した雇用でこそ力を発揮
する国民性”と語っていました。

生活の党が雇用安定化対策の議員立法を目指すとのことになった
そうです。

ぜひ、これを取りまとめて立法化できるように期待したいです。




    《雇用安定化対策本部設置について》
http://www.seikatsu1.jp/wp-content/uploads/b61b5278aaeee1a40ae76d630bbb02e5.pdf
                     生活の党

持続的な経済成長を実現するためには、国内総生産の6割を占め
る個人消費を如何に高めるかが鍵になる。

それには安定した雇用の拡大によって国民所得を増やす必要がある。

しかし安倍政権は、すでに4割近い非正規雇用を、さらに増やそ
うとしている。

これでは国民の雇用不安が拡大し、所得が減り、生活が不安定になり、
内需はますます冷え込むことになり、とても成長実現どころではない。

現下の経済問題を解決するには、安倍政権が推進している非正規
社員を増やす政策を抜本的に改めるべきである。

生活の党は、雇用安定化対策本部を設置し、非正規雇用の正規化推進
に向けた議員立法案をとりまとめ、他党の協力を得て国会提出を目指す。


【記】

本部長: 小沢一郎 代表
本部長代理: 鈴木克昌 代表代行・幹事長
副本部長: 主濱了 副代表
谷亮子 副代表
幹事: 小宮山泰子 国会対策委員長
青木愛 幹事長代理
村上史好 国会対策委員長代理
玉城デニー 幹事長代理
事務局長: 畑浩治 幹事長代理・総合政策会議議長

以上


[No.5980] 2014/10/21(Tue) 10:02:18
「資本主義の終焉と歴史のの危機」の水野和夫氏テレビ出演 (No.5980への返信 / 8階層) - hasebe

本屋さんを覗いたら、水野和夫氏著「資本主義の終焉と歴史のの危機」
が平積みされていて、この本がかなり広く読まれているようです。

その水野和夫氏が、BSフジのプライムニュース10/29に、出演され
ていました。

そこで語られた言葉のほんの幾つかをツイッターに書きました。
それを寺子屋にも転載させていただきます。



 《テレビでの水野和夫氏の言葉》

 【金融資産を全く持たない人の割合の急増】

 『金融資産がゼロの人の割合は1988年には3.3%−>現在31%。
  かつては、30所帯に1所帯だったのが、3所帯に1所帯が無産階級
  となってしまった。

  金融資本主義では、3年に1回、金融バブルがはじけている。
  その都度、中産階級が消滅していった。』



 【「規制緩和が経済を活性化する」は幻想、おまじない@】

 『小泉元首相以前から始まった金融自由化で、3年に1度
  バブルがはじけることで日本の中間層が消滅していった。

  雇用の規制緩和で、雇用の自由化、流動化が行われ、
  大量の失業者と非正規労働者が生まれた。』



 【規制緩和は経済を活性化するは幻想、おまじないA】

  『今の日本の法律では、すでに殺人と人身売買以外なら
   何でも出来る社会となっている。

   努力しない人が、出来なかった言い訳に「規制緩和」を
   使っているのでは。』



 【ゼロ金利、ゼロ成長での日本の今後は?】

  『日本は、無理に経済成長をしようとする度キズを大きく
   してきた。

   日本企業の70%は、元々利益を出していない中小の
   地域密着企業。

   資本主義のノウハウは残しながら株主の為でなく、従業員、
   地域の為の企業でいいのでは?』



  【1039兆円の借金を抱えた日本の財政は?】

  『政府は、消費税を上げる為に、不景気を防ぐ為、財政出動
   することになり、その都度、借金を増やしてきた。

   まずは、富裕層にあるいは、株売却の利益に対しもう少し課税し、
   消費税増税は、その後、最後に上げればよい。

   1000兆円の借金は、永久ゼロ金利国債として塩づけにすれば良い。
   出来る。』


[No.5988] 2014/11/03(Mon) 22:03:39
岩本沙弓氏NHKテレビ出演のうれしい波紋 (No.5988への返信 / 9階層) - hasebe

昨日、11月9日(日)にオイコスの会の主催者のお一人の岩本沙弓氏が
NHK日曜討論会に出演されました。

初出演の岩本沙弓先生の堂々と正論を語る姿に、思わず拍手をしました。

その直後から、ツイッターでは、驚きの声を含めて賞賛のツイートがあち
こちでわき上がっています。

NHKが、どんな意図で岩本さんの出演を考えていたかは謎ですが
結果は、大反響を引き起こしました。

最近テレビでコメントする評論家の代表のような熊谷亮丸大和総研チーフ
エコノミストの発言と岩本先生の発言の対比がとても興味がありました。

お二人ともデータを述べられますが、その数字の読み解き方がまるで違います。

熊谷氏は、戦後最大の消費の落ち込みを最底辺から連続上向きだ、と言います。
つくづくデーター、数字も、どこを取り出すかによって如何様にでも詭弁を
弄することが可能なのだとテレビを見ていておかしな所に感心?しました。


出演者
■政策研究大学院大学教授 大田弘子さん
■楽天証券経済研究所客員研究員 山崎元さん
■大和総研チーフエコノミスト 熊谷亮丸さん
■大阪経済大学客員教授 岩本沙弓さん

司会:城本勝解説委員

初っぱな、黒田日総裁の再度の大量の金融緩和政策について他の3方は礼賛。

【岩本氏氏発言】:

  「実際111兆円のうち10兆円しか消化されていない状況、必要ないのでは」


 「消費税導入→消費が落ち込みで景気悪化−>財政出動→財政状況悪化−>
  再度消費税増税の魔のスパイラル。

  その都度、日本の国民の生活は疲弊し中間層が消滅。
  これが失われた20数年の1つの原因では?」

 「消費税増税は、国際公約、増税しないと国際的に日本の信用が無くなり
  国債が〜」の意見に対し、
 「税制に関して他国が口を出すことは明らかに内政干渉、国際公約という
  ことにはなり得ない」

 「米国での長年のトレーダーとしての経験から、日本の財政が危機的と考
  えられず、金融関係者にとって日本国債は、世界で一番信頼できると評価
  をされているて、今すぐ財政再建をしなくては危うい状況とは思えない。」

熊谷氏は、金融関係者100名にアンケートを採ったが7割が消費税増税を支持
したと述べています。
  (その回答者の中身が知りたいですが・・・。)

 「カナダでは、消費税(付加価値税)を1991年に導入、しかしその後7%−>
  6%−>5%と引き下げました。
  こんな例もあるので、国民の生活を考えれば、消費税の引き下げも選択肢
  の一つでは?」

 「世界の租税の潮流は、累進課税で、富裕層、業績のよい企業にももう少し
  課税をとの流れ。
  2013円、OECD租税回避への対応に係るアクションプランが公表されたように、
  グローバル経済では人,金,物があっという間に国境を渡る状況下、国内の税制
  に頼るのはすでに限界。

  グローバル企業がタックスヘブンで租税回避をすると法人税収が上がらない。
  これは全世界共通です。
  消費税に頼る租税システムはすでに時代遅れ。(岩本氏は、もう少し柔らかな
  言い回しでした)」

 

番組のはじめの頃、どう見ても3対1で、と心配しました。
司会者が、岩本さんに発言させないのではとも想像していました。

でもふたを開ければ、途中から山崎元氏が「三党合意というだまし討ちで消費税が〜」
と語り出したあたりから2対2となり、終わってみれば、rainmanさんという方の
ツイートを引用させていただきますが、こんな状態でした。
 【 あーあ、大阪経済大学客員教授 岩本沙弓さんが正論でまとめちゃったよwww。】

最後に、はたともこさんのツイートの一部を転載させていただきます。

  はたともこ氏ツイート @hatatomoko
  『NHKに岩本理論登場は画期的!ご自身は最初で最後(の出演)とおっしゃっているが、
   岩本理論のインパクトは大きい。流れを大きく変える力がある。』

水野和夫氏といい岩本沙弓氏といい、金融界にもこんな人材が日本にいたのだと
とても心強く、ありがたいです。


追記

もう一つ、岩本さんのツイートを紹介させていただきます。

   岩本沙弓氏ツイート @sayumi_iwamoto · 11月3日

 企業数で99%以上、従業員数で7割を占める日本の中小零細企業は「社会的共通資本」
 に近しいと捉えていいのでは?
 …先日の宇沢弘文東大名誉教授の追悼番組を見て思った次第。

 社会の受け皿としての中小零細企業の役割は米国も指摘するところ。
 http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3574.html



[No.5993] 2014/11/10(Mon) 15:05:34


   先日亡くなられたテレ朝岩路真樹ディレクターの記事 - hasebe - 2014/09/10(Wed) 15:55:07 [No.5954]
Re: 先日亡くなられたテレ朝岩路真樹ディレクターの記事 - hasebe - 2014/09/13(Sat) 10:38:10 [No.5955]
なぜ正義はここまで嫌われるのか。 - hasebe - 2014/09/22(Mon) 21:38:01 [No.5959]
Re: なぜ正義はここまで嫌われるのか。 - hasebe - 2014/10/08(Wed) 14:30:48 [No.5967]
消費税10%「粛々と実行を」=野田前首相 - hasebe - 2014/10/11(Sat) 11:38:07 [No.5972]
Re: 消費税10%「粛々と実行を」=野田前首相 - kana - 2014/10/15(Wed) 20:14:21 [No.5974]
Re: 消費税10%「粛々と実行を」=野田前首相 - hasebe - 2014/10/16(Thu) 23:33:21 [No.5977]
ガンバレ!国民の方を向いた【雇用安定化対策】の議員立法 - hasebe - 2014/10/21(Tue) 10:02:18 [No.5980]
「資本主義の終焉と歴史のの危機」の水野和夫氏テレビ出演 - hasebe - 2014/11/03(Mon) 22:03:39 [No.5988]
岩本沙弓氏NHKテレビ出演のうれしい波紋 - hasebe - 2014/11/10(Mon) 15:05:34 [No.5993]




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