現在、中国が、アジアインフラ投資銀行(AIIB)の設立を 呼び掛けています。
ここに、アセアンから中央アジア、中東に連なる多く国が参加を表明。
財政基盤が弱い途上国を支援する投資銀行ということですが、 これは、中国が世界の金融秩序「IMF・世銀体制」への挑戦だとも 言えます。
このAIIB(アジアインフラ投資銀行)には、東南アジア各国や インド、ニュージーランドなど合わせて27か国が参加を表明して います。
今日、NHKニュースが下記のようなニュースを流しました。
《英 中国政府提唱の投資銀行への参加表明》
【イギリス財務省は12日、アジアインフラ投資銀行に出資すると発表した。
中国政府が設立を提唱しているアジアインフラ投資銀行にG7=先進7か国 では初めてイギリスが参加することを明らかにし、中国主導の開発支援の枠組 みに参加することで中国との経済面での連携を強化するねらいもあるとみら れます。】
G7=先進7か国では初めて、AIIBへの参加を表明したわけです。
また、今日のNEVADAブログでは、『ウィリアム王子訪問の本当の「理由」』と題して こんな記事を書いています。
【先のイギリス王室のウィリアム王子の日本・中国訪問ですが、昨日イギリス 財務省が発表しました声明を見て、これが日本・中国訪問の本当の理由だった のだと納得された方も多い筈です。】
何やら世界の潮流の大きな変化が、いよいよ目に見えてきたように思えます。
[No.6078] 2015/03/13(Fri) 21:19:58 |