11月10日は、NET CANCER DAYです。 これは、1年に1度行われる、NETの認知度を高めようという 啓発活動のイベントです。
先日から、国会で、がん対策基本法改正案が廃案になるかもしれないという事態が起こりました。 厚生労働委員会の委員であるひとりの議員が審議拒否したためです。 全ガン連の方の働きかけなどがあり、なんとか審議は始まりました。
がん対策基本法は2006年から始まり、5年に1度改訂され、 今年2016年10年目の改訂の年です。
今回の改正案に、希少ガンという文言が入るかどうか・・・という 状況でした。
この文言が入らないと、希少ガンに予算も付かなくなります。 この法案がガン対策の軸になっていくためです。 この法案は5年に1度の改訂となるので、5年間は希少ガンに対するガン対策があまり行われなくなる可能性もありました。
この件に関して、ご存じないNET患者の方も多かったのではないでしょうか?
本日のNET CANCER DAYは、社会にNETという病気への認知度を上げるための特別な日でしたが、NET患者自身が、国内でNETを取り巻く状況に対する認知度も低いと感じました。
NET患者もNETの疾患の病気だけではなく、国のガン対策などに対してももっと認知度を上げるべきだと感じました。
[No.83] 2016/11/10(Thu) 22:55:51 |