こんばんは。管理人です。 > どうも4月から余剰電力の買取価格が原稿の1kwh=48円から下げられて42円になるようですね。 > > http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110125-00000011-fsi-bus_all > やっぱり42円に決まりましたね。 この制度が議論し始められた頃から買取単価を徐々に引き下げる前提でしたから、予定通りです。 > 実際のところシステムの価格は2年前の制度導入時と比べて、大きく下がっているのでしょうか? > 経済産業省のデータの信憑性はおいといて、税抜約70万円/kW → 税抜約60万円/kWとのことです。 この掲示板の書き込み内容から、私の実感としても10万円/kWくらいは下っていると思います。 48円×60万円÷70万円≒41円なので、一応、辻褄は合っています。 個人的には、もうちょっと48円を続けた方が良いとは思いますけどね。 > 補助金も1kw7万→4.8万になりそうとか、 > それは事業仕分けの『大成果』です。(笑) 子供手当ての財源確保のとばっちりとも言えるでしょう。 CO2排出25%削減なんて、もうどうでもよくなってしまったのかな? と思います。 かつては世界一の設置量を誇っていましたが、どうやら2番か3番か4番か5番でも良いみたいです。 > 東京都の場合では10万がまったくなくなりそうだったりと > これは東京都もある意味で被害者です。民主党が『全量固定買取』をぶち上げたあおりを食ってしまいました。 東京都の補助金制度は現行の『余剰固定買取』を前提にして、設置者から自家消費分の環境価値の提供を受け、 それをグリーン電力証書として企業などに販売することで次の補助金の財源を確保するという考え方でした。 『全量固定買取』になると『自家消費分の環境価値』が無くなってしまい、制度の前提が根底から覆ります。 今はまだ『余剰固定買取』ですが、現政権が将来的に『全量固定買取』すると言っている以上、東京都も 大赤字を覚悟で補助金を続けることはできないと思います。私が都知事でも苦渋の決断で止めるでしょう。 > 普及拡大に水を差すようなことにならないかと感じています。 > 確実に水を差すと思いますよ。2011年度の設置量は今年度と同等かそれ以下だと予想しています。 設置量が増える要素が無いもんなぁ・・・。 販売会社の淘汰が始まるんじゃないでしょうか? [No.328] 2011/01/27(Thu) 01:34:26 |
非住宅用は、24円が40円へと大幅な増額です。 小口を見捨てて、大口にシフトする考えなのかもしれませんね。 出かける度に、太陽光発電が設置できそうな屋根を目で追いますが、あまりにもたくさんあって「載せないのはもったいないな」と思ってしまいます。 (他人の家の屋根なのに) 割高なメガソーラーよりも3百軒の住宅の屋根にソーラー載せたほうが、日本全国への展開を考えれば可能性が高いと思うんですがね。 まじめにCO2排出50%削減に取り組んでもらいたいし、地球の未来を考えれば80%削減が求められます。 炭素税を高率で課税して、CO2削減者への報酬に回せばいいのにと思ってます。 [No.330] 2011/01/27(Thu) 22:00:47 |
非住宅用は40円になるのですね。 確か24円15年だったとネットニュースで読んだので40円の場合大幅アップですね。 でも産業用の場合、コストにシビアなため外国産の安価なモジュールが増えたり、過度の投機目的になりやしないかなど しっかりとした制度作りが必要な気がします。 東京の場合、最初から太陽エネルギー利用を念頭に置いて家のデザインをすれば別ですが、敷地が狭く屋根からも2〜3kwくらいしか載ってない家多いんですよね。電車の窓から見ていても。 その場合、現状の余剰電力のみですと、メリット少ないうえ、売電単価低下、補助金も大幅カットでは影響大きいと思います。太陽熱利用の方を促進するらしいのですが...。やはり電気の方が汎用性あるし、 管理人さんが言うように、普及にブレーキがかかると、「普及することにより導入コストを下げる」という目的自体が達成できず、制度自体が中途半端に終わりそうな気がします。 さらに恐いのは、その結果外国で需要が伸びている新興国のメーカーがどんどん競争力を持って、国内メーカーが競争に負けてますます苦境に立たされないかですね。 炭素税は賛成です。個人的には石油には(消費税だけのはおかしく、CO2排出係数、ガソリンなどの整合性からも)10〜20円かけてもいいと思います。エアコンなど高効率な機器の普及と、断熱工事が流行って経済効果をもたらしそうな気がしますが。あえて言わせてもらうと(笑) [No.332] 2011/01/28(Fri) 01:24:34 |
> 非住宅用は40円になるのですね。 > 確か24円15年だったとネットニュースで読んだので40円の場合大幅アップですね。 非住宅用の太陽光発電設備については、 事業主体が自治体等の場合は導入費用の1/2以内、民間事業者等の場合は導入費用の1/3以内 に相当する額を補助するという住宅用に比べて高率の補助金制度がありました。 23年度はこの補助金が廃止されますので、買取価格のアップは補助金分に相当することになります。 従って、非住宅用が手厚くなった訳ではありません。 ちなみに、非住宅用も10年間の買取となっています。 資源エネルギー庁のデータによると、非住宅用の買取量は、総買取量の1.8%しかありません。 病院とか学校にもっと設置が進めば良いのにと思いますね。 ただ、民間企業で費用回収に5年も10年もかかる様な設備投資計画はなかなか通らないのではないかと思うので 結局コストが普及のネックになっているんですよね。 買取制度といえば、 平成23年度の太陽光発電促進付加金(太陽光サーチャージ)単価が認可されたことも発表されていましたね。 報道発表では、「1ヶ月の電気使用量が約300kWhの家庭の場合、ひと月約3円〜約21円の負担」となっています。 オール電化のお宅の場合は電気の使用量がもっと多いはずなので、負担額はもう少し大きくなるでしょう。 負担額に幅があるのは、付加金の単価が電力会社によって異なるためです。 北海道、北陸:0.01円/kWh、東北、東京、関西:0.03円/kWh、 中部、中国、四国、沖縄:0.06円/kWh、九州:0.07円/kWh うーん、わが九電が一番高いですね〜 九州は、需要量に対して買取総額が多い(つまり、太陽光発電の導入率が高い)ので、高くなっているようです。 それにしても、単価に7倍の開きがあるとはちょっと驚きです。 我が家の場合は、40円/月位の負担になりそうです。 [No.338] 2011/01/29(Sat) 00:44:32 |
こんばんは。管理人です。 > 非住宅用は、24円が40円へと大幅な増額です。 > 小口を見捨てて、大口にシフトする考えなのかもしれませんね。 > 既にコメントがありますが、非住宅用の単価が低すぎたのを上げただけで、小口を見捨てたのではないと思います。 42円が妥当な買取単価かと言われると必ずしも賛成ではありませんが・・・・。 というか、買取期間10年間が短すぎるというのが私の真意ですね。15年なら42円でも妥当かな、と思います。 > 割高なメガソーラーよりも3百軒の住宅の屋根にソーラー載せたほうが、日本全国への展開を考えれば > 可能性が高いと思うんですがね。 > それは私も同感です。大規模太陽光発電は設置費用が意外にかかるし、系統安定化の観点でも不利ですからね。 もっと言うと、3百軒の住宅の屋根に載せるより、同じ容量を千軒の屋根に載せる方が良いと考えています。 その方が自家消費される発電電力量が多くなり、系統安定化の観点で有利です。自給自足が最も高効率! (設置者の経済的メリットの観点はとりあえずおいといて・・・の話ですけど・・・) [No.349] 2011/01/30(Sun) 23:37:27 |
こんばんは。管理人です。 > でも産業用の場合、コストにシビアなため外国産の安価なモジュールが増えたり、 > 設置面積に余裕がある事業用の場合、住宅用で使われている結晶系ではなく、変換効率は低いがkW単価が安い 薄膜系のパネルが使われるのではないかと思います。例えばシャープは、国内向けは結晶系が主流ですが、 海外向けは薄膜系が主流で、全体の売上高としては薄膜系の方が支配的だと聞いています。 海外メーカーに対してもそれなりに対抗できるのではないかと期待しています。 > 過度の投機目的になりやしないかなど > どちらかというと、こっちの方が私は心配ですね。 欧州などでは、ブドウ畑をつぶして事業目的の太陽電池を設置するなんてことが起こったそうです。 環境破壊と食料自給率のさらなる低下を招きかねないですよね。 > 東京の場合、最初から太陽エネルギー利用を念頭に置いて家のデザインをすれば別ですが、 > 敷地が狭く屋根からも2〜3kwくらいしか載ってない家多いんですよね。電車の窓から見ていても。 > > その場合、現状の余剰電力のみですと、メリット少ないうえ、(略) > この点については、ちょっと補足させていただきます。 「設置容量が小さいと『余剰電力固定買取』ではメリットが少なく『全量固定買取』の方がメリットがある」 というのは、重要な『暗黙のご了解=(どちらも買取単価が同じ、かつ、高単価)』を前提としています。 たしかに、どちらもの制度も単価が48円なら、『余剰買取』より『全量買取』の方がメリットはあります。 しかし、どちらも単価が20円だったら、自家消費の単価の方が高いので『全量買取』の方が不利になります。 現在検討されている全量買取制度は、需要家負担を余剰買取42円の場合と同じにするため、全量買取 35円が前提で議論されています。その場合、『全量買取』になっても設置者の経済メリットは増えません。 むしろ大容量設置では、全量買取35円の方が余剰買取42円よりも確実に不利になります。 我が家は1.8kWの小容量ですが、買取制度変更の影響を受けにくく、意外に捨てたもんでもないですよ。 また、別の投稿にも書きましたが、系統の安定化(余った電力をいかにして需要地に送電するか・・・) という(各設置者の得失ではなく、国全体の得失の)観点では、小容量が多数設置されている方が有利です。 東京の住宅密集地ような大需要地域に、3kWのシステムが5軒に1軒くらい設置されていて、余った電力は 向こう三軒両隣くらいで消費しきれてしまうのが理想的な普及状態ではないかと考えています。 > 炭素税は賛成です。 > 私としてはちょっと微妙・・・。 一般家庭のエコ対策としては良いかもしれませんが、製造業に大打撃を与える懸念も・・・。 あと、一般家庭向けとしても、太陽光発電を導入できるのは、どちらかと言えば裕福な部類で、 導入したくてもできない人も多いという事実は考慮する必要があると思います。 [No.351] 2011/01/31(Mon) 00:31:17 |
なるほど、議論されている全量買取の場合単価が異なるのですね。 でも、その場合、総発電量計を新たにつける必要があったりと簡単にはいかないように思えますが、 少なくともマンションなど集合住宅に住んでいて「関心がある」という人が、私の周りにはいるのですが、 現状制度ですと、仮に各戸に配分する小容量設置では経済効果が薄いなか、入居者の総意を得るのは簡単ではないとのことでした。 まあ、普及を考えるとせめて新規に導入し、小容量のケースは全量でもいいのかなと。 消費エネルギーがわかって省エネになったりもしますし...。 全量か余剰かどちらか選ぶことが出来れば一番良さそうですね。 メガソーラーは確かに土地利用上からももったいないとも言えますね。 私的には地球温暖化対策税よりも、「新エネルギー転換促進税」という名前にして、 税収はこの分野に集中投資するなど目的税化するのが良いのかなと思います。 なんとなく炭素税、地球温暖化対策税の名前だと「コスト負担増」のイメージが強く、むしろ バラマキではなく、将来の投資につながるようなプラスのイメージの方が良いのかなと。 もちろん産業界にはそれなりの配慮もして。 昨年、取材で1989年のNEDOの太陽光発電+蓄電池システムの実証実験(北アルプス白馬山荘で行われた) の当時のパンフレット見る機会があったのですが、 前面に大きく「サンシャイン計画」と書かれていて、なんとなく夢を与えてくれるような計画のネーミングだなと感心した覚えがあります。 > こんばんは。管理人です。 > > > でも産業用の場合、コストにシビアなため外国産の安価なモジュールが増えたり、 > > > 設置面積に余裕がある事業用の場合、住宅用で使われている結晶系ではなく、変換効率は低いがkW単価が安い > 薄膜系のパネルが使われるのではないかと思います。例えばシャープは、国内向けは結晶系が主流ですが、 > 海外向けは薄膜系が主流で、全体の売上高としては薄膜系の方が支配的だと聞いています。 > 海外メーカーに対してもそれなりに対抗できるのではないかと期待しています。 > > > > 過度の投機目的になりやしないかなど > > > どちらかというと、こっちの方が私は心配ですね。 > 欧州などでは、ブドウ畑をつぶして事業目的の太陽電池を設置するなんてことが起こったそうです。 > 環境破壊と食料自給率のさらなる低下を招きかねないですよね。 > > > > 東京の場合、最初から太陽エネルギー利用を念頭に置いて家のデザインをすれば別ですが、 > > 敷地が狭く屋根からも2〜3kwくらいしか載ってない家多いんですよね。電車の窓から見ていても。 > > > > その場合、現状の余剰電力のみですと、メリット少ないうえ、(略) > > > この点については、ちょっと補足させていただきます。 > 「設置容量が小さいと『余剰電力固定買取』ではメリットが少なく『全量固定買取』の方がメリットがある」 > というのは、重要な『暗黙のご了解=(どちらも買取単価が同じ、かつ、高単価)』を前提としています。 > たしかに、どちらもの制度も単価が48円なら、『余剰買取』より『全量買取』の方がメリットはあります。 > しかし、どちらも単価が20円だったら、自家消費の単価の方が高いので『全量買取』の方が不利になります。 > > 現在検討されている全量買取制度は、需要家負担を余剰買取42円の場合と同じにするため、全量買取 > 35円が前提で議論されています。その場合、『全量買取』になっても設置者の経済メリットは増えません。 > むしろ大容量設置では、全量買取35円の方が余剰買取42円よりも確実に不利になります。 > 我が家は1.8kWの小容量ですが、買取制度変更の影響を受けにくく、意外に捨てたもんでもないですよ。 > > また、別の投稿にも書きましたが、系統の安定化(余った電力をいかにして需要地に送電するか・・・) > という(各設置者の得失ではなく、国全体の得失の)観点では、小容量が多数設置されている方が有利です。 > 東京の住宅密集地ような大需要地域に、3kWのシステムが5軒に1軒くらい設置されていて、余った電力は > 向こう三軒両隣くらいで消費しきれてしまうのが理想的な普及状態ではないかと考えています。 > > > > 炭素税は賛成です。 > > > 私としてはちょっと微妙・・・。 > 一般家庭のエコ対策としては良いかもしれませんが、製造業に大打撃を与える懸念も・・・。 > あと、一般家庭向けとしても、太陽光発電を導入できるのは、どちらかと言えば裕福な部類で、 > 導入したくてもできない人も多いという事実は考慮する必要があると思います。 [No.355] 2011/01/31(Mon) 21:11:46 |
おはようございます。管理人です。 > なるほど、議論されている全量買取の場合単価が異なるのですね。 > でも、その場合、総発電量計を新たにつける必要があったりと簡単にはいかないように思えますが、 > 全量買取の場合、余剰分と自家消費分の単価が違うのではなく、全量分全ての単価が安くなるという意味です。 いずれにしても、全量買取の場合、全量を計量法に準拠した電力計で測定するために何らかの工事が必要です。 その余計な工事費分を回収できるほどのメリットがあるのかが疑問なんです。 > 少なくともマンションなど集合住宅に住んでいて「関心がある」という人が、私の周りにはいるのですが、 > 現状制度ですと、仮に各戸に配分する小容量設置では経済効果が薄いなか、入居者の総意を得るのは簡単 > ではないとのことでした。 > なるほど、私は戸建てを前提としてコメントしたので、集合住宅のことは考えていませんでした。 そもそも・・・、各戸に配分して各戸で自家消費してしまうところに無理がありそうな・・・。 各戸に配分しないで自家消費は共用部分だけにすれば良いのではないでしょうか? 事業用の単価が上がるので、住宅用でなく、事業用として導入するという選択肢もあると思います。 > 全量か余剰かどちらか選ぶことが出来れば一番良さそうですね。 > 私もそれが好ましいと思います。 買取小委員会でも話は出ていますが、「制度が複雑になる」というディメリットが指摘されていて微妙です。 [No.356] 2011/02/01(Tue) 08:10:20 |
> なるほど、私は戸建てを前提としてコメントしたので、集合住宅のことは考えていませんでした。 > そもそも・・・、各戸に配分して各戸で自家消費してしまうところに無理がありそうな・・・。 > 各戸に配分しないで自家消費は共用部分だけにすれば良いのではないでしょうか? > 事業用の単価が上がるので、住宅用でなく、事業用として導入するという選択肢もあると思います。 > 管理人様 以下のサイトにのっていますね。 http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/20101216/105532/?ST=print マンションでも個別導入が進んでいるようですね。 うちの場合、敷地面積は120くらいと東京らしく狭いですが、以前から温暖化など環境問題に間近で接していたのと、資源エネルギー問題にも関心があったため、将来的に太陽光発電は必然的だろうと思っていたんですね。設計段階で屋根の向きなど変えてもらって。 コスト的に今ムリでも、将来的に導入できればいいなあ程度の願望でしたが、その後都の補助金制度が始まったりといろいろと風向きが変わり、予想外に早くできたのですが、 ただ、周囲に話しをしても、どうも特別視されるのが気になりまして...。 特に東京は集合住宅多いし、小容量設置は全量買い取りなどで集合住宅でもどんどん導入可能になれば、 太陽光発電に対しもっともっと理解が進むのではないかと。 まあ、うちの場合無事に故障なく、今の調子で発電すれば、確実に10年以内でモトが取れそうなので、これ以上は特に望みませんが(笑)、社会と国家のことを考えるともっと太陽エネルギー社会になってほしいというのが正直なところです。 [No.361] 2011/02/01(Tue) 23:44:00 |
こんばんは。管理人です。 情報ありがとうございます。 > 以下のサイトにのっていますね。 > > http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/20101216/105532/?ST=print > > > マンションでも個別導入が進んでいるようですね。 > なるほど。一戸当り1.2kWですか・・・。それは私の想定外の小容量でした。 今までは10kW以上や事業目的の単価が安かったので、各戸に個別導入したのでしょうが、 来年度からは10kW以上や事業目的の単価が40円になるので、個別(戸別?)にしない という選択肢も有り得るのではないかと思います。 [No.363] 2011/02/02(Wed) 21:58:15 |