では、最終回です。(↓下に最終回その1があります。)「A Quadrupl Thread」の章の続きです。
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モロゾフは日本人生徒に高い目標をかかげている。「私は彼にワールドチャンピオンになってもらいたいと思っていますし、彼にはその力があると思っています。」「彼はワールドの大会でクリーンに滑ればそれでよいのです。ケガをしないように気をつけ、健康でいて、そしてただスケートをして素晴らしい一日をすごせばよいのです。(※have a great day of skating )彼に必要なのはただそれだけです。なぜなら、彼に必要な準備はすべて整っているのですから。(←!!!)SPとFS、両プログラムで、彼は今自分が持っているものを、正しく、完璧にスケートすればそれでよいのです。」(※He just needs to skate the material he has right, perfect)
Takahashiは将来金メダルを手にしたいと思っている。スウェーデンでだけでなく、2010年のバンクーバー冬季オリンピックにおいても。「僕の目標は(※goal)バンクーバーオリンピックで優勝することです。」と彼は言う。2007年のワールド銀メダリストがオリンピックの表彰台にあがることになれば、それは日本人男子初ということになる。今までフィギュアスケート日本人男子は、オリンピックにおいては何色のメダルも勝ち得ていないのだ。
彼のコーチはその目標は実現できうると思っている。「もちろん彼にオリンピックのメダルを手にして欲しいと思っていますよ。」とモロゾフ。「私にはもう一つ目標があります。彼に歴史に名を残すシングルスケーターになってもらいたいということです。プルシェンコ、ヤグディン、Brian Orser、Kurt Browning、スコットハミルトンのように。彼らはフィギュアスケート界において歴史となりました。彼らはオリンピック後も長きに渡ってスケートし、観客やファンも彼らが滑り続ける楽しいプログラム (※interesting program)を見ることを愛しました。
「それが私の目標(※goal)です。私は彼がただ勝てばよいと考えている訳ではないのです。彼には競技としてのフィギュアスケートにgaolして欲しくないのです。・・・・・私は彼に世界中の人々に愛されるスケーターになって欲しいのです。」
おわり
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すいません、最後、かなり感情が入ってしまいました。原文は「I want him to be a world-known skater.=直訳;世界の人々に知られるスケーターになって欲しい」なんですが、前段落の、歴史に残るスケーターたちのプロが観客に愛されている・・・という文脈を考慮に入れるとこの訳もあり・・・かな・・・と・・・。かなり強引ですが・・・・。
何だか、モロゾフさんを見る目が変わった気がいたします・・・・。すごい人なんですねぇ・・・・まだお若いのに・・・・。
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No.8209 - 2008/02/23(Sat) 22:54:19
| ☆ Re: IFS記事 最終回その2=本当に最終回 / あんかん [ Mail ] | | | なつ様〜〜! 記念すべきアップの瞬間に立ち会ってしまいました!! 長期連載大作、ほんとにほんとにお疲れ様でした。ありがとうございました。
最後の意訳、ばっちりだと思っています。心に響きました。…涙出そう…。このまま行けば、大ちゃんは間違いなく「歴史に名を残すスケーター」「世界中の人々に愛されるスケーター」になれると確信しています!
ニコライ、今まではキス&クラでも「この位の得点は当たり前」というクールな表情に見えてたのですが、四大陸の時はほんとにほんとに嬉しそうでしたよね。ニコライのGOALに、着々と大ちゃんが近づいてきてる気がします!
残すは世界選手権優勝、2010年バンクーバー金メダル!!…もう、夢物語ではありませんよね。
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No.8212 - 2008/02/23(Sat) 23:25:03 |
| ☆ Re: IFS記事 最終回その2=本当に最終回 / kママ | | | みなさま、こんばんは。
なつさまの大作を拝読させてもらいにまいりました。 うきうき!!
なつさま>すばらしい作品を見せていただき本当にありがとうございます。(TOT)うううう。 感動巨編でございます。うまくいえませんが、全てプリントアウトさせていただきます。
モロゾフコーチは本当に懐の大きな方ですよね。 教え子に対する大きな愛情のかけ方はスケートのことだけではなく、メンタル面も体を張ってやっていると思います。 ミキティに対するものもとても愛情を感じるときがあります。 時には厳しく叱咤し、時には親以上の愛情を持って接しているなあとつねづね感じてました。 なつさまが言われるようにまだ若いのにすごいですよね。本当に頭がさがります。
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No.8213 - 2008/02/23(Sat) 23:33:38 |
| ☆ Re: IFS記事 最終回その2=本当に最終回 / 廉 [ Mail ] | | | みなさま、こんばんは。 特になつさま、こんばんはー!! なつさま、本当にお疲れ様でした☆☆(肩をモミモミ) 素晴らしいworkでした。 ↑ 1段落目が最高ですね。私達「大ちゃんファン」の心を 鷲掴みですよ(*。*) 私も保存版にさせていただきます。
こちらから失礼します。 >ちるちるさま 大ちゃんは、文学部 総合人文学科 身体運動文化専修 だそうです。
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No.8214 - 2008/02/23(Sat) 23:41:42 |
| ☆ Re: IFS記事 最終回その2=本当に最終回 / tombo | | | なつさま、本当に本当にありがとうございました。 そして、長きに亘る和訳おつかれさまでした。 「世界の人々に知られるスケーター」という単純な訳より断然「世界中の人々に愛されるスケーター」で、いろんな意味を含んで、なつさまの想いも十二分に表せれていると思います。 あまりうまく言えなくてすみません。 とにかくすごいです。 モロゾフコーチの、大輔くんに対する想いも大変なものだということがわかりました。 いつもクールな感じですが、胸のうちは熱いものであふれているのですね。 大輔くん、金メダルももう夢じゃないですね。
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No.8216 - 2008/02/24(Sun) 00:12:27 |
| ☆ Re: IFS記事 最終回その2=本当に最終回 / tomimari | | | みなさま こんばんは。
なつさま、ありがとうございました。 感動の最終回、読ませていただきました。 ニコライとなつ様の愛情に溢れた最終回でしたね。 「彼に必要な準備はすべて整っている…」鳥肌が立ちました!
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No.8219 - 2008/02/24(Sun) 00:26:40 |
| ☆ Re: IFS記事 最終回その2=本当に最終回 / れおな [ Mail ] | | | 皆様、こんばんは。
なつ様、ありがとうございました&お疲れ様でした。 大ちゃんへのニコライの、なつ様の、そして私たちの想いを詰め込んだかのような素敵な記事でした。 国分君じゃないけど、「日本の高橋大輔はどうだぁ」と、アメリカのいえ、世界中の人に示しているような。 そう。 準備はすべて整っているんですよね。 1ヶ月後、黄金色のメダルとともに大ちゃんの笑顔があることを信じています。
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No.8222 - 2008/02/24(Sun) 01:40:01 |
| ☆ Re: IFS記事 最終回その2=本当に最終回 / みにょん [ Mail ] | | | 管理人さま、皆さま、こんばんは。
なつさま、最終回その1、その2、一気に読ませていただきました。本当にこのような長文の翻訳、ありがとうございます。そしてお疲れさまでした。 大輔くんへのモロゾフコーチの愛情溢れる言葉が、なつさまの愛情と共鳴して、このような素晴らしい訳になり、私の心にグググっと染みてきました。(もちろん、皆さまにも)
あの〜プチプチ補足なのですが・・・歴史に名を残すスケーターのところ、ヤグディンさんのあとの2人は、ブライアン・オーサーさん、カート・ブラウニングさんで2人ともカナダのスケーターです。オーサーさんは今、キム・ヨナさんのコーチでキスクラで隣にいつもいます。
さて、お礼の品・・・皆さまがすでに、モミモミしてくださっていますので、私からはなつさまに「フラワーバス」を贈ります。
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No.8226 - 2008/02/24(Sun) 02:07:22 |
| ☆ Re: IFS記事 最終回その2=本当に最終回 / ちるちる [ Mail ] | | | 管理人様、皆様おはようございます〜。
>なつ様、本っ当に!!おつかれさまでした〜。大ちゃんは歴史に残るスケーターですが、この一連の訳は、D's史に残る名訳、名スレッド、ですね!
お疲れを癒せる、バスボム(「バブ」みたいなのです^^;)と手作り石けんをお送りしますから、香りの好みを教えて下さい(^m^)。いや、マジで、趣味で作ってるので、お送り出来るもんなら、送らせて頂きたいくらいです〜。
>廉様、私の独り言をめざとく拾ってくださって、ありがとうございます!!(実はどなたかが拾ってくださらないかな〜、と淡い期待と共に、ぶつぶつひとりごちていたのですが^^;)
これって、大ちゃんの為に作った学科?いやいや、他のアスリートさんもいますよね。 身体運動文化かぁ・・・。卒論読みたい・・・(笑)。
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No.8234 - 2008/02/24(Sun) 05:46:00 |
| ☆ Re: IFS記事 最終回その2=本当に最終回 / 奈津子ママ | | | なつ様。。。お疲れ様でした。 大ちゃんなら、世界中に愛され歴史に名を残すスケーターになりますよね。きっと・・・ モロゾフ、ありがとう。
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No.8238 - 2008/02/24(Sun) 12:48:46 |
| ☆ Re: IFS記事 最終回その2=本当に最終回 / ようこ [ Mail ] | | | なつさま、ありがとうございました。 なつさまは、言葉に対するセンスが鋭くて、感性が豊かでいらして、また、大ちゃんへの愛情をこめて訳していらっしゃるので、ほんとうに名翻訳家の称号に値します。 じゃじゃーん。なつさま、翻訳大賞、金メダル、贈呈です。
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No.8245 - 2008/02/24(Sun) 19:21:23 |
| ☆ Re: IFS記事 最終回その2=本当に最終回 / アラレ [ Mail ] | | | 皆様こんばんは。
なつ様> 遅くなりましが、超大作翻訳ありがとうございました。 私一人ではとても理解する事が出来なかった記事でしたのに、 体調の悪い中、なつ様のお陰で、とても素晴らしいお話を聞くことができました。
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No.8256 - 2008/02/24(Sun) 21:37:04 |
| ☆ Re: IFS記事 最終回その2=本当に最終回 / YUKI [ Mail ] | | | なつさま ここ何日か、なつさまの訳して下さる文章を楽しみにPC開けていた私です。どこかの入試問題にもなれそうな位の長文、ひとつづつの単語の解説にもその度毎の「なるほど〜」、英語の持つ独特の力強さ感じていました。面白かったです。↑ようこさまの仰るように、「言葉に対するセンス」「感性の豊かさ」そしてなにより「大ちゃんへの深い愛情」の裏打ちがあればこそ、みごとな意訳、心底「すごいなぁ」と思っていました。
大ちゃんについてモロゾフコーチがここまで踏み込んで語った事、今回が初めてではないでしょうか。米国での「IFS」という雑誌だからこそきちんと紹介したいという想い、伝わります。 記事の中で頻繁に「work」という言葉を使い、二人で手探りで作って来たという印象の語り方、ニコライの大ちゃんに対する全幅の信頼や、二人の深い絆感じます。 そんなニコライだからこそ、何かしらの「タイトル」を取るだけでなく、多くのファンや観客から愛される息の長いスケーターになって欲しいと願うのでしょう。 「バンクーバーで金」が大ちゃんの口にする目標だけれど、私はその後も出来るだけいろいろなプロで私たちを楽しませて欲しいと思います。全ての技術を兼ね備え、このダンサーにこの演目を、この役者でこの作品を、という事があるように、「高橋大輔で是非このプログラムを」と望まれるような存在になって欲しいと思うのです。 「タイトル」は目標であり、通過点、ニコライの「金メダル請け負い人」と呼ばれるゆえんがそのあたりに見えるような気がしました。
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No.8259 - 2008/02/24(Sun) 23:22:54 |
| ☆ Re: IFS記事 最終回その2=本当に最終回 / なにわの夫婦 | | | 皆様、こんにちは。
なつ様、長編大作完成!おめでとうございます。そして、ありがとうございました。 本文見ただけで「なんじゃこりゃ〜訳せない。」と思っていたのに、ここで見事に翻訳されているではありませんか!!!
私からも、ようこ様同様、翻訳大賞・金メダルを贈呈させてください。プラス、感謝状も。
本当にお疲れ様でした。
ますます、ワールドが楽しみですね。 その先にある「バンクーバー」もです!!!
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No.8297 - 2008/02/25(Mon) 15:14:35 |
| ☆ Re: IFS記事 最終回その2=本当に最終回 / めぐみ | | | なつさま>>大変遅ればせながら、翻訳ありがとうございました。 なつさまさまですね!いつも助かります。これからも是非よろしくおねがいします(^^;) 「彼に必要な準備は全て揃ってる」‥ひゃあ〜、金メダル請け負い人ニコライにそんなこと言われる大ちゃん、コーチからもファンからも期待を背負っているのですね。 ところで、途中なつさまが名翻訳家からエド・はるみさんになられたのは気のせいでしょうか(笑)
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No.8311 - 2008/02/26(Tue) 07:12:11 |
| ☆ Re: IFS記事 最終回その2=本当に最終回 / なつ [ Mail ] | | | No.8325 - 2008/02/26(Tue) 21:41:24 |
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