命が蘇るように新しく生徒さんが増え始めます。
レスキューのリパックはイタイの担当、タンデム用2個にソロのは私のも含めて4個。 彼の仕事は我々がドクターと呼ぶくらいに完璧主義、釘を2Cm間隔で打ちつけたボード、金属製のクリップにフェルトを糊付けしたもの6個に荷物をきつく縛るラチェット付きベルトを使います。
空に向かってぶん投げたレスキューを2晩放置して完全に乾燥させたものを頭の部分とハーネスにセットする部分を適当にテンションを掛ける事から始まります。見ていて気が遠くなるような作業に感じてしまいます。
彼の毛深い筋肉質の長い手と指がピアニストのように優雅に動いて、少しずつ折りたたまれていきます。 男色の気が無い私でさえも何か背筋がゾクッとするものを感じてしまいます。 やっぱり手足は長い方が美しい。
人間、潜在的に背が高い人に憧れるのはこんな要素が働いているからでしょう。逆にロバのように馬に比べるとチンチクリンな姿の動物にはホッとした親しみを感じるのは劣等感の裏返しか?
人以外の動物は全く見かけには、こだわりません。私達が見て美醜の甚だしい個体同士も平等に行動しています。 自然から学ぶ事は多すぎるくらいです。from Ko |