F1世界選手権シリーズ今季最終戦、ブラジル・グランプリ(GP)は22日、当地のインテルラゴス・サーキット(1周4.309キロ)で決勝(71周)を行い、フェルナンド・アロンソ(スペイン、ルノー)が2位に入って総合2連覇を果たし、ミヒャエル・シューマッハー(ドイツ、フェラーリ)の2年ぶり8度目の王座を阻んだ。 逆転王座には優勝が絶対条件のM・シューマッハーは序盤、5位浮上直後のパンクで最後尾に落ちる不運。だが、猛追して4位に食い込み、現役最後のレースを終えた。予選1位のフェリペ・マッサ(フェラーリ)が1時間31分53秒751で今季、通算とも2勝目。ブラジル人ドライバーの母国GP制覇は、1993年の故アイルトン・セナ以来、13年ぶり。コンストラクターズ(製造者)部門はルノーが2年連続で制した。 ホンダはジェンソン・バトン(英国)が3位、ルーベンス・バリチェロ(ブラジル)は7位。 |