新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
【遅れていた国府台球場の新築工事がまもなく完成へ】 市川市の国府台球場の新設工事現場に行って進捗状況を見てきました。国府台球場は、高校野球第3ブロックの、そして地域の小・中学野球の少年達の長らくの聖地でした。
東海大浦安が国府台球場で最後に戦った公式戦は、2019年8月20日の秋季県大会予選1回戦で国府台高校と戦い7−0(7回コールド勝ち)でした。 老朽化で2019年12月から建て替え工事が開始。2022年春には竣工予定だったものの、市川市は新型コロナの感染拡大で緊急対策予算に転用し工事は1年遅れに。更に竣工は2023年3月と思っていましたが“遺跡への影響を低減するための盛土”工事が行われ、遺跡調査の影響でどんどん工事の進行が遅れててしまいました。
現在の標識は令和7年3月21日に竣工となっていて、メーンスタンド、一・三塁側スタンドもほぼ出来上がった模様で、メーンスタンドの屋根はこれから取り付けるようです。立派な電光スコアボードも完成していて、グラウンドの作成、内外野人工芝の貼り付けもこれからのようです。
【新設工事が遅れに遅れ】 私には予想外の工事の遅れでした。2019年12月に建替え工事が始まり、既に5年も経過。奈良時代には、国分寺・国府がこの地にあり、この地域の行政の中心地でした。掘り返せば、遺跡はザクザクと発掘されるでしょう。とうとう着工して5年3ヶ月以上の長期間の建替え工事となってしまいました。
今年の春季大会予選は、4/2頃から4/7頃まで。工事の様子を見ると、もしかすると春季県大会予選に「国府台公園野球場」が使えるかもしれません。
【新球場の規模は?】 両翼95メートル、センター122メートル。内外野透水性人工芝、6基の照明塔が設置され、メインスタンドは3階建で、他に1・3塁側観客席があり、外野席は消えてしまいました。
旧球場は狭く、風が吹くと砂嵐が舞い、内野のイレギュラーも大いに気になりましたが、内野観客席に自転車で入り込めたりして、どこか牧歌的なのんびりとした球場でした。新球場で、早く公式戦を見たいものです。
<写真は工事現場。クリックすると拡大されます>
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No.1225 - 2025/01/01(Wed) 09:52:52
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