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記事No.1230に関するスレッドです

コーヒーブレイク 【陽色と陽色の話】 / 福キタル [関東]
 東海大浦安高校野球部の48期に渡辺陽色君、49期に石井陽色君がいます。二人とも外野手で一軍選手です。名前が珍しい「陽色」で「ひいろ」。渡辺君が入学してきた時、美しい素敵な名前だな、「緋色」ならスカーレットで平安時代からある鮮やかな赤色ですが、さて「陽色」って太陽の色かな?と思っていました。

 それにしても陽色君が同じチームに2人もいるのは珍しいことです。昨夏の公式戦では、渡辺陽色君が右前タイムリーを打ち石井陽色君がその代走に出る陽色リレーもありました。

 昨年、東浦が公式戦を戦い、自宅に戻りケーブルテレビの中継録画をチェックしていたところ、解説者が東浦のベンチ入りメンバーの名前を見てこんな話を始めました。

「2人の陽色って珍しいですね。親御さんに伺ったのですが、陽色はヒーローからきているそうです。」 私は、ん? ヒーローから? なるほどそうなんだ、と全く知らなかったのでビックリしたのを覚えています。

 しばらくして、東浦グラウンドの観客席で、両君のお父さんがいらしたので、この解説者の話をしてみたところ、渡辺父は笑って「取材も受けていないし、うちはヒーローからではありませんよ」と否定。石井父も違いそうな反応でした。後日石井父に再び伺ってみたところ、ヒーロー含みもある雰囲気ではありました。

 その渡辺陽色君を含む48期の部員達は、明日3月5日卒業式を迎え新たなステージに旅立ちます。この期は、2023年の秋季県大会で準々決勝に進み、東浦としては2014年の選手権千葉大会準決勝以来9年振りに準々決勝の舞台に進み復活の狼煙を上げてくれました。このチームは真面目で層が厚く長打も打て、上位・下位のどの打順からでも得点できるとてもいいチームでした。

 新しいステージでは、どの部員もそのステージでの「ヒーロー」を目指して頑張って下さい。期待しています。

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No.1230 - 2025/03/04(Tue) 14:36:14