国府台球場が、5年4ヶ月の工事の末に「国府台スタジアム」と名前を変え、来月4月1日にオープンすることになりました。両翼95m、センター122m、内外野全面透水性人工芝を使用、約1800席のメーン観客席、6基のナイター設備を持っています。
高校野球や小中学野球大会の他、千葉ロッテマリーンズのイースタン・リーグ公式戦も開催されます。4/2からは高校野球春季県大会地区予選がさっそく行われます。
この国府台球場は、高校野球第3ブロックの、そして地域の小・中学野球の少年達の長らくの聖地でした。老朽化で2019年12月から建て替え工事が開始。2022年春には竣工予定だったものの、市川市は新型コロナの感染拡大で緊急対策予算に転用し工事は1年遅れに。
更に竣工は2023年3月だったものが“遺跡への影響を低減するための盛土工事”が行われ、遺跡調査の影響でどんどん工事の進行が遅れててしまいました。
奈良時代には、国分寺・国府がこの地にあり、この地域の行政の中心地でしたので、掘り返せば遺跡はザクザクと発掘されるわけで、とうとう着工して5年4ヶ月の長期間の建替え工事となってしまいました。
使用料金は2時間単位で、市民が9,900円・一般19,800円。学生は半額に。照明施設利用料は30分3,990円、スコアボード使用料は30分810円。ちなみに、フェンス広告料は、外野ラバーフェンスが125,400円/年、ファールラバーフェンスで62,700〜69,300円/年とか。
新球場の完成で、私はどのようなこけら落としをするのか密かに楽しみにしていました。地方の新設球場などでは著名な高校を招待してこけら落とし試合とすることが多いからです。
スタジアムから半径5〜7キロ位の円の中には、東海大浦安高校や専大松戸高校、市立船橋高校、関東第一高校などがあり、習志野高校や帝京高校もさほど遠くはなく、千葉ロッテマリーンズのイースタン試合というのもありそうでした。ちなみに田中市長のご長男も東浦野球部OBです。
さてどうなるかと思っていたら、こけら落とし試合として3/30(日)10時に「少年野球チーム対市川市市議会チーム」戦が予定されたとか。予想外の展開でした。
![]() |
No.1232 - 2025/03/11(Tue) 13:39:05
|