| マリア・ザハロア氏のコメントの奥深さ・・・ 徳富蘆花の引用に、読解度の差をまじまじと感じる、、
『徳冨蘆花の「黒潮」の一説を引用して次のように締めくくった。 「広島と長崎の悲劇に関して、日本の政治家は自国の文学を思い出した方がいい。日本の軍国主義の力が高まっていた1903年に書かれた、徳冨蘆花の代表作『黒潮』は『日本は潰れるぞ、今の様ではきっと潰れるぞ』という予言的な言葉で締めくくられている。1945年にまさにそれが現実に起こったのだ。問題は東京(日本政府)がこの歴史から教訓を得ているかどうかだ。」』 ・・・・
💬米空軍による広島への原爆投下から77年目の記念式典について、ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官のコメント 🕯🇺🇸8月6日、広島で、米国空軍による原爆投下を記念する毎年恒例の式典が開催された。式典では、主催者のスピーチや成果文書に表われているように、米国の残虐行為による犠牲者の記憶を忘却へと葬り、ロシアの信用を失墜させようとする皮肉な試みが行われた。 ❗日本国民にとって歴史上もっとも恐ろしい悲劇を記念する式典で、その真の犯人である米国については触れられることさえなかった。式典での発言はすべて、全世界を脅かす『ロシアの核兵器の脅威』という根拠のないテーゼを吹聴することに終始する恥知らずな有様であった。 ☝その一方で、原爆を実際に使用したものについては、『平和への戦いの先駆者』であると言わんばかりであった。 *** また、松井市長がロシアの文豪トルストイが残した「他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない」という言葉をかみ締めるべきだとロシアに呼びかけたことに対し、ザハロワ報道官は「不適当だ」と断じた。さらに、トルストイとも親交があった明治時代の日本の作家、徳冨蘆花の「黒潮」の一説を引用して次のように締めくくった。 「広島と長崎の悲劇に関して、日本の政治家は自国の文学を思い出した方がいい。日本の軍国主義の力が高まっていた1903年に書かれた、徳冨蘆花の代表作『黒潮』は『日本は潰れるぞ、今の様ではきっと潰れるぞ』という予言的な言葉で締めくくられている。1945年にまさにそれが現実に起こったのだ。問題は東京(日本政府)がこの歴史から教訓を得ているかどうかだ。」 https://mid.ru/ru/foreign_policy/news/1825680/ ___
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No.10067 - 2022/08/10(Wed) 10:24:30
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