| TS-101011さんより
Q:石鹸を作る際に必ず水分が入りますが、その水分に ハーブの蒸留水を使う事は可能なのでしょうか?苛性ソーダと混ぜる際におこる化学反応で 蒸留水の成分が損なわれてしまいそうな気がしてしまい、やはり精清水が妥当なのかと 思い込んでしまうのですが…。野口さんは石鹸を作られる際、ご自分で作られた蒸留水を 使われる事はあるのでしょうか。また精油で香り付けをされますか?
A:私はハーブ浸出油を使った経験はないのですが、どのようになるか愉しみですね。 A:蒸留水100%を水分量として使えます。最初、私も反応が心配でしたがクリーミーな石けんになります。
成分の変化は:蒸留水使いはローズマリー、レモングラスの2種経験だけですが、スクラブ石けんと同じに成分の個性が出てるように感じます。
香りは:蒸留水の香りは期待しない方が良いです。苛性ソーダで香りは分解されてしまうのか?ほんの少し残ります。 しかし,良い事が在ります。カスティール100%石けんが固めの石けんになってやや溶けにくくし上がります。
香り重視で精油を使いたい場合:昔の経験ではトレースが完成してから最後に精油を混ぜると香りよくし上がりました。
石けんの香りについて:私はドライハーブを粗く砕いたものをトレースの最後に混ぜます。ドライハーブ入りスクラブが好きなのは、石けんが小さくなった時も微かに香りを楽しめる事です。それと熟成期間に香りや成分がゆっくりトレースと仲良くなるようで愉しい石けんです。ただし見た目はぶつぶつした石けんになります。
石けん作りは自分の好みや思いつき,ひらめき、いろいろ楽しめます。 肌質は個々に違うので、ぴったりの石けんが見つかりますように♪
情報:昨年、太陽油脂の研究が公開されたのですが、アルコールを入れると硬化、固まるのが早くなると言います、多過ぎるととても早く固まってしまいボロボロ、分量が難しそうです。 石けん熟成期間では、ソーダアルカリを中和する時間と固まり時間の2つの事を待つ訳です。 私の肌質には、石けん熟成3ヶ月以上、しっかりアルカリ中和の完熟石けんです。私はまだ試していませんが、アルカリ中和も同時にされるのか?とても興味が在ります。近々ハーブチンキをアルコール代用とし、作ります。 結果が出るのは〜 5月頃でしょうか?愉しみな一つ。
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No.3319 - 2011/01/19(Wed) 01:05:45
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