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記事No.6988に関するスレッドです

大和本草 貝原益軒1709年発行/1958年復刻版 / 野口純 [ ]
310年前、当時、顕微鏡があったのかしら?<ツツガムシ>がある。
土中に住む、非常に小さなダニ類の記載に驚きます。
<ヲトギリソウ>血なまぐさい由来の名前、草木の名前は何時頃と思う?
聖ヨハネの逸話からなのですが、平安時代唐から渡った聖書があったのか?
織田信長の時代に渡来した聖書からなのか?日本自生種、300年前のヲトギリソウ、
植物の名前、ルーツを探ると不可解な事が多い、、 
草木はもちろん鉱物、水類、獣類、、、まるでフィジカの様です
大和本草、約300年前。明治時代迄約180年間、博物分類学の大書だったという。
85歳逝去。江戸時代の寿命は48〜55歳ぐらいと読んだ覚えがあるけれど、
貝原益軒の長寿に驚く。食に関心が高い人は長寿なのでしょうね
日本語は現代用語迄変化し、解読が少し大変ですが、面白い。
原書には草本挿絵があったが、復刻版には少ないのが淋しい。 

松尾芭蕉も全国を隈無く歩ききった方、昔は白内障のオペなど無かったのですから、食養にたけていると目も確かだったのでしょうね、、
寛永は1623~43年〜 1694年大阪没、生まれ年は不明瞭で51歳以上、でも多く描かれている芭蕉は70歳以上にも見える、、芭蕉はナンテン茶、、愛飲したと言う。

徳川家康は健康お宅で、享年75歳。自分で調剤薬草を飲んでいたと言う、それも<トリカブト>を愛用していたと言う、毒性も熟知し操作していたのでしょうね、、アイヌ人はトリカブトが多く自生するところを、駿河(スルガ)と言っていたと言う、縄文人の血を引くとも,日本人の原点とも考えられている。西伊豆には<安良里(アラリ)>という地名も残っている、アイヌ由来の地名に思えて仕方が無い。
伊豆半島はトリカブトの里だった?のでしょうか? 
植物の名前、、面白い。

No.6988 - 2018/01/19(Fri) 17:33:25