| | 辻村ちひろ 20時間前 · しかし、山本太郎という人は想像の斜め上を行きますね。 今回の衆議院議員を辞職して、参議院選挙に挑戦するという決断。しかも選挙区からの出馬を検討。このことをどう見るかで、現在のこの国が壊れていくことの現状認識や民主主義が壊れ全体主義へと流れていくことへの危機感の認識の違いが浮き彫りになる気がします。 私自身、今最も危惧していることは、この国の衰退と様々な分断が進むことで善意の積み重なりによる全体主義が進んでいることにあります。これは、自然保護がナショナリズムに結びついて行った歴史と重なって見えると同時に、かつて戦争へと突き進んでいった日本の姿にも結び付きます。こうした危機感に立脚した場合、残された時間のなさを痛感します。そして、民主主義から全体主義への流れを止めるためには、法の範囲内でできることを手段を選んでる場合ではないと考えます。 今の政治情勢のまま、今度の参議院選挙後の3年間が継続することはとても怖いです。この国が壊れていくことを防ぎ、全体主義という状況を避けるために最も効果的なことは何かを政治家として考え、行動している結果が今回の選択ではないでしょうか。 今回のことに対して、ファシズムと親和性が高いとか、議会民主主義の軽視とか、党利党略だとか様々ご指摘があるでしょう。それは足元にヒタヒタと迫る本当の民主主義の崩壊への危機感の違いではないかと思います。 私は自然保護を仕事としてきました。辺野古、リニア、奄美の自然海岸の護岸工事など、自然破壊が今も進んでいます。一刻の猶予もない、そんな自然破壊の現場がいくつもいくつもあります。こうした現状を止めるためには本当に時間がないのです。こうした視点で今回の山本太郎さんの選択を支持したいと思います。
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No.9673 - 2022/04/16(Sat) 14:32:03 |