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西伊豆:小屋綴り  / since2003,2017~

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サントペルグ、、  / 野口純 [ ]
🛣️展示品を見て回るだけでも24キロは歩かなければなりません。
🎨それもそのはず。エルミタージュ美術館のコレクションは約300万点にのぼるのです!
🏛️荘厳な「大使の階段」に足を踏み出せば、ここに君臨する豪華絢爛な雰囲気に圧倒されることでしょう。
🕰️巨大なマラカイトの壺、エジプトの石棺、ギリシャのアンフォラ、ヨーロッパの偉大な画家による絵画、著名な巨匠の手による彫刻に囲まれた荘厳な展示室は、まるで時が止まったかのようです。
エルミタージュの展示物は、こちらでご覧になれます🔎https://rb.gy/xsbmlu
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🇷🇺 🏛1️⃣7️⃣2️⃣年前、伝説のエルミタージュ博物館のグランドオープンがサンクトペテルブルグで行われた。
🌏1764年に創設された世界最大の美術館の一つで、エリザベス皇后のもとに最初に建てられた建物です。
👏多くの現代の専門家は、エルミタージュの優雅さと創意工夫を喜ばせる。

No.11255 - 2024/02/18(Sun) 11:07:11

2月18日 EU情報から by C.S  / 野口純 [ ]
by Chihiro Sato-Schuh
 【自衛のための諜報機関と、紛争を作る諜報機関】

アメリカの経済学者ジェフリー・サックスが、アンドリュー・ナポリターノのインタビューで、アメリカ中央情報局は、普通の諜報機関とははっきり違うのだということを言っていた。諜報機関というものは、いろいろな国が持っているけれど、これは通常、世界の情報を集めるための機関だ。そのために、ディジタル情報をハッキングしたり、スパイを潜入させたり、そういう秘密の工作も行なっている。しかしこれは、情報を得ることで、紛争を避ける対策を取るためのもので、つまりは自衛のための情報収集だと言える。
しかし、アメリカ中央情報局は、1947年に設立されたときから、もう一つ別の機能を持っていて、これは他の国の諜報機関にはないものだった。それは、他の国で紛争を起こしたり、クーデターを起こしたり、誰かを暗殺したりする秘密工作だ。アメリカ中央情報局だけではなく、アメリカには他にもいくつかそうした機能を持つ諜報機関があるというのだけれど、そうしたものも合わせて、戦後、世界中で80件以上の秘密工作を行なってきたと、ジェフリー・サックスは言っていた。
だからアメリカ中央情報局は、諜報機関であるというよりも、大統領専属の軍隊とでも言うべきものだと彼は言う。完全に秘密裏に動いていて、この機密を外に漏らすのは、アメリカでは最大の犯罪だ。これがつまり、スノーデンやアサンジュが執拗に追及される理由だ。
大統領専属の軍隊とは言っても、たとえばトランプには、中央情報局は敵対していたようだから、大統領が中央情報局に対して支配権を持っているというわけでもないのだろう。むしろ、中央情報局が大統領に対して支配権を持っているように見える。タッカー・カールソンのインタビューで、ロシア大統領プーチンが明かしていたけれど、ビル・クリントンもブッシュ・ジュニアも、防衛に関するロシアの提案に対して、個人的には興味を示すものの、「チーム」が実現することを許さないと言っていた。中央情報局が、完全に秘密裏に行動していて、だから罪を問われることもないのであれば、彼らは大統領を入れ替えることだって、まったく裁かれずに行うことができるわけなのだ。スキャンダルで落とされたり、暗殺されたりする大統領は、中央情報局の思う通りに動かなかった人たちなのかもしれない。
ヴィキペディアの経歴を見ると、ジェフリー・サックスは、中国政府がウイグル人を弾圧しているというのは根拠がないと言ったことで、中国共産党を肯定していると批判されたということが書いてあった。中国やロシアの周辺の地方で、独立派を組織して紛争を起こすというのが、中央情報局の得意とするやり方だ。これによって、中国やロシアの国内で分裂を起こし、紛争を起こして、国を弱体化させると同時に、政府が少数民族を弾圧したといって、独裁国家扱いし、経済制裁をかける理由にするのだ。こうしたことを、アメリカ中央情報局は、チベットでもやっていた。彼らは、チベットの寺院のラマ僧たちに、中国が攻めてくるから、独立を守るために武装しなければいけないと言って聞かせて、米軍基地で軍事訓練を受けさせ、ヘリコプターで武器を送り込んでいた。
ウイグルでも、米軍が武装させたテロリスト組織が現れて、乱暴を働いていたので、中国政府が軍隊を出動させて、テロリストを逮捕し、平和を取り戻したということだった。ところが、それが中国政府がウイグル人を弾圧するために、軍隊を出動させて、人々を虐殺したという話になって、それが西側メディアで報道されたのだ。それで、中国は少数民族を弾圧する恐ろしい独裁国家だということにされた。
中央情報局が設立された1947年といえば、ちょうど冷戦が始まった頃のことだ。第二次世界大戦が終わったあと、アメリカ、イギリス、中国、ソ連の四カ国が戦勝国で、この四カ国が警察国家のようになって、世界の平和を保つということになった。もし本当にそうなっていたら、世界から戦争は消えてしまっていただろう。国連が作られて、国際紛争はそこで平和的に調停することが可能になったのだ。紛争の調停がフェアに行われるようなシステムがあれば、戦争は原則的に起こり得ないということになる。
ところが、アメリカやイギリスを裏で動かしていた金融資本家や石油資本家たちは、この事態を避ける必要があったらしい。それというのも、戦争がなくなったら、武器や石油に大量の税金を回すということができなくなってしまうからだ。それで戦後まもなく、イギリスとアメリカは、ソ連と中国から国を守らなければということで、敵対し始めた。そのときは、中国とソ連は共産国家で自由がないからというような話だったけれど、ロシアと中国が共産国家ではなくなった今でも、まだ同じことを言い続けているから、要するに理由はどうでもよかったのだ。とにかく、中国とロシアが自由を奪う敵であると思わせて、軍隊を作らせ、武器が売れるようにすればよかった。
これもカールソンのインタビューでプーチンが言っていたことだけれど、東コーカサスの紛争にアメリカ中央情報局が関わっていたことを突き止めて、ロシア政府はこのことについて質問状を送ったそうだ。何度も手紙を送って、やっと返事が来たら、確かにアメリカ政府はロシア国内の野党を支援したけれど、それはいいことだと思うから、今後も続ける、という返事だった。野党といったら聞こえはいいけれど、実際のところは、過激派のテロリストなのだ。そういう人たちを焚きつけて、武器を持たせ、暴動を起こさせることを、アメリカ政府は「野党を支援する」と言っている。
ちょうど2月18日は、マイダン革命がクーデターに発展して、ウクライナが親ロ派の政権から、親米派のネオナチ政権に交替した十周年だそうだ。それで、テレグラムのいろいろなチャンネルに、マイダン革命のときの画像がシェアされていたのだけれど、キエフの広場が、まるで爆撃にでも遭ったかのような状態になっているのがわかる。平和的な抗議活動が、こんな結果を生むはずがない。あのときは、射撃手が建物の上に隠れていて、そこから人々に向かって銃撃していたために、大騒ぎになったということだった。しかし、こんなに破壊されるには、広場にもテロリストがたくさん混じっていて、放火したり爆破したりしていたのだろう。
あのときすでに、アゾフ連帯というナチのグループがウクライナで養成されていて、若いウクライナ人たちが、ロシア人を せと叫んでいた。暴力を働くことが、正義であるかのように思い込まされていたのだ。そのため、マイダン広場は戦場のようなありさまになり、その後も、クーデターに反対するウクライナの人々が、あちこちで虐 されるような事態になっていた。オデッサでも、ドンバスでも、そうした事態から内戦状態に発展したのだ。その結果、クリミア半島とドンバスで、住民投票で独立が可決され、ロシア軍が紛争調停のために出動した。あれが、今日にいたるまでの、ウクライナの紛争の始まりだった。
あのとき、アメリカ国務次官のヴィクトリア・ヌーランドが、ウクライナの民主化のために、5千万ドルを支出した、と言っていた話は有名だけれど、これがつまり、中央情報局による紛争とクーデター、政権交代の工作のための費用だったということになる。アメリカはすでにウクライナに、訓練のためという名目でNATOの基地を作って、軍隊を養成していたのだけれど、その軍隊というのが、実はナチの過激派テロリストというべきものだった。ロシア人といえば無条件に すように洗脳された、戦争ロボットのような人たちだ。
つまり、アメリカ政府が「民主化のために野党を支援する」というのは、実のところ、中央情報局が工作員を送り込んで、人々を洗脳して反政府テロリストに仕立て上げ、武器を送り込んで、政府を攻撃させる、ということを言っている。この洗脳ノウハウは、ナチや軍国日本で使っていたものだけれど、これを戦後、アメリカ中央情報局が継承して、世界中のあちこちで紛争を起こし、クーデターを起こし、政権交代するために使っていたわけなのだ。
ということは、アメリカ中央情報局は、犯罪行為を世界中のあちこちでやるために、税金を使っていて、アメリカ国民はそれをまったく知らされていない、ということになる。機密に関することだから、公表することができないし、秘密を漏らした人は、逮捕される。だから、犯罪がやりたい放題で、裁かれる心配がまったくない、という状況ができてしまったわけなのだ。このシステムによって、アメリカ国民ばかりか世界中の人々が搾取されていた。
中央情報局が行う工作のうち、失敗に終わって、望んだような効果をもたらさなかったものもたくさんある、とジェフリー・サックスは言う。あまりにあからさまで、バレバレのようなものもあり、そのために思うような印象操作ができず、人々を動かすことができなかったというようなケースのことらしい。しかしそれでも、嘘が押し通されてきたのだ。まさにこのことが、アメリカを荒廃させることになった、とサックスは言っている。国内でも外交でも、公正さというものがまったくない状況ができてしまったからだ。
ワールド・トレード・センターの爆破は、世界中の人々にアラブ諸国は恐ろしいという印象を与えることに成功し、アフガンとイラクでの爆撃と政権交代とを正当化した。しかし、ノルド・ストリームの爆破は、アメリカ中央情報局はこれをロシアの仕業としようとしたけれど、あまりにあからさまで、アメリカのジャーナリストでさえ、これは中央情報局のやったことだろうと言ったくらいだ。
数日前に、ロシアの刑務所でナワリヌイが死んだ事件では、アメリカ政府はこれをロシア政府の仕業として、カールソンのインタビューで回復しそうになっていたロシアのイメージを再び地に落とそうとしていたようだったけれど、多くの人は、くわしい状況がわかる前から、これはアメリカ中央情報局が暗 したのだろうと言っていた。誰が得をするのかということと、誰にそれを実行する力があるのかということを考えてみたら、誰もが容易に同じ結論に行き着くはずだ。
ところが、中央情報局は、メディアや政府を操作して、嘘を押し通し、決して裁かれないようにすることができてしまうのだ。それでアメリカの人たちは、そのたびに見え透いた嘘を信じさせられて、税金を投入することを受け入れさせられている。こんなことをずっと続けていたら、現実認識もおかしくなってしまい、何がいいことで何が悪いことなのかもわからなくなって、公正さの感覚もなくなってしまうだろう。悲しいことに、まさにこれが、西側諸国の多くの人々の現状だと言える。
こうした嘘を、私たちは第二次世界大戦後、ずっと信じさせられてきて、世界に紛争が絶えないのは、人間の性か何かのように思い込まされていたのだ。しかし、あれから80年近くが経って、私たちはようやく事の真実を知ることになった。この80年間の残虐の歴史を、人類は経験する必要があったのだろうか? いずれにしても、真実を知る長い冒険を通して、私たちは遅かれ早かれ、世界とは本来、平和にできているのだということを知ることになるのだろう。

No.11258 - 2024/02/19(Mon) 07:30:04

Re: サントペルグ、、  / 野口純 [ ]
by Chihiro Sato-Schuh
ナワリヌイは、外国の勢力に暗殺されたようですが、おそらくはカールソンの話題から意識を逸らして、ロシアはやっぱり恐ろしい独裁国家だという印象を与えるのが目的なのかもしれません。ロシアにとっては、ナワリヌイを殺したって何の得にもなりませんからね。また西側のメディアがロシアをやっつけろと騒ぐくらいのものですから。得をするのは、明らかにアメリカの軍事産業であり、そのおこぼれをもらっているキエフ政権です。
ナワリヌイは、西側が送り込んだ工作員ですが、逮捕されたのは、詐欺罪で保護監察になっていたのに、出頭しなかったからにすぎません。ロシアに戻ってきて、空港で逮捕されるという、メディア受けしそうな状況を作るため、わざと出頭せずに国外に行っていたんです。
だけど、西側メディアというのは、石油財閥に支配されているので、途方もない嘘でもいくらでもつきますからね。ナワリヌイの獄死は、あまりにもあからさまなので、逆効果だったんじゃないかとも思いますけど、こんなことのために殺されてしましたナワリヌイは、自業自得とはいえ、かわいそうですね。

No.11256 - 2024/02/18(Sun) 13:49:54
草刈り、、、 / 野口純 [ ]
〜今日は頑張りました、、
途中 精米できましたよ〜電話〜 9km先の農家さんへ〜
摘みたて椎茸のお土産付きでした〜 
立派なオオバコがあり、3株いただいてきた〜^^〜 
畦を見ると ゴロゴロオオバコ、、近々お邪魔する約束しました〜


帰宅後 草取りは続く 、、、 
S先生に頂いた ライチ苗 、、、半年経過で大きく、成長が早いようだ、、、
場所をあぐねていたけれど、決心できて、松と枇杷の間に植える

早く味を食べたい〜 フレッシュライチ、大好き〜

No.11257 - 2024/02/18(Sun) 19:34:27
河津桜 桜の季節〜  / 野口純 [ ]
舟山河津桜〜満開、、今年もありがとう〜
 

No.11218 - 2024/02/09(Fri) 20:42:36

Re: 河津桜 桜の季節〜  / 野口純 [ ]
河津桜は花時期がながい? 
散りゆく花も少しづつ〜 

朝庭散歩、、、ご飯の前は特に、寄ってくる〜
踏みつけることもしばしば 、、 

No.11254 - 2024/02/18(Sun) 09:17:08

Re: 河津桜 桜の季節〜  / 野口純 [ ]
オキ黒6、オキ黒白5 ・・・
ニオギャオグルグルル、、ギャオガオ〜〜〜 長い〜長い〜話し合い?

No.11229 - 2024/02/11(Sun) 14:10:03

Re: 河津桜 桜の季節〜  / 野口純 [ ]
オキクロ6:最近きた猫 
成猫の置き去り家ねこ? 
人を恐れず、返事をする、抱っこをせがむ、

オキクロ6:置き去りの家猫
飼い猫は狩を知らない、
ノラズの狩を見て学ぶかが分かれ道・・・
学ぶまで「ご飯!アピール」眼力を放つ・・・
訪ねくるオキイエ猫は多く、狩を覚えると消える子が多い。

生粋の野良猫達のノラズは、
長く庭に出入りするけれど、触ることも許さない
オキ家猫と違うところ、、、

外猫・・・ノラズには名前をつけない主義だったけれど、でも名前をつけた猫は数匹、、、ネネ、マトウ、ノボル、ハナクロ、ネネ

この黒猫はオキクロNo.6、6匹目の置き去り家猫

No.11228 - 2024/02/11(Sun) 14:07:53
カニ同好会〜  / 野口純 [ ]
2月のカニさん 、、 食べたいねが集まり、ランチ〜
美味しかった 

No.11248 - 2024/02/16(Fri) 23:37:40

Re: カニ同好会〜  / 野口純 [ ]
2月のタカアシガニ、、、旬はそろそろ終わり?
カニ味噌が徐々に落ちてくる・・
今回メンバーのお気に入り<タカアシガニ釜飯>はおいしかった、
9月15日水揚げまでは、釜飯が良いかな〜^^〜  

No.11253 - 2024/02/18(Sun) 07:24:31

蟹の匂い? クンクン、、ニオニオ〜〜 / 野口純 [ ]
雄猫を追い払う雄猫、、、
ハーレムのボスになるつもりらしい?
オキねこ、、、ドアの開け閉め注意猫で
滑り込もうとする、、可愛い子でどうして置いてってしまうのか、、、

No.11250 - 2024/02/17(Sat) 00:41:23

Re: カニ同好会〜  / 野口純 [ ]
寡黙な会食〜 むしゃむしゃ〜
No.11249 - 2024/02/16(Fri) 23:38:53
(No Subject) / 野口純 [ ]
能登災害検討せず支援救済遅れの中、1月下旬に54兆届けた外務大臣・・その資金の流れ・

野呂 美加
つまり日本の50兆円って、ウクライナではなく、ブラックロック社にいくということですよね?
そんなことのためにウクライナの若者たちが戦死してる。
https://x.com/Tamama0306/status/1625001738150514688?s=20

No.11236 - 2024/02/12(Mon) 13:52:07

Re: ウクライナ支援のお祭りを開く?日本政府 / 野口純 [ ]
日本メディアは完全スルー、一月以上前の反ロシアトップ死亡を流し、必死差が見える、T.カールソンインタビューは2月6日から世界閲覧者は3億人、週末には10億カウントされている
来週だか?日本政府のウクライナ支援お祭り?ナチ化に進んでいる日本・どこまでも堕ちてゆく

日本政府の民主主義? 3つのタブー

日本構造の解説 

No.11252 - 2024/02/18(Sun) 07:16:35
カールソン「俺を過激にさせた、スーパーと地下鉄 〜^^〜」 / 野口純 [ ]
日本メディアは完全スルー、一月以上前の反ロシアトップ死亡を流し、必死差が見える、T.カールソンインタビューは2月6日から世界閲覧者は3億人、週末には10億カウントされている
来週だか?日本政府のウクライナ支援お祭り?ナチ化に進んでいる日本・どこまでも堕ちてゆく


by Chihiro Sato-Schuh
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【自由と民主主義を謳う独裁者】
プーチンにインタビューしたタッカー・カールソンに、逮捕しろとか経済制裁をかけろということが、アメリカやEUで言われているらしい。そのことについて、ロシアのジャーナリストが、プーチンにインタビューして聞いていた。いったいそんなことが起こるでしょうか、と。それに対してプーチンは、現にジュリアン・アサンジュが逮捕されているのだから、西側ではそんなことがあってもおかしくはないでしょう、と言っている。アサンジュは、機密情報を公開したということで、確かに違法なこともしているけれど、カールソンは何も法に触れるようなことはしていない。しかし、今の西側諸国では、何があってもおかしくはない、と。
カールソンがアサンジュみたいなことになるとしたら、カールソンからしたら、悲しいことではある。でも、それによって、リベラル民主主義者と称する独裁者たちが、本当の顔を見せることになる、ということを考えたら、いいことかもしれませんね、とプーチンは言っていた。
プーチンを独裁者扱いしている西側のエリートたちは、ロシアは独裁国だから、ロシアの支配から他の国の自由と民主主義とを守らなければならないのだと言っている。まさにそれが、NATOの存在理由になっていて、ウクライナに巨額の税金を流す理由にもなっている。そして、それがロシアに関するあらゆる情報、ロシアを擁護するあらゆる言論を禁じる理由にもなっているのだ。民主主義のためと言えば、どんな暴政も許されるかのようにだ。
それでプーチンは、アメリカがカールソンをアサンジュみたいに逮捕したら、あの民主主義を騙る人々こそが、本物の独裁者であったことを、世界中の人々に示すことになる、と言っているのだ。そのためには、それもいいことかもしれない、などとずいぶん薄情なことを言っているのだけれど、彼は、自分が言ったことは、西側ではすべて政治的に利用されることを、よく知っているのだと思う。だから、カールソンを擁護するようなことは、彼は絶対に言わないだろう。そんなことをすれば、あの「民主主義を騙る独裁主義者」たちは、大喜びでカールソンを、やっぱりプーチンのお気に入りだと言って非難するだろうから。
アメリカは、民主主義のためにと言って、リビアとイラクを爆撃し、「独裁者」を●してしまった。その結果は、民主主義どころか、安全に住める国さえもなくなって、人々は国を復興させることもできないままだ。ソ連は自由化して、民主主義的な国にするべきだと言われて、公共事業を私営化していったけれど、その結果は、西側のグローバリストたちに食い物にされて、政治は腐敗し、経済は崩壊し、治安は悪くなり、公共機関は一つとしてまともに機能していない状態だった。
いったい何のための自由化であり民主化だったのか? 国が無法状態になって、「自由主義者」を名乗る金儲け主義者たちが食い尽くしていくのを「自由と民主主義」と呼ぶのであれば、それは、一般国民を搾取する自由でしかない。それによって、大多数の人々は、平和的に生活する自由さえもないようなありさまに落とされていくだけだ。
ロシアや中国が、西側諸国に独裁国扱いされるのは、まさにこのグローバリストに食い尽くさせる「自由」を、制限しているからだった。ソ連崩壊後のロシアは、西側資本に食い尽くされて、その間に立ったロシア人だけがとつぜん富裕になり、政治家を買収して、国家事業を西側資本に売り渡すことで、巨万の富を得ていた。これがいわゆるロシアのオリガルヒたちだ。
プーチンが大統領に就任したとき、この腐敗を止めることから始めて、ロシアの経済を建て直した。企業家が政治家を買収することを禁じて、取り締まった。西側資本は、国際NGOを使って、外国の政治家を買収し、税金を流させていたから、プーチンは外国のNGOを「外国エージェント」として登録させ、NGOのお金の流れを監視するシステムを作った。これにより、政治家たちが外国の企業の利益のために税金を流すのを防いだのだ。
アメリカやEUが「独裁国」と呼んで攻撃するのは、実はこの国際NGOを監視するシステムを持っている国のことだ。西側グローバリストたちは、民主主義のためだとか環境のためだとか、人々の健康と自由のためだとか、そういう表向き理想的な目的を掲げているNGOを、政治工作員のように送り込んでくる。そして、政治家を買収して、NGOの提案するプロジェクトに資金を出させるのだけれど、このプロジェクトは、このNGOに資金を出しているグローバル企業が請け負うことになっている。そうして、税金がその国のために使われる代わりに、外国の企業に流れることになる。その結果、その国の地場産業が淘汰され、有害な農薬や医薬品が入り込み、人々が依存状態にさせられたり、民族文化的なアイデンティティを失わされたりしている。それを阻止しようとする国を、グローバリストたちは、独裁国と呼ばせて、攻撃しているのだ。
これはまさに、ソ連の共産国家の時代に、「堕落した資本主義社会」と呼んでいたようなものかもしれない。この頃、これまで隠されていた情報が表に出てきて、こうした背景が見えてくると、ソ連が西側諸国からの情報をシャットアウトしていたのも、それほど間違ってはいなかったようにも思える。日本もそうだけれど、戦後「アメリカ文化」として入り込んできたものによって、一般の人々がグローバル経済に依存する根無し草のようにされてしまったこともまた、事実だからだ。
しかし、禁止したからといって流入が防げるものでもない。禁じられるからこそ、ますます欲しくなるということもある。結局のところ、その圧力によって、ソ連崩壊後のロシアは、腐敗でボロボロになったのかもしれない。それで、プーチンが大統領に就任してからのロシアは、西側文化を禁じるのではなくて、強者が弱者を淘汰しないようにバランスを取っていく道を選んだのだと思う。
カールソンは、モスクワの地下鉄やスーパーの様子をレポートした短い動画を公開していた。西側メディアは、ロシアが今でもソ連時代のように、品物がろくにないような寂れた生活を人々が送っているかのように思わせている。ところが、モスクワの地下鉄は、アメリカのどこの街にもないくらい、きれいで快適で、治安もいい。アメリカの地下鉄は、どこも汚くて臭くて、ホームレスがあっちにもこっちにも寝ていて、治安が悪いし、落書きだらけなのにだ。アメリカの行政は、修復に投資していないし、ホームレスを収容するとか自立させるとか、そういうことにも投資していない。落書きを取り締まろうともしていない。その結果、普通のアメリカ人は恐くて地下鉄が使えないくらいだ。
ロシアの人々が、安心して使える地下鉄があり、良質の食糧が安価に手に入るスーパーがある環境で生活しているのは、行政が人々の利益のために動いているからなのだ。まさにこの自由が、アメリカにはない。政府による経済への介入が、「独裁的」だと思われていて、税金の使いみちも、経済の自由競争にまかされるべきだと思っている。その結果、経済的強者であるグローバル大企業が独占することになる。そして、それを批判する人たちを、「民主主義にとって危険」だと言って、弾圧さえしているのだ。これは、「自由と民主主義」という理念をツールとして使った、独裁主義に他ならない。
カールソンは、モスクワの巨大スーパーに行って、平均的な4人家族が週一で買うような食糧を買い込んだ。品物は豊富で、品質もよく、西側のメーカーのものも普通に売っており、経済制裁の影はまったく見られない。金額は、アメリカの4分の1ほどだった。「この事実は、俺を過激にさせる!」とカールソンは動画の最後で叫んでいる。
イデオロギーだとか思想がどうとかいう以前に、普通の人々が十分な食糧にありつくのかどうかということが、政治の質をはかるものではないか、と彼は言う。自由と民主主義の国アメリカは、普通の人々が普通の快適な生活ができるようにすることさえ、政府はやっていない。そして、それを確保するために、グローバル企業を制限しているロシアを、独裁国だと言って非難しているのだ。
自由の国アメリカと独裁国ロシアというイメージを、カールソンもやはりある程度は持っていたらしい。モスクワの地下鉄やスーパーを見て、彼は「ショックを受けた」と言っている。人々は豊かで快適な生活をしていて、幸せなのだ。ロシア政府は、人々の利益のために動いていて、そのために税金を使っている。システムやイデオロギーの問題ではなく、それこそは「民主的」、つまり民が主である国というものではないか? まさにそこで、ロジックが歪曲され、騙されてきたことに気づいて、カールソンは「このことは俺を過激にさせる!」と言っているのだ。そう、まさに「過激になる」べきなのだ。今まで、「自由と民主主義のために」と言って、まさにその正反対の方向に行かされていたのだから。

No.11251 - 2024/02/18(Sun) 03:48:24
日本の契約書も同じ?  / 野口純 [ ]

イタリア2月13日 2024年 情報、農家さんのデモほか、、
日本はどうなっているのか心配になります、、、
賞味期限切れ、廃棄処分、
それぞれの処分費用ほか、キャンセル料??
EUでは悲惨なことになっている、賞味期限切れ、廃棄処分費用にも莫大、キャンセル料も莫大 ファイーザー契約書にサインしたトップは内容を鵜呑みに、、呆れ果てます、日本も同じでしょうが報道はされない、どれだけの税金をドブに捨てているのか? 

No.11246 - 2024/02/16(Fri) 21:41:54

Re: 日本報道偏差値、、、  / 野口純 [ ]
世界で3億回以上再生されたカールソンによるプーチンインタビュー。
及川さんが20時から徹底解説。
※無料会員向けが約30分予定のところ、「多くの人に知って欲しい」ことが多すぎて、1時間近く喋ってしまいました〜。

要点 ダイジェスト版 60分 重要 歴史の変換点、、
https://live.nicovideo.jp/watch/lv343994388

No.11247 - 2024/02/16(Fri) 22:54:48
ワクチン接種 情報弱者と人口比率 / 野口純 [ ]
2024年2月14日、七回ワクチン接種からインフルエンザ接種までこなしている方に会った。それでNHK接種データを見ると、三代都市地域では低く、<情報弱者>は人口比率に比例するようです。生後6ヶ月の乳児接種に驚きましたが、幼児4歳未満の5%以下に胸を撫で下ろした・・
No.11245 - 2024/02/16(Fri) 03:21:35
2024年2月6日 モスクワインタビュー T.カールソン氏  / 野口純 [ ]

(No Subject) NEW / J.N 引用
https://x.com/3hinomaru/status/1755861092549755074?s=20

2024年2月6日 T.カールソン氏、モスクワインタビュー 全編 

No.11231 - 2024/02/11(Sun) 17:18:25

Re: 2024年2月6日 モスクワインタビュー T.カールソン氏  / 野口純 [ ]
Chihiro Sato-Schuh
ドバイから、米上院議員ヴァンスにインタビューするタッカー・カールソン。英語版字幕付きです。
https://x.com/TuckerCarlson/status/1757159485162799334?s=20

No.11244 - 2024/02/15(Thu) 04:01:27

Re: 2024年2月6日 モスクワインタビュー T.カールソン氏  / 野口純 [ ]
クズミノフ 絵理子
カールソンは真実を報道し過ぎるからFOXをクビになったので、ロシアの真の姿などとっくに承知してるのかと思ってました。なのに、そのカールソンでさえこんなにも無知だった事に、驚いています。
モスクワでも、侵攻直後から情報統制はありました。VPNを噛ませなければ、西側の情報にアクセスし難くなりました。Facebookも使えなくなりました。そのVPNも次々に使用不可になり、同じスピードで新たなVPNがリリースされるという、政府側と市民側のイタチごっこでした。政府批判をした人が通報されて捕まったという話や画像が沢山流れ、侵攻反対を大っぴらに唱える事は出来ない空気になりました。
モスクワにいたので、経済制裁も相まってなんだか世界から孤立していくような怖さがありました。やはり独裁国家なんだ、恐ろしい、と。でもそれは、西側の大嘘プロパガンダからロシアとロシア国民を守る為、そこに加担させられるのを防ぐ為だったのだと、むしろそのスピードと実行力に、自国を守る国の本気度を見た気が今はします。(余談ですが、遺伝子組み換え食品の禁止、コロナの時の外国製ワク◯ンの禁止など、ロシアは本当に国民を一貫して守っていると実感します。)
今更ながら、プーチンは2014年から何一つブレてない事に驚きます。2014年から始まった西側からの経済制裁以降、ロシアは淡々と内需拡大し続け、西側に頼らずとも市民生活は全然困らない体勢になりました。14年当時、一旦はスーパーからチーズや野菜など輸入物は無くなり制裁の威力を実感しましたが、22年の制裁ではそんな事もなく、何ら変わることのない景色が続いていました。制裁?ハイハイ、どうぞ好きにやんなさい、という感さえありました。お店なんかは、西側企業が撤退したらロシア企業がそこ居抜きですぐ使っちゃうし。
プーチンは西側がまた仕掛けて来る事を分かっていて、それに備えて長年かけてすっかり国内の準備を整えていたんだと思います。そしてその時には、真実が表に出て世界がひっくり返る事になると見通していたのではないでしょうか。BRICs諸国とのスムーズなドル決済からの移行を見ても、虎視眈々と水面下で全て整えて来たんだろうと。
プーチンのまなざしは歴史から未来まで全てを含み、ロシアのみならず地球全体、人類全体を含み、そこからロシアの立ち位置と役割を理解し舵取りを行なっているように思います。本当に、異次元の凄まじいリーダーです。どんなに世界から憎まれ嫌われようと、プーチンの中には絶対的な内なる声への信頼があるのだろうと思います。そしてこれは、私たちにも「内なる声を信頼する」とはどういうことかを、体現して見せているようにさえ感じます。
カールソンでさえ、まるで事実と違うロシア像を植え付けられ、騙されていた。世界の洗脳もまた、凄まじかったのだと改めて痛感しています。

No.11243 - 2024/02/14(Wed) 17:47:15

Re: 2024年2月6日 モスクワインタビュー T.カールソン氏  / 野口純 [ ]
ンタビュー後のT.カールソン氏
表情が別人の様

Chihiro Sato-Schuh
インタビュー後のモスクワからのカールソンの動画メッセージ。
https://x.com/vladi_the_gr8/status/1756033514599059955?s=20

No.11241 - 2024/02/14(Wed) 15:36:47

Re: 2024年2月6日 モスクワインタビュー T.カールソン氏  / 野口純 [ ]
※Rumbleの動画が 一部域は削除されてるようです、和訳を読みたい方はAlzhackerさんの下記ブログ記事をどうぞ。
https://alzhacker.com/ep-73-the-vladimir-putin-interview/
※山中泉さんは、逐次通訳を入れながら音声解説されています。
https://www.youtube.com/live/EiHdonpVIw0?si=nQwdOai7oC7L38SH

No.11238 - 2024/02/12(Mon) 20:47:24

Re: 2024年2月6日 モスクワインタビュー T.カールソン氏  / 野口純 [ ]
Chihiro Sato-Schuh
6時間 ·
【技術的な成功と政治的な失敗】
モスクワに来たアメリカのジャーナリスト、タッカー・カールソンのインタビューに答えて、ロシア大統領プーチンは、30分もの間、一千年前からのロシアの歴史を語り続けていた。ロシアの歴史といっても、ウクライナに関わる歴史だけだ。その中で、ウクライナの土地で、ロシア人たちがポーランドに支配されて残虐に扱われていたという話がある。それが13世紀のことで、17世紀になって、ウクライナのロシア人権力者が、モスクワに手紙を書き、ウクライナの土地をモスクワ王国の一部として併合し、ポーランドの手から守って欲しいと頼んできた。それにより、ロシアはポーランドと戦争することになり、キエフを含めたドニエプル川以東の土地が、モスクワ王国になったということだった。
これについては、そのときに交わされた文書のコピーのファイルを、プーチンはカールソンに手渡している。これは作り話ではなく、本当の話なのだと。
ロシアの歴史には、同様の話がいくつもある。トルコとの戦争でも、ロシアは領土を征服しようとして戦争したわけではなく、トルコに侵略されて困っていたブルガリアに救援を頼まれて、解放したということだった。2014年に併合されたクリミア半島も、クリミアの住民が望んでのことだったし、2022年秋に併合されたドンバス地域もだ。ロシア連邦に守って欲しいと住民が望んで、住民投票によって、ロシアに民主的に併合されたのだ。
ロシアは極東まで広大な領地があり、そのすべてがどのようにして併合されることになったのかはわからないけれど、ロシアは土地に住む人々の民族伝統や宗教につねに敬意を払ってきた、とプーチンは言っている。そして、まさにそれがロシアの力なのだと。どの土地の人々も、ロシアが祖国であり、そこでは家族の一部であるように守られるという感覚を持っているのだと。
ウクライナは、ロシアとポーランドの境にある土地だけれど、まさにここがポーランドに何度も征服され、戦闘が繰り返されてきたのだ。ロシア人はロシア語を話し、ロシア正教を信じる民族で、ポーランド人とは違う民族だ。ポーランド人はポーランド語を話し、ローマ・カトリックを信じる民族だ。どうもこの、正教とローマ・カトリックの違いというのが、争いの根源になっているらしい。
それというのも、ローマ・カトリックは、ローマ帝国が支配に利用していた教会組織で、異教徒は排除したり  してもいいという論理で、周囲の民族を征服支配していたからだ。このローマ・カトリック教徒たちによって、ヨーロッパのケルト・ゲルマン民族は、ほとんどすべて征服され、土地の神々を信じることを禁じられ、ローマ・カトリックに帰依することを強要された。そして、ローマ・カトリックに帰依するとは、バチカンつまりローマ帝国に服従するということを意味していた。
ところでロシアは、王族から正教徒になって、それが広がっていく形で、正教を信じる民族になっていったので、征服されて改宗していったのではない。ロシアは、併合された土地の民族の宗教を大事にした。どの宗教も、つまるところ同じものだという考えを持っていて、押しつけることはなかったのだ。
これは、ローマ・カトリックのあり方と、まさに正反対だと言える。ローマ・カトリックは、教えを広めることを、征服支配の手段として使っていた。南アメリカ大陸に渡ったスペイン人たちは、土地の人々を残らずカトリック教徒にしてしまい、カトリック教徒になろうとしない人々は  してしまった。これは、ナザレのイエスの教えとは何の関係もない、ローマ帝国的な植民地主義と言うべきものだ。
2014年のマイダン革命で、ウクライナは、ロシアとの関係を保とうとするヤヌコヴィッチから、NATO加盟を望むナショナリストの政権に交替した。これは革命と呼ばれてはいるけれど、事実上は暴力的なクーデターで、このためにアメリカ政府は50億ドルを投資していた。このお金で、工作員を送り込み、ナショナリストのテロリストグループを養成し、武装させ、反政府デモを組織して、議会を乗っ取らせたのだ。
このときにも、プーチンはアメリカ政府と取引があったということを、インタビューの中で明かしている。アメリカ政府は、ヤヌコヴィッチが軍事的手段に訴えないようにしてくれたら、マイダン革命のナショナリストたちをなだめて暴力沙汰に走らないようにするからと、プーチンに言った。それで、ヤヌコヴィッチは軍隊を出動させなかった。すると、ナショナリストたちがクーデターを起こして、議会を乗っ取り、ヤヌコヴィッチを追い出してしまった。
マイダン革命では、警察隊は出動していたけれど、銃に弾が入っていなかったか、安全装置を外す許可が出ていなかったというような話だったと思う。とにかく、建物の上から狙撃手が発砲して、デモの人々だけでなく、警察官も何人も犠牲になった。アメリカ政府は、プーチンとヤヌコヴィッチを裏切ったのだ。それについてプーチンは、「アメリカ中央情報局は、技術的にはすべて正しいことをしたけれど、政治的には大失策をした」と言っていた。
アメリカ中央情報局は、冷戦の時代から、ロシアをいかに弱体化するかということを専門にしてきて、それ以外のことはまったく考えられないし、まったく見えていない、とプーチンは言う。ロシアを弱体化するのが目的だから、その目的が達成されるためには、何でもする。ロシアの政治家をだまして、空約束をしたり、流血騒ぎを起こしたり、どんな手段も使うのだ。そこには、ただ目的を達成するための計算があるだけだ。その結果、どんな事態になろうが、そこまでは視野に入っていない。アメリカにはそのように専門化した技術者がたくさんいて、それぞれ目的を達成することしか考えていないというのだ。
しかし、ロシアの人々はそのようには考えない。ロシア人は正教の信仰を大事にする人々で、永遠や道徳の価値観でものを考えるのだと、プーチンは言う。そして、まさにそのように考えて行動しているからこそ、ロシアでは異なる民族、異なる宗教の人々が、まるで一つの家族のように団結している。
排他的な支配は、つまるところ、ローマ帝国のようにいつかは崩壊していく運命にある。西ローマ帝国は、支配されていたゲルマン人たちが、次第に経済的に強くなっていって、ローマまで攻めてくる事態になり、それによって崩壊したのだ。ローマ帝国が滅亡するのには、500年かかったけれど、今はそれよりも遥かに早いスピードで崩壊が進行している、とプーチンは言っている。
暴力で支配すれば、いずれは暴力で破滅させられる。プーチンが「政治的な大失策」と言ったのは、つまりはこのことなのだろう。人をだまし討ちにかけたり、大虐殺を行なったりすれば、敵意が大きくなり、暴力を使ってしか支配できなくなっていく。そしていつか強くなった人々は、支配勢力を滅亡させるべく戦い始める。
そして、まさにその事態が今、起こっているのだ。戦後世界を支配してきたアメリカは、すでに経済力でも技術力でも軍事力でも、BRICSに負けている。国際通貨としての米ドルを、政治的武器として使ったために、今や多くの国は米ドルから離脱しようとしているし、いくら軍事力を投じても、もうロシアをつぶすことはできない状況だ。世界支配勢力としてのアメリカは、今、ローマ帝国と同様に滅亡していこうとしている。
しかし、ここでアメリカの人々が、技術的に目的を達成する思考から離れて、もっと大きな視点で状況を見ることができれば、起こることは変わってくるだろうと、プーチンは言うのだ。自分から滅亡へと突っ走っていくのではなく、協調する国際関係を築くことで、病的な分裂状態が癒やされていくだろうと。
私たちは、征服したりされたり、支配したりされたり、という世界が当たり前だと思ってきて、それが人間の性であり、それ以外の世界などないのだとさえ思っている。ところで、それはローマ帝国とローマ・カトリックが支配してきた世界でのことにすぎず、ロシアや正教を信仰する人々は、対極的と言ってもいいくらいに、違う原理で動く世界に生きていたのだ。
この200年ほど、支配と策略とで動く西側世界は、道義を大事にするロシア人を、空約束でさんざんだまして、思い通りにしてきた。しかし、それは技術的な成功にすぎない。政治的な視野で見たら、アメリカ帝国の崩壊を加速しただけのことだったのだ。

No.11237 - 2024/02/12(Mon) 14:19:27

Re: 2024年2月6日 モスクワインタビュー T.カールソン氏  / 野口純 [ ]
2024年2月6日 T.カールソンインタビュー 
モスクワのプーチン氏、、、https://x.com/3hinomaru/status/1755863676891099639?s=20
2024年2月6日 P氏インタビューT.カールソン歴史に残るインタビュー、世界が変わる。
T.カールソンは「このインタビューはショーか真面目な話か?」と聞かれた。📌真面目な話です」答えた その後〜
真面目な話をと〜延々668年ごろからのロシアの歴史経緯の話が延々と始まる〜 途中、やっと10世紀前半ごろに至った頃、いい加減呆れ果てたT.カールソンの質問:「あなたの百科事典のような知識は分かりましたが、2年前に始まったウクライナ問題との関わりは〜? 
📌P氏の返事は〜本当にユーモアのセンス、叡智に富んだ素敵な方で
す。ロシアの歴史を学んだ素晴らしいインタビューで、ウクライナの成り立ちが理解できた、日本の政治家はどこまで日本の歴史を熟知しているのかとふと思う。E.ケーシーは、ロシアに偉大な指導者が現れると言ったとか、本の記憶が蘇る。
by Chihiro Sato-Schuh
スコット・リッターがシェアしていた動画タイトルからの翻訳ですが、インタビューの内容がだいたいわかります。
エピ73 ウラジーミル・プーチン インタビュー
タイムスタンプ見出し
イントロダクション
00:00:00
プーチンがロシアとウクライナの歴史を語る
00:02:00
NATOの拡大
00:25:04
NATOとビル・クリントン
00:30:40
ウクライナ
00:41:10
何がこの紛争を引き起こしたのか?
00:48:30
平和的解決?
01:02:37
誰がノルド・ストリーム・パイプラインを爆破したのか?
01:11:33
アメリカとの意思疎通を取り戻す
01:24:13
ゼレンスキーの実力は?
01:36:33
イーロン・マスクとAI
01:48:36
投獄されたアメリカ人ジャーナリスト、エヴァン・ガーシュコヴィッチ
01:51:07
タッカー・カールソン

No.11232 - 2024/02/11(Sun) 19:47:01
2月14日04時ごろ ドン!振動、、  / 野口純 [ ]
2〜30秒毎 突き上がる振動 ドン ・・・・ドン・・・
強弱あり どのくらいだか?消えるようなドン・・・

地響きを感じることは多々あるけれど、突き上がるような振動は初めて
うすらうすら目が覚め、微弱になり、寝入ってしまったけれど?

No.11242 - 2024/02/14(Wed) 17:31:04
春  懐かしいオイルランプ / 野口純 [ ]
気温上昇が激しい !@@!
庭仕事 ・・・ 草が芽吹く前にすることたくさん〜
頑張ります〜^^〜

家の整理でランプが出てきました〜^^〜
昨日は終日 灯火遊び〜 火遊び? 〜〜〜〜

No.11239 - 2024/02/13(Tue) 14:38:56

Re: 春  懐かしいオイルランプ / 野口純 [ ]
ランプ見ていたら 
またひとつすること増える ・・・ 困った性分・・

No.11240 - 2024/02/13(Tue) 14:41:25
(No Subject) / 野口純 [ ]
?si=dhukU10k98H_VEXD
イタリア情報 〜 農業従事者のデモについて

No.11233 - 2024/02/11(Sun) 23:04:15

Re: / 野口純 [ ]
世界中で農業を潰し、グローバル産業生産の食糧にする目的、、
ウクライナも一次産業潰しから始まった、、、 
日本も続いている 

No.11235 - 2024/02/11(Sun) 23:25:31

Re: / 野口純 [ ]
?si=_OWT4gK9fXWypvvt

ローマのデモ、、イタリア市民が応援している様子、

No.11234 - 2024/02/11(Sun) 23:21:52
(No Subject) / 野口純 [ ]
【政府の意思がこの国のすべてを代弁してるわけではない!】
記者質問:
れいわ新選組からUNRWAへ100万円の寄附をされた。
政府がUNRWAの資金拠出を停止したことについて、抗議の声明も出されている。
ガザの状況に関する岸田政権の立場について、どのように評価しているか。
山本太郎代表:
今、イスラエルがやってることは、ジェノサイド)のほか何物でもないってことですね。
こういった状況の中で、ここにブレーキをかけられるのは、国際社会だけ。
このジェノサイドを止めるんだという気概は、残念ながら日本政府にはないんですけれども、政府の意思がこの国のすべてを代弁してるわけではない、ということはやはり示す必要があるだろうと。
私たちは、日本国の政党のひとつではあるけれども、パレスチナと連帯しながら、このジェノサイドを止めるという気持ちはひとつだということを、やっぱり示していく必要があるんだろうという思いです。
--
2024年1月26日、国際司法裁判所(ICJ)がイスラエルに対し、ガザにおけるジェノサイド)を防ぐための暫定措置命令を出した。
その同日「ハマスによるイスラエルへの攻撃にUNRWAの職員が関与していた疑惑」が報じられた。
--
大石あきこ共同代表:
暫定措置命令が出たところ、その同じ日に大きな報道を出して、欧米中心に資金拠出を止めていくということがありました。
「ジェノサイドはあかんで」ということを、あかんというところまで言ったその日に、それを打ち消すような、相対化するようなイスラエルの行いであったと考えております。
たとえUNRWAの職員にハマスがいようとも、イスラエルに加担する職員がいようとも、それはその組織への資金拠出を停止する理由には全くならないんだと。
じゃあ私たちは一人ひとり、国際社会の中で何ができるか、党として何ができるかと考えまして、何か一歩一歩やれることをという、もう本当に小さなアクションではありますけれども、100万円の寄附を行ったところです。
くしぶち万里共同代表:
これまでの長年の中東外交から見ればですね、日本はバランス外交という形でやってきてますよね。中東の人たちから見れば、日本への信頼というのは大変高いということも、私は現地で実感してます。
今回、この拠出停止ということについては、本当に暴挙であり、長年の積み上げをすべて崩壊させるような決定ではないかと、私は抗議を申し上げたいと思います。
ICJ(国際司法裁判所)の決定をこんな簡単に反故するって、私、許されないと思います。
ロシアに対して、力による一方的な現状変更はダメだって言っておきながら、じゃ何でイスラエルが力による現状変更をやるのは見過ごしているのか、明らかにダブルスタンダードじゃないですか。
ICJの決定っていうのは、本当に長年、権威のあるものですから、国際社会にとって今こそ国際法をもう一度しっかり取り戻すという取り組みと、拠出金の停止については撤回していただきたい、という風に思います。
山本太郎代表:
疑惑があるということを言われた上で、国連は調査をするという話になってるわけですから、何もすべて明らかになってない時点で集団懲罰にするっていうのは、ちょっとあり得ない話ですよね。
ある意味でこれはもう、  ということをパレスチナの人々に突きつけている、国際社会が、ってことになってしまいますね。
この一方的な大虐殺をいかに止めるか、ということの中心的役割を果たせるはずの日本が、そういう役割を果たさずに、やっぱりアメリカ追従してるっていう部分が、本当に恥ずかしいと言いますか。
その中でもこれは、日本政府ということの意思は日本人の意思ではないと、すべてを代弁するものではないと、日本の人々の意思の中には、私たちのような考えを持つ人たちもいるんだということで、これは政党という単位でしっかりと意思を示すと。もちろん100万円というお金は、支援として使う場合には、もう本当に一瞬でなくなってしまうような、小さなお金に変わってしまうと思うんですけれども、政治的スタンスであったり、メッセージとして届けたいな、という思いです。
ー2月9日 記者会見よりー
フルバージョンの映像はこちらから>> https://www.youtube.com/live/IkAz46-ZoFo?si=eN7Y_9HAss8WoojY
【声明】政府によるUNRWAへの資金拠出停止への抗議、及びれいわ新選組の寄附について(れいわ新選組 2024年2月3日)
https://reiwa-shinsengumi.com/comment/19729/
れいわ新選組からUNRWAへ寄附を行いました(2024年2月9日)

No.11230 - 2024/02/11(Sun) 16:59:04
2024-0206  モスクワ T.カールソン氏 / 野口純 [ ]
Chihiro Sato-Schuh
スコット・リッターさんが、タッカーさんのインタビューについて語っています。これはアメリカ人がロシアのことを理解していくための最初のステップであり、そのための地図のようなものだと言っています。カールソンは、ロシアの専門家じゃないし、ロシアの歴史もロシアのメンタリティも知らない。だからこそ、アメリカ人がロシアを理解する扉を開けることができるということですね。そして、これが人類を救うための冒険の始まりだと言っています。
https://t.me/realscottritter/2551

☆ Re: 2024年2月6日 P氏インタビュー by T.カールソン NEW / 野口純 [ ] 引用
1: https://x.com/w2skwn3/status/1755910438058082519?s=20
2:https://twitter.com/w2skwn3/status/1755888942115865055?t=EGjZJcq6WEBrz4FNsYPz4w&s=19&fbclid=IwAR0sbibBk1xBHGjDtQOF0l0O21LWG_eCVjOezXtGRjXhSmYKBNCnWCff-10
3: https://x.com/w2skwn3/status/1755927077000491182?s=20

トッポさん翻訳字幕 

No.11226 - 2024/02/10(Sat) 21:22:22

Re: 2024-0206  モスクワ T.カールソン氏 / 野口純 [ ]
インタビューの前に〜P氏の質問「このインタビューはショーか真面目な話か?」と聞かれたそうです。
T.カールソンは、「真面目な話ですと答えた〜」 その後〜
真面目な話をと〜延々668年ごろからのロシアの歴史経緯の話が延々と始まる〜 ・・・
途中、やっと10世紀前半ごろに至った頃、いい加減呆れ果てたT.カールソンの質問:「あなたの百科事典のような知識は分かりましたが、2年前に始まったウクライナ問題との関わりは〜? 
・・・そのP氏の返事が面白かった〜 本当にユーモアのセンス、叡智に富んだ素敵な方です。

No.11227 - 2024/02/10(Sat) 21:33:18
(No Subject) / 野口純 [ ]
https://twitter.com/i/broadcasts/1DXxyjZNmvdKM?s=20
れいわ 宮古島から〜 2024年2月10日

No.11225 - 2024/02/10(Sat) 19:50:53
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