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離床相談コーナー

ECAMと呼ばれているプログラムについて

モビライ

よろしくお願いいたします。がん患者さんのリハビリに従事しているものです。
ECAM(Energy conservation and activity management)と呼ばれている全身倦怠感に対する欧米のプログラムがあるようです。
どのようなプログラム化知りたくてPub medや医中誌を調べたのですが、(調べ方が悪いのかもしれません)わかりませんでした。
具体的なプログラムを知っている方がいれば教えていただきたかったのです。(文献やサイトでもよろしいです)。よろしくお願いします。

No.41 2016/03/24(Thu) 09:51:46


> Re: ECAMと呼ばれているプログラムについて / tamago

三次救急病院で働いているPTです。がんリハに関わっています。
ECAMについては私もよく知りませんが、黒木洋美
JOURNAL OF CLINICAL REHABILITATION 23(2): 149-155, 2014. に簡単に説明があります。それによると
・活動の優先順位を決める.
・休憩を挟みながら活動する.
・エネルギーが十分にある時間帯に合わせて活動.
・夜間の睡眠に影響しない程度で1時間未満の午睡を
とる.
・日々の計画を立てる.
・1度に複数作業を行わない,
・自助具や補助具を上手に活用(ソックスエイド,歩行補助具など)
また、以下のサイトに少し詳しい説明があります。上記の原文と思われます。https://www.foxchase.org/support/managing-your-care-and-side...
FOX CHASE CANCER CENTER というがんセンターのホームページのようです。金額60ドルとの記載までありますね。
National Comprehensive Cancer Network(NCCN)のホームページにも掲載されています。
Pub MedではECAMの有効性が書かれている論文はいくつかありますが、(A randomized clinical trial of energy conservation for patients with cancer-related fatigue. Cancer2004)具体的なプログラムは書かれていないようです。
詳しくないのであくまで推測ですが、上記の文献にあるものはコンセプトで、具体的なプログラムは料金を払ったPtにオリジナルで作成しているのではないのでしょうか。
可能なら直接メールで聞いてみてもよいかもしれませんね。
私にわかる範囲はこの程度です。
参考になれば幸いです。

No.42 2016/03/24(Thu) 09:52:14


> Re: ECAMと呼ばれているプログラムについて / モビライ

有難うございました。
「緩和ケアが主体となる時期のがんのリハビリテーション」という本には、一部記載されていましたが、JOURNAL OF CLINICAL REHABILITATION 23(2): 149-155, 2014.は、見ておりませんでした。
FOX CHASE CANCER CENTER や、National Comprehensive Cancer Network(NCCN)のことも教えていただいて有難うございました。
ガン関連倦怠の方が多くいらっしゃるので、詳細なプログラムが知りたくて投稿しました。ありがとうございました。

No.43 2016/03/24(Thu) 09:52:42

嚥下スクリーニング検査について

やまも

老健に勤める作業療法士です。先の介護報酬改訂により新設された、経口維持加算Ιを算定予定です。当施設にSTは在籍していません。
PT,OTも今まで摂食嚥下に関与することが少ない状況でした。
安全な食事を提供する為にも嚥下スクリーニング検査は必要かと考えますが、特別な物品が必要でなく、ご利用者様への侵襲性の低い検査はどのようなものがありますか?

No.39 2016/03/24(Thu) 09:50:22


> Re: 嚥下スクリーニング検査について / スワローズ

やまも様

嚥下評価のスクリーニングは、
反復唾液嚥下テスト(RSST)、改訂水飲みテスト(MWST)、フードテストが比較的信頼性が高く、よく使用されていると思います。方法や判定は成書をご参照ください。
ただし、スクリーニングだけでは十分ではないので、スクリーニング前に、意識、呼吸、循環、口腔、口唇の状況など見ておくことをお勧めします。

> やまもさん
>
> 老健に勤める作業療法士です。先の介護報酬改訂により新設された、経口維持加算Ιを算定予定です。当施設にSTは在籍していません。
> PT,OTも今まで摂食嚥下に関与することが少ない状況でした。
> 安全な食事を提供する為にも嚥下スクリーニング検査は必要かと考えますが、特別な物品が必要でなく、ご利用者様への侵襲性の低い検査はどのようなものがありますか?
>

No.40 2016/03/24(Thu) 09:51:07

座位でSpO2が低下する患者さんについて

芯リハ

リハビリを担当している患者様について質問があります。
間質性肺炎で60代男性の患者さんがいます。
ADLは自立しています。現在HOT導入を検討している段階です。
背臥位ではSpO296%前後(室内気)、座位ではSpO292%前後です。
そこで質問です。
このような患者様には、?@リハビリメニュー、?Aリハビリをする上で注意する点はありますでしょうか?

No.37 2016/03/24(Thu) 09:49:19


> Re: 座位でSpO2が低下する患者さんについて / 匿名おじさん

芯リハ 様

HOT導入検討中の間質性肺炎の患者さんにつきまして、リハビリメニューの前に、まずは評価が必要と考えます。
以下のような流れでしょうか。
?@安静時と労作時のSpO2下限をどうするかを医師へ確認
?AADLが自立されているので、IADLも含めて、どの動作でどの位SpO2が低下するのかを評価
?BHOT導入について検討(導入となれば、安静時、労作時の酸素流量設定)
?Cメニューとしては、呼吸方法の指導と動作方法のトレーニング、病状にもよりますがレジスタンストレーニング(肺高血圧があればやめた方がいいでしょう)
?D必要に応じて酸素流量の再設定

※?Cのところで、休憩するポイント等も指導しますが、SpO2モニターを使用しながら行うと、そればかりを気にしてしまい、逆に動かなくなってしまう方もおります。特にSpO2低下と呼吸苦の自覚に解離がある場合は、患者さんの性格も考慮して何を指標に指導していくかもポイントとなると思います(我々もいつも苦労しております)。

No.38 2016/03/24(Thu) 09:49:49

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