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離床相談コーナー

大腸がんの大腿骨骨幹部転移患者さんの筋力exについて

りーハ

骨転移患者さんを初めて担当する者です。
左大腿骨骨間部骨折で放射線治療を開始しています。
独歩で外泊もしています。
筋力exをする際に注意することについてアドバイス頂ければ幸いです。
・マシントレーニング(Leg press、Leg extention)
・重錘を使用した膝関節伸展
・1/3スクワット
などをプログラムとして考えています。
よろしくお願いします。

No.63 2016/06/10(Fri) 11:24:17


> Re: 大腸がんの大腿骨骨幹部転移患者さんの筋力exについて / 専門外から

りーハさん

最初に申し上げますが、
専門外からの考えです。

Q.なぜ骨折したのでしょうか?
A.骨転移しているから…
ではなく、何か原因があったのでしょうか?

Q.上記の負荷で、骨折はしないのでしょうか?
A.しないのでしょう。プログラム立案されてますから

Q.プログラムを考案して、なぜ今回の質問なのか?
A.負荷に自信がないから…

自分だったら、初期評価で筋力・周径などできる限り行い、
プログラムの効果を細かく見ていきます。

そのためには、上記のプログラムの回数や、
プログラムの目的が大切かと思います。

転移が進むと、その他の部分にも影響が出そうですね。
呼吸機能などもアセスメントが大切かと思います。

すみません。
専門外でした。

No.71 2016/06/16(Thu) 22:13:12


> Re: 大腸がんの大腿骨骨幹部転移患者さんの筋力exについて / Aki

りーハさん、こんにちは。

がんのリハビリを実施する場合は、大腸がんの治療方針が気になります。転移をしているのでstage?Wとお察しいたしますが、治療方針をどこにおいているかで方針が変わります。

例えば使っているお薬、放射線治療は積極的か緩和的か?手術は考えているかetc..
鎮痛薬の有無や使用量も気になるところですね。

専門外さんが書かれた内容に呼吸機能が書かれていましたが、
大腸がんであれば、肝臓・肺・脳に転移するリスクを事前に確認してリハビリを進めます。

具体的な状況の詳細が不明ですので、明確なことは言えませんが、リスクの高い運動は避け、プログラムは痛みが増悪しないことを念頭に、離床や運動を進めてみてはいかがでしょう?

外泊可能な方でも、リスクや予後を配慮して歩行器や杖を使用することもありますので、評価は大切になりますね。

離床や運動による骨折リスクを配慮し、低負荷から運動を考えてみてはいかがでしょうか?

No.72 2016/06/22(Wed) 17:20:37

血中酸素飽和度について

リハリハ

私の病院は整形の患者さんがメインですが、時折肺炎など呼吸器疾患の患者さんを担当することがあります。
先日肺炎の患者さんで寝ている時に95%程(酸素3L)の患者が座位になると80%から90%の間で数値が安定せず常に変動します。ちなみに検知部位が動かないよう手で固定しても変わりません
この場合はどう考えたらいいのでしょうか?血中の濃度が細かく変動していると考えて良いのですか?

No.62 2016/06/10(Fri) 11:23:43


> Re: 血中酸素飽和度について / アモーレNGTM

SpO2が10%も常に変動するというのはチェーンストークスのように無呼吸が混在する不安定な呼吸なのか、測定がうまくできていないと感じます。呼吸状態は落ち着いていると想定して考えさせていただくと後者ではないかと・・・
ショック状態にあるほど重篤ではないと思いますが、既往に循環器疾患はありませんでしょうか?起き上がったことで低灌流状態、末梢循環不全となっている可能性があります。姿勢変化ごとの血圧測定は勿論、フィジカルアセスメントを併用することが大切と思います。頻脈・末梢冷感・口唇や爪のチアノーゼ・足部のうっ血などを確認してみてください。SpO2が不安定ということをきっかけに患者さんの別の病態に気づくことがあるかもしれません。測定に関しては別の指や耳といった血流の良い場所を探して測定部位や測定方法(クリップか粘着か)を検討するといった対応が考えられます。
他にも直射日光やクリップの圧迫が強すぎる(指が太い)といったことでも測定しづらくなります。タオルで測定部位を覆ったり、前述の測定方法変更(クリップ→粘着)をおこなってみてはどうでしょうか。大柄な方や浮腫がある方の測定クリップ内がギュウギュウパンパン・・・単純でも意外と気づきづらいことが臨床では沢山あるなあと最近感じています。
何か答えになるものがあれば幸いです!

No.66 2016/06/11(Sat) 18:38:03

mobilizationの意味

筋トレPT

当院のリハビリテーション科では、英文抄読会を毎週行っております。
リハビリ関連の英文でmobilizationという言葉を訳す時にはどうしたら良いかという疑問が科の中で出ました。
早期離床=mobilizationと、離床研究会で出ていましたが、
寝返りなども合わせた意味なのかとも思うのですが、色々なコメントを頂けたら有難いです。
当院では、私のみ離床研究会の会員です。
よろしくお願いします。

No.61 2016/06/10(Fri) 11:23:11


> Re: mobilizationの意味 / シェフチェンコ

筋トレPT様

毎週英文抄読会とは素晴らしいですね!
Mobilizationは直訳では「活動」、「動くこと」になると思います。
医学論文でいう Early Mobilization は早期離床が最も適当な訳になるのではないでしょうか。
例えば、Early Mobilization after stroke は脳卒中後の早期離床
Joint mobilization of osteoarthritis であれば変形性関節症の関節運動 になると思います。
前後の繋がりによって変わる気がします。

ただ、私も離床に関する英文を読みますが、
Mobilization=離床と捉えて特に違和感はありません。

他の方の意見も聞いてみたいですね。
筋トレPTさんの院内では何か異論があるのでしょうか?

No.65 2016/06/10(Fri) 11:41:34

車椅子乗車時のDVTの予防について

ちぇろ

急性期病院の整形外科病棟で看護師をしています。

大腿骨の術後など車椅子に移乗し離床しますが、その際のDVTの予防方法について相談します。
車椅子の乗車中は下腿静脈が鬱血しやすくDVTのリスクが高いです。その際に予防として何をどの程度やるといいのでしょうか。
術後の患者さんは創部痛から足踏みも十分にできません。「何分おきに」「どのような運動を」「どれくらいやる」といった基準を作りたいのですが、術後早期でもできるDVT予防に効果的な運動法を教えていただければと思います。

No.59 2016/05/22(Sun) 13:10:52


> Re: 車椅子乗車時のDVTの予防について / ジュリッチ

ちぇろ様

術後合併症予防のために離床は促したいけど、DVTの予防を考えると、車いすに座らせたままというのはなるべく避けたいですよね。

創部の痛みも術式や部位によると思いますが、DVT予防ということであれば、足関節の運動が効果的で、一般的に指導される底背屈運動よりも、複合運動(いわゆる足首をグルグル回す)の方が、静脈の還流を有意に促すという報告があります。

あとは、同じ車いす乗車でも、
ティルト(リクライニングとは違い、車いす全体が傾斜する)し、下肢を挙上することで下肢血流が改善するという報告もありますのでヒントになるかと思います。
http://www.kawasaki-m.ac.jp/soc/mw/journal/jp/2009-j19-1/14_fujita.pdf

No.60 2016/06/10(Fri) 11:14:38

離床チームでのカンファレンスについて

sonotamo

理学療法士です。
HCUで離床チームを結成するため活動しております。
質問内容はHCUでのカンファレンスでどのような項目を取り扱うべきでしょうか?

様々な科の患者様がいらっしゃるため、離床基準が使える人もいればそうでない人もいます。そのためカンファレンス等しながら、密接な連携を取っていきたいと思っています。
様々な疾患が集まるHCUで早期離床を促すためのカンファレンスを開く際に、どういった項目を挙げていくべきか?是非教えていただければと思います。宜しくお願い致します。

No.56 2016/04/20(Wed) 22:23:39


> Re: 離床チームでのカンファレンスについて / T.T

 HCUや離床チームの詳細が分かりませんが、自施設でのカンファレンスについて書かせていただきます。
患者さんのgoal設定がなされている上で、その日の目標(達成)に対する阻害因子の有無、阻害因子を解決できるのかをディスカッションしています。後は適宜、医師への治療方針の確認を行っています。
 また、時間の有効利用のため、カンファレンスの場で検査・処置等とリハビリ時間の調整を行っています(主に看護師と理学療法士ですが、多職種で患者さんに介入できるように)。
 様々な患者さんがいらっしゃるので、各職種が病態・治療方針・治療の進捗状況、各種データ等を把握した上で、上記内容のカンファレンスを行うようにしています。

No.57 2016/05/11(Wed) 20:36:05


> Re: 離床チームでのカンファレンスについて / sonotamo

ご回答いただきありがとうございます!
大変参考になります!
今後の活動に生かしていきたいと思います!

No.58 2016/05/12(Thu) 01:19:43

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