| 昨日、1部、2部 続けてみてまいりました。
一回目と二回目はちょっと違う見方をしてみました。
一回目は双眼鏡をほとんど放さず、キャルの表情を追ってみた。 二回目は時々双眼鏡をのぞいたものの、ほとんど全体を見てみた。 (オペラグラスといえるもんじゃないんです。高性能のやつは持ってなかったので、家にあった双眼鏡を持参。でかい!)
1,2回とも2階の一番後ろと後ろから2番目(悲)というお席だったので、条件的には一緒。
でも感じ方が違いました、全然! 一回目・・・おいおい泣いてしまいました。そりゃー鼻水が出るくらい。キャルばっかり見てたので、キャルに感情移入してしまったようで・・・。 それに潤君の表情がよく見えたのでぐっと来るものがあったようです。
二回目・・・なんせ後ろのほう、表情は見えません。舞台全体は見渡せます。 すばらしいです。照明きれいです。照明だけで同じカーテンが色が変わり、怪しい部屋になったり、キャルの家になったり。ほかにもたくさん、照明マジックのような箇所が。また、列車の音だけで、時間、場所の変化が表してあったり・・・。 でもこの回はなかなかった。 最後のテーブルクロスにすがってなくキャル、一回目に見たときは号泣していたのに、今回は割りとさらりと・・・・。なぜかを考えてみると、あの場面はアブラがキャルの気持ちを代弁してるのに、本当はここでぐっと来なきゃいけないのにあのアブラではいまいち、入り込めなかったわけですね。なんかすごく早口だったし。一回目はキャルの表情で号泣した・・・。表情が見えない二回目は入り込めなかったんですね〜。(ここが潤君の今からの課題?)
でも潤君のキャルはかわいかった。かわいいキャルになってたと思う。ほんとに「憎めない子に育ったもんだ・・」です。(このせりふ、何故かとっても好き)
「理由なき反抗」と比べるものではないのだけど、ニノと潤君、ひとつ違いを感じました。反対の意見の方もあるかと思いますが、これは私の一意見ということで・・・。
潤君は役に入り込むタイプ、演じてないときもキャルを引きずるような。 対して、ニノは、演じている。その役を演じている自分を冷静なもう一人の自分が見ているような。
そんな気がしました。
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No.818 - 2005/05/29(Sun) 18:41:05
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