| 私が、松本潤に落ちたのは、ごくせんの再放送の7話の警察の取り調べ室での演技。 それまで、まったく彼の存在を知らなかった。 ごくせんの初回から見ていたけど、それまで意識にのぼったことがなかった。 ミーハーの私だから、今までいろんな俳優さんをいいわあ・・・と思ったことがあるけど、 明らかに、あの瞬間の、あの演技に落ちた・・・というのは、初めてのこと。 それだけ、人の心をとらえる強烈な演技をする人なんだと思う。
そして、初めてエデンの東を見た時、 アロンを連れて母親のところヘ行き、母親からも拒否されるときの演技で、 私は、舞台俳優・松本潤に落ちた。
ドラマや映画の松本潤と、舞台の松本潤は、まったく違うと思った。 映像は、たくさん撮影されたものから、一部を切り取られ、編集され、 そして、視聴者は、同じ映像を何回でも繰り返し見ることができる。
でも、舞台は、一瞬の残像がすべて。 見る人の席によって、角度や光のあたり具合も違うだろうし、 見る側のその時の意識次第で、見えるものも聞こえるものも選別されているような気がする。
だから、私が舞台俳優・松本潤に落ちたときのあの演技・あの表情・あの声は、 彼と私との、一瞬の火花散った呼吸のぶつかりあいで、永久に二度と存在しない。 だからこそ、燦然と記憶の中で輝く。
あああ・・・、舞台の松本潤は、凄まじいエネルギーで、私達を彼の世界に引きずり込んで、魅了する。。。
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No.804 - 2005/05/13(Fri) 18:39:39
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