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妄想〜! / ミツコ
2月8日(火) 17時27分
さっこさん、
私も、「詩史さん」「喜美子さん」という、ちょっとギコチナイ呼び方好きでした。
なんかこう、育ちの良い、頭のいい男の子達が、
単なるスケコマシ(特に耕二)ではなく、キリッとした感じで、ヨイですわ〜。

よって、どっちが上だかわからない例のシーンでの、私の妄想は、
ささやく「きみこサン」です。(ギャ〜)

ねねさん
ホント見るたびに、視点が違ってきて、不思議な映画ですよね。
切ないゲーム・・・
まさにそうですね。
私、耕二と喜美子は、あのまま終れなくて、吉田母娘も巻きこんでの、波乱万丈の第2弾、第3弾があると妄想しているんですよ。
さらにエロ度が、増して・・・、さらに切なくなるゲーム。。。(うっふ〜ん)

No.722 - 2005/03/10(Thu) 23:26:26
ピクトは♯32? / ひらひら
2月8日(火) 17時22分
12月に購入して知人に貸して手元にないので
はっきり解らないのですがたぶん♯32だと思います。
毎月発売ではないのでまだ本屋さんにあるかもしれません。

私は多分原作の影響が強いからだと思うんですが
喜美子が夫を捨てるとは思えないんですよね。
いいとこ取りといわれればそれまでだけれど
全てを共有できる(したい)とは思ってないと思うんです。
ただ相手には自分を一番でいてほしいとは思っているだろうけど。

「さん」付けやめたら破綻する関係だと思うのは私だけ?
一見耕二に主体があるようだけれど、喜美子にいいようにされているのに
本人が気付いてないのは「がんばれ若人!」って応援してしまいます。
「喜美子さんはひとりぼっち」は耕二がいてもひとりぼっちだと
耕二に気付いてほしい。

No.721 - 2005/03/10(Thu) 23:25:28
ぎゃーーーっ!!さっこさん、ごかんべん〜〜 / みみぃ
2月8日(火) 15時44分
さっこさん!えらいこと書いてくれましたね〜!
今私の中では例のシーンの妄想でいっぱいになってしまい、ねねさんの書き込みを読もうとしてもぜんぜん行がすすめないじゃあーりませんか!
しかも、だんだん「キミコ・・・」が自分の名前にすりかわってきた〜〜!

No.720 - 2005/03/10(Thu) 23:24:31
2回観て・・ / ねね
2月8日(火) 11時40分
昨日2回目を観てまいりまして、久しぶりですが書き込みさせていただきます。
31歳一児をもつ専業主婦の、正直な感想を書きたいと思います。

1回目は、喜美子に感情移入して観てました。
登場人物の中では、一番自分の境遇に近かったからだと思います。
喜美子のもとにも、当たり前で平凡な幸せがある。
でも、耕二と出会って恋することによって、蓋をしていた感情がどんどん溢れ出てくる。
その想いに溺れそうになればなる程、自分の側が不利になっていくのがわかって怖い。
喜美子が言っていたように、耕二には無限の選択肢があるから。
でも喜美子には、現時点では夫か耕二かそれともこのまま切ないゲームを続けるかの選択肢しかない。
切ないゲームは苦しくて、ほんとは耕二という選択肢を選びたくなってきたけど、耕二に別れを告げられる前に自分から別れを告げる。
その方が傷付かなくて済むから。
そんな風に解釈しました。

寺島さん、演技派といわれるだけあってお上手でした。
ただ、他の3人が雰囲気ある中で、ちょっとリアルすぎて4人の中では異色かなと感じました。
耕二&喜美子ペアは、感情のぶつけ合いに喜美子のこのリアルさがプラスされて、人間味を帯びていたように思います。
(寺島さんには親近感をもてるけど、他の3人は綺麗すぎて親近感をもてないってことかも〜・・)

潤くんの演技はなかなかでした。
所々、モモと重なった可愛い部分が垣間見えました。
耕二って悪っぽいんだけど、やっぱり21歳で可愛い所もあるといったような感じかな。
岡田くんといても、先輩後輩ということを忘れさせて、完全に同級生と思わせていたのはさすがでした。

1回目は喜美子に共感しつつ、潤くんの演技ばかり観ていたのですが、2回目はまた異なった視点で観られたのがおもしろかったです。
2回目は、岡田くんも繊細であまり感情をあらわにしない透の役頑張ってるじゃない、と思いました。
透の微細な感情を表現するのは難しかったことでしょう。

詩史は、その存在があまりにも自分とかけ離れ過ぎていて、1回目はまったく
共感できませんでした。
でも不思議と2回目は詩史にも共感できました。
ひょっとすると、1回目はストレスフルなときで、2回目はちょっと幸せな自分だったのかも。
詩史は確かにずるくて幼かったかも知れないけど、夫と別れて透のもとへと旅立つときは素敵でした。
例えこの先にどんな未来が待っているかわからなくても、今この時に後悔しない選択をしたと。
旅立つ前に、からっぽのショップの中で、不安そうに鏡を見つめるシーンが印象的でした。
まるで鏡に写った自分の中に、未来の年齢を重ねた自分を見つけ出して、大丈夫よと確認しているようでした。

黒木さんの背中を見て(やっぱり背中!)、綺麗だけど芸能人でお金をかけて努力をしててもこれか〜と思ったら、一般人の自分はムダな努力はしなくてもいいかなんて思えてきました。
どうせ行き着く先は、吉田の母ちゃんの背中よね〜。(吉田の母ちゃんならまだマシか。)

正直、一度観たときはもう一度観たいと思いませんでした。
潤くんの演技は良かったけど、映画自体は私にとってはまぁまぁかなと。
でも不思議と日が経つに連れて、もう一度観たくなってきたのです。
原作は空虚に感じられたけど、映画は脚色してあって、多少起伏のある内容にはなっていたと思います。
原作よりかはおもしろかった。
脇を固める余さんと岸谷さん、良かったです。
そして二度観て、自分の女としての生き方を再考させられてます。

まとまらず長くなってしまいましたが、読んでくださった方、ありがとうございました。

No.719 - 2005/03/10(Thu) 23:23:39
「いいとも」の黒木さんのお言葉 / さっこ
2月8日(火) 0時55分
みなさん色々とキビシイ意見もあって、なるほど〜!って思いました。
で、私には透も耕二も全くOKで、パーティ会場にずぶ濡れで行ったシーンには
「今までの抑えていた気持ちを吐き出せて良かった〜!」と透君に拍手喝采!
詩史の「壊れたおもちゃ・・・」には???だったんです。

今日の「いいとも」で黒木さんが「相手が年下だと可愛くてケンカにならないらしい・・・」っておっしゃってたのを聞いて妙に納得していました。
耕二や透が「喜美子サン」「詩史サン」ってサン付けで呼んでいるのがとっても好きでした。
ゆりちゃんや吉田さんには「ゆり」「吉田」って呼んでるのに。
そんな風にいつもどこか遠慮している空気が耕二も透もピッタリだったから、私は何でもOKだったのかな?
1度くらいは耕二が「喜美子」って囁いてる声を聞いてみたかったなぁ〜。
まあそれは、どっちが上だかわからない例のシーンで妄想しときます(笑)

なんか脱線してるかも・・・ごめんなさ〜い!!

No.718 - 2005/03/10(Thu) 23:22:34
みみぃさんとひらひらさんヘ / ミツコ
2月8日(火) 0時9分
みみぃさん
言われてみれば、確かに透は、子供ですね。
う〜ん。だから、思索にふけまくりの、哲学者風な岡田・透が、
びしょぬれでパーティ会場に来たりとかの、子供じみた行動とのミスマッチが、「オイ、いいのかい、岡田クン?」と言いたくなっちゃうんだよね。
冒頭の窓辺に座って、半裸で詩史に話しかけるところなんか、
何度見てても、失笑しちゃう。(ゴメンネ、岡田クン)

私、耕二と一緒の時の透が、すごく好き。
ヤンチャな耕二を、さりげなく、そっと支えている感じで、ほっとする。
こういう自然な感じで、詩史への恋慕を表現することは、できなかったのかな?

ひらひらさん
全然反発もしないし、辛口でもないですよ。
まさしく、interesting!です。
一つの映画を、ひらひらさんは、外から客観的に、私は、中にドップリ浸かって見ている感じですね。

私が先週行った、渋谷の映画館では(若い女性が多かった)、
後半の、かっこわるい耕二に、ビックリするくらい、大爆笑がアッチコッチから何度も起こって、うれしかったですよ。
私もかっこわるい松潤・耕二大好きだし、コメディ・センスもあるんだなと思って、うれしかった。
それに、かっこわるいところがあるから、人間くさくて素敵。

吉田のお母さんは、恋とは言えないかもしれないけれど、「落ちた」んだと思う。
例えば、私がごくせんの7話で、松潤・慎に落ちたり、
モモの「ヤベ、止めらんないかも」で落ちた人が、たくさんいるように。。。

『ピクトアップ』の藤島ジュリーさんのインタビュー、是非読んでみたいです。
何月号ですか?

>どんなにタレントのイメージアップになったとしても利益をもたらさない仕事はさせない趣旨の話とか・・・

なるほどの見識ですね。
結局、芸能界もお金で動いているわけで、お金を生み出すところに、人も才能もお金も集まってくるわけですからね。

見当違いな例かもしれませんが、今日見たキネマ旬報の去年の日本映画の興行成績の一覧が載っていたんです。
あれほど、絶賛と賞をたくさんとっている『血と骨』は、5億円くらいなんですよ。
東京タワーは、すでに10億円くらいは行っているようで、目標の15億にも、この調子だと届きそうですね。
ジャニーズの基本方針としては、作り手のマスターベーションのような仕事より、観客がお金を払っても見たいものを提供する・・・ということなのでしょうか。

それから、東京タワーの宣伝に、黒木・岡田ペアのみを使って、
出資している、Jストームが何故黙っているのかしら?と思ったのですが、
松本潤の売り出しよりも、その方が宣伝効果が高いと判断したのかしらね。

No.717 - 2005/03/10(Thu) 23:21:35
閉ざされていた、喜美子の心。 / ミツコ
2月7日(月) 22時7分
葵さん
>耕二の前であれだけ、わがままな貴美子が、だんなの、言うとおりに行動するのが不思議・・情かな・

これ、宿題だったんだけど、私の結論、出た〜です。
あのね、喜美子は、ダンナに対して、閉じていたんですよ。心をシャットアウトしていたの。
よくあるでしょ。
この人に何を言っても無駄。何か言ったら、傷つけられるだけだから、黙って言うこと聞いているってこと。

そんなとき、耕二に出会った。
fufuさんも書いているように、最初、喜美子は眼中外だったと思うの。
でも、耕二に手を握られたり、誘われたりしているうちに、
少しづつ、自分が解放されていったんだと思う。
「ゴミじゃなくて、ネコじゃん」という、あまりに当たり前の言葉が、
凍りついていた喜美子の心には、ずっと待ち望んでいた、人間の温かい血の通った言葉だったのかもしれない。
そして、その耕二の温かさに身も心も溶けるように解放されていった。
今まで閉ざしていた分だけ、解放された時の喜びは、半端じゃなかったろうから、
それが耕二には、バージョンアップしていくように思えたんだろうね。。。

松潤・耕二は、酔っ払って早朝家まで押しかけていってキスしたりする、人妻殺しの残酷さと、
不憫なほど可愛らしい下着を脱いでいく喜美子を、
下から見上げる時の、欲情といとおしさを含んだ、何とも言えない表情などで、
喜美子をとろかしていく過程がよくわかって、素晴らしい演技だったと思う。

長くなるので、一旦、送信。
あとで、みみぃさんと、ひらひらさんにも書きます。

No.716 - 2005/03/10(Thu) 23:20:40
私も?少数派 / ひらひら
2月7日(月) 18時6分
反発を承知で書かせていただくと
考えていたよりみんなコドモでした。

みんな「自分のため」ばかり。確かに思いが押さえ込めずに
はじけでてしまうことってあると思うんですが
抑えがなさすぎ。大人のおとぎ話だと勝手に思っていた私が勘違いだったと
思うんです。

そういえば、『ピクトアップ』にジュリーさんのインタビューが載ってて
提灯記事にしても結構興味深かったのですが(どんなにタレントのイメージアップになったとしても利益をもたらさない仕事はさせない趣旨の話とか)
トラジ・ハイジの映画(すみませんタイトル忘れた)も『東京タワー』も
彼女は「青春映画」だといっていたんですよ。青春映画だったらしょうがないと思いませんか?みみぃさん。

ほんとに少数意見だとおもうのですが
この映画の耕二がかっこ悪くて笑っちゃったんです、私。
ビリヤードの玉が顔面直撃だったり、新車ボコボコにされたり
むちゃくちゃかっこ悪くて大受け。(実際にクスって笑ったんですが
誰一人笑う人なし。笑うところじゃないんですよね、きっと)
信じてもらえないかもしれませんがこれ松本さんをけなしてる
わけじゃなくてかっこ悪くていいなって思ってるんですけど。

あと、ミツコさん
吉田の母は恋に落ちてるとは私には思えないんですよ。
うまくいえないんですが。(関係ないですが平山あやちゃんは
ちょっと見直しました)
あんまり深い意味はなかったのですが『冷静・・』『ポンヌフ・・』は
きれいな映像と、こわれる女などでてくるから。ほかにも
「ここってあの映画のあれみたい」満載ですよね。
作り手に「こういうの好きでしょ」って押し付けられてる気がして
ちょっと窮屈なんですよね。

すごく辛口かも。

年の差カップルといえば私の中ではシュリンクの『朗読者』
これをもっと大人になった松本さんにやってほしいな。

No.715 - 2005/03/10(Thu) 23:19:33
かなり少数派? / みみぃ
2月6日(日) 23時46分
私は透ってすごいコドモ!って思いました。
びしょぬれでパーティー会場に来たのには腹が立ちさえしました。
そこで詩史が言った「あなたの来る場所じゃない。こわれたおもちゃはいらないの・・」
私は心の中で拍手喝采。そうだ、そうだ、よく言った!
透=女と思うと納得できるんだけど、透は男なんだもん。とにかくきしょいね〜ん!(岡田くんは大好きです)
「男のくせに」って今は言っちゃいけないのかなと思うけど、私は喜美子が耕ニのバイト先に押しかけてきたのは許せても透のこの行動は許せない。

そしてその後のCENSORED?!を思わすシーンが理解できない。

No.714 - 2005/03/10(Thu) 23:18:32
哲学的な顔&あがなえないフェロモン / ミツコ
2月6日(日) 21時3分
今まで、若い男の子が、年上の女性に恋する映画というのは、古今東西、数え切れないくらいあったと思うけど、
東京タワーは、若いのに精神年齢がものすごく高い男の子二人の話だというのが特徴だと思う。
そういう意味で、岡田クンも潤クンも、はるか年上の女性を包み込むだけの魅力を持っていて、素晴らしいキャスティングだったと思う。
ただ、詩史が子供にしか見えなかったため、相対として、透が若いのに老成しているように見え、
音楽的な顔じゃなくて、哲学的な顔に見えちゃったんだよね。
だから、精神年齢が上に見える透が、おこちゃまの詩史をあんなに恋慕うというのが、イマイチしっくり来ないんだわ。

そういう意味では、耕二・喜美子ペアの方が、バランスがとれていて、納得のいくカップル。
それに、はじめは耕二に引っ掛けられて弱い立場にあった喜美子が(3万円の使い方が、この微妙な力関係を的確に表していてウマイ!)、
次第にバージョンアップしていって、耕二を振りまわすようになるという、
力関係のダイナミックな変化があるので、
バランスうんぬんが、固定した力関係の詩史・透ほど気にならない。

耕二と吉田のお母さんは、一瞬の映像だったからこそ、印象が強くて、本当に残酷なぐらい美しいカップルだった。
どんなに若くてカッコイイ男の子でも、娘の同級生に落ちるというのは、まずあり得ない。
でも、それがあり得るためには、とんでもないほどのフェロモンが、発散されなくちゃいけないと思うんだよね。
容姿ウンヌン以前に、そういうフェロモンを持っている俳優でなきゃ、耕二役はやれないんだよね。
清楚な吉田のお母さんと、線が細く可愛いとも見えるような松潤・耕二の組み合わせだからこそ、
はかなげで、そそられる。
ムキムキ・男くささプンプンだけが、男のセクシーじゃないんだよね。
CENSORED未遂するほど罪悪感を感じ、なのに、ずっと耕二を思いつづける、そんな悲しい女と、
ちゃらちゃら耕二の組み合わせは、まさしくドラマ。。。
その後の修羅場を、セリフだけで説明して、あえて映像にしなかったのが、
妄想が膨らんで、いいわあ〜。

ひらひらさんの、
>どんなよい夫でもたとえ子供がいても抗えないものが恋だと思うんですが、

これが、吉田のお母さんなんでしょうね。

No.713 - 2005/03/10(Thu) 23:17:34
みみぃさんへ / 皐月
2月6日(日) 15時15分
確かに!あたしも原作本を読んでいたせいか、そのまんま映画も
同じイメージしてしまい・・・。
だから、潤くんはこんな役か〜みたいな・・・・。
喜美子マズイやろ〜それ映画でマジやったら・・とか。
でも映画見た途端少し安心していた自分がいたりして・・・。
原作本を読んだのは、潤くんも読んだからという
なんとも単純な理由です・・・><

No.712 - 2005/03/10(Thu) 23:16:35
ラストシーンは、詩史の自立の第一歩? / ミツコ
2月6日(日) 2時9分
いろんな視点、感じ方があって、ホント面白いです。
違いがあればあるほど、ワクワクしてしまいます。

この映画の面白さって、主人公二人のメインストーリーを支えるために脇役が存在するという感じじゃなくて、
登場人物それぞれが、それぞれの人生を生きていて、
それが、東京タワーという一つの映画の中で、交錯しているって感じにあると思うの。
それが、散漫な印象を与えるとも言えるかもしれないけれど、
私には、登場人物それぞれの表のストーリー・裏のストーリーと楽しめて、
一粒で、何度もオイシイ映画だわ〜。

友達が、クレーマークレーマーを、
独身の時、結婚したけど子供がいないとき、子供ができてからと3回見たけど、
そのたびに、母親に対する感じ方がまったく違っていた・・・と言っていたの。

東京タワーは、その人の状況によって、千差万別な感じ方があるし、同じ私が見ても、そのつど、別の感想を持つんだよね。
この映画を見て、評論家の批評なんて、さしたる意味がないように思えてきた。
だって、それは評論家一個人の感じ方に過ぎないのであって、
たくさん映画を見ているからと言って、たくさんの感性があるとは限らないものね。

ところで、↓で私は、詩史は残酷な女の子・・・と書きましたが、
見方を変えれば、
何もかも捨ててパリに透を追っていったのは、
夫の庇護の元から飛び立って、仮面を脱ぎ捨てて、貧しい透とゼロから出発して、オモチャではなく、本当の意味の男女関係を築こうとしたのかもしれませんね。
隣の駅まで行ってしまったのは、大人への一歩なのかもしれません。
ミツコの悪友は、透と子供ができるかもしれない・・・って言っていたし。

ひらひらさん、どういう意味で、
『冷静と情熱の間』『ポンヌフの恋人』を思い出されたのですか?

No.711 - 2005/03/10(Thu) 23:15:39
(untitled) / みみぃ
2月5日(土) 15時28分
フラメンコを覚えた喜美子の人生・・すごい納得しちゃいました。さすが葵さん!

喜美子がだんなの前でいい妻するのは情けというよりも・・・と思うけどその先の答えが出てこない。何だろ。

No.710 - 2005/03/10(Thu) 23:14:13
わかりますわかります / みみぃ
2月5日(土) 15時15分
私が今回失敗したなと思ったのは、原作を先に読んで登場人物のイメージを自分で作っていってしまったことです。原作を先に読むとどうしてもそうなんですが、この作品は特にイメージがじゃまして素直に見られなかったです。

ですので2回目見たときは深く考えず、素直にみようと心がけました。→結果、愛の静寂へ・・・この浮遊感を楽しんでます。・・意味不明だな。。。

No.709 - 2005/03/10(Thu) 23:12:09
それなりに楽しく・・・ / ひらひら
2月5日(土) 14時39分
・・・はみたのですが、「東京タワー」
誰にも感情移入できませんでした。強いていうなら透くんか。

きれいな映像の映画としか書けません、残念ながら。
最初に謝っておきます。
みおわって腑に落ちなかったんです、いろんなことが。ありすぎて書けない。
パンフの岡田君のインタビューみて「透は女の子」っていうのを
読んでちょっと納得したと言うか。
私は江國読者だけれどファンではないのですが、ファンだったら
怒っているかも。あの結末だと詩史が全然別人って思うのは私だけ?
江國ワールドにいる江國キャラじゃない人たちのお話でちょっとびっくり。
昔、模試の採点で正答「Aである」に対して「Aでない」って答えにも
配点してくださいと言われたときのような違和感っていうのでしょうか。
(Aって書いてあるからその分点あげてくださいってことだったんですが)

多分すごく期待していったので混乱してるのだと思います。

原作にあった若い恋人とは、生活の共有は不可能だという
大人の女のせつなさが感じられなかったのが残念です、一番。
存在の共有が大切なのに生活の共有を若い恋人は求めてくる、
その苦悩があんまり感じられず全部捨てちゃって潔いんだけれど詩史さん。
まあ夫が憎まれ役でなければ離婚も無かったわけだし映画的にはOKなのは
わかるんだけど。貴美子の夫も原作はあんなにひどくないと思うんです。
不倫してもしょうがないよねってみる人に思わせるためのキャラなのか。
どんなよい夫でもたとえ子供がいても抗えないものが恋だと思うんですが、
実際に行動に移さないとしても。

『冷静と情熱の間』『ポンヌフの恋人』を思い出しました。

No.708 - 2005/03/10(Thu) 23:11:23
2度目・・ / 葵
2月5日(土) 4時21分
今日いってきました。
時間が経って見ると、はじめとは違った感想が出てきた・・
最初は潤くんが出るっていうだけで、興奮してたから・・
あと・・スクリーンの大きさもあるかもしれない・・
はじめは、かなり大きなスクリーンで観客も満員の中だったから・・
今日は、割と小さめで観客も3分の1くらいでみたから、冷静に見れたかな・・

貴美子の不満は35歳の専業主婦がキーワードかも・・
普通の主婦をこのままやるか?○○さんの奥さんじゃない、自分を確立するか、悩む歳なのかも知れない・・
何かが変わるかもって、耕二の誘いにのっちゃったんじゃないのかな?
ダンナとの生活も、自分があるようでないのが、不満なだけだから、離婚しないんだろうね・・世間がいろんな条件あげたら、離婚の条件にならない、不満なんだろうな・・・
けど、耕二の前であれだけ、わがままな貴美子が、だんなの、言うとおりに行動するのが不思議・・情かな・・(姑のまえでにいい嫁ぶるのはわかるけど・・
けど、フラメンコで自分を表現する事を覚えた貴美子は、きっとダンナにも、自分を主張し始めるだろうな・・
その時に、ダンナがただの腑抜けかどうかで、貴美子の人生が変わると思う・・耕二との恋はその時でも想い出になっているんじゃないかな・・

詩史は・・センスと才能がありそうだから、しっかり生活していきそう。
それに、耕二の恋の仕方は人を傷つけるけど(傷ついても悪い思い出にならなくて忘れられないのが難点だけど・・)
詩史と透は、ほんとに傷ついてる人がいないのが、いいかな・・
なにかあったら、浅野さんも、透ママも結局は、浅野さんは詩史のために、透ママは透のために何かの形で助けると思うから・・

この2つのカップルに、静と動っていうより、恋と愛の違いを感じた・

娘に聞いてみました・・18才の自分の弟にお母さんより1つ年上の彼女はありか??・・・黒木瞳ならありなんちゃうん・・ということらしい・・(綺麗ならいいんかい??)・・
お母さんは透ママとおなじやろって・・
母・・当たり前ジャン・・なんで息子の一番おいしいきれいな時を
40過ぎのおばさんに、もっていかれなあかんねん〜〜(>_<)
息子には・・オレは大丈夫だぞ・・っといわれた(^_^;)

今回、潤くんの素敵だなって思った表情は、車をぶつけられたあとに、
貴美子の言う事をずっと聞き入っている最後の方の顔・・
最初はインパクトのあるシーンに目がいくけど、2度目は細かい所に目がいった・・
指の細かい動きとかにすごくセクシーさ感じた・・
とは違った感想が出てきた・・

ミツコの悪友さま・・前のBBSの時はほんとにごめんなさいm(__)m
それにしても、ネ〜さん、オモロすぎでっせ〜〜(≧∇≦)ノ彡 バンバン

No.707 - 2005/03/10(Thu) 23:10:23
そっか〜!!! / ミツコ
2月5日(土) 0時39分
ア○ツは、お互いさま。アンタに言われとうないわい!
と、毒づいてみたものの、
我が悪友の「耕二はあの朝、賭けに出た」という指摘に、思わずうなってしまいました。
アンタ、無駄にそのボディと口を使って、男をブイブイ言わせてこなかったんやねえ。。。
改めて、その実力に兜を脱いだわ〜。

潤クンが、何かの雑誌で、「あの朝、どうして喜美子の家に行ったか、考えてみて。二つくらい答えがあると思う」(違ったら、誰か訂正してください。なにせ、立ち読みなもので・・・)
と言っていたんだけど、
私の頭には、「振られるんじゃなくて、いつか自分から振るために、今は別れるわけにはいかない」という、あまりに平凡な答えしか思い浮かばなくて、こんな単純な答えを期待されているわけないと思ってたのよ。

サンキュ、我が悪友よ♪

No.706 - 2005/03/10(Thu) 23:09:12
自分なりの楽しみ方・・・ / みみぃ
2月4日(金) 23時32分
ミツコさんの悪友さん、ど〜も〜。関西出身ですか?
いつも楽しませていただいてます(笑)

ネタバレがリニューアルして感想書きたいなと思っていたのですが、この映画で自分の感じたことを文章にするのが難しく、なんと表現すればしっくりくるのか考えてしまってなかなか思いをつづれませんでした。自分の感想を整理するためにも書き込みさせていただきます。ま、いつものようにお気楽にいってみます。以前のねたばれに書き込んだことと重複しますがどうぞよろしく。

いろいろと議論が盛り上がっていますが、私の映画見たあとの感想は、ずばり、「素敵〜〜〜。。。」でした。

もうね、かなりつっこみたいところは満載なんですが、あ・え・て!かき消し、「FOREVER MINE」の世界にどーっぷり浸ってたい気分で映画館を後にしました。もうね、夢見る夢子さんですわ。
映画って日常生活から離れてそういう気分にさせてくれるものでもありますよね。そういう意味でこの映画は私を別世界に連れて行ってくれた印象に残る作品でした。

特に感動したシーンがあったわけでもなかったのですが、やっぱり映像の綺麗さなんでしょうね。音楽もバッチリ盛り上げてくれてますし。
今まで、凝った映像の作品よりも人間味あふれた作品の方が好きでしたのでこの作品で自分がそんなオトメチックな気持ちになったのにびっくり。

黒木さんがとにかく綺麗で詩史が黒木さんでよかった。黒木さんは上品でいやらしくない。
だから非現実的に見えるけど、嫌味がない。だからこそおとぎ話の世界に引き込まれる。
詩史の人生はお嬢さんだったかもしれないけど、私はそれを純粋ととらえたい。
やはり40代であることを隠せない黒木さんですが、その40代をもってあれほど綺麗な人はなかなかいません。やっぱりビジュアルの綺麗さって大事です。その黒木さんの綺麗な表情の微妙な変化、特に透と出合って恋に落ちるところや別荘で感情を押さえきれなくなったシーンが印象的です。

詩史の人間性を肯定するわけではありませんが、いくら周囲の人に恵まれ、支えられていても、恋する気持ちはまた別で、押さえ切れない感情ってあると思います。
どちらを選ぶのが常識的なのか、きっと詩史もわかってたはず。(←ここらへんはキミペに通ずるな、なんて思ったり)
その詩史が自分で「隣の駅」まで行ったのだから、透とは運命的な出会いとしかいえないなと思いました。
透についても書きたいですが、それはまたのちほど

とりあえずちょっと書いてみたらスッキリしたので、今後はどんどんつっこんでいきたいと思います。どうぞよろしく。

No.705 - 2005/03/10(Thu) 23:08:11
難儀なやっちゃ。 / ミツコの悪友
2月4日(金) 22時44分
ミツコ・・・アルツ始まった? アタシのコメント忘れたなんて。
へてから、もう一度述べよ。なんて、ふんとに、タダより高い物無いわ。

あのシーン、観賞後はコージが賭に出たのかな?って思ったんさ。
そう、喜美子が大声出して人が来てしまったらByebye。黙って自分を受け
入れたら続行。ってさ。頭の中で理性は働いているけど今は、止められないで、どっちに転んでもイイ・・・ってな気持で無謀なことしたんちゃう?
自信たっぷりの人妻殺しのコージ。喜美子は又、自分に修まるって確信して
の行動だと思う。って言ったのさ。思い出したか? 

あんなん、映画でコナイに語らさせられたの始めてやわ。

No.704 - 2005/03/10(Thu) 23:07:04
吉田の存在が超リアル〜 / ジーナ
2月4日(金) 18時10分
カナリ遅れましたが「シネマスクエアー」今頃購入です。取り寄せ頼んでたのですが2月になったしまいまして!!
それで今日バイト先でじっくり読ませていただきましたが、吉田と耕二の関係が本当の2人の関係のように凄くリアルで怖くて面白かったです。平山あやちゃんも言ってたのですが…。
高校の同級生で偶然でも1度は一緒に登校してる!なんて…。
それでいて母親を取られちゃあ、吉田も怒るわ!みたいに…。
原作ではあまり感じなかったリアルな怖さがありましたね。
平山ちゃん最高!!

No.703 - 2005/03/10(Thu) 23:06:10
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