|  | ●「18歳 親友同士で初めてのレズ」(LADY×LADY社 花音 つばさ 水澤りの RIKACHANG監督) 本当にこれは素晴らしい作品ですね。 この作品の出来の良さには予想以上に驚きました。
なかなかに・・・というか、ドキュメンタリー作品って撮影するのが難しいと思うのでございます。 そこに、ちょっとでも、”わざとらしい演出”や、”作者側の意図”の匂いがするだけでも、全体が台無しになるくらい「嘘っぽくなる」のでございます。 かといって、何もしないでほったらかしの、素人お二人のガチンコドキュメンタリーでは、出演者が最後まで実力を発揮できないままに終わる場合が多いです。 この二つの問題の壁を上手くすり抜けた奇跡の作品に思いました。 RIKACHANG監督は凄いです。 素人お二人の会話の一つ一つに、もしも「製作者側の演出」が加わっていたならば、花音ちゃんも、つばさちゃんも、失礼ながら演技が出来る女優さんには見えないので、会話が急によそよそしくなったり、ガチガチの棒読み台詞になって、嘘っぽくなっていたはずです。 素人娘お二人による、演技や演出の無い、本当の会話だからこそ、あんなに饒舌で感情のこもった一つ一つの会話と表情だったと思います。 素人お二人の魅力をすばらしく引き出していました。 私のようなオッサンにとりましては、お二人の会話や一挙手一投足に、「孫の様子を電信柱の影から見守るおじいちゃんになった気分」で、画面を見ながら、身悶えし、のめり込んでしまいました。
そんなラブラブのシーンが際立つ作品ではありますが、それと両立して抜きどころが充実してるという点も、素晴らしい所でございます。 レズの先生役に水澤りのお姉さんを配し、 それぞれのレズレッスンのチャプター→レズバトル的な先生と生徒がタチネコ逆転するお返しレズチャプター→そして2人のレズ絡みがヒートアップする という、対決物やレズバトル物の王道の構成を、このドキュメンタリーラブラブレズの構成に、当てはめたところが、RIKACHANG監督の素晴らしい所に思いますです。 否応なしに視聴者は、最後の二人の対決がどうなってしまうのだろう・・と、手に汗握って見てしまいます。 順を追ってみるほどに引き込まれて、後になればなるほど、期待を高める、レズバトル物の王道の構成でございます。
レズの先生役なのに、素人娘お二人の同時攻めにイカされ倒されて、すごすごと撮影現場を後にする水澤りのちゃんのヘタレっぷりが超カワイかったでした。(●^o^●)
ここ最近見た「素人ドキュメンタリーのレズ作品」としては、一番の作品に思いました。 なかなかこんな作品は、撮影したくても撮れないと思いますです。
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No.16958 - 2011/01/19(Wed) 00:31:44 |