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記事No.122に関するスレッドです

寿司くいねえ! &明日はインエフ / 蜂谷真紀:maki hachiya
《Porta Chiusa》3デイス、終わりました〜。
Paed Conca(cl) Hans Koch(cl) Michael Thieke(cl)

出演者のみなさん、見て下さったみなさん、
企画に協力して下さったみなさん、ありがとうございました。
んー、なんか名残惜しい。。。

最終日の夕べは、加藤崇之さんgtと五人でした。 何度聴いても
彼らの曲の純粋な何か(繊細で深いのに)には関心してしまう私。
そして、加藤さんとのミクロマクロ、全員の即興、
静かなるテンションが、高いところで持続する快感が常にあって、
極めてナチュラルに気持ちよく音楽できた夜でした。 とにかく
五人がじっくり集中してるの感じあえて、なんとも気持ちよかったのです。
加藤さん本当にありがとう。。。彼はほんとにブレない人ですね。
素晴らしい音空間だったと思います。

で、メンバ三人が「マキ、三日間ありがとう!」って
日本人の私に「寿司」おごってくれました(笑)なーんかへんなの。

こちらこそ。また絶対いつかやろうね!!です。
4日もライヴしてたら(エアジンインプロ祭も含めると四回)
音から性格も解ってくるし、情も湧くというもんです。
今度は、私がいつかスイス行きたいものです。
そんときはスイスで寿司おごったげましょうて!寿司くいねえ!

さあ、次のライヴ!
明日のリハまでに新曲書けるんかいな?!私は。
えーーい、寿司くったし、今晩がんばってみます。
今回のConcaさんの30分にも及ぶ幻想的なクラリネット大曲は、なんと
一年半かけて書いたそうで、それを考えると微妙な気持ちになりますが
今夜はめちゃめちゃ気分がいいので、素直に書けそうな気も?します。
では、ブースにこもってきます。。。

ということで、明日はインエフで喜多さんセッション。
黒田京子さんと三人の再会です。お楽しみに!
(マジ書けるかな?。。ドキドキ)
------------------------------------------------------------
★5月19日(水)20:00
【 喜多直毅セッション;《五月》】
喜多直毅(violin)
黒田京子(piano)
蜂谷真紀(vocal. voice)

@大泉学園「in F」 03-3925-6967
http://homepage2.nifty.com/in-f/
♪(宿題トリオ?)第二弾。次の新曲のお題は
「五月」にちなんだもの。即興もきけるでしょうか ♪

No.121 - 2010/05/18(Tue) 03:10:37

Re: 寿司くいねえ! &明日はインエフ / 蜂谷真紀:maki hachiya
「寿司くいねえ!」最終日、三人が日本人の私にに寿司をおごってくれた。
おいしかったよお。ごちそうさま。またやろうね!
シリアスな音を追求した三人が、ライヴ後はこのリラックス。いいね!

No.122 - 2010/05/18(Tue) 03:17:45

Re: 喜多直毅セッション;《五月》 / 蜂谷真紀:maki hachiya
★5月19日(水) @大泉学園「in F」
【 喜多直毅セッション;《五月》】
喜多直毅(violin) 黒田京子(piano) 蜂谷真紀(vocal. voice)

結局、新曲は間に合ったのですけど、ワタシは
インエフに着いてからもまだ譜面書いており、本番の一時間前に完成!
ほんとギリギリでした。「母の母の...」という仮タイトルにしたのですが、
母の母の母の母の。。。遠い先祖には会ったことないわけですが、
確実にDNAは受け継いでいる訳で、彼らは一体どんな人なの?って
私はよく不思議に思うのです。先祖をずっとたどれば海に行き着いて、
貴方も、私も、みな兄弟、道ばたの雑草もみな兄弟なんですけどね。
そして未来にも母の母が存在していく...そんな想いを曲にしました。

喜多さんの「春になると」という曲も素晴らしかったですね。
歌い方に「男性、女性」どんなポジションを取ろうかなと思った曲。
強い情念の歌い、かすれる様にせつない歌い、さらりとした歌い、
いろいろ考えらる曲だったのです。
で、せつない歌いを取ってみたのです。でも男性が書いてる曲って
たとえ女性を書いていても、作者(男性)の姿が目に浮かぶ私です。
そういうとき、オリジナルって素敵だなと思うのです。
例えば、コールポーターの曲なんてどうしたってポーターが見えます。

黒田さんの選んだブレヒトの「バイムレン母さん」も、自分にとって
強烈なインパクトでした。
その、ブレヒトが「子供に向けて書いた歌詞」によると、
バイムレン母さんは「木の義足」をつけていて「いい子にしてれば義足を見せてもらえるよ」と、子らは嬉しそうに語るのです。子らが言うには
その義足には「釘」が打ってあって、そこに鍵が引っ掛けられるようになっているというのです(歩くとチャランチャラン音がしそうね)
そしてバイムレン母さんは「お客」を見つけると、
「アパートの階段の明かりを暗くするのさ」、、、
そんなケロリとした子らの視線を書いた歌詞に、
戦後の子供達のしたたかさを見るようで、また
ヨーロッパの暗いアパートメントの階段の匂いとか、時計の音、
オモチャの音、そして夜中には義足の鍵の音が... 聞こえてくるようでした。
短い歌詞なのに、なんとも怪しい雰囲気に満ちておりましたので
翌日まで、この曲が頭の中に回っていたくらいです。
即興とならび、色んな曲に出会えるのは自分の幸せです。

雨の中、みなさま、ありがとうございました。
三人のライヴ、次回は8/19@インエフです。

No.126 - 2010/05/24(Mon) 01:33:25
歌うこと / Master
このところ、ライヴや生徒のない日は家でずっと歌ってました。
私はバカなので、一曲を6時間歌っていても飽きないというか、気持ちいいというか、
・・・単に始めると止らないだけですが。

先日、ギターの加藤崇之さんのHPが とうとう開設。
彼が若いころ色んなギタリストに好奇心ムラムラとしていく章と、
音楽勉強してる若者に向けた言葉が印象にのこりました。
ふと、自分が音楽始めた時ってどんなだったかな?...と考えました。

私は歌を始めたのが凄く遅かったので
同世代の奏者が既に10年も走ってる様な中、
一緒にやりたい奏者を探し、箱をあたり、曲書いて活動を始めました。
仕事の歌は歌わないと決めたぶん、始めは出れる店も凄く少なかったです。
そしたら・・・パワーが・・・余ってしまった(笑)

熱消費のため、一人旅もしました。 
でも、歌うこ、弾くことが一番面白かったし、少しでも陶酔したかった。
今思えば大いなるカンチガイ陶酔!
バイトの昼休といえば、ご飯を15分ですませ、地下鉄で日比谷図書館に急ぎ、
片っ端から気になるレコード借りまくり(一回に5枚借りれた!)それを夜中にテープ録音し、
翌日の出勤電車でまた聞く...の繰り返し。電車で感動の鳥肌たって恥ずかしかった!
でも、勉強とは思ってなくて、ただ音楽が聞きたかったのです。

いつしかライヴも増えて、なんとかなるさ! みたいなノリも
出てくる訳ですけど、その良さと、良くない部分があるなあ、
と最近よく思います。
そのせいか、一曲を集中して歌いたくなる周期が来るのです。
そんなとき、実はほっとします。

さて、もう少し歌おう・・・。

No.121 - 2005/05/19(Thu) 04:15:52

Re: 寿司くいねえ! &明日はインエフ / 蜂谷真紀:maki hachiya
「寿司くいねえ!」最終日、三人が日本人の私にに寿司をおごってくれた。
おいしかったよお。ごちそうさま。またやろうね!
シリアスな音を追求した三人が、ライヴ後はこのリラックス。いいね!

No.122 - 2010/05/18(Tue) 03:17:45

Re: 喜多直毅セッション;《五月》 / 蜂谷真紀:maki hachiya
★5月19日(水) @大泉学園「in F」
【 喜多直毅セッション;《五月》】
喜多直毅(violin) 黒田京子(piano) 蜂谷真紀(vocal. voice)

結局、新曲は間に合ったのですけど、ワタシは
インエフに着いてからもまだ譜面書いており、本番の一時間前に完成!
ほんとギリギリでした。「母の母の...」という仮タイトルにしたのですが、
母の母の母の母の。。。遠い先祖には会ったことないわけですが、
確実にDNAは受け継いでいる訳で、彼らは一体どんな人なの?って
私はよく不思議に思うのです。先祖をずっとたどれば海に行き着いて、
貴方も、私も、みな兄弟、道ばたの雑草もみな兄弟なんですけどね。
そして未来にも母の母が存在していく...そんな想いを曲にしました。

喜多さんの「春になると」という曲も素晴らしかったですね。
歌い方に「男性、女性」どんなポジションを取ろうかなと思った曲。
強い情念の歌い、かすれる様にせつない歌い、さらりとした歌い、
いろいろ考えらる曲だったのです。
で、せつない歌いを取ってみたのです。でも男性が書いてる曲って
たとえ女性を書いていても、作者(男性)の姿が目に浮かぶ私です。
そういうとき、オリジナルって素敵だなと思うのです。
例えば、コールポーターの曲なんてどうしたってポーターが見えます。

黒田さんの選んだブレヒトの「バイムレン母さん」も、自分にとって
強烈なインパクトでした。
その、ブレヒトが「子供に向けて書いた歌詞」によると、
バイムレン母さんは「木の義足」をつけていて「いい子にしてれば義足を見せてもらえるよ」と、子らは嬉しそうに語るのです。子らが言うには
その義足には「釘」が打ってあって、そこに鍵が引っ掛けられるようになっているというのです(歩くとチャランチャラン音がしそうね)
そしてバイムレン母さんは「お客」を見つけると、
「アパートの階段の明かりを暗くするのさ」、、、
そんなケロリとした子らの視線を書いた歌詞に、
戦後の子供達のしたたかさを見るようで、また
ヨーロッパの暗いアパートメントの階段の匂いとか、時計の音、
オモチャの音、そして夜中には義足の鍵の音が... 聞こえてくるようでした。
短い歌詞なのに、なんとも怪しい雰囲気に満ちておりましたので
翌日まで、この曲が頭の中に回っていたくらいです。
即興とならび、色んな曲に出会えるのは自分の幸せです。

雨の中、みなさま、ありがとうございました。
三人のライヴ、次回は8/19@インエフです。

No.126 - 2010/05/24(Mon) 01:33:25