すべて遅れてやってくる、ワタシの行事。 きのう、七草粥をした(笑)
ハコベ、オギョウ、セリ。 どこから種が来たのか、ベランダに「三草」は自生・・・ 芽が出たばかりのオギョウが大きくなるのを待って、 ・・・とうとう、七草粥だ!
ただし、セリは買った野ゼリの根っこを植えてみたもの。 スズナ、スズシロは八百屋で買ったもの。 ホトケノザ、ナズナは、無かったから「五草粥」だけど、 うーーん。美味しい!! 青臭さがたまらない! 胃が丈夫でないワタシには、ぴったり♪
ワタシはベランダのプランターに雑草が芽吹くと、 しばらく「何だろ?」と、ほっておく。 すると、思わぬ植物が育ったりしてとっても面白い。 ハコベが生えすぎたところで、 オカメインコ、セキセイインコの好物でもあるし、 人間もお粥に入れれば美味しいし、なかなか重宝。
こうして食物連鎖を一回りする雑草ってのは、気分がいい。 食べきれずに残した株には、可憐な花が咲き来年の種となる。 昔の日本人は色んな草や実を食べてたんだろうな。 野原は畑・・・よね。
子供の頃、レンゲやシロツメ草を摘んでよく遊んだ。 一日中田んぼや野原にいても、飽きなかった。 アマガエルをポッケにいっぱい入れて歩き、 よく近所のおばさんを「うわ~~~~!」と驚かせた。 ミツバチを素手で掴み、刺されて大泣きしたこともあった。 用水堀では、ザリガニもとれた。
そんなことが、昔の川崎でできたのだ! ワタシは、幼稚園のころ川崎市に住んでいた。 住んでいた社宅の前に、けっこう広い田んぼが広がっていて、 それが誰の土地かなんて、考えもせず、 春夏秋冬「カンペキ自分の庭」であった。 きっと、農家の人はワタシを見ていたに違いないけど、 ワタシは遊びに夢中だったのか、何も覚えていないのだ。 覚えているのは、いろんな植物、虫、カエル、太陽、 夏の夜のアマガエルの声、ウシガエルの声、コオロギの声、 一緒に遊んだ友達。両親・・・・
たいへん世話になった、あの田んぼ・・・ 七草粥食べてて、ふと思い出したのだ。 今更ですが、農家の方・・・有り難うございます(笑) 田んぼ、踏み固めてたのに、 何にも言わずに見守っていただきまして、感謝です。
その田んぼも、今は無いという・・・
ということで、七草粥・・・終了!
------想像写真館------ ★写真左:摘んだ、オギョウ、ハコベラ、野ゼリ ★写真中:おかゆ&梅干し! 湯気、ほかほか。 ★大好物のハコベ食べ、ウトウトする「ゆりお♀」
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No.368 - 2007/01/22(Mon) 04:22:06
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