6/4の「喜」
倉敷からもどりました。 事務所に着くなり、 会議室から突然「お〜!蜂谷さ〜ん!」と呼び止めて下さった大原さん。 相変わらずピュアでエネルギッシュ・・・嬉しいな。 副館長さん、主任学芸員さんを交え、企画のイメージ等をお話ししました。 まだこれからですが、現実化しそうな感じです! 楽しみだなー!
私は「70周年コンサート」で、3枚の絵画の為に組曲含め6曲を書き下ろしたのですが、 どれも私の「メチャ個人的な絵画解釈→物語」から生まれた曲たちでした。その世界を、 大原さんが昨日の事の様に熱弁されたのは嬉しい驚き!でした。 その後、美術館内の現況を案内して下さいました(確かに、今の現場を見ないと企画が始らない!) 展示に変化があれど、本館、分館、日本民芸館・・・ 相変わらず統一感があるというか、日本伝統と西洋美術がリラックスした関係にあるというか、 とにかく地元に根づいた温かい美術館です。児島虎次郎を介し、 所蔵作品にバックグラウンドを感じるのもここの特徴だと思います。
その後、美術館の色々なスペースを行ったり来たりして(ほぼ変な人) 何処でどんなことが出来るのかな? 残響は? お客さんの向きは? なんて、想像しつつ 見取り図等スケッチして帰りました。大原さんお奨めの「倉敷民芸館の囲炉裏の間」もいいなあ。
最後に高階館長の心のこもった講演(デューラーの1500年の肖像画は何故傑作か)を拝聴。 「瞳の反射」に見る空間写実等に、ほおお〜っと感心しつつ、最終新幹線で帰路に。 しかし、研究スライド用に部分拡大されても・・・まだ緻密って・・・
-------------------------------------------- 6/5の「悲」
オカメインコのノゴシ師匠♂を病院に連れていった。順調に回復中・・・よかった。 ところが、細胞診に出していたカメジイ♀の腫瘍は、やはり悪性であった。 覚悟はしていたが・・・・そうだったか。 今手術すれば転移せずに完治する可能性が高いそうだ。 ただ、右の翼を切り落とさねばならないという。 鳥が翼を失うとは、私が何を失う事に近いのか? その病院を私は信用している、しかし大きな手術を前にすると、 セカンドオピニオンは?・・・こんなことが頭をよぎる。 早期手術に限る・・・これは人も鳥も一緒。躊躇する時間は無駄なのであろうか? 入院は6/7の火曜。手術は6/8の水曜。 カメジイに日本語で手術のこと説明しても、彼女は微笑んでるだけ。 飛べなくなる事を彼女が知らないぶん...私は辛い。
自分の誕生日・・・あんまし嬉しくないな。PCの調子が悪くてHPの更新できず。
明日は生徒。その前にカメジイを飛ばせてやろう。
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No.129 - 2005/06/06(Mon) 03:36:45
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