このところ、ライヴや生徒のない日は家でずっと歌ってました。 私はバカなので、一曲を6時間歌っていても飽きないというか、気持ちいいというか、 ・・・単に始めると止らないだけですが。
先日、ギターの加藤崇之さんのHPが とうとう開設。 彼が若いころ色んなギタリストに好奇心ムラムラとしていく章と、 音楽勉強してる若者に向けた言葉が印象にのこりました。 ふと、自分が音楽始めた時ってどんなだったかな?...と考えました。
私は歌を始めたのが凄く遅かったので 同世代の奏者が既に10年も走ってる様な中、 一緒にやりたい奏者を探し、箱をあたり、曲書いて活動を始めました。 仕事の歌は歌わないと決めたぶん、始めは出れる店も凄く少なかったです。 そしたら・・・パワーが・・・余ってしまった(笑)
熱消費のため、一人旅もしました。 でも、歌うこ、弾くことが一番面白かったし、少しでも陶酔したかった。 今思えば大いなるカンチガイ陶酔! バイトの昼休といえば、ご飯を15分ですませ、地下鉄で日比谷図書館に急ぎ、 片っ端から気になるレコード借りまくり(一回に5枚借りれた!)それを夜中にテープ録音し、 翌日の出勤電車でまた聞く...の繰り返し。電車で感動の鳥肌たって恥ずかしかった! でも、勉強とは思ってなくて、ただ音楽が聞きたかったのです。
いつしかライヴも増えて、なんとかなるさ! みたいなノリも 出てくる訳ですけど、その良さと、良くない部分があるなあ、 と最近よく思います。 そのせいか、一曲を集中して歌いたくなる周期が来るのです。 そんなとき、実はほっとします。
さて、もう少し歌おう・・・。
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No.121 - 2005/05/19(Thu) 04:15:52
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