“清し この夜 星は光り 救いの御子(みこ)は 馬槽(まぶね)の中に 眠り給う いと安く
清し この夜 御告(みつ)げ受けし 牧人達は 御子の御前(みまえ)に ぬかずきぬ かしこみて
清し この夜 御子の笑みに 恵みの御代(みよ)の 朝(あした)の光 輝けり ほがらかに”
遠い地平線に太陽が消え、雪白し聖夜に心を休める時、 はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は、たゆみない宇宙の営みを告げている。 満天の星をいただく、はてしない光の海をゆたかに流れゆく風が頬を撫でると、遠き子供の頃のあの楽しき聖夜の思い出がよみがえってくる。
今宵、みなそれぞれの思いを胸に。
押忍
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No.217 - 2010/12/25(Sat) 21:34:53
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